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WiFiを使うには何が必要?どうしたらいい?自宅・外出先で接続する方法を解説

「引越しや転勤を機にWiFiを導入したい」という人も多いと思います。しかし、どうやってWiFiを使えばいいのか、何が必要なのかわからなくて困ってしまいますよね。
WiFiにはいくつかの種類があり、それぞれ特徴が異なります。自宅や外出先で快適に使えるWiFiを選ぶには、WiFiの特徴を把握しておくと便利です。
ここでは、WiFiの基礎知識として、自宅・外出先で利用できるWiFiの種類やそのメリット・デメリットを紹介します。
また、自分に適したWiFiの選び方や品質に定評のあるおすすめWiFiサービスもまとめましたので、ぜひチェックしてください。
この記事でわかること
目次
WiFiを使うには何が必要?

まず、WiFiを使うには、以下のインターネット回線、そしてWiFiホームルーターが必ず必要となります。
- インターネット回線
- WiFiルーター
それぞれの役割について解説します。
1.インターネット回線
WiFiを使うには、まず光回線などのインターネット回線が必要です。
インターネット回線がなければ、WiFiホームルーターがあっても意味がありません。
個人で契約できるインターネット回線の種類は大きく分けて以下の3つです。
- 光回線:自宅で安定した高速通信を楽しめるインターネット回線
- ホームルーター:自宅で工事せずに安定した通信ができるインターネット回線
- モバイルWiFi:持ち運び可能で自宅・外出先でも使えるインターネット回線
ご自身の使用する目的に合わせてインターネット回線を選んでみてください。
2.WiFiルーター
- 据え置きタイプ:自宅やオフィスで利用する方向け
- 持ち歩きタイプ:外出先で利用する方向け
インターネット回線を準備したら、次にインターネット回線の電波を飛ばすためのWiFiルーターが必要です。
WiFiルーターには主に2種類あり、据え置きタイプのWiFiルーターは、固定の場所に設置され、高速で安定した通信が可能となります。
対して持ち歩きタイプのWiFiルーターはコンパクトで携帯可能であり、旅行や移動中など外出先でもインターネットへ接続可能です。
WiFiルーターは回線事業者からレンタル、もしくはインターネットや家電量販店で購入できます。
WiFiを利用できるインターネット回線の種類と特徴

メリット | デメリット |
---|---|
通信速度が速い 通信が安定しやすい データ容量が無制限 |
工事が必要になる 外出時に使えない 月額料金が比較的高い |
個人が利用できるWiFiには、大きく分けて「光回線」「ホームルーター」「モバイルルーター」「フリーWiFi」の4種類があり、それぞれ特徴が異なります。
利用する際のメリット・デメリットを確認しておきましょう。
1.自宅で安定したWiFiを使うには【光回線】
光ファイバーを自宅に引き込んでネット接続する「光回線(固定回線)」は、通信速度が速く、回線の安定性も高いのが特徴です。
月額料金は比較的高めですが、データ容量が無制限のため、速度制限を気にせず快適にネット利用できるのが、最大のメリットといえます。
利用するには回線を引き込むための工事が必要ですが、光回線があらかじめ導入されている物件であれば工事の必要はありません。
なお、別途WiFiルーター(無線LANルーター)を自宅に設置すれば、「無線」で複数のデバイスに接続することも可能です。
光回線がおすすめな人
- 通信の速度と安定性にこだわりたい人
- 自宅でインターネットを利用する人
光回線は、快適なネット環境を重視する人に適しています。自宅で大容量データが必要な4K動画の視聴、オンラインゲームなどをストレスなく楽しみたい人におすすめです。
速度制限もかからないため、データ容量を気にすることもありません。
在宅ワークでオンライン会議を行ったり、データ容量の重いファイルの送受信を行ったりする人にもおすすめです。
2.自宅で工事せずWiFiを使うには【ホームルーター】
メリット | デメリット |
---|---|
工事不要ですぐに使える 通信が安定しやすい 月額料金が比較的安い |
外出時に使えない うまく電波が拾えない場所がある |
基地局から出る電波をとらえてネットに接続する「ホームルーター」は、家のコンセントにつなぐだけでネット利用が可能な、工事不要の据え置き型WiFiルーターです。
設置場所によっては、うまく電波が拾えない場合もあります。
回線の対応エリア内であれば、複数のデバイスに同時接続しても、モバイルWiFiより安定した通信速度が期待できます。
また、ホームルーターは据え置きタイプのため持ち運びはできません。
回線工事の手間や費用がかからないことや届いたその日からネット利用できる気軽さがメリットといえるでしょう。
ホームルーターがおすすめな人
- すぐにWiFiを使いたい人
- 月額料金を安くしたい人
「ホームルーター」はサービスを提供する事業者によって異なりますが、光回線よりも月額料金が安いことが多いです。
また、カシモWiMAXなどのプロバイダは端末代金を無料にしているため、導入の初期費用も抑えられます。
「ホームルーター」の導入には開通工事が必要ありません。端末を最短即日配送している回線事業者もあるため、すぐにインターネット環境を整えたい人にもおすすめです。
3.自宅・外出先でもWiFiを使うには【モバイルWiFi】
メリット | デメリット |
---|---|
外出時でも使える 工事不要ですぐに使える 月額料金が比較的安い |
同時に複数の端末に接続すると速度が遅くなりやすい うまく電波が拾えない場所がある 充電が切れると使えなくなる |
「モバイルWiFi」は、ホームルーター同様、基地局の電波をキャッチして無線で利用するタイプのWiFiです。屋内はもちろん、外出先でもインターネットが利用できます。
ホームルーターと同様、回線工事が不要で、場所を問わず複数のデバイスとネット接続できる点が大きなメリットです。また、月額料金も光回線に比べると安い傾向にあります。
ただ、利用場所によっては電波が拾えない場合や、同時接続時に速度が遅くなるケースもありますので注意してください。
モバイルWiFiがおすすめな人
- 自宅だけでなく外出先でもインターネットを使う人
- すぐにWiFiを使いたい人
軽量で携帯性に優れた「モバイルWiFi」は、スマホに限らず、パソコンやタブレット・ゲーム機などの複数端末を外出先でもネットにつなぐことができます。
ホームルーター同様、開通工事が不要なので、すぐにインターネット環境を構築することができます。
また、コンセントに繋ぐ必要がないことや端末自体が小型なので、一人暮らしの人にもおすすめです。
4.外出先で無料でWiFiを使うには【フリーWiFi】
メリット | デメリット |
---|---|
外出時でも使える 回線契約の必要がない 利用料金がかからない |
速度が遅くなりやすい 使える場所が限られる セキュリティ面がやや不安 |
「フリーWiFi」は、公共の場所やカフェやコンビニなどで誰でも気軽に利用できる無料のWiFiスポットです。
場所は限られますが、外出先でも無料でWiFiを使えるのは大きな魅力でしょう。
ただし、無料で誰でもアクセスできる反面、速度が遅いことが多く、セキュリティ面にもやや不安がある側面もあります。
スマホでWiFiを使うには?

