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  • 更新日:2023年01月19日

iPad Pro 12.9インチと11インチをサイズ・重さ・用途で比較解説

iPad Pro 12.9インチと11インチをサイズ・重さ・用途で比較解説

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様々なタブレット端末が登場している今、使う場面も人それぞれでどんなものを選んだらよいか迷ってしまった経験はないでしょうか。

パソコンのように操作できるものや、本来のタブレット端末のように持ち運びに便利なものなど、様々な用途に対応しています。

ここではiPad Pro 12.9インチ(第6世代)と、iPad Pro 11インチ(第4世代)の2タイプを紹介します。

サイズやスペック、どんな用途に向いているかなどについて触れていくので、メインの使い方をポイントに選びましょう。

最新モデルiPad Pro 12.9とiPad Pro 11の比較

2022年10月にiPad Pro 12.9インチ(第6世代)とiPad Pro 11インチ(第4世代)が発表されました。

それぞれの本体サイズ、重量、スペック、価格について比較してみましょう。

2017年以降のiPad Proならどれを選んでも性能が高いですが、少しでも高性能なiPad Proを購入したいのであれば、2022年モデルのiPad Pro 12.9(第6世代)またはiPad Pro 11(第4世代)がおすすめです。

                 
  iPad Pro 12.9インチ
(第6世代)
iPad Pro 11インチ
(第4世代)
本体サイズ 280.6×214.9×6.4mm 247.6×178.5×5.9mm
重量 WiFiモデル:682g
WiFi+Cellularモデル:684g
WiFiモデル:466g
WiFi+Cellularモデル:468g
解像度 2,732 x 2,048ピクセル
264ppi
2,388 x 1,668ピクセル
264ppi
チップ Apple M2チップ
アウトカメラ 広角:1,200万画素 ƒ/1.8絞り値
超広角:1,000万画素、ƒ/2.4絞り値、125°視野角
インカメラ 超広角カメラ:1,200万画素、ƒ/2.4絞り値、122°視野角
容量・価格(税込)
※WiFiモデル
128GB:172,800円
256GB:188,800円
512GB:220,800円
1TB:284,800円
2TB:348,800円
128GB:124,800円
256GB:140,800円
512GB:172,800円
1TB:236,800円
2TB:300,800円
容量・価格(税込)
※Cellularモデル
128GB:196,800円
256GB:212,800円
512GB:244,800円
1TB:308,800円
2TB:372,800円
128GB:148,800円
256GB:164,800円
512GB:196,800円
1TB:260,800円
2TB:324,800円

本体サイズ・重量で比較する

  iPad Pro 12.9インチ
(第6世代)
iPad Pro 11インチ
(第4世代)
本体サイズ 280.6×214.9×6.4mm 247.6×178.5×5.9mm
重量 WiFiモデル:682g
WiFi+Cellularモデル:684g
WiFiモデル:466g
WiFi+Cellularモデル:468g

本体サイズはiPad Pro 11よりもiPad Pro 12.9が一回り大きくなり、0.5mmだけ厚いです。

重量はiPad Pro 11よりもiPad Pro 12.9のほうが200gほど重くなります。

持ち運びが多い場合は普段使いのバッグに入るのか、持ち運びせずに手元に置いて使う場面が多いかなどを考えて選ぶとよいでしょう。

スペックで比較する

  iPad Pro 12.9インチ
(第6世代)
iPad Pro 11インチ
(第4世代)
解像度 2,732 x 2,048ピクセル
264ppi
2,388 x 1,668ピクセル
264ppi
チップ Apple M2チップ
アウトカメラ 広角:1,200万画素 ƒ/1.8絞り値
超広角:1,000万画素、ƒ/2.4絞り値、125°視野角
インカメラ 超広角カメラ:1,200万画素、ƒ/2.4絞り値、122°視野角

基本的な性能はほぼ同じです。M2チップを搭載しています。

スペックで基本的な違いは、ディスプレイの解像度です。イラストを描いたり、美しい画質にこだわりのある人は参考にしましょう。

カメラは、iPad Pro 12.9、iPad Pro 11ともに1,200万画素の広角カメラを搭載しています。スマートHDR4を使った美しい写真が撮影可能です。

