- Wi-Fi
どんなときもWiFiの設定方法を解説!注意点や忘れがちな点も紹介


どんなときもWiFiは、通信無制限プランの新規受付を終了しました。
実質無制限でネットを使いたい方、通信速度に不満がある方は乗り換えを検討してみましょう。
こちらの記事では、実質無制限で使えるおすすめポケットWiFiをご紹介しています。(※)
※WiMAXは3日で10GB以上使用すると一部時間帯にゆるやかな速度制限がかかるため、実質無制限と表現しています。
どんなときもWiFiは月額定額・データ容量無制限で使えるモバイルWiFiで、しかも幅広いエリアで海外でも使用可能なサービスです。
この記事ではそんなどんなときもWiFiの特徴や使い方について紹介します。スムーズに利用できるように、設定する方法や注意ポイントなども取り上げます。
どんなときもWiFiを契約したばかりで、使い方がわからないと困っている人なども参考にしてください。
どんなときもWiFiとは

どんなときもWiFiの特徴は次の通りです。
- データ容量無制限で使える
- 料金プランが非常にシンプル
- トリプルキャリア対応で繋がりやすい
- 幅広いエリアで海外でも使用可能
それぞれの詳細を解説します。
データ容量無制限で使える
多くのモバイルWiFiではデータ容量無制限のプランであっても、1日10GB以上使用すると速度制限がかかりますが、どんなときもWiFiにはこうした制限がなく、完全にデータ容量無制限で利用できます。
そのためネットを制限なしで、たくさん使いたいという人に向いています。
料金プランが非常にシンプル
さらに料金プランも非常にシンプルです。どんなときもWiFiの料金プランは2つだけで、いずれも契約期間は2年です。2つの料金プランの2年間(24ヵ月間)の月額料金は次のとおりです。
- 「どんなときもWiFi データ放題プラン」(クレジットカード払い) 3,828円/月(税込)
- 「どんなときもWiFi ベーシックデータ放題プラン」(口座払い) 4,378円/月(税込)
このように2年間の月額料金は一定でとてもわかりやすいです。端末料金も無料レンタルなのでかかりません。
また解約金は更新月を除いて次の通りです。
- 0〜12ヵ月目 20,900円(税込)
- 13〜24ヵ月目 15,400円(税込)
- 26ヵ月目以降 10,450円(税込)
ただし通信速度が遅いなどの理由で契約期間内に解約したい場合は、「いつでも解約サポート」を利用すると、解約金なしでどんなときもWiFiが紹介する他のインターネット回線に乗換えられます。
トリプルキャリア対応で繋がりやすい
多くのWiFiルーターは挿しているSIMカードのキャリアの回線しか使用できません。
しかしどんなときもWiFiの場合、ドコモ・au・ソフトバンクのトリプルキャリアのなかで、使用している場所で一番繋がりやすい回線を自動で接続してくれます。したがって非常に幅広いエリアで使用可能です。
幅広いエリアで海外でも使用可能
どんなときもWiFiは海外でも利用できます。事前の申請手続きは不要で、かんたんな設定をして、渡航先で端末の電源を入れるだけで利用可能できます。
海外利用の場合、日本国内とは違って、LTEでの高速通信は1日1GBまでですが、低速後も無制限で利用できます。詳しくは「どんなときもWiFiの使い方」の章で紹介します。
料金は日本での月額料金とは別に、渡航先で使用した日数分×エリア別海外利用料(1,280円/日または1,880円/日(いずれも非課税))がかかります。
端末の電源を切っていたり、飛行機での移動中など、使用していない場合は利用日数にカウントされず、料金は発生しません。
