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[2023年]DSDSスマホ人気おすすめ機種7選!DSDSのメリットと使い方
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1台のスマートフォンに、2枚のSIMカードを同時に挿入して使用できる機能を「デュアルSIM」といいますが、デュアルSIMの種類の1つに「DSDS」があります。
DSDSといえば、スマホ1台で2つの電話番号を使えるほか、別の携帯会社が提供するプランを利用できるのが特徴です。
ここでは、DSDSスマホの基礎知識である特徴やメリットを説明した後、DSDSスマホの特性を生かした便利な使用方法を解説します。
さらに、DSDSスマホを検討している人におすすめしたい、DSDSに対応した人気機種を7つ紹介します。
目次
DSDSスマホとは?

1台のスマホに2枚のSIMカードを差し込めるDSDSスマホには、通常のスマホにはない特徴とメリットがあります。
最初にDSDSの概要やメリットについて見ていきましょう。
DSDSとは
「DSDS(デュアルSIM・デュアルスタンバイ)」は、デュアルSIMの種類の1つで、電話番号が違う2回線の着信を、切り替え作業なしで同時に待ち受けできることが大きな特徴です。
ただ、片方で通話をしている最中にもう片方で通信を利用するなど、同時に使用することはできません。使用の際は、片方のSIMを切り替えて利用します。
また、4G+4G(4G+3Gは使用可)のように、電波の組み合わせによっては使用できない場合があります。
DSSS・DSDV・DSDAとの違い
デュアルSIMには、DSDSのほかに、DSSS(デュアルSIMシングルスタンバイ)、DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)、DSDA(デュアルSIMデュアルアクティブ)の3タイプがあります。
DSSSは、SIMカードの切り替えを手動で行う必要がありますが、DSDS・DSDV・DSDAは、切り替えなしで2つの電話番号の同時待ち受けができるなど、デュアルSIMの種類によって、できることが異なります。
デュアルSIMの種類 | できること | できないこと |
---|---|---|
DSDS | 同時待ち受け SIMカードの自動切り替え 通信中にもう片方のSIMで電話の着信を受ける |
通話中にもう片方のSIMで通信利用 2つのSIMで同時通話 4G使用は片方のみ(1枚は3G使用) |
DSSS | 片方のSIMを有効する 有効になっているSIMで着信・通信が可能 |
同時待ち受け SIMカードの自動切り替え 無効になっているSIMは着信・通信できない 通話・通信の同時使用 4G使用は片方のみ |
DSDV | 同時待ち受け SIMカードの自動切り替え 通信中にもう片方のSIMで電話の着信を受ける 2枚とも4G使用可 |
通話中にもう片方のSIMで通信を利用する 2つのSIMで同時通話 |
DSDA | 同時待ち受け SIMカードの自動切り替え 通話中にもう片方のSIMで通信を利用する 2枚とも4G使用可 |
2つのSIMで同時通話 |
DSDSスマホのメリット
DSDSスマホには、その特性を生かしたいくつかのメリットがあります。
仕事・プライベートスマホが1台になる
DSDS対応のスマホなら、仕事とプライベートの異なる電話番号を1台にまとめられます。
1台のスマホに2枚のSIMを差し込んで使用できるため、1枚目のSIMを仕事用、2枚目のSIMをプライベート用に分けて利用することが可能です。
2台必要だったスマホを1台に集約することで、経費削減のほか、仕事の着信に気付かないといったリスクの軽減も期待できます。
通信料金が安くなる場合がある
DSDSスマホに利用する2枚のSIMカードは、それぞれ異なる携帯電話会社でも契約が可能です。そのため、SIMカードの組み合わせ次第では、通信料金が安くなるケースもあります。
たとえば、電話用のSIMカードは今まで通り大手キャリア、データ通信用は格安SIMのSIMカードを利用することで、これまでより月々の使用料金を安く抑えることが可能です。
海外旅行・出張時もスマホが使える
DSDSスマホの場合、国内用のSIMに海外用のSIMを組み合わせて、海外旅行や海外出張時に、同じスマホを利用できるというメリットがあります。
通常のスマホの場合、現地でモバイルWiFiルーターをレンタルするか、通話と通信のプリペイドSIMを差し替えて利用しなければなりません。
一方、DSDSスマホは使用している通話用のSIMはそのままに、通信用は海外旅行用のプリペイドSIMを差し込んで利用できます。
DSDSスマホの使い方
2枚のSIMカードを1台のスマホに集約した、DSDSスマホの特徴を生かした便利な活用法を3つ紹介します。
仕事用×プライベート用で使う
DSDSスマホは、1つの端末で2つの電話番号を所有できるため、今まで2台持ちしていた人も、仕事用とプライベート用のスマホを1台にまとめることが可能です。
また、DSDSは同時に待ち受けができるので、どちらの番号に着信があったのかは、画面を見ればすぐに確認可能です。そのため、ビジネスの電話を取り損ねるといった心配もありません。
キャリア×格安SIMで使う
