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LINEモバイルの新料金プランはお得?旧料金プランとの違いを比較解説

LINEモバイルの新料金プランはお得?旧料金プランとの違いを比較解説

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※カシモWiMAXは株式会社マーケットエンタープライズの関連会社、株式会社MEモバイルが運営しています。

※LINEモバイルは2021年3月31日(水)に新規申し込みを終了します。

乗り換えを検討している方は、ソフトバンク「LINEMO」のメリット・デメリットを解説した記事をご覧ください。

LINEモバイルが新料金プランを発表しましたが、現在旧料金プランのままにした場合と、新料金プランに切り替えた場合ではどちらがお得なのかが気になるところですね。

今回は新料金プランを詳しく説明しつつ、旧料金プランとの比較をしながら、どちらがよりお得なのか紹介します。

新料金プランの口コミや、旧料金プランから新料金プランへの変更の仕方も説明していくので、新しく契約を検討している人もぜひ参考にしてみてください。

LINEモバイルの新料金プラン

LINEモバイルの新料金プランは「ベーシックプラン」のみですが、データ容量が500MB、3GB、6GB、12GBの中から選択でき、データフリーもオプションで追加することができます。

まず、新料金プランの月額利用料とオプションについて説明します。

LINEモバイルの月額料金プラン

LINEモバイルの料金プランは非常にシンプルで、「SIMタイプ」「データ容量」を選ぶだけです。

LINEモバイルのSIMタイプは、「音声通話SIM」「データSIM」の2種類です。データ容量は、500MB~12GBまで選ぶことができます。

LINEモバイルの月額料金プランは以下の表の通りです。

データ量 音声通話SIM データSIM
500MB 1,100円 600円
3GB 1,480円 980円
6GB 2,200円 1,700円
12GB 3,200円 2,700円

LINEモバイルには、オプションとしてLINE利用時のデータ通信量が0になる「LINEデータフリー」、LINEのほかに対象のSNS利用時にデータ通信量が0になる「SNSデータフリー」「SNS音楽データフリー」があります。

また、LINEモバイルではお得なキャンペーンも定期的に実施されているのでぜひチェックしてください。

LINEモバイルの口コミ・評判や、料金プランについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

3つのデータフリーオプション

データフリーとは、対象サービス利用時にデータ通信量を消費しない機能です。データ容量を使い切った場合でも、データフリー対象サービスの通信速度は落ちません。

月額のオプション料金をプラスで支払うだけで、加入できます。

データフリーオプション 月額オプション料金 対象サービス
LINEデータフリー 0円 LINE利用時のデータ通信量がゼロ
SNSデータフリー 308円(税込) LINE、Twitter、Facebook利用時のデータ通信量がゼロ
SNS音楽データフリー 528円(税込) LINE、Twitter、Facebook、Instagram、LINE MUSIC利用時のデータ通信量がゼロ

「LINEMO」の料金プラン

ソフトバンクは、2020年12月にオンライン専用新ブランドを発表しました。LINEMOのサービス開始に伴い、LINEモバイルはソフトバンクに吸収合併される見込みです。

LINEMOはLINEモバイルの新料金プランとしてではなく、ソフトバンクの新しいブランドとして提供されます。また、サービス開始と同時期にLINEモバイルの新規受付が終了する予定です。

LINEモバイルの料金プランからLINEMOにプラン変更することも可能なので、月額料金やデータ容量などのプラン概要を見ていきましょう。

(税込) LINEMO
データ容量 3GB 20GB
月額料金 990円 2,728円
制限時速度 300kbps 1Mbps

現在LINEモバイルを利用している方、またはこれからLINEモバイルの契約を検討している方は、現行プランを使い続けることも可能ですが、LINEMOにプラン変更することもできます。

手数料は、契約事務手数料、SIM交換・再発行、MNP転出手数料、契約解除料全て0円となっています。

申し込みは完全オンラインで、LINEのアプリからも申し込み可能です。

また、eSIMやeKYC対応で最短即日開通で利用できるのも大きな魅力です。

ソフトバンク「LINEMO」のメリット・デメリットについてもまとめていますので、気になる方はあわせてお読みくださいね。

旧料金プランとの違いを比較

以前までのLINEモバイル旧料金プランと、先ほど説明した新料金プランとの違いを比較しました。

新料金プランは選択できるデータ容量が違う

旧料金プランのデータ容量は、1GB、3GB、5GB、7GB、10GBから選択できました。

新料金プランのデータ容量は「データSIM(SMSつき)」と「音声通話SIM」共に500MB、3GB、6GB、12GBからの選択となります。

旧料金プランの最小データ容量と、新料金プランの最小データ容量(同様のサービス)を比べてみると、このような料金プランがあります。

旧料金プラン「LINEフリープラン」 データSIM(SMSなし)1GB 550円(税込)
新料金プラン「ベーシックプラン」 データSIM(SMSつき)LINEデータオプション500MB 660円(税込)

最小データ容量で比較してみると容量が半減し、なおかつ値上がりしてしまうため、現在旧料金プランで「LINEフリープラン」データSIM(SMSなし)を利用している人はよく検討しましょう。

※現在、新規での旧料金プラン加入はできません。

新料金はデータフリーがオプションになる

新料金プランでは、データフリーはオプションで選択すると説明しましたが、旧料金プランは3つのプランにわかれており、データフリーオプションはそれぞれプランに組み込まれています。

  • 旧料金プラン
LINEフリープラン 1GB LINE利用時のデータ通信量がゼロ
コミュニケーションフリープラン 3GB LINE、Twitter、Facebook、Instagram利用時のデータ通信量がゼロ
5GB
7GB
10GB
MUSIC+プラン 3GB LINE、Twitter、Facebook、Instagram、LINE MUSIC利用時のデータ通信量がゼロ
5GB
7GB
10GB

  • 新料金プラン
プラン SIM 容量
ベーシックプラン データSIM(SMSつき) 500MB、3GB、6GB、12GB
音声通話SIM 500MB、3GB、6GB、12GB

このプランにプラスで、次のオプションを選択します。

プラン オプション料金 対象サービス
LINEデータフリー ベーシックプラン月額+0円/月 LINE利用時のデータ通信量がゼロ
SNSデータフリー ベーシックプラン月額+308円(税込)/月 LINE、Twitter、Facebook利用時のデータ通信量がゼロ
SNS音楽データフリー ベーシックプラン月額+528円(税込)/月 LINE、Twitter、Facebook、Instagram、LINE MUSIC利用時のデータ通信量がゼロ

新料金プランにはデータ専用SIMの提供なし

旧料金プランには「LINEフリープラン」にデータSIM(SMSなし)というデータ専用SIMの提供がありましたが、新料金プランではデータ専用SIMの提供はありません。

新料金プランでは、「ベーシックプラン」のデータSIM(SMSつき)LINEデータフリーオプションが、旧料金プランのデータ専用SIMのプランに一番近いものとなります。

Instagram通信量ゼロはSNS音楽データフリーだけ

旧料金プランでは、「コミュニケーションフリープラン」と「MUSIC+プラン」のデータフリー対象に「Instagram」が含まれていました。

ですが、新料金プランで「Instagram」がデータフリーになるのは「SNS音楽データフリーオプション」のみとなります。

旧料金プランで「コミュニケーションフリープラン」として契約していたInstagramユーザーは、データフリー対象のSNSに注意が必要です。

旧料金と新料金はどちらがお得なのか

新料金プランでは料金や容量、対象サービスなど多くの点が新しくなりました。

結局どちらがお得なのか、それぞれの違いを知った上で考えていきましょう。

最安値でLINEフリー重視なら旧プラン

LINEモバイルを使用する上で、月額利用料を極力抑えたい・LINEを多く使う・その他SNSはあまり使わないといった人には、旧料金プランがおすすめです。

  • 旧料金プラン「LINEフリープラン」:LINE利用時のデータ通信量がゼロ
SIM 容量 月額基本利用料
データ専用SIM 1GB 550円(税込)/月
データSIM(SMSつき) 1GB 682円(税込)/月
音声通話SIM 1GB 1,320円(税込)/月

  • 新料金プラン「ベーシックプラン+LINEデータフリーオプション(0円/月):」LINE利用時のデータ通信量がゼロ
SIM 容量 月額基本利用料
データSIM(SMSつき) 500MB 660円(税込)
3GB 1,078円(税込)
6GB 1,870円(税込)
12GB 2,970円(税込)
音声通話SIM 500MB 1,210円(税込)
3GB 1,628円(税込)
6GB 2,420円(税込)
12GB 3,520円(税込)

旧料金プランで1GBのLINEフリープランを使用していた場合、データ容量と金額を比べると旧料金プランの方がお得です。

とくにLINEフリープランでデータ専用SIMを使用していた場合、最安値でLINEデータフリーを選択するとデータ容量1GBが500MBに半減、料金が550円/月(税込)→660円/月(税込)になってしまいます。