スマホでWiFiを使う方法をiPhone・Androidの端末別に解説します。
iPhoneでWiFiに接続する方法
iPhoneでWiFiに接続する方法は、「ホーム画面」からと「コントロールセンター」からの2種類です。
それぞれの手順を解説していきます。
iPhoneホーム画面
- ホーム画面から「設定」を選択
- 設定画面から「WiFi」を選択
- WiFi設定画面のスイッチをオン
iPhoneコントロールセンター
- ホーム画面の最下部をタップしたまま上にスライド
- 「コントロールセンター」かた「WiFi」のマークを選択
- WiFiのマークが白くなったら接続完了
AndroidでWiFiに接続する方法
AndroidでWiFiに接続する方法は、「ホーム画面」からと「ステータスバー」からの2種類です。
それぞれの手順を解説していきます。
Androidホーム画面
- ホーム画面から「アプリ一覧」を選択
- 「アプリ一覧」から「設定」を選択
- 「設定」から「WiFi」を選択
- WiFiの設定画面から「WiFi」スイッチをオン
Androidステータスバー
- スマホ画面上部のステータスバーをタップしたまま下へスライド
- 「WiFi」を選択してオン
自宅で使うWiFiの選び方

自分に適したWiFiを選ぶには、WiFiの使用目的をしっかり確認する必要があります。
また、各プロバイダが打ち出す料金プランやスマホとのセット割などを、比較検討するのがポイントです。
光回線 | ホームルーター | モバイルWiFi | |
---|---|---|---|
月額料金 | 4000〜5000円前後 | 3000〜4000円前後 | 2000〜3000円前後 |
通信速度 | ◎ | ◯ | △ |
工事の有無 | あり | なし | なし |
持ち運び | ✕ | △ | ◯ |
データ容量 | ◎ | ◯ | △ |
1.料金で選ぶ
WiFiを選ぶ際は、月額料金や初期費用(事務手数料・工事費・端末代)、違約金などを比較検討しましょう。
光回線の場合、初期費用の手数料に加え、回線工事費が必要です。
ホームルーターとモバイルWiFiは、端末代金が必要ですが、中には無料で提供しているプロバイダもあります。
この端末無料サービスをうまく利用して、初期費用を抑えるのも1つの方法といえるでしょう。
また、WiFiの種類に限らず一部のプロバイダでは、契約期間中の解約で発生する違約金が必要です。価格はプロバイダによって異なるため、よく確認する必要があります。
2.使用用途で選ぶ
WiFiを選ぶ際は、使用用途を明確にすることも重要です。
おすすめな人
- 光回線:高画質動画の視聴や高速通信が必要なオンラインゲームなどを楽しみたい
- ホームルーター:工事不要の自宅用回線が欲しい、家族みんなで使いたい
- モバイルWiFi:自宅だけではなく外出先でも持ち運んで使いたい
このように、使う場所や使用法に合わせて、据え置きタイプ(光回線・ホームルーター)か、持ち歩きタイプ(モバイルWiFi)かを選択するのがポイントです。
3.スマホのセット割で選ぶ
スマホの「セット割」を基準にWiFiを選ぶのも1つの方法です。特に光回線の場合、スマホの支払いとWiFi使用料を1本化できる「セット割」を提供するプロバイダが多くあります。
スマホと同キャリアの光回線に契約すると、セット割が適用され、毎月かかる通信費を安く抑えることが可能です。
例えば、ソフトバンク光の場合、ソフトバンクのスマホ・携帯とセット契約することで、毎月最大1,100円(税込)の割引が受けられます。
おすすめのWiFiを種類別に紹介