DSDSスマホなら、大手キャリアのSIMカードと格安SIMカードをスマホ1台で利用可能です。キャリアと格安SIMを組み合わせることで、コストの削減にもつながります。
たとえば、メールアドレス・電話番号はキャリアを使用し、データ通信プランを格安SIMカードにするといった具合です。
その場合、キャリアのSIMをデータ容量が少ないプランに変更し、格安SIMの方はデータ容量の大きなプランにすることで、月々の利用料金を抑えることも可能です。
国内用×海外用で使う
DSDSスマホは、仕事やプライベートで海外に行く機会が多い場合にも便利です。国内で使用しているSIMと海外旅行用のSIMを組み合わせれば、渡航先でもスマホ1台で電話と通信が利用できます。
なお格安SIMは、一般的にデータ通信のローミング(海外でデータ通信を行う仕組み)に対応していないため、通常のスマホの場合、モバイルWiFiルーターをレンタルするかSIMカードの差し替えが必要です。
そのため、海外で通信用のSIMを利用している間は、電話の着信を受け取れません。
一方、DSDSスマホなら、海外でも電話と通信用のSIMをスマホ1台に集約できるので、通信を利用している最中に電話の着信が受けられます。
DSDSおすすめの人気スマホ

ここでは、「DSDS」に対応したおすすめ人気スマホを7つ紹介します。支払いに便利なおサイフケータイ(FeliCa)や、SIMカード2枚に加えmicroSDカードも挿入できるトリプルスロット搭載のモデルも必見です。
iPhone SE(第2世代)
2020年4月発売の「iPhone SE(第2世代)」といえば、手のひらに収まるコンパクトなサイズ(4.7インチ)が特徴で、ホームボタンや指紋認証など、誰でも片手で操作しやすいのが魅力です。
小さめではありますが、スマホの頭脳ともいえるCPUは、iPhone 11シリーズと同じ「A13 Bionic」を採用しており、毎日の買い物や乗り物の支払いに便利なApple pay(FeliCa)も使えます。
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約67.3×138.4×7.3mm |
---|---|
重さ | 約148g |
ディスプレイ | 4.7インチ |
ストレージ | 64GB/128GB/256GB |
バッテリー容量 | 1,821mAh(Qi対応) |
メインカメラ/前面カメラ | 1,200万画素F1.8/700万画素F2.2 |
Apple pay | Felica NFC |
3スロット | なし |
iPhone 12シリーズ
2020年10~11月発売の新モデルiPhone 12シリーズには、コンパクトサイズの12mini、標準モデルの12、カメラ機能に優れた12Pro/12ProMaxの4種類があり、それぞれ「DSDS」に対応しています。
サイズや容量、カメラ機能など、用途に合わせた選択が可能です。カメラ機能にこだわるなら、光学2倍ズーム搭載の12Proや、アップル最高峰のカメラ機能を持つ(光学2.5倍ズーム搭載)12ProMaxがおすすめです。
iPhone12mini/12 | iPhone 12 Pro/Max | |
---|---|---|
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約64.2×131.5×7.4mm /約71.5×146.7×7.4mm |
約71.5×146.7×7.4mm /約78.1×160.8×7.4mm |
重さ | 約133g/約162g | 約187g/約226g |
ディスプレイ | 5.4インチ/6.1インチ | 6.1インチ/6.7インチ |
ストレージ | 64GB/128GB/256GB | 128GB/256GB/512GB |
バッテリー容量 | 2,227mAh/2,815mAh | 2,815mAh/3,687mAh |
アウトカメラ/インカメラ | 1,200万画素/1,200万画素 TrueDepthカメラ | 1,200万画素/1,200万画素 TrueDepthカメラ |
Apple Pay | FeliCa・予備電力機能付きエクスプレスカード | FeliCa、予備電力機能付きエクスプレスカード |
3スロット | なし | なし |
iPhone 12の各モデルの違いを以下の記事で紹介しています。ぜひご覧ください。
ZenFone 7/7 Pro
ASUSの「ZenFone 7/7 Pro(2020年10月発売)」は、前世代ZenFone6最大の特徴であるフリップカメラ(背面カメラが正面まで180度回転)からさらに進化した「トリプルフリップカメラ」を搭載しています。
これまで搭載されていたメインカメラ・超広角カメラに加え「望遠」が追加されたので、様々な撮影シーンに対応可能です。画素数も4,800万から6,400万に上がり画質の鮮明度もグレードアップしました。
ZenFone 7 | ZenFone 7Pro | |
---|---|---|
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約77.2×165×9.6mm | 約77.2×165×9.6mm |
重さ | 約235g | 約235g |
ディスプレイ | 6.67インチ | 6.67インチ |
ストレージ | 128GB | 256GB |
