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iPhone 11/11 ProとiPhone 8の比較表!変更点や評価まとめ

iPhone 11/11 ProとiPhone 8の比較表!変更点や評価まとめ

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9月20日に新作iPhone 11/11 Pro/11 Pro Max発売となりましたが、iPhone 8をお使いの方で新規購入を検討している方もいるのではないでしょうか。

iPhone 8と新型iPhoneでは、カメラ、バッテリー、音質、FaceID、指紋認証、AirDropの性能改善が顕著です。

ここでは、ボディの素材、サイズや重さ、価格や容量も含めそれぞれの違いを比較表でまとめています。また、世間の評価も合わせて書いています。一緒に詳しく見ていきましょう。

iPhone 11/11 ProとiPhone 8の比較表

iPhone 8からの変更点は、iPhone Xシリーズを挟んでいるということもあり、かなり顕著に見受けられます。

最もわかりやすい変化としては、何と言ってもシングルレンズからトリプルレンズへカメラの性能がアップしている点です。また、チップの性能がアップ、通信速度も速くなったりとスペック全体が改善しています。

その他の歴代iPhoneを比較した記事もありますので、ぜひ合わせてご覧ください。

価格と容量

円高の影響もあり、iPhone 11は全容量10万円を切っています。性能がアップしたのに価格が下がるのは嬉しいですね。

ボディサイズと重さ

サイズはiPhone 11がiPhone XRと同じ、かつiPhone 11 Proはそれよりも軽く、小さく作られています。一方、iPhone 8とiPhone 11を比べた時、若干iPhone 8の方がスリムではありますが、iPhone 11のサイズ感でも持ちやすいと感じました。

これがiPhone 11 Pro Maxになるとやはり片手で操作するのは難しいなと感じました。iPhone 8から乗り換える方はサイズ感も意識された方がいいかもしれません。

ディスプレイと液晶画面(解像度)

続いて解像度ですが、iPhone 11は解像度326ppiでiPhone 8と変わりません。

人間の目で見たときの解像度は300ppiと言われていますので、解像度326ppiということはいずれの機種においても普段見ている風景よりも鮮明な画質が楽しめるということですね。さらに、iPhone 11 Proでは驚異の458ppiを実現しています。

続いてディスプレイですが、iPhone 11のLiquid Ratina HDは液晶ディスプレイ、iPhone 11 ProのSuper Retina XDRという有機EL(OLED)ディスプレイを採用しています。Super Retina XDRは、元のSuper Retina HDに比べコントラスト比は2倍、最大輝度は約30%向上しています。

実際に、iPhone 11とiPhone 11 Proでは、ディスプレイの画質も見え方が異なっています。ただし、言われてみれば綺麗だなと感じるレベルで、人間の目ではあまり違いがわかりません。なので、ディスプレイにこだわりたい方以外は、iPhone 11でもそこまで遜色ないと思われます。


(※1)コントラスト比は、黒を1としたときの白の明るさ、明暗差を表現しています。1000:1の場合は、白の方が1000倍明るいということです。この白の数字は大きい方が、くっきりと見えます。

チップがA11からA13へバッテリー長持ち

iPhone 11では、A11からA13へチップが改善しています。チップは平たく言えば、人間の脳みそのような部分でシステムの性能に深く関わっています。

Apple社曰く、他社に比べてもトップクラスの性能を誇るということなのですが、具体的にはとCPUおよびGPU(※2)が高速化しつつ、消費電力を削減することができるようになりました。

結果的にバッテリーの持ち時間が伸びています。

ちなみに、iPhone XシリーズはA12チップを搭載しており、そこから2段階の性能アップですので、よりパフォーマンスの向上を見込めるのではないでしょうか。

実際に私自身もiPhone 8でスマホゲームのプレー中、動作が鈍るときがありました。しかし、iPhone 11ではそういったことがなくかなりストレスが軽減されました。


(※2)GPUは、Graphics Processing Unitの略でカメラで撮影した画像の処理にも使われている処理装置です。CPUよりも画像処理に優れています。

通信規格の向上

iPhone 11およびiPhone 11 Proでは、iPhone XSで使用されていたギガビット級LTEが継続されます。ギガビット級LTEは、iPhone 8に搭載されている4G LTE-Advancedから約260%増速した通信規格を持ちます。

この速度が実現した背景には、技術の向上が欠かせません。具体的には、「4×4 MIMO(フォーバイフォーマイモ)」という従来2本だったアンテナを4本に増やすことで受信量を向上させたり、複数チャネルをひとつにまとめて周波数帯域幅を広げる「4CC CA(※3)」や「5CC CA」などを組み合わせたりすることで通信速度向上に漕ぎつけたそうです。

