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【必見】中古iPhone 購入方法と知っておきたい注意点3つ


新品のiPhoneは高い…そう考える方は多いと思います。そんな中、近年注目が集まってるのが中古iPhoneです。
中古であれば新品よりも大幅に安くiPhoneを手に入れることができます。
もちろん購入の際には、中古ならではの注意点もありますので、今回は中古のiPhoneを購入するメリットや注意点など、中古iPhoneに関わる情報を紹介します。
目次
注目が集まる中古スマホ
最近では、スマホカバーや保護フィルムをつけて利用する人が多いため、中古スマホといってもきれいで状態の良い端末が多く売られています。
新品のスマホを購入するよりも価格メリットが大きいため、端末代を含めた月々の通信費を安く抑えるために、中古スマホを選択肢に入れるというのは一つのトレンドになりつつあります。
中古のスマホ購入者増加中

中古端末市場予測・消費者による購入(単位:万台)
出典:MCA「MVNO×格安スマホ×中古端末がもたらす新領域市場の動向と将来予測2020」
国内のモバイル・ITの市場調査レポートを行うMCAの調査では、中古スマホを購入する人が増加しており、今後も購入者は右肩上がりで伸びていくと予想されています。
格安SIMが注目され始め、通信費の削減にスポットが当たる中、通信費とセットで端末代を安くする方法として中古スマホを購入する需要が高まっているといえます。
格安SIM利用者の4人に1人は中古スマホを利用

参考:MM総研「2015年度上期(2015年4~9月)におけるSIMロックフリーのスマートフォン市場の市場規模調査結果」
MM総研の調査結果によると、いち早く格安SIMを取り入れた価格に敏感な格安SIM利用者は、4人に1人が中古のスマホを購入し利用しているという結果が出ています。
新品でも中古でも端末スペックに変わりはないため、より価格を安く抑えたい層はいち早く中古スマホを利用しています。
最近では、子供用端末としての購入や、2台持ち用の端末だからなどの理由で中古端末を購入する人も増えています。
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中古で買えば50%OFF!?価格メリットが大きい中古iPhone

