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Apple Pencil 第2世代と初代を徹底比較 | 使い方・対応機種・性能もご紹介

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2019年3月に新しいiPadが発売されたことで、現在発売されているすべてのiPadでApple Pencilが使用できるようになりました。
ただApple Pencilには第1世代と第2世代があり、それぞれ使い方や対応端末が異なります。そこで今回は、Apple Pencilの第1世代と第2世代の違いについて比較していきたいと思います。
目次
Apple Pencil 第1世代と第2世代を比較

Apple Pencilの第1世代と第2世代がどのように違うのか見ていきましょう。
それぞれを比較すると、以下のような違いがあります。
第1世代Apple Pencil | 第2世代Apple Pencil | |
形状 | 円柱型 | 円柱型+平面 |
表面の仕上げ | ツルツルとしている | マットになっている |
全長 | 175.7mm | 166mm |
重量 | 20.7g | 20.7g |
直径 | 8.9mm | 8.9mm |
対応可能機種 | iPad 9.7インチ iPad Pro 9.7インチ iPad Pro 10.5インチ iPad Pro 12.9インチ ※2017年より以前のモデル |
iPad Pro 11インチ iPad Pro 12.9インチ ※2018年モデル |
ペアリング方法 | Apple PencilについているLightningコネクタをiPadに直接差し込む。 | iPad Proの側面にくっつける。 |
Apple Pencilの 充電方法 | Apple PencilについているLightningコネクタをコードでつなぐ。 | iPad Proの側面にくっつける。 |
その他の機能 | 特になし | Apple Pencil本体をダブルタップすることでツールの変更が可能。 |
このようにしてみてみると、形状や表面の仕上げ、長さなどさまざまな点が違っているのがわかると思います。
では、Apple Pencilを購入したい場合、どのような点について注目すればいいのでしょうか?
価格で選ぶのであれば第1世代Apple Pencilを
Apple Pencilを購入したいけれど、できるだけ価格を抑えたいと考えるのであれば、第1世代のApple Pencilを購入したほうがいいでしょう。
AmazonのApple公式ショップによると、2019年9月現在でそれぞれの価格は以下のようになっています。
Apple Pencil(第1世代) | 11,880円(税込) |
---|---|
Apple Pencil(第2世代) | 15,950円(税込) |
Apple Pencilだけをみても4,000円程度価格が違いますので、できるだけ安く手に入れたい場合はApple Pencil第1世代がおすすめです。
また価格を抑えられるには他にも理由があります。それは対応しているiPadの違いによるものです。
Apple Pencilの第2世代の場合、利用できる端末はiPad Pro11インチモデルもしくは12.9インチモデルのみとなっています。
つまり、Apple Pencilの第2世代を使用するためには高スペックなiPad Proが必要になるということです。どちらも2018年に発売されたばかりで、かなり高スペックなため価格が高くなっています。
一方でApple Pencilの第1世代で使用できるiPadは中古品なら価格が下がっていますので、Apple Pencilと一緒に購入する場合でも、価格を抑えやすくなるのです。
第2世代と比較して少し使いにくい第1世代
Apple Pencilの第1世代と第2世代を比較したときに目立ちやすい違いが、「Apple Pencilの形状」と「充電方法」です。
第1世代のApple Pencilは丸い形状のペンツールとなっています。そのため少し傾斜のついたところに置いておくと、ころころと転がってしまう可能性が。そのためペンケースなどを用意しないと、ふとした時に紛失してしまう恐れがあります。
第1世代のApple PencilはiPadに直接差し込んで充電するスタイルになっています。あまり見た目がいいものではなく、接続部分が破損しやすくなる可能性も否めません。
一方でApple Pencilの第2世代の場合は平面部分が追加された形状により、ペンが転がってしまうことを防げるようになったことに加え、iPodにピッタリくっつけるだけで充電ができるようになり、見た目や破損しいやすいという問題を解決しています。
このようにApple Pencilの第1世代と第2世代では、使いやすさに少しに違いがあることを理解しておいた方がいいでしょう。
性能の違いで選ぶのであればApple Pencil第2世代がおすすめ
より性能がいいApple Pencilを購入したいと考えるのであれば、当然第2世代のApple Pencilを選択するべきでしょう。
Apple Pencilの書き味についてはそれほど大きな差はないといえる両者ですが、第2世代のApple Pencilについている機能をみてみると、やはり違いがあることがわかります。
充電方法が楽すぎる
先述したようにApple Pencilの第2世代はiPad Proの側面に磁力でくっつけるだけで充電することができます。
第1世代のApple Pencilを充電する際に、キャップを外してLightningコネクタを差し込んでいたことを考えればかなり楽チンになったといえるでしょう。
それに充電しながらそのままApple Pencilを補完することも可能ですから、ペンケースなどを用意する必要もありません。
ダブルタップで機能を変更可能
Apple Pencil第2世代のもう一つの特長が、ダブルタップ機能が付いたことです。
Apple Pencilを使って作業をしているときにApple Pencil本体をダブルタップすることで、鉛筆モードと消しゴムモードを交互に変更することができるのです。
わざわざツールボックスでツールを変更する必要がありませんので、より快適に作業を行うことができるでしょう。
対応機種が高いのがたまにキズ
性能の高さが魅力のApple Pencilですが、やはりデメリットとなるのが対応している端末の価格が高いということでしょう。
第2世代のApple Pencilが使用できるiPad Proは、高スペックでさまざまな作業を行うことができますが、その分お値段は高め。現在でも10万円近くの値段がついています。
そのためタブレット端末でちょっと手書きツールを試してみたいとか、メモや落書きに使いたいなどと考えているなら、少し高すぎるツールといわざるを得ません。
一方でビジネスツールの一つとして導入したいケースや本格的なイラスト製作を行うようなケースなら、購入をおすすめできるでしょう。
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Apple Pencil 第2世代の使い方

