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格安SIMのかけ放題プランでお得なものは?おすすめの格安SIMを紹介

格安SIMの「かけ放題」について各社のサービスの料金や特徴を詳しく解説していきます。料金体系の違いや通話方式の違いによる通話品質の違いなども解説した上で、おすすめの格安SIMを紹介します。
ワイモバイル 格安SIMのかけ放題プランでお得なものは?おすすめの格安SIMを紹介

「格安SIMでお得にスマホを使いたいけど、通話料を気にせず通話もしたい」という方も多いのではないでしょうか。

また格安SIMにも大手キャリアのようなかけ放題サービスがあるのかどうか気になる方もいると思います。

結論からいうと、格安SIMでも多くの事業者が「かけ放題」を謳ったサービスを提供しています。

しかし提供する会社やプランによって通話品質や料金体系が異なり、選び方を間違えると後悔してしまう可能性もあります。

そこでこの記事では格安SIMのかけ放題について、各社のサービスの料金や特徴を比較した上でおすすめの格安SIMを紹介していきたいと思います。

ぜひ参考にして自分にぴったりの格安SIMを探してみてください。

格安SIMのかけ放題は会社によって違いがあるのか

「かけ放題」とはどれだけ通話をしても定額料金で済むサービスのことです。他に「通話し放題」や「通話定額」というサービス名で呼ばれることもあります。

格安SIMの中にもこうした「かけ放題」や「定額」という名前のついたサービスを提供する会社がありますが、会社によってサービスの内容や品質に違いはあるのでしょうか。

ここでは格安SIMにおける「かけ放題」の特徴とサービスの違いについて解説します。

完全なかけ放題を提供する会社は少ない

大手キャリアのかけ放題は「国内通話24時間かけ放題」の完全かけ放題が基本です。しかし格安SIMの場合制限のない完全かけ放題を実施している会社は少なく、条件付きのかけ放題が多くなっています。

完全かけ放題を実施しているのはUQモバイルやワイモバイルをはじめとする一部の格安SIM業者です。

中でもUQモバイルとワイモバイルはauとソフトバンクのサブキャリアであるため、プランの内容もキャリアと近いものになっています。

格安SIMのかけ放題は「始めの○分間は通話料無料」、「「月間総通話時間が〇分以内までは無料」といった条件がついているものがほとんどです。

「かけ放題」と聞くと大手キャリアのような完全かけ放題をイメージしてしまうかもしれませんが、格安SIMの場合はこのような意味合いのサービスがほとんどですので、注意してください。

通話方式によって繋がりにくくなることがある

かけ放題の通話方式には3つの種類があり、それぞれ通話品質が異なります。通話品質にこだわりたい場合は、通話方式を確認してから格安SIMを契約することをおすすめします。

通話品質が高い通常回線

通常電話回線は大手キャリアが使用している電話回線です。大手キャリアと変わらない通話品質で電話をすることができ、特にデメリットなどはありませんが、格安SIMでこれを採用している会社は非常に少数です。

快適に通話をしたいという場合は通常の電話回線を使っている格安SIMを選ぶことがおすすめです。

少し安い回線プレフィックス

プレフィックス通話は業者ごとに決められた電話番号をつけることで、安い回線が使えるという仕組みのことです。

電話をかける際に毎回決められた番号を頭につけるという手間がありますが、専用アプリを使えば、自動で番号を付けることができます。

格安SIMではプレフィックス通話を使えるアプリやアプリを使ったかけ放題を充実させることで、通話料の負担を抑えられるようにしている業者が多くなっています。

通常回線と比べても通話品質に差はほとんどありませんが、アプリを使う手間や一部発信できない番号があるというデメリットもあります。

なお決められた番号を付け忘れて長電話をした場合、高い通話料を請求されることになりますので注意が必要です。

データ通信を使うIP電話

IP電話はインターネット回線を使用した通話方式です。IP電話では新たに付与される「050」から始まる電話番号を使用することになり、通常の「080」や「090」の電話番号を使用することはできません。

データ通信の回線を利用するため、通信が不安定な時には通話が途切れたり、遅れたりすることがありますが、一方で電話回線を使わないため、データSIMでも契約できるというメリットがあります。