※すべて(税抜)
※ヤフオク!落札相場は2017年07月20日時点オークファンを活用して算出しました。
中古の方が安く変えることは理解していても、どれほど価格差があるのか比較をしたことがある人は少ないのではないでしょうか。 上の表は、Apple公式サイトでiPhoneの新品を購入した場合と、ヤフオク!で同機種の中古端末(動作すると記載されているもの※故障品は除く)の落札相場を比較したものです。
実際に比較してみると、商品によっては半額以下になっている端末もあり驚きます。
もともと販売価格の高いiPhone7 Plusは、5万円以上の価格差があり、中古購入の価格メリットが非常に大きくなっています。
通信料を削減しようとする際、ついつい通話料やデータ通信料だけに目が行きがちですが、実は端末代を節約することで、大きなコスト削減をできることがわかります。
ほかにiPhoneを安く使う方法をまとめた記事もありますので、ぜひ合わせてご覧ください。
また、格安SIMを使うと、月の月額料金が安くなり、毎月安い金額でiPhoneを利用できます。
格安SIMのおすすめをまとめて紹介していますので、参考にしてみてくださいね。
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iPhoneを中古で購入する際の注意点
価格メリットがわかりやすい中古iPhoneですが、中古で購入をする際には、中古ならではの注意点があります。
トラブルを避けるためにも、内容をよく理解して、端末を選択する必要があります。なお、詳細は動画でも解説しています。
赤ロムに注意
赤ロムとは
赤ロムとは、不正な契約や窃盗された端末・端末分割代金の支払が完了していないなどの理由により、キャリアが利用制限をかけた端末を指します。
利用制限がかかると、画面上のアンテナが赤くなることから赤ロムと呼ばれています。
キャリアは不正や未払いが発覚した時点で利用制限をかけるため、赤ロムになる可能性がある端末を知らずに購入し利用していると、ある日突然、利用制限がかかり急に端末が利用できなくなることがあります。
そのため、中古で端末を購入する際は、その端末が赤ロムになる可能性がある端末かどうかを事前に確認することが重要です。
赤ロム確認方法
赤ロム端末であるかどうかは、端末のIMEI番号で確認することができます。
iPhoneのIMEI番号は、設定>一般>情報で簡単に確認することができます。IMEI番号を各キャリアの利用制限電話機確認サイトで照会することで、「◯」「△」「×」の判定がされます。
- 「◯」= 端末代の支払が完了しており、赤ロムになる可能性が低いです。 ※後々不正契約の端末だと発覚した場合、赤ロムになる可能性はあります。
- 「△」= 端末代の支払が完了しておらず、支払が滞れば赤ロムになる可能性があります。 ※支払が完了すれば◯に変更になります。
- 「×」= 利用制限がかかった端末です。SIMを挿して利用することができません。
各キャリアの利用制限電話機確認サイト
ただし、赤ロム確認には注意点があり、確認ができるのはあくまで現時点での端末の状況であるという点です。
端末の状況が変われば、後から利用制限◯→×や△→◯などの状況が変化する可能性もあります。そのため、赤ロムになる可能性がもっとも低い利用制限◯を選択することが一番安心です。
ショップによっては、「利用制限◯」などと表示されている販売店もあるので、表示を確認をしてから購入をすることをおすすめします。
また、ショップによっては、「赤ロム保証」として万が一購入した端末が赤ロムになった場合、同機種・同等品または購入代金を返金するサービスもあります。
より安心して中古iPhoneを手に入れるためには、赤ロム保証サービスがあるショップを選択するのもおすすめです。
あえて利用制限△端末を選択する方法も…
※この方法は、端末が急に利用できなくなるリスクがありますので、リスクを理解したうえで判断することをおすすめします。
利用制限△の端末だからといって必ず赤ロムになる訳ではありません。
利用制限△端末は利用制限◯の端末と比べて非常に安く購入することが可能なので、少々博打にはなりますが、あえて利用制限△端末を選び端末購入金額を抑えることもできます。
利用制限△は、基本的には端末代の支払が完了すれば「◯」になりますし、一括で購入した場合でも一定期間は不正契約等の調査を実施するため購入から一定期間は「△」表示となるため、うまくいけばすぐに利用制限「◯」になる端末を安く購入することもできます。
iPhoneではアクティベーションロックに注意
アクティベーションロックとは
アクティベーションロックとは、iPhoneの盗難防止用のロックのことで、登録ユーザーのAppleIDとパスワードがないとロックを解除できないシステムです。
ロックが解除できないとiPhoneを正常に利用することができないため、盗難予防としては絶大な効果を持ちますが、中古で購入したiPhoneにアクティベーションロックがかかっていた場合は、iPhoneとしての商品価値はほぼないに等しいといえます。
そうならないためにも、iPhoneを中古で購入する際はからずアクティベーションロックの解除がされていることを確認することが重要です。
特に個人売買の際はアクティベーションロックの未解除に注意
大手中古ショップなどで購入する場合は心配ないと思いますが、ヤフオク!・メルカリなどの個人売買の場合、もしもアクティベーションロックがかかった状態で出品された中古iPhoneを購入してしまうと、手元に届いても使えないということになりかねません。
出品者と連絡がとれてIDとパスワードを教えてもらうことができればよいですが、それも不可能となればロックを解除できず利用することができません。
出品者の中にはアクティベーションロックの知識がなく、出品している方もいるかもしれませんので、必ず出品者には事前に、初期化だけではなくアクティベーションロックも解除したか確認をしてから購入するようにしましょう。
下記にアクティベーションロックの解除に関するリンクを張っておきますので、参考にしてください。
アクティベーションロックを無効にする方法|Apple公式サイト
端末保証に注意
メーカー保証の付きの端末を探す
iPhoneは、新品の端末の購入日から1年間はメーカー保証が有効です。
そのため、メーカー保証が残っている端末を購入すると、中古のiPhoneでも、残り期間のメーカー保証を利用することができ、購入直後にわかった故障などもメーカー保証で直すことができます。
端末が保証の対象かどうかは、下記にIMEI番号を入力することで調べることができます。
保証状況とサービス期間を確認する|Apple公式サイト
ショップ独自の保証がつけられる中古端末を購入する
iPhoneの場合、以前のユーザーが購入してから30日以内に手放したものであればメーカーの保証に加入が可能です。
しかし、新品購入から30日以内のiPhoneに中古ショップで巡り合うのなかなか稀だと思います。
そのため、独自の端末保証を行っている中古ショップからiPhoneを購入することで、もしもの時の備えもばっちりなiPhoneを安く購入することができます。
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中古のiPhoneを購入する方法
中古のiPhoneを購入する方法は様々あります。それぞれメリットと注意点がありますので購入方法別に紹介していきます。
オークションサイトやフリマアプリで購入する