また海外利用料の中には「海外あんしん補償」が含まれているので、海外保険や補償オプションに加入する必要はありません。
補償の対象は盗難・紛失ですが、別途「あんしん補償」440円/月(税込)に加入すると、日本・海外両方で故障・水没・全損も対象になります。
また遠隔操作によるサポートもあるので、海外でも安心して利用できます。こちらも「どんなときもWiFiの使い方」の章で詳しく紹介します。
契約後すぐ使える
どんなときもWiFiは契約後すぐに使えることも特徴の1つです。
自宅配送も行っていますので、指定店舗に来店する手間も省けます。 配送先や配送時間の指定も可能で、発送から1~3日ほどで届くように手配してくれます。
どんなときもWiFiの使い方
どんなときもWiFiは電源を入れて、スマホやパソコンに接続するだけで利用できます。この章では使い方をはじめ、充電方法や海外での利用方法についても解説します。
電源を入れる
どんなときもWiFiを使用するときは最初に端末の電源を入れます。
端末の左側面のボタンを3秒ほど長押しすると電源が入ります。
スマホやパソコンに接続する
端末に電源を入れた後はスマホやパソコンに接続します。
接続方法は他のWiFiと同様で、使用するスマホやパソコンのWiFiの設定画面から、端末の裏側に記載されているSSID(「GlocalMe_○○」や「donnnatokimo_○○」)を選択し、パスワードを入力します。
電池残量チェック
バッテリーが切れてしまうと、ネットに接続できません。電池残量をチェックする場合は、電源が入っている状態で電源ボタンを押しましょう。
そうするとWiFiランプとバッテリーランプが点灯します。下の4つの丸いランプの数で電池残量が分かります。4が最大で、1は残量が少なくなっています。
充電する
電池残量が少ない場合は充電をしましょう。USBで接続できるACアダプタを用意し、端末と付属のマイクロUSBケーブルを接続し、コンセントなどの電源につなぐだけで充電可能です。充電ポートは端末の下部にあります。
2.1Aに対応している高出力充電器を購入すれば、充電スピードが速いため、早めに充電したい人におすすめです。自分でアダプタを用意する場合は、2A以上を目安にしましょう。
電波の状況を確認する
電波の状況は、端末の真ん中にあるランプでわかります。
端末左側面の電源ボタンを軽く押すと、電波の繋がりやすさに応じてランプの点灯している数が多くなり、丸い点が4個ついている状態であれば、電波状況は良好です。
逆に電波感度が悪い場合、ランプの点灯数が減ります。また、点滅しているときは、電波をつかんでいません。
海外での利用方法
前にも述べたように、どんなときもWiFiは131ヶ国で利用できます。
海外で使用するには、特別な手続きなどは不要です。渡航先がどんなときもWiFiの対応国であれば、端末に電源を入れると使用できます。渡航前に公式サイトで、どんなときもWiFiの対応国であるかを確認しましょう。
万が一、ネットに繋がらないなどのトラブルが発生したときも、公式サイトの専用フォームから連絡してください。
端末の電源が入り、使用できる状態であれば、日本時間の11:00~18:00の間に遠隔操作で対応してくれるので、安心です(ただし一部例外があります)。
海外利用の場合、国内での利用とは異なり、1日1GBを超過すると、最大384Kbpsの速度制限がかかります。
ただし速度制限後は下り最大384Kbpsであれば無制限で利用できます。追加チャージはできませんが、1日のリセット時間は日本時間の午前9時です(例:1日=当日9:00~翌8:59)。
なお他社の場合、低速時は128Kbpsなので、どんなときもWiFiのほうが速いです。
どんなときもWiFiの設定の方法