映像業界など現場でも使われているProResビデオ撮影にも対応したため、iPadだけで映画スタジオ並みの映像が撮れます。

価格で比較する

価格はiPad Pro12インチは172,800円(税込)~、11インチは124,800円(税込)です。

インチの差だけでなく、WiFiモデルとCellularモデルで価格が異なります。

容量は128GB・256GB・512GB・1TB・2TBの5つで展開しており、容量が増えるにつれて価格も上昇しています。

                                                                                               
iPad Pro 12.9インチ
(税込)
128GB256GB512GB1TB2TB
Apple
WiFiモデル
172,800円188,800円220,800円284,800円348,800円
Apple
Cellularモデル
196,800円212,800円244,800円308,800円372,800円
ドコモ219,890円238,590円275,660円347,710円420,420円
ソフトバンク221,760円239,760円275,760円347,760円420,480円
au198,000円213,840円245,520円311,040円374,400円
                                                                                               
iPad Pro 11インチ
(税込)
128GB256GB512GB1TB2TB
Apple
WiFiモデル
124,800円140,800円172,800円236,800円300,800円
Apple
Cellularモデル
148,800円164,800円196,800円260,800円324,800円
ドコモ166,980円185,020円221,540円293,700円365,750円
ソフトバンク167,760円185,760円221,760円293,760円365,760円
au149,760円165,600円198,000円261,360円326,880円

iPad Pro 12.9とiPad Pro 11は何が違うか

キーボードとピッチのサイズの違いや、画面の作業領域の違いを比較します。

キーボードとピッチのサイズ

2モデルには、それぞれに適したスマートキーボードフォリオがあります。

iPad Pro 12.9はフルサイズのキーボードとほぼ変わらない大きさとなっているので、タイピングに違和感なく使えます。

iPad Pro 11はキーサイズとピッチが小さめになっているので、フルサイズのキーボードを普段使いしている人は慣れるまで使いにくさを感じるかもしれません。

iPad Pro 12.9 キーサイズ:15mm
キーピッチ:19mm
iPad Pro 11 キーサイズ:14mm
キーピッチ:18mm

作業領域の広さ

iPad Pro 12.9とiPad Pro 11では、Split Viewで表示した場合に違いがでることがあります。

Split Viewとは、2つのアプリを左右に並べて表示したり、1つのアプリを2画面に表示したりできるマルチタスキング機能の1つです。

iPad Pro 12.9の場合はほとんどのパソコンビューが表示されますが、iPad Pro 11の場合だとパソコンビューの表示が少なくなります。

Webサイトやアプリによっては、表示領域の横幅で表示やUIが変わるものもあるので、作業効率を少しでも上げたい場合は考慮したほうがよいでしょう。

iPad Pro 12.9とiPad Pro 11のメリット・デメリット

持ち運びが多い人は普段持ち歩いているバッグに入るかなど、大きさや重さが気になるポイントではないでしょうか。

デザイナーやイラストを描く人にとっては、画面の大きさも重要なポイントです。

持ちやすさ、見やすさなどiPad Pro 12.9とiPad Pro 11を比較してメリット、デメリットをまとめました。

  iPad Pro 12.9 iPad Pro 11
メリット イラストが描きやすい画面サイズ
電子書籍が読みやすい
デュアルディスプレイとして使える
軽いので持ち運びに便利
片手で操作できるサイズ
デメリット 重いため持ち運びしづらい
カメラとして使いづらい
価格が高い
インカメラの位置がよくない