メリット
オークションサイトやフリマアプリの場合、思わぬ値段で出品されていることや、出品者に直接値引きの交渉をすることが出来るため、上手くいけば市場の価格よりも大幅に安く購入できることもあります。
注意点
・商品説明はよくチェックする
商品説明で赤ロムではないか、アクティベーショロックがかかっていないかなど、必ず確認しましょう。商品説明に記載がない場合は直接出品者に確認する必要があります。
・出品者をよく確認する
トラブルに巻き込まれないよう、信用できる出品者か確認することはとても大切なことです。評価や過去の履歴など確認することをお勧めします。
個人売買の場合、端末の保証などアフターフォーローが充実していないことがほとんどです。価格だけではなく購入後のことまで考えたうえで判断することをおすすめします。
中古ショップ(EC)で購入する

有名ショップ一覧
- ムスビー
- イオシス
- にこスマ
- 楽天市場
- Yahooショッピング
メリット
ECショップで購入するメリットは、自宅に居ながら幅広い商品の中から、自分に合った端末や値段、商品状態などを選ぶことができます。そのため、様々なショップを比較しながら値段が安いショップを比較することができます。また、ショップ独自の保証がある場合もあり、アフターフォローも安心と思えることもできます。
注意点
・購入サイトをよく確認する
一部ECショップでの購入で、入金しても商品が届かない、詐欺業者だったという事例も発生しています。有名店の名前を装ったサイトや、価格が極端に安く前払いの場合など注意が必要です。実在しているショップなのか、お問い合わせの連絡を事前に入れて様子がおかしい部分がないかなど確認することで、事前にトラブルに巻き込まれないようにすることが重要です。
中古ショップ(実店舗)で購入する

メリット
実店舗なら、実際に手にとってコンディションを確認して購入することができます。また、購入してその場で持ち帰ることができるのですぐ利用したい、送られてくるか不安なんてことはないです。また、困ったことをショップ店員さんに質問しながら購入の検討ができるのもよいところです。
注意点
・WEBで買うより高いことが多い
実店舗では店舗運営コストや人件費がかかる分だけ、販売価格が高くなることが多いです。ネットで効率化を図り安く販売ができるECショップとの大きな違いといえます。
・お店まで足を運ぶ必要がある
まず購入をするために、お店に行くことが必要になります。また、いくつかの店舗との比較をするのも時間がかかります。
・WEBより在庫数が少ない
WEBで購入する際は、複数のショップの商品を比較しながら検討できますが、実店舗で購入の場合、在庫も各店舗にあるものだけになるので、WEBで購入するよりも限られた商品から選ぶ必要があります。希望の端末が見つからず、何軒もショップを練り歩く可能性も出てきます。
格安SIM×中古iPhoneがコスパ最強
格安SIMと中古iPhoneを組み合わせることでコスパ最強のiPhoneになります。中古iPhoneを購入し、規格にあう格安SIMを契約、初期設定などを行うとなると少しハードルが高くなってしまいますが、誰でも簡単にコスパ最強の中古iPhoneを簡単に作る方法を紹介します。
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まとめ
通信費をしっかり削減しようと考える人が、今注目すべきは中古スマホではないでしょうか。
新品端末と比べ、大幅に安く購入することができ、大変お得です。中古ならではの注意点には十分気を付け、納得感のある端末選びの参考になれば幸いです。
公開日時 : 2020年12月03日

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