バッテリー容量 | 5,000mAh | 5,000mAh |
アウトカメラ/インカメラ | 6,400万画素(メイン)+1,200万画素(超広角)+800万画素(望遠))/6,400万画素 | 6,400万画素(メイン)+1,200万画素(超広角)+800万画素(望遠)/6,400万画素 |
おサイフケータイ | なし | なし |
3スロット | 〇 | 〇 |
moto g9 play
モトローラから2020年10月にリリースされた「moto g9 play」は、バッテリー容量が5,000mAhと大容量のため、1回の充電につき約2日以上駆動可能で外出先でも電池切れの心配がありません。
動画視聴や音楽・ゲームなど、時間を気にせず楽しめるため、エンターテインメント性に重きを置いたモデルです。また、20Wの急速充電にも対応しているので充電時間も短縮できます。
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約75.73×165.21×9.18mm |
---|---|
重さ | 約200g |
ディスプレイ | 6.5インチ |
ストレージ | 4GB/64GB |
バッテリー容量 | 5,000mAh |
アウトカメラ/インカメラ | 4,800万画素(メイン)+200万画素(マクロ)+200万画素(深度センサー)/800万画素 |
おサイフケータイ | なし |
3スロット | 〇 |
moto g PRO
moto g9 playと同時に発表された「moto g PRO」は、タッチペン付きで、ふと思いついたアイデアやメモをディスプレイに書き込めます。
線の太さやフォント・色を自由に選んで、撮影した写真にデコレーションすることも可能です。
また、タッチペンは本体の格納スロットに差し込めるため、外出先でもかさばることはありません。
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約75.88×158.55×9.2mm |
---|---|
重さ | 約192g |
ディスプレイ | 6.4インチ |
ストレージ | 最大512GB※独立スロットあり |
バッテリー容量 | 4,000mAh |
アウトカメラ/インカメラ | 4,800万画素(メイン)+200万画素(マクロ)+1,600万画素超広角(アクションカメラ)/1,600万画素 |
おサイフケータイ | なし |
3スロット | 〇 |
ZenFone Max(M2)|3スロット
2019年3月に発売された「ZenFone Max(M2)」は、SIMカード2枚とmicroSDカードの合計3枚を同時利用できる「トリプルスロット(3スロット)」対応機種です。
そのため、写真や動画・ゲーム等のアプリやデータの保存に不足がありません。また、DSDVにも対応しているので、SIMカードを、2枚とも4Gにすることも可能です。
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約76.2×158.4×7.7mm |
---|---|
重さ | 約160g |
ディスプレイ | 6.3インチ |
ストレージ | 32GB/64GB |
バッテリー容量 | 4,000mAh |
アウトカメラ/インカメラ | 約1,300万画素(メイン)+約200万画素(2nd)/約800万画素 |
おサイフケータイ | なし |
3スロット | 〇 |
OPPO Reno3 A|スロット・おサイフケータイ
2020年モデルの「OPPO Reno3 A」の特徴は、あらゆる撮影シーンに対応する充実したカメラ機能です。
大人数の撮影や景色などのワイド撮影に活躍する「119度超広角レンズ」や、夜景を鮮明に撮影できる「ウルトラナイトモード」など、用途に合った4眼カメラを搭載しています。
また「おサイフケータイ」にも対応しているので、毎日の買い物や乗り物などの支払いもスムーズです。
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約74.1×160.9×8.2mm |
---|---|
重さ | 約175g |
ディスプレイ | 6.44インチ |
ストレージ | 128GB |
バッテリー容量 | 4,025mAh、急速充電: Quick Charge 2.0 |
アウトカメラ/インカメラ | 4,800万画素+800万画素+200万画素+200万画素/1,600万画素 |
おサイフケータイ | 〇 |
3スロット | 〇 |
格安SIM通信では「OPPO Reno3 A」の実機レビューをしています。ぜひ参考にしてください。
DSDSスマホを目的に合わせて便利に活用しよう

DSDSスマホのの特徴は、1台のスマホに2枚のSIMカードを差し込んで、両方同時に待ち受けできる点です。仕事とプライベート用のスマホを1台で管理できるので2台持つ必要がありません。
また、キャリアと格安SIMを組み合わせて月々の使用料金を安く抑えたり、海外旅行や海外出張でも同じスマホが使用できるなど、様々な使い方ができるのもDSDSスマホならではの魅力です。
DSDSスマホを選ぶ際は、容量やおサイフケータイ・3スロットなど、用途に応じた機能をよく吟味して選び、目的に合わせて便利に活用しましょう。
公開日時 : 2021年02月18日