ここからはApple Pencil第2世代の使い方について解説していきたいと思います。
iPadとのペアリング方法
まずはApple Pencil第2世代とiPadとのペアリング方法から解説していきます。
Apple Pencilを購入したら、iPadとのペアリングを行うことで使用できるようになります。その方法はいたって簡単。第2世代のApple PencilをiPadにくっつけるだけなのです。
あとはiPadの表示される内容に従って[ペアリング]を選択するだけ。たったこれだけでiPadとApple Pencil第2世代のペアリングは完了します。
Apple Pencil第2世代の充電方法
次にApple Pencil第2世代の充電方法について解説していきます。
実はこちらもApple Pencil第2世代をiPadの側面にくっつけるだけでOKです。iPadの側面とApple Pencil第2世代の平面にはかなり強力な磁石が付けられています。そのため、充電中に取れてしまう心配はほとんどありません。
そして充電中にはiPadにApple Pencil第2世代の充電状況が表示されるのも嬉しいポイント。どれだけ充電できているかもすぐに確認することができます。
ペアリングも充電もiPadにくっつけるだけ。さらに取れる心配もありませんので、Apple Pencilを紛失してしまうリスクを大幅に減らすことができるでしょう。
Apple Pencilをダブルタップしてツールを切り替える
Apple Pencil第2世代の大きな特長として、タッチセンサーが内蔵されていること挙げられます。この機能によって、ダブルタップによるツールの切り替えが簡単に行えるようになりました。
具体的な方法としてはペン先に近い平面部分にタッチセンサーが内蔵されているので、Apple Pencilを握っている指でダブルタップを行うだけ。
いちいちツールを選択しなおす必要がないため、スムーズに作業を行うことができるでしょう。
ダブルタップの設定は変更可能
またApple Pencil第2世代のダブルタップによって切り替えられるツールは、設定によって変更することも可能です。
具体的には以下の機能から選択することが可能となっています。
- 現在使用中のツールと消しゴムの切り替え
- 現在使用中のツールと前回使用したツールの切り替え
- カラーパレットの表示
- オフ
このようにダブルタップにさまざまな機能を持たせることができますので、自分に一番合った方法で作業を行うことができるのです。
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Apple Pencil 第2世代の特徴

ここからは、Apple Pencil第2世代の特徴について解説していきたいと思います。
平面部分が追加された
先述しているとおり、Apple Pencil第2世代からペンの形状に平面部分が追加されました。
この部分にタッチセンサーが内蔵されているので、ダブルタップによるツールの切り替えが可能になったことに加え、ペンが転がってしまうことを防げるようになりました。
ペンの表面がマット加工に
Apple Pencil第2世代では、ペンの表面仕上げがマット加工に変更されました。
Apple Pencil第1世代ではツヤツヤしていましたが、より上品なデザインとなっています。
ペンのキャップがなくなった
またApple Pencil第2世代からはiPadの側面にくっつけることで充電できるようになったため、ペンについていたLightningコネクタとそれに被せるキャップがなくなりました。
これでキャップだけを失くしてしまう心配もいらなくなりました。
ペン自体が少し短くなった
Apple Pencil第2世代では、Lightningコネクタやキャップ部分が不要になったため、ペンの長さが短くなっています。
重量は変わっていませんが、よりコンパクトになったという印象です。
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Apple PencilでiPadをより活用しