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WiFiに接続して快適インターネット|接続方法や注意点を解説

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インターネットを使用するとき、WiFiがあれば通信容量の節約にもなり、無線で接続できるのでどこでもインターネットを楽しめます。ただし、WiFiを使用するには、WiFiルーターが必要です。
WiFiルーターには、光回線に比べ手軽に利用できる据え置き型のルーターやモバイル型のルーターがあり、どのルーターを選べばよいのかや、どのように接続すればよいのか悩む人も多いでしょう
ここでは、ルーターにはどのような種類があるのかや、デバイスをルーターに接続する方法を解説しています。
また、公共の無料WiFiを使用する際の注意点も一緒に解説しているので、WiFiを活用してより快適にインターネットを利用しましょう。
目次
WiFiには据え置き型と持ち運びタイプがある

WiFiがあればどこでもインターネットが楽しめます。自宅で使用するなら据え置き型が、外出先でも使用したいならモバイル型がよいでしょう。また、街中には多くの無料WiFiスポットがあります。
家の中での使用に特化したホームルーター(据え置き型)
自宅でインターネットを使用する場合、パソコンやスマホ、ゲーム機器など複数のデバイスでインターネットを使用する人が多いでしょう。
このように複数のデバイスを同時に接続してインターネットを使用する場合には、据え置き型のホームルーターが適しています。
なぜなら、据え置き型のWiFiルーターは、同時接続できる台数が多いからです。中には40台が同時に接続できるものもあります。
同時に多数のデバイスが接続できるので、家族でタブレットやスマホ、ゲーム機器などを同時に使う場合にも安心して使用できます。
そして、ホームルーターは、工事の必要がなくコンセントに差し込むだけで、ホームルーターが届いた日から使い始められます。直接コンセントから電源をとるので、バッテリー切れの心配もありません。
また、電波の届く範囲は50mから60mと広く、電波が強いのが特徴です。
そのため、家の中どこにいても電波が届きやすく、広い範囲でインターネットが楽しめるため自宅で利用するWiFiには据え置き型のWiFiルーターがおすすめです。
持ち運びが可能なモバイルルーター(持ち運びタイプ)
外出時にスマホと一緒に持ち出して使用できるのがモバイルルーターです。モバイルルーターは、小型で軽いものが多く、鞄に入れて簡単に持ち運べます。
しかし、電波の届く範囲は10mから20mと範囲が狭く、電波が届きにくいという特徴があります。
そして、モバイルルーターの同時接続台数は10台から16台程度で、ホームルーターほど多くありません。
また、接続する台数が多いほど通信速度が遅くなります。
そのため、自分専用に一人で使用するのであれば問題ありませんが、家族みんなでの使用には適していません。
モバイルルーターは、一人暮らしの人や持ち運びしたい人に適したルーターです。
cafeやコンビニが提供する公共WiFi
街中には様々な場所に無料のWiFiスポットがあります。
コンビニや空港、カフェ、地方自治体など多くの場所で無料でWiFiが使用できます。
無料のWiFiの中には、1回に接続できる時間が限られていたり、1日に接続できる回数が制限されているものがあります。
そして、ドコモやau、ソフトバンクなどのキャリアでも無料のWiFiを提供しています。
これらの無料のWiFiスポットを利用すると、通信データ容量を節約してスマホが利用できます。
WiFi接続前におこなうこと
基本的にはWiFiを接続するには、SSID(ID)と暗号化キー(パスワード)が必要です。SSIDや暗号化キーは、WiFiルーターに表記されているので、事前に確認しておくとスムーズに接続できます。