これによって、キャリアでは1Gbpsの通信速度が速いと言われる中、auは受信最大1,237Mbps、ソフトバンクも受信最大1,238Mbps、ドコモは受信最大1,576Mbps、といずれも1Gbpsを超える驚異の速さを実現しています。


(※3)Four Component-Carrier Carrier Aggregationの略です。

ケーブルとイヤフォンなど付属品

ケーブルはiPhone 11がUSBとLightningケーブル、アダプターが5W、イヤフォンは従来通りのものを採用しています。一方でiPhone 11 ProはTypeCとLightningケーブル、アダプターが18W、イヤフォンは従来のものを採用しています。

今後、TypeCにケーブルが統一されることを考えると、iPhone 11 Proを購入した方がよいとも思われますが、それでも、iPhone 11 Pro本体への差し込み口はLightningケーブルのため、いずれにしても今後は接続端子を買い増す必要がありそうです。

音質は向上した?

iPhone 11は、「空間オーディオ」に対応しています。これは、従来の左右のスピーカーで音質を差別化するものではなく、立体的な音響環境を作り出すことで、今までにない音楽体験ができるというものです。

実際に比較してみると、たしかに臨場感があるようなサウンドが聴けます。イヤフォンで聴き比べてみても、よりクリアで質感のいいサウンドが楽しめました。

音にこだわりたい方は、お近くのストアで聴き比べしてみるとよいかもしれません。

FaceID性能向上

iPhone 11は、Neural Engineが初代から第3世代へ移行しています。エネルギーが必要な場所にエネルギーを送り出すことでバッテリーの最適化ができるようになりました。

また、Neural Engineは画像や音声の処理に優れた人工知能です。そのため、FaceIDやミー文字の顔認証精度がアップしました。そもそもiPhone 8はFaceIDは利用できません。 この機能自体が新鮮で、性能のよさは実感しがたいかもしれませんね。

ちなみにiPhone 11は、「multi-angle Face ID sensor(マルチアングルフェイスIDセンサー)」 を搭載しており、より広い角度、距離が多くてもロック解除が可能になると言われています。机の上に置いてあってもロック解除可能という情報もありましたが、実際に試した結果、さすがに難しかったようです。

斜め45度の角度ですと20センチほど近づける、真っ正面からですと40センチほど離した状態でも十分にロックが外れました。

AirDropの性能向上

さらに、iPhone 11では「U1チップ」の搭載によってAirDropの性能もアップしました。「U1チップ」の「U」は「UltraWideBand(超広帯域無線)」の意味で近距離での高速通信に使われています。

WiFiやBluetoothよりも100倍高い精度を持ち、接続可能な距離は290mとも言われています。iPhoneにおいてはAirDropの性能向上や相手のiPhoneに向けるだけで相手が一番上に表示されるようになるなどの性能向上に期待が寄せられます。

カメラの性能について

以下の写真は実際にiPhone 11 ProとiPhone 8で撮影した写真です。

iPhoneはこれまで他社のスマホカメラに比べて広角レンズが弱いと言われていました。見た目は流行りに合わせてタピオカメラなどと揶揄されていますが、見た目以上に技術がいかに素晴らしいものなのか一目瞭然ですね。

一方でiPhone 11とiPhone 11 Proとではそのカメラについても、望遠カメラがあるかないかの違いがあります。望遠カメラがあるiPhone 11 Proでは10倍のズームが可能ですが、一方でiPhone 11では5倍までのズームまでが可能です。

なお、シャッター音についての変化が気になる方もい多いようですが、こちらは従来通り「カシャ」という音です。シャッター音が気になる方は、Live Photosのカメラを使うとシャッター音を小さく抑えられます。

iPhone 8からiPhone 11への乗り換えはありか

iPhone 8から新型iPhoneへどのように変化したのか、比較してきました。iPhone 8が発売されてからちょうど2年が経過するタイミングで、そろそろ乗り換えを検討している方も多いのではないでしょうか。

実際に私もiPhone 8ユーザーでしたが、iPhone Xシリーズを挟んでいるので、そもそもディスプレイの大きさが異なっていたり、認証方法が指紋からFaceIDに変わっていたりとiPhoneの進化というものをより実感しました。

ぜひ、その性能を試してみてはいかがでしょうか。

最新iPhoneも検討している方は、最新iPhoneの情報とお得購入方法を紹介した記事をご参考にしてください。

公開日時 : 2019年10月01日

abe ― ライター
abe ― ライター

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