なお、110番や119番への発信ができないため注意しましょう。

IP電話は多少通話品質が下がっても構わないという方やデータSIMで契約する方におすすめの通話方式です。

かけ放題プランがある会社

ここからはかけ放題プランがある格安SIMを次の2つのパターンに分けて紹介していきます。

なおかけ放題オプションが複数ある会社の場合は別々に紹介します。

月額料金に組み込まれている会社

まずはオプションとしてではなく、あらかじめかけ放題が含まれたプランを提供している格安SIMを紹介します。

現在かけ放題が含まれるプランを提供しているのは「楽天モバイル」「ワイモバイル」「UQモバイル」の3社です。

それぞれのプラン名と内容を次の表にまとめました。

会社 プラン名 内容 月額基本料 割引など
楽天モバイル スーパーホーダイ 10分以内の国内通話が何度でも無料 プランS(2GB)2,980円(税抜) 楽天会員なら1年目の月額が1,480円~になる
ワイモバイル スマホベーシックプラン 10分以内の国内通話が何度でも無料 S(3GB)2,680円(税抜) 新規契約なら6ヵ月間の月額が1,980円~になる
UQモバイル おしゃべりプラン・ぴったりプラン(新規受付終了)

    おしゃべりプラン:5分以内の国内通話が何度でも無料

    ぴったりプラン:データ容量に応じて毎月60分~180分の無料通話

プランS(3GB)1,980円(税抜)  現在はなし

UQモバイルの「おしゃべりプラン」「ぴったりプラン」に関しては、2019年9月で新規受付を終了しており、現在は申し込みができません。なお、それ以前に契約した方は引き続き利用することが可能です。

通話方式については、楽天モバイルがプレフィックス通話、ワイモバイルとUQモバイルが通常の電話回線を使用しており、通話品質に問題はありません。

オプションで追加できる会社

次にオプションとしてかけ放題を提供している格安SIMを紹介します。ここでは、完全かけ放題を提供している会社と時間制限付きのかけ放題を提供している会社に分けて紹介していきます。

完全かけ放題を提供している会社

現在オプションとして制限なしのかけ放題を提供しているのは、ワイモバイル、UQモバイル、イオンモバイル、QTモバイルの4社です。それぞれのサービス名と内容を次の表にまとめました。

会社 サービス名 月額 内容
ワイモバイル スーパー誰とでも定額 1,000円(税抜)(ケータイプランの場合は1,500円) 全ての国内通話がかけ放題
UQモバイル かけ放題(24時間いつでも) 1,700円(税抜) 全ての国内通話がかけ放題
イオンモバイル 050かけ放題

1,500円(税抜)

専用アプリからの発信で、全ての国内通話がかけ放題
QTモバイル 無制限かけ放題 2,500円(税抜) 専用アプリからの発信で、全ての国内通話がかけ放題

4社ともこのオプション料金を毎月支払うことで、全ての国内通話が無制限でかけ放題になりますが、イオンモバイルとQTモバイルは専用アプリから発信する必要があります。

イオンモバイルの「050かけ放題」の通信方式はインターネットを使ったIP電話です。IP電話ですので、新たに取得した050から始まる電話番号を使用することになります。

QTモバイルの「無制限かけ放題」の通信方式はプレフィックス通話で、専用アプリ「QTモバイルアプリ」から発信するか、発信前にプレフィックス設定を行う必要があります。