そのため、実質値上がりとなってしまいます。

SNSを使う人はInstagramありの旧料金がお得

SNSをより多く使う人・Instagramを使用したい人には、旧料金プランがおすすめです。

  • 旧料金プラン「コミュニケーションフリープラン」:LINE、Twitter、Facebook、Instagram利用時のデータ通信量がゼロ
SIM 容量 月額基本利用料
データSIM(SMSつき) 3GB 1,221円(税込)
5GB 1,804円(税込)
7GB 2,530円(税込)
10GB 2,640円
音声通話SIM 3GB 1,904円(税込)
5GB 2,442円(税込)
7GB 3,168円(税込)
10GB 3,542円(税込)

  • 新料金プラン「ベーシックプラン+SNSデータフリーオプション」:LINE、Twitter、Facebook利用時のデータ通信量がゼロ。※Instagramは含まれていません。
SIM 容量 月額基本利用料
データSIM(SMSつき) 3GB 1,386円(税込)
6GB 2,178円(税込)
10GB 3,278円(税込)
音声通話SIM 3GB 1,936円(税込)
6GB 2,728円(税込)
12GB 3,828円(税込)

※500MBはSNSデータフリーオプションの対象外です。

3GBで比較してみると、旧料金プランが月額基本利用料金においてお得です。

また、新料金プランのSNSデータフリーオプションには、Instagramが含まれません。別のオプションである「SNS音楽データフリー」には含まれています。

ですが、新料金プランで加わった6GBと12GBは容量と料金で比較すると、旧料金プランと比較しても、また、新料金プランの3GBよりも、容量に対する料金としてみると、割安になっています。

Instagramを利用するのか・容量にこだわりはあるのかなど、利用するにあたって、自分が重視する点を明確にしておくことが必要です。

LINE MUSICを利用する人は新料金プランがお得

LINE MUSICを利用する人は、新料金プランがおすすめです。

  • 旧料金プラン「MUSIC+プラン」:LINE、Twitter、Facebook、Instagram、LINE MUSIC利用時のデータ通信量がゼロ
SIM 容量 月額基本利用料
データSIM(SMSつき) 3GB 1,991円(税込)
5GB 2,354円(税込)
7GB 2,970円(税込)
10GB 3,234円(税込)
音声通話SIM 3GB 2,629円(税込)
5GB 2,992円(税込)
7GB 3,608円(税込)
10GB 3,872円(税込)

  • 新料金プラン「ベーシックプラン+SNS音楽データフリーオプション」:LINE、Twitter、Facebook、Instagram、LINE MUSIC利用時のデータ通信量がゼロ
SIM 容量 月額基本利用料
データSIM(SMSつき) 3GB 1,606円(税込)
6GB 2,398円(税込)
12GB 3,498円(税込)
音声通話SIM 3GB 2,156円(税込)
6GB 2,948円(税込)
12GB 4,048円(税込)

※500MBはSNS音楽データフリーオプションの対象外です。

3GBで比較してみると新料金プランがお得です。

6GBと12GBにおいても旧料金プランよりもお得で、新料金プランの3GBよりも容量に対する料金が割安に設定されています。

LINEモバイル新料金プランについての口コミ

LINEモバイルの新料金プランへの口コミも参考にしてみてください。

新料金の良い口コミ

LINEやTwitterをメインに使うユーザーにとっては、新料金の方が安くお得になるということがわかります。

新料金の悪い口コミ

Instagramをメインに使いたいユーザーにとっては、新料金は実質値上げとなるため、旧料金のままにしている人が多いようです。

現在のプランから新料金プランへの変更方法

旧料金プランから新料金プランへの変更方法を説明します。

LINEMO

SIMタイプが同じならマイページで変更

現在使用しているSIMのタイプを変更しないのであれば、パソコンやスマートフォンから、LINEモバイルのマイページにて変更することができます。

  1. まず、LINEモバイルのマイページにログインします。このとき、「ログインID」と「パスワード」が必要です。
  2. 右上にあるMENUをタップして「プラン・オプション」を選択します。
  3. プラン情報の「変更する」ボタンをタップします。
  4. 好きなプランを選択し、「新プランに変更する」ボタンをタップすると、変更完了です。