各WiFiのIDやPWを確認する
WiFiに接続するときには、接続の設定が必要です。
通常、SSIDと暗号化キーを確認して、使用するデバイスの設定画面で入力するとインターネットが使用できます。
ホームルーターの場合、SSIDや暗号化キーは本体に明記されています。モバイルルーターの場合は、本体の操作画面から確認することもできますし、本体の裏側に明記されているものもあります。
公共の無料WiFiを使用する場合には、WiFiスポットによってSSIDが明記されている場所は異なります。カフェなどでは壁にSSIDを表記した紙を貼ってあったり、ネットでも調べられたりします。
スマホはWiFiの機能をオンにしていると、近くにあるWiFiを検索して一覧にして表示されますが、多くのSSIDはロックがかかっていて、暗号化キーを知っている人しか接続できません。
スマホで公共のWiFiを使用する場合にも、無料のWiFiが提供されている場所の近くにくると、WiFiの接続画面に自動的にSSIDが表示されます。
その中から、接続するSSIDを選択して、規約に同意したり、登録を行ったりするとインターネットが利用できるようになります。
例えば、スターバックスだとSSIDは「at-STARBUCKS_Wi2」です。なお、スターバックスのWiFiは、暗号化されていないためパスワードは不要です。
繋ぎたい端末を近くに移動させる
ホームルーターは、広い範囲に電波が届くものがほとんどで1階に設置しても2階でインターネットが使用できます。
しかし、ドアや壁などの障害物があったり、距離が離れすぎていると接続がうまくできない場合があります。
そのため、WiFiの接続をおこなう際には、WiFiルーターと使用する機器の距離を3m以内にするとつながりやすくなります。
接続の設定をおこなうときには、WiFiルーター本体の近くでおこなうとよいでしょう。
iPhoneをWiFiに接続する方法

ここでは、iPhoneでWiFiに接続する方法を解説します。接続する前にWiFiルーターのSSIDや暗号化キーを確認しましょう。
iPhoneのホーム画面の「設定」にアクセスする
初めに、iPhoneのホーム画面にある設定アイコンをタップします。

すると上記のような設定画面が表示されます。
画面を見るとWiFiのマークがついた項目が現れます。
このWiFiの項目をタップしましょう。
WiFiをオンにする

WiFiの画面が表示されたら、WiFiの設定を「オン」にします。
オンにするには、WiFiと表示されている箇所の右端にあるボタンをタップして緑色になればオンになっています。
オンにすることで、近くのWiFiの検索が始まります。
画面下にあるネットワーク欄に表示されているSSIDが近くにあるWiFiです。
該当するWiFiを選択する

ネットワークの中から、先程確認したSSIDを選択しましょう。
鍵マークがある場合はPWを入力する
SSIDを選択するときに右端に鍵のマークが表示されている場合には、セキュリティがかかっていることを表しています。
そのため、暗号化キーの入力が必要です。
SSIDをタップして選択すると、暗号化キーの入力画面が現れるので、先程確認した暗号化キーを入力し、接続をタップします。

暗号化キーは正確に入力しましょう。間違うと接続ができません。
正しく入力できると接続されます。
WiFiマークが表示されているか確認する
WiFiが接続されたらインターネットが使用できます。
WiFiが接続されているかを確認するには、画面上部にあるステータスバーで確認ができます。
ステータスバーにWiFiの扇形のマークが表示されていると、WiFiが接続されています。
また、設定画面のWiFiのSSIDが表示される画面でも確認できます。
iPhoneの場合には、接続されているWiFiのSSIDコードの左横にチェックマークがつきます。

このチェックマークがついているかでもWiFiの接続を確認できます。
AndroidをWiFiに接続する方法

AndroidでWiFiに接続する方法を解説します。Androidは多くのメーカーから販売されているため、機種によって表記がことなる場合があります。
Androidのホーム画面の「設定」にアクセスする
初めに、ホーム画面にある設定アイコンをタップします。
そして、無線とネットワークの中にある「WiFi」をタップします。

WiFiをオンにする
WiFiの画面が表示されたら、WiFiがオンになっているかを確認しましょう。
WiFiの欄の右端にあるボタンをスライドすると、オンとオフが切り替えられます。

そして、オンに設定すると近くにあるWiFiが検索されて、画面の下に表示されます。
PWを入力する
WiFiをオンにすると検索された近くにあるWiFiのSSIDが表示されます。
接続するWiFiルーターに明記されているSSIDと暗号化キーを確認して、SSIDをタップして選択します。
すると、パスワードの入力画面が表示されるので暗号化キーを入力しましょう。

入力後に接続をタップします。
なお、このパスワードは暗号化キーやKEY、PSK-AES、WEPキー、PASS、セキュリティキーなどと呼ばれることがあります。
接続されると、WiFiの一覧画面で、接続されたSSIDの下に接続済みと表示されます。
また、画面の上部にあるステータスバーに扇形のWiFiのマークがあれば接続されています。
スタバのような公衆の無線WiFiに接続する方法