時間制限ありのかけ放題を提供している会社

次に現在オプションとして時間制限ありのかけ放題を提供している11社のサービスを紹介します。

それぞれのサービス名と内容を次の表にまとめました。同じ会社が複数のサービスを提供している場合はそれぞれのサービスを紹介しています。

会社 サービス名 月額 内容
UQモバイル かけ放題(10分/回) 700円(税抜) 1回10分までの国内通話が何度でもかけ放題
UQモバイル 通話パック(60分/月) 500円(税抜) 1カ月の国内通話が最大60分までかけ放題
LINEモバイル 10分電話かけ放題オプション 880円(税抜) 専用アプリからの発信で1回10分までの国内通話が何度でもかけ放題
Uモバイル 3分50回かけ放題サービス 500円(税抜) 専用アプリからの発信で3分間の通話が1日50回まで利用可能
Uモバイル 通話パックサービス 800円(税抜) 専用アプリからの発信で1カ月の国内通話が最大60分までかけ放題
DTI SIM おとくコール10 820円(税抜) 専用アプリからの発信で1回10分までの国内通話が何度でもかけ放題
NifMo NifMo 10分かけ放題 830円(税抜) 専用アプリからの発信で1回10分までの国内通話が何度でもかけ放題
イオンモバイル イオンでんわ10分かけ放題 850円(税抜) 専用アプリからの発信で1回10分までの国内通話が何度でもかけ放題
II Jmio 誰とでも3分&家族と10分 600円(税抜) 3分以内の全ての国内通話と専用アプリを使った10分以内の家族との通話が何度でもかけ放題
II Jmio 誰とでも10分&家族と30分 830円(税抜) 10分以内の全ての国内通話と専用アプリを使った30分以内の家族との通話が何度でもかけ放題
nuroモバイル 10分かけ放題 800円(税抜) 専用アプリからの発信で1回10分までの国内通話が何度でもかけ放題
mineo mineoでんわ10分かけ放題 850円(税抜) 専用アプリからの発信で1回10分までの国内通話が何度でもかけ放題
BIGLOBE 3分かけ放題 600円(税抜) 専用アプリからの発信で1回3分までの国内通話が何度でもかけ放題
BIGLOBE 10分かけ放題 830円(税抜) 専用アプリからの発信で1回10分までの国内通話が何度でもかけ放題
BIGLOBE 通話パック60 600円(税抜) 専用アプリからの発信で1カ月の国内通話が最大60分までかけ放題
BIGLOBE 通話パック90 830円(税抜) 専用アプリからの発信で1カ月の国内通話が最大90分までかけ放題
QTモバイル 10分かけ放題 850円(税抜) 専用アプリからの発信で1回10分までの国内通話が何度でもかけ放題

上の表のサービスのうち、UQモバイル以外のサービスはすべて専用アプリが必要なプレフィックス通話となっています。

かけ放題プランがおすすめの会社4選

それでは最後に、快適かつお得にかけ放題が利用できるおすすめの格安SIM4社を紹介します。

より詳しく知りたい方は格安SIM20社を比較!料金が安い・速度が速いおすすめMVNOは?でも紹介しているので、参考にしてください。

UQモバイル

出典:UQモバイル

UQモバイルはauのサブブランドにあたる格安SIMです。au回線を使用しており、格安SIMの中でも通信品質はトップクラスに良いと評判です。

かけ放題サービスについても通常の通話回線を使用しているため、快適に使うことができます。

かけ放題の対象となるスマホプランにはデータ容量の異なる次の3つのプランがあります。

UQモバイルの月額料金プラン

プラン名 くりこしプランS
+5G
くりこしプランM
+5G
くりこしプランL
+5G
データ容量 3GB 15GB 25GB
料金(税込) 1,628円 2,728円 3,828円
速度制限時
or
節約モード時
最大300kbps 最大1Mbps 最大1Mbps

UQモバイルの料金プランは、音声通話SIMが3種類、データ専用SIMが1種類です。

音声通話SIMは、くりこしプランS・くりこしプランM・くりこしプランL・データ無制限プランの4種類から選べます。

くりこしプランS/M/Lは、2021年2月から開始した新料金プランです。

余ったデータ容量を翌月に繰り越せることが大きな特徴です。

「節約モード」使用時とデータ容量超過時の通信速度は、くりこしプランSが最大300Kbps、くりこしプランM/Lが最大1Mbpsです。

300kbpsはネット閲覧が問題なくできるレベル、1MbpsはYouTubeの標準画質が視聴できるレベルと思ってください。

節約モードを使えば、少ないデータ容量でもネットを十分に使えそうですね。

通話ができないデータ専用SIMは、月額1,078円(税込)で3GB使える「データ高速プラン」と月額2,178円(税込)で使い放題の「データ無制限プラン」の2種類です。

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UQモバイルの料金プラン一覧や、プラン変更方法を解説した記事もご覧ください。

楽天モバイル

出典:楽天モバイル

楽天モバイルは楽天が運営しており、楽天市場のユーザーにとってはお得な要素が多い格安SIMです。通信回線はドコモ・au・ソフトバンクの全てが利用できるマルチキャリアに対応しています。