iPad Pro 12.9のメリット

イラストを描いたり書籍を読んだりすることがメインの場合、画面が大きく見やすい方がより使いやすいでしょう。

また、Webページを作成するときなどにデュアルディスプレイとして利用すれば、ブラウザ画面を増やして作業できます。

画面が大きく作業しやすい

Webクリエイターやデザイナーは、イラストの作成や画像編集、ソースコードを書き込みやすい方が作業がしやすいです。

そのため、ブラウザを大きく表示できるタイプが多く選ばれます。

ソースコードを書き込む場面とブラウザを同時に表示する場合は、画面が小さいと作業効率が下がってしまいます。

効率を重視するなら、大きな画面にソースコードとブラウザ画面を表示できるiPad Pro 12.9を選びましょう。

マンガが読みやすい

マンガを読むとき、画面が小さいと吹き出しの文字が見づらく感じます。

また、小さく見づらい部分を指で拡大したりと、さくっと読みたいときに少し手間がかかります。

iPad Pro 12.9の画面は、マンガ本を開いたときと同じくらいのサイズです。文字が小さくて読みづらくなることもなく、快適に読めるでしょう。

デュアルディスプレイとして使える

普段メインで使用しているパソコンの、サブモニターとして利用できます。

作業中にファイルやブラウザが重なって、どこに何を表示しているのか混乱してしまうことはありませんか。

画面面積が増えるため、複数のファイルを使って作業する際やブラウザ画面を別のモニターに出力したい場合には、デュアルディスプレイとして使えます。

画面を整理しながら使えるので、作業中に使いたいファイルをすぐ出力できます。

iPad Pro 12.9のデメリット

持ち運びして使う人にとって、本体の重さは気になるところでしょう。大きいがゆえのデメリットもあります。

本体が重い

12.9インチはWiFiモデルが682g、WiFi+Cellularモデルが684gと片手で持てるギリギリの重さです。

電車のつり革につかまって、片手で操作したい場合などには向いていないでしょう。

カメラ機能が操作しづらい

片手で操作しにくいサイズなので、カメラ機能が使いづらいです。

片手でも使えないことはありませんが、サイズも大きいためボタンの操作などがスムーズにはいかないでしょう。

値段が高い

iPad Pro 12.9インチと13インチのMacBook Airは同じ価格帯です。そのためMacBook Airを買うという選択肢もあります。

iPad Pro 11のメリット

12.9インチより一回り小さい分、持ち運びや操作性がアップします。

持ち運びが楽

タブレットとしての使い方がメインの人には、手元で使うサイズとして使いやすいので持ち運びに便利です。

重さも軽いので、バッグやポケットに入れて持ち運ぶこともできます。街中を歩くときにちょっと上着のポケットに入れておきたい場合などに便利です。

片手操作ができる

両手を使えない場面で、片手で操作をする時にフィットします。

重さもWiFiモデルが466g、WiFi+Cellularモデルが468gとiPad Pro 12.9インチより軽いので、手にかかる負担が軽くなります。

iPad Pro 11のデメリット

サイズが小さく軽量で片手で操作しやすいメリットが、デメリットになってしまうときもあります。

インカメラの位置がよくない

カメラ操作をする時に、インカメラの付いている箇所が指で隠れやすくなってしまいます。

顔認証をするときに、うまく認証できないということがあります。

iPad Proを使っている人の口コミ・評判

実際に使ってみた体験や口コミをまとめました。使った人でないとわからないリアルな部分を参考にしましょう。

iPad Pro 12.9を使っている人の口コミ

iPad Pro 12.9を使っている人の声をまとめると、下記のような声が見られました。

  • 画面が大きくてうれしい。
  • 6GHzにも対応している
  • 広い画面は使いやすい

iPad Pro 11を使っている人の口コミ

iPad Pro 11を使っている人の声をまとめると下記のような声が見られました。

  • 動画再生が見やすくて手軽。
  • イラスト描きやすくて液タブ不要
  • 高かったけどサクサクいい感じ
  • 動画編集によさそう

iPad Pro サイズ選びのポイント

何をメインにするかで選ぶべきサイズが決まります。

外に持ち運びすることが多いか、片手操作をすることが多いかなどもポイントとして考えるとよいでしょう。

iPad Pro 12.9がおすすめの人

  • パソコンと同じ用途で使いたい