ここでは、公共のWiFiを使用する場合の接続方法を解説します。例としてスターバックスでWiFiに接続する方法を見てみましょう。
WiFi接続画面を表示
スターバックスでは、スマホやタブレット、ノートパソコンなど様々なデバイスを無料のWiFiにつないでインターネットが使用できます。
ただし、店舗によっては、無料WiFiを提供していない店舗もあります。
まず、スターバックスでWiFiに接続するには、iPhoneでもAndroidでも初めに設定アイコンをタップします。
そして、WiFiの設定できる画面を表示します。
WiFiの設定画面が表示されたら、初めにWiFiがオンになっているかを確認しましょう。
WiFiの選択画面で「at-STARBUCKS_Wi2」を選択する
WiFiの設定がオンになっていることが確認できたら、ネットワークの一覧からスターバックスのSSIDを探します。
スターバックスのSSIDは、「at-STARBUKS_Wi2」です。
WiFiの設定がオンになると、自動的に近くにあるWiFiが検索されて、一覧の中にスターバックスのSSIDが表示されます。

そのため、暗号化キーの入力は必要ありません。
インターネットブラウザを開く
SSIDの選択ができたら、次にブラウザを起動します。
すると、ログイン画面が表示されます。
ログイン画面が表示されたら、次に接続を行います。
「インターネットに接続」をタップする
次の画面が表示されるので、「インターネットに接続」をタップします。

そして、ご利用規約が表示されるので、ご利用規約を読んで「同意する」をタップします。
ログインできるとログイン完了画面が表示されます。
ログイン完了画面が表示されたら、インターネットが利用できます。
なお、スターバックスの無料WiFiは、1回の接続は60分までです。その後はつなぎなおすと再度使用できます。
無料公共WiFiの注意点

無料の公共WiFiの接続は暗号化されていないものもあるため、安全が確認できないものの使用は避けた方が無難です。また、公共の無料WiFiを使用するときには、SSL通信を利用しているサイトの閲覧のみにするなどの工夫をするとよいでしょう。
暗号化されていない場合はアクセスしない
インターネットを使用するときには、個人情報などがもれないように、暗号化されたWiFiを使用するのが安全です。
暗号化方式にはいくつかあり、現在最もセキュリティが高いと言われているのは、「WPA2」です。
この方式を使用しているWiFiであれば安全に使用できるでしょう。
しかし、初期に使用されていたWEPやWPAはWPA2よりも、セキュリティが低めで解読される恐れがあります。
そのため、WiFiに接続する場合には、セキュリティが高く、暗号化されたWPA2を採用したWiFiを使用することが大切です。
無料WiFiの中には、暗号化されていないものもあります。SSIDのコードが表示されたときに鍵マークがついていないものや、接続に暗号化キーが必要のないWiFiがそれにあたります。
暗号化されていないWiFiは、通信内容を見られたり、位置情報を見られたりして、居場所がわかってしまったりする可能性があります。
そのため、公共の無料WiFiを使用しているときには、インターネットバンキングやネットショッピングは避けた方がよいでしょう。
ただし、閲覧するサイトがSSL通信(ユーザーとサーバー間で暗号化するもの)を利用しているものなら、暗号化されているので安心して閲覧が行えます。
なお、SSL通信を利用しているサイトには、アドレスの頭に鍵マークがついています。
自動的に公共WiFiに接続するように設定しない
公共のWiFiの中には、企業や地方自治体が提供するWiFiのほかに、悪意のある人が提供しているWiFiがまぎれていることがあります。
提供元が不明なWiFiやこのような悪意がある人間が提供しているWiFiにつないでしまうと、通信を傍受されて悪用される可能性があります。
しかし、WiFiのSSIDはそのコードを見ただけでは、悪意のあるものかどうかは判断できません。
そのため、公共の無料WiFiを使用する場合には、そのWiFiの提供元やセキュリティレベルを事前に確認して、安全性が確認できるものの使用をおすすめします。
快適かつ安全に公共のWiFiを利用したいと思ったならば、無料でWiFi接続ができるアプリをダウンロードする事をおすすめします。
また、スマホ本体の設定で、WiFiを自動接続する機能はオフにしましょう。
この機能をオンにしていると、WiFiスポットで自動的に接続されてしまうので危険です。
なお、iPhoneでは、WiFiの設定画面に自動接続のオン・オフの操作ができる項目があります。
また、AndroidでもネットワークとインターネットからWiFiの接続画面にいき、「WiFiを自動的にオンにする」の項目をオフにすれば設定できます。
WiFiに接続できないときの対処法
WiFiが突然つながらなくなったというときにはどのように対処するとよいのでしょうか。接続が切れたときには、焦らずに以下の方法で復旧を行いましょう。
まずは原因を探す
WiFiがつながらないという場合、まず原因を確認しましょう。一般的に、WiFiに接続できないときには、デバイスに問題があるか、WiFiルーターに問題があるかのどちらかの場合が多いです。
また、プロバイダのほうで通信障害が起きているときにもつながりません。WiFiが接続できないときには、これらの状態を確認しましょう。
デバイス本体のよくあるトラブルが、WiFiの設定がオフになっていることです。オフになっているとWiFiには接続できません。
また、機内モードになっている場合にも接続ができません。
ほかには、電波が弱い場所で接続しようとしていたり、WiFiの設定をおこなう際の暗号化キーの入力ミスでも接続ができません。
このように、WiFiに接続できないときには、様々な原因が考えられます。以下に接続できない主な原因を挙げるので、順番に確認してみるとよいでしょう。