先ほど紹介した通り、楽天モバイルのかけ放題は「スーパーホーダイ」というプランに含まれています。スーパーホーダイは、10分間のかけ放題と3~24GBのデータ通信がセットになったプランです。

楽天モバイルはマルチキャリア対応ですが、スーパーホーダイの場合は利用できるのはドコモ回線のみです。

楽天モバイルの月額料金プラン

  • 2980円で完全データ使い放題
  • 国内通話かけ放題

MNO化した楽天モバイルの特徴は、なんといっても月額2,980円で完全データ使い放題という格安料金プランです。

大手キャリアの大容量プランは7,000円前後しますが、楽天モバイルなら半額以下の月額2,980円で契約できます。データ容量無制限のプラン自体珍しいことに加え、格安料金で使える点は大きな魅力ですよね。

さらに楽天モバイルでは、国内通話かけ放題も2,980円の料金プランに含まれています。楽天モバイル同士の通話だけでなく、他社携帯にかける際の通話も無料になるので、通話料金がかなり節約できるはずです。

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ワイモバイル

ワイモバイル 出典:ワイモバイル

ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドに当たり、高品質なソフトバンク回線を格安で使えることで人気を集めています。

また、実店舗を持たない格安SIMが多い中、ワイモバイルは全国に「ワイモバイルショップ」を展開するなど、サポート面でも大手キャリアのような安心感があるのも大きなポイントです。

かけ放題サービスについては、格安SIMでは珍しく通常の電話回線を使用しているため、通話品質を重視する人におすすめです。

かけ放題の対象となるプランは「スマホベーシックプラン」で、使用できるデータ量が異なる次の3つのプランが用意されています。

  データ通信容量 月額基本料 新規割適用時(契約から6ヵ月間)
S 3GB/月(キャンペーン適用後:4GB) 2,680円(税抜) 1,480円(税抜)
M 9GB/月(キャンペーン適用後:12GB) 3,680円(税抜) 2,980円(税抜)
R 14GB/月(キャンペーン適用後:17GB) 4,680円(税抜) 3,980円(税抜)

「スマホベーシックプラン」では新規割の他に、ソフトバンク光への加入や「家族割引サービス」の適用でさらに割引を受けることができます。

また現在は月額500円(税抜)のデータ増量オプションが1年間無料になる「データ増量無料キャンペーン2」を実施中です。このキャンペーンは新規、のりかえ、PHSからの契約変更の場合に適用されます。

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DTI SIM

出典:DTI SIM

DTI SIMはドコモ回線を使用した格安SIMで、株式会社ドリーム・トレイン・インターネットが運営しています。

音声プラン・データプラン共に業界最安クラスの料金で提供しており、料金面に力を入れている格安SIMであると言えます。

通常のプラン以外にもYouTubeやtwitterの閲覧がカウントフリーになるプランなどユニークなプランを用意しており、使い方に合わせて最適なプランを選ぶことができます。

かけ放題の対象となる音声通話付きプランのデータ容量と月額を次の表にまとめました。

データ通信容量 月額基本料
1GB 1,200円(税抜)
3GB 1,490円(税抜)
5GB 1,920円(税抜)
10GB 2,800円(税抜)

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自分にぴったりの格安SIMを見つけよう

ここまで格安SIMのかけ放題について解説してきましたがいかがでしたか?最後にここまでの内容をまとめて確認していきましょう。

格安SIMのかけ放題の料金体制には、大きく分けて次の2つのパターンがあります。

さらに、サービス内容は次の2パターンにわけられます。

また、格安SIMのかけ放題の通話方式には次の3種類があります。

以上のことを踏まえて、「毎月どれくらい通話をしたいのか」「通話品質にはどれくらいこだわるのか」などを考え、自分にぴったりの格安SIMを選ぶようにしましょう。

またよりくわしく格安SIMのことを知りたい方は格安SIM19社を比較した記事があるのでそちらをご覧ください。

公開日時 : 2020年03月22日

菅野 辰則 ― ライター
菅野 辰則 ― ライター

最新ガジェット、家電、デバイスが大好物。秋葉原、ネットショップでコスパの高い中古端末に目を光らせている。iPhone・iPadを格安SIMとWiMAXで利用中。趣味はダンス、週4日のトレーニングを欠かさない。