自宅でWiFiを使えるようにするには、サービスを提供しているプロバイダと契約をする必要があります。
ここでは、光回線やホームルーター、モバイルWiFiの種類別におすすめなプロバイダを紹介していきます。
光回線|auひかり

auひかり | 月額料金 |
---|---|
戸建て | 5,610円(税込) |
マンション | 4,180円(税込) |
- 最大93,000円キャッシュバック
- au・UQモバイルユーザースマホセット割引
- 独自回線により安定したインターネット通信
光回線でのおすすめサービスは、携帯キャリアで有名なKDDIが提供する「auひかり」です。
au・UQモバイルのスマホユーザーなら、セット割引で月額料金が最大1,100円(税込)も安くなります。
また、auひかりは独自回線を利用しているので安定したインターネット通信を楽しめるのが特徴。
さらに、いまならキャンペーンで最大93,000円の高額キャッシュバックが受け取れます。
他にも、光回線の比較やおすすめの事業者についてはおすすめな光回線会社を25社比較した記事も参考にしてみてください。
ホームルーター|ドコモ home 5G

ドコモ home 5G | |
---|---|
月額料金(税込) | 4,950円(データ容量無制限) |
最大通信速度 | 下り:4.2Gbps 上り:1.7Gbps |
事務手数料(税込) | 3,300円 |
契約期間 | なし |
違約金(税込) | なし |
- 15,000円キャッシュバック
- ドコモユーザースマホセット割引
- ホームルーターでも高速通信が利用可能
ホームルーターでのおすすめサービスは、携帯キャリアで有名なドコモが提供する「ドコモ home 5G」です。
ドコモのスマホユーザーなら、セット割引で月額料金が最大1,100円(税込)も安くなります。また、下り最大通信速度が4.2Gbpsとホームルーターでも高速通信を楽しめます。
さらに、いまならキャンペーンで15,000円のキャッシュバックがもらえます。
他にもホームルーターについてはWiFiやWiMAXのホームルーター機種を徹底比較した記事でも詳しく解説しています。
モバイルWiFi|カシモWiMAX

(税込) | カシモWiMAX 縛りなしプラン |
---|---|
月額料金 | 4,378円 |
端末代(36回) | 605円/月 |
端末分割払い サポート(36回) |
-605円/月 |
合計 | 4,378円 |
- 10,000円分Amazonギフト券プレゼント
- au・UQモバイルユーザースマホセット割引
- 業界最安級の料金プラン
モバイルWiFiでのおすすめサービスは、UQ WiMAXと同じ回線を利用している「カシモWiMAX」です。
業界でも最安級のシンプルな料金設定が魅力のインターネット回線サービスです。選んだ端末によって、「ホームルーター」でも「モバイルWiFi」でも利用できます。
au・UQモバイルのスマホユーザーなら、セット割引で月額料金が最大1,100円(税込)も安くなります。
さらに、いまならキャンペーンでAmazonギフト券10,000円分がもらえます。
他にもモバイルWiFiについてはおすすめのポケットWiFiを徹底比較した記事でも詳しく解説しています。
WiFi利用に関するよくある質問

WiFi利用に関するよくある質問に回答しています。ぜひ参考にしてください。
スマホでWiFiを使わないとどうなる?
データ容量無制限のプランを契約していない限り、ある程度インターネットを利用するとデータ容量制限が来てしまいします。
データ制限がかかると通信速度が大幅に制限され、インターネット通信が遅くなりストレスがかかります。
そうならないためにもうまくWiFiを活用しましょう。
家にWiFiがないときにスマホをWiFi代わりに使うには?
スマホからWiFiを飛ばす「テザリング」という機能があります。
テザリング機能を使えば、スマホのデータ通信容量は消費しますがWiFi代わりに使えます。
テザリング機能の使い方は、以下の記事で詳しく解説しています。
自宅で使える工事不要のWiFiはある?
マンションやアパートなど、光回線が既に導入されている建物の場合は無派遣工事が可能な場合があります。
また、これらが導入されていない場合でも、ホームルーター・モバイルWiFiなら工事不要で利用できます。
WiFiを使うには何が必要かまとめ

今回は、光回線・ホームルーター・モバイルWiFi・フリーWiFiの4種類を紹介しました。
通信速度と回線の安定性を重視するなら光回線、工事が不要ですぐに自宅内にネット環境を構築したい場合はホームルーターがおすすめです。
自宅だけでなく、外出先でもパソコンやタブレットを使用する場合はモバイルWiFiを選びましょう。
データをたくさん利用する場合は、無制限で使えてコスパがいいカシモWiMAXがおすすめです。
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公開日時 : 2023年05月18日

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