快適にネットを利用するため、そしてセキュリティを強化するために管理画面の使い方や防護機能を解除する方法、パスワードを変更するやり方などについて紹介します。
管理画面の使い方
どんなときもWiFiの管理画面にアクセスする方法は、次の通りです。
- 端末の電源を入れる
- パソコンやスマホに接続
- パソコンやスマホのWeb上で「192.168.43.1」にアクセス
- 中央の緑色部分をクリックしてIDとパスワードを入力
IDとパスワードは、初期設定になっている「admin」を入力します。
どんなときもWiFiの防護機能を解除する
どんなときもWiFiは初期設定で、アプリのダウンロードなどが制限されています。そのため初めに防護機能を解除する必要があります。その手続きは次の通りです。
- 管理画面にアクセスし「設定」を選択
- 「データ管理」を選んで「防護機能」をオン
- 「完全に閉める」を選んで「OK」をタップ
このフローで設定が完了したら、自分の好きなアプリをダウンロードできます。
管理画面のユーザー名とパスワードを変更する
管理画面のユーザー名とパスワードを変更することも可能です。管理画面からは様々な設定を行うため、ユーザー名とパスワードを変更することをおすすめします。その手順は次の通りです。
- 管理画面から「設定」を選択
- 「Web管理者」を選ぶ
- 「ユーザー名」「新パスワード」「パスワードを確認」を記入する
- 「旧パスワード」の欄は、今までのパスワードを記入する。
- 「保存」をクリック
管理画面のユーザー名とパスワードの変更はセキュリティの強化にもつながります。変更後のユーザー名、新パスワードは必ず控えておきましょう。
パスワードを変更する
どんなときもWiFiとスマホなどを接続する際のSSIDとパスワードも変更可能です。
本体のシールに貼りつけてあるSSIDとパスワードをそのまま使う場合、セキュリティに問題がありますので変更することをおすすめします。
- 「管理画面」にログイン
- 画面左下にある「WiFi」を選択
- 新しいWiFi名とパスワードを入力
- 「保存」をタップ
設定後一度WiFiが切断されますが、新しいWiFi名とパスワードを入力すれば、快適なネット環境を構築できるでしょう。変更後のSSIDとパスワードも必ず控えておきましょう。
契約・利用するときの注意点
どんなときもWiFiを契約・利用する際の注意ポイントは次の通りです。
- 同時接続は5台と少ない
- 最大速度が遅い
- どんなときもWiFiの端末はレンタルである
こうした注意点を知り、快適なネット生活を目指しましょう。
同時接続は5台と少ない
どんなときもWiFiはデータ容量が無制限で使えたり、ドコモ・au・ソフトバンクのトリプルキャリアで繋がりやすい回線を自動で接続できるなど、快適なネット環境を実現させるサービスです。
しかし同時接続台数は最大5台までとそれほど多いわけではありません。
他社の場合、10台以上同時に接続できることも珍しくありません。また、端末の説明書にはパフォーマンスが保証できるのは2台までという記載もあります。
そのため家族や大人数での使用には向かないといえるでしょう。
最大速度が遅い
どんなときもWiFiでレンタルできる端末は、「D1」という機種のみで速度は下り最大150Mbps、上り最大50Mbpsです。
この速度は他社と比較すると、決して速いわけではありません。他社の場合、下り最大速度1.2Gbpsという高速通信を実現している端末もあります。
こうした速度は理論上の最大速度のため、実際の速度とは異なる可能性も高いですが、念のため最大速度が他社よりも遅いことを認識しておきましょう。そんな「D1」のスペックは次の通りです。
重量 | 151g |
---|---|
連続使用可能時間 | 12時間 |
WiFi規格 | IEEE802.11b/g/n |
最大通信速度 |
|
サイズ | 127×65.7×14.2mm |
バッテリー容量 | 3,500mAh |
同時接続台数 | 最大5台 |
付属品 | MicroUSBケーブル |
なお「D1」は、シンプルなパッケージデザインですが、色は、グレーとゴールドから選択できます。
解約時・契約終了時に端末の返却が必要
どんなときもWiFiの端末は買取ではなく、レンタルです。解約時・契約終了時は、返却しなければなりません。
返却する際の送料は自己負担で故障が発生した場合などは19,800円(税込)の機器損害金が発生します。
返却期限を過ぎたり、指定の返却物がなかったりした場合も、同じように機器損害金を請求されますので、返却する際はしっかりと条件などを確認しておきましょう。
どんなときもWiFiの問い合わせ先
どんなときもWiFiの問い合わせは、公式ホームページから問い合わせフォームを利用したり、Eメール・電話で問い合わせしたり、様々な方法があります。
「お客様サポート」のページには、端末別設定マニュアルやオプションサービス、請求日・請求料金、契約内容の確認・変更方法などについても記載されています。
「解約する方法がいまいちわからない」「どうやってもネットにつながらない」「パスワードを変更できない」などのトラブルが発生した際は、問い合わせ先に連絡しましょう。
完全無制限で快適にインターネットを楽しもう

データ容量無制限で使えるモバイルWiFiで、幅広いエリアで海外でも使用可能などんなときもWiFiは、使い方・設定方法もとても簡単です。
同時接続は5台と他社よりも少なく、最大速度が遅く、端末はレンタルですが、個人で使用する場合、それほど大きな問題には感じないでしょう。
完全無制限などんなときもWiFiで、快適にインターネットを楽しみませんか。
公開日時 : 2020年11月04日

最新ガジェット、家電、デバイスが大好物。秋葉原、ネットショップでコスパの高い中古端末に目を光らせている。iPhone・iPadを格安SIMとWiMAXで利用中。趣味はダンス、週4日のトレーニングを欠かさない。
関連キーワード