SIMのタイプが違ったり、変更適用中の毎月1日朝7〜15時頃は手続きができないため、あらかじめ確認しておきましょう。

また、ソフトバンク回線の場合、毎月月末20時から翌日1日はシステムの都合上、プラン変更手続きができないため注意が必要です。

プラン変更してもデータは繰り越し可能

プランを変更した場合でも、余ったデータ容量は翌月末まで繰り越しが可能です。

ただし、ドコモ回線で旧料金プランから新料金プランに変更する場合のみ、システムの都合上、データ通信料は繰り越しができません。

SIMタイプが異なる場合は手数料が必要

「旧料金プランではデータSIM(SMSつき)を使っていたけれど、新料金プランでは音声通話SIMに変えたい」というように、SIMタイプが異なる場合は手数料が必要になるため、事前にかかる料金を確認しておきましょう。

変更にかかる費用は、「解約手数料(1,100円/税込)」と「登録手数料(3,300円/税込)」です。

ただし、旧料金プランが最低利用期間(利用開始日から起算し、利用開始日を含む月を1カ月目として12カ月目の末日まで)に満たない場合は、解約手数料が10,780円(税込)となります。

そのため、変更する前に利用期間をあらかじめ確認しておきましょう。

ちなみに、2019年10月1日以降に契約した人は解約手数料が1,100円(税込)です。

また、データ専用SIMからの変更は解約手数料が無料となりますが、新料金プランへ変更したあとにプランを戻すことは不可能です。

料金プランの比較でも説明した通り、新料金プランに「データ専用SIM」のプランはありません。

同じようなプランだと新料金プランの方が高いため、変更する際はあらかじめそのことと、プランを戻せないことを覚えておきましょう。

新料金プランのキャンペーン

新料金プランへ変更するうえで、手数料を最大無料にできる方法や、現在行っているお得なキャンペーンを紹介します。

2回線目は登録事務手数料が最大無料

新料金プランに変更する際にSIMタイプの変更が必要な場合は、LINEモバイルが設けている、「2回線目以降のウェブ登録事務手数料最大無料」の追加申込をする方法がおすすめです。

家族用や2台持ち用に契約するときと同じように、旧料金プランを解約する前に2回線目として新料金プランの登録手続きを行うと、登録事務手数料の節約ができます。

  • データSIM(SMS付き):ウェブ登録事務手数料 3,300円(税込)→550円(税込)
  • 音声通話SIM: ウェブ登録事務手数料 3,300円(税込)→0円

適用を受けるには、新料金プランの登録手続きを行ったあとに旧料金プランの解約を行ってください。

月額基本利用料2カ月0円キャンペーン

2020年2月19日より、対象者が月額基本利用料2カ月無料というキャンペーンが始まっています。

キャンペーン対象者は次の通りです。

【月額基本利用料2カ月0円キャンペーン対象者】

  • 音声通話SIM限定 ベーシックプラン3GB以上の新規契約、または、プラン変更でお申し込み、課金開始日を迎えた人

初月月額基本料金0円となり、2か月目は1,628円(税込)の割引となりますので、3GBを契約した人は実質2カ月0円となります。

このキャンペーンは過去に「SNS使い放題 新・月300円キャンペーン」や「スマホ月額基本利用料 半額キャンペーン」が適用されていた回線は対象外です。また、1回線につき1回限りの適用となります

また、月額基本利用料2カ月0円キャンペーンのほかに、「データフリーオプション2カ月0円キャンペーン」も行っています。

【データフリーオプション2カ月0円キャンペーン詳細】

  • キャンペーン期間中に音声通話SIMで「SNSデータフリー」または「SNS音楽データフリー」にはじめてお申し込み、課金開始日を迎えた人

データフリーオプションの課金開始月とその翌月の利用料が無料となります。

こちらも、1回線につき1回限りの適用です。

料金プランを比較して自分に合ったほうを選ぼう

LINEモバイルの新料金プランについて、料金帯やデータフリーオプションなど、旧料金プランと比較しながら説明してきました。

今まで通りがよいのか新料金プランに変更した方がよいのか、どのような携帯の利用方法をしているかによって変わってきます。

一度、自分の使い方を旧料金プランと新料金プランに照らし合わせて見直し、自分に合っているプランを選んでください。

公開日時 : 2020年04月25日

菅野 辰則 ― ライター
菅野 辰則 ― ライター

最新ガジェット、家電、デバイスが大好物。秋葉原、ネットショップでコスパの高い中古端末に目を光らせている。iPhone・iPadを格安SIMとWiMAXで利用中。趣味はダンス、週4日のトレーニングを欠かさない。

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