  • 動画の編集やイラストを作成したい
  • オンラインゲームをしたい

iPad Pro 11がおすすめの人

  • 普段持ち運んで使う
  • 片手操作が多い

iPad Pro 12.9がおすすめの人

タブレットとしてではなく、パソコンの代わりとして使いたい人にはiPad Pro 12.9が向いています。

普段メインで使っているパソコンに繋げば、画面が大きいというメリットを生かして、イラストを描いたり画像や動画の編集に使ったりパソコンモニターのように利用できます。

Webの編集やプログラミングをする人にもコードが見やすく、ブラウザを複数表示できるようになるので、作業効率が上がるという利点があります。

また、オンラインゲームをよく利用する人にもおすすめです。

外に持ち出さずに、自宅やオフィスで使いたい方やカメラ機能を重視しない方にも向いています。

iPad Pro 11がおすすめの人

本来のタブレットとして使いたい人には、iPad Pro 11が向いています。iPad Pro 12.9と比べて軽量で小さいので片手操作がしやすく、持ち運びに便利です。

カフェや自宅などでくつろぎながら使う場合に、手に負担をかけず長時間動画を見たりWebサイトを見たりできます。

また、カバンにしまい込まずに上着のポケットに入れて運べます。移動の途中でカメラ機能をすぐ使えるので手軽に使いたい方にも向いています。

iPad Proを予約・購入する方法

iPad ProはMacBookと変わらない性能で、パソコンで行っていた作業の多くをこなせます。アプリをインストールすれば多岐に渡った使い方も可能です。

また、オンラインゲームをするときなど、iPhoneの画面では小さくて物足りないという人もこれまでより大きな画面で迫力のあるプレイが楽しめます

利用にあたって、申し込み方法や利用料金も確認しておきましょう。

手順1.WiFiかCellularか選ぶ

iPad Proには「WiFi」と「WiFi+Cellular」の2モデルがあります。

  • 外へ持ち運んで使用をしたい:WiFi+Cellularモデル
  • WiFi環境のある家の中だけで利用:WiFiモデル

「iPad WiFi」と「iPad WiFi+Cellular」の違いはGPSがついているかついていないかの違いで、基本的な性能は同じです。

「iPad WiFi+Cellular」の場合は、プロバイダとSIMカードの契約が必要です。

タブレットの料金プラン スマホとセット契約
月額料金(税込)
単体契約
月額料金(税込)
ドコモ データプラス:1,100円 ギガライト:3,465円~
ギガホ プレミア:5,555円~
au タブレットシェアプラン:1,100円 【タブレットプラン3 5G/4G】
3GB:1,100円

【タブレットプラン50 5G/4G】
50GB:5,280円
ソフトバンク データシェアプラン:1,078円 データ通信専用50GBプラン:5,280円

契約後に送られてくるSIMカードをスロットに挿入すれば、どこでも利用できるようになります。

「iPad WiFi」の場合は自宅にWiFiを使える環境が整っている、またはWiFiが無料で使えるスポットでの利用であれば、本体を購入するだけで利用料は無料で使えます。

手順2.キャリアで予約購入する

毎年新型iPadは予約が殺到し、予約から購入まで1ヵ月以上かかることも多いです。確実にiPad Proを手に入れたい方は、必ず予約しましょう。

キャリアごとに予約手順が異なるため、詳しい予約手順や必要なものは各記事を参考にしてください。

iPad Pro 12.9とiPad Pro 11は使用用途別でサイズを選ぼう

iPad Pro 12.9とiPad Pro 11について、大きさ、スペック、料金を比較しました。

また、使い勝手や利用料金なども説明しましたので、サイズ選びの際にはぜひ参考にしてください。

この記事でわかったこと

  • パソコンの代わりとして使いたい人はiPad Pro 12.9
  • 片手で操作や持ち運びしたい人はiPad Pro 11
  • 外へ持ち運んで使用をしたいならWiFi+Cellularモデル

パソコンと同等レベルのスペックを持ったタブレット端末が続々と登場している今、人気もどんどん上がっています。

重さやサイズにポイントを置いた決め方や、用途にポイントを置いた選び方があります。

自分にピッタリなものを選んで、今の生活をより便利に、より楽しいものにしましょう。

iPhone格安SIM通信 編集部 ― ライター
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