通信環境が原因の場合の対処法
通信環境が影響してWiFiがつながらなかったり、つながりにくくなったりする場合があります。
WiFiルーターは、その設置場所とデバイスを使用する場所の間に壁やドアがあると、障害となり電波が届きにくく、つながりにくい場合があります。
また、電子レンジが近くにあると電波干渉して、接続ができない場合があります。
そのため、このような通信環境が原因と考えられるときには、より電波が届きやすい場所に移動したり、電子レンジの使用を中断したり、WiFiを使用している人が少ない場所に移動することで接続できるようになる場合があります。
iPhoneやAndroidのアプリでは、電波の強度が確認できる「WiFiミレル」というアプリがあります。
このアプリを使えば、電波の強度がわかります。家の間取りを登録して、部屋ごとにどれくらい電波が届いているかを色で確認できます。
また、Android版では、どのチャネルが混雑しているかも確認できます。
このようなアプリを使ってより電波の強度が強い場所に移動したり、空いているチャネルに切り替えたりすることで、WiFiに接続しやすくなります。
ルーター側が原因時の対処法
WiFiルーター本体にトラブルがある場合にも、WiFiに接続できない場合があります。
はじめにWiFiルーターが電源に接続されているかを確認しましょう。ケーブルがはずれていたり、電源が入っていなければ接続はできません。
そして、プロバイダで通信障害が起きていないかをチェックしましょう。プロバイダのホームページやTwitterなどで確認できます。
電源も入っていて通信障害も起きていない場合には、ルーター本体に問題がある場合があります。通信障害やメンテナンスで接続できない場合には、復旧を待つしかありません。
そして、原因がわからずどうしても接続ができない場合には、一度、WiFiルーター本体の電源を落として再起動してみましょう。
WiFiルーターは長期間つなぎっぱなしにしていると熱がこもってトラブルを起こして接続できないことがあるようです。
そのため、WiFiルーターの再起動をおこなうことで接続できるようになる場合があります。
スマホ側が原因時の対処法
スマホ側のWiFi設定が正しくできていないと、WiFiに接続できません。
WiFiの設定がオンになっていないと接続できないので、初めに接続設定を確認しましょう。
そして、WiFiの設定をおこなう際のSSIDや暗号化キーが間違っていても接続されません。正しいSSIDを選択し、暗号化キーは正確に入力しましょう。
また、使用しているデバイスのソフトウェアのバージョンが影響することもあります。
最新バージョンであれば問題なく接続できるので、接続できない場合にはソフトウェアのバージョンも確認し、必要であればアップデートしましょう。
また、スマホを再起動するとつながることがあります。WiFiの設定も正しく行っているのにつながらない場合には、再起動を試してみるとよいでしょう。
WiFiに接続して快適なネットライフを

インターネットを利用すると、簡単に何でも調べることができるのでとても便利です。
そのため、スマホやタブレットを使用してインターネットを毎日使用している人がほとんどではないでしょうか。
そして、WiFiがあればどこでもインターネットに接続できて、動画やゲームも通信容量を気にすることなく楽しむことができます。
しかし、自宅のWiFiなどは比較的安全ですが、公共の無料WiFiを使用する際には注意すべきこともあります。
トラブルに巻き込まれないためにも、安全なWiFiに接続して快適なインターネットライフを楽しみましょう。
公開日時 : 2020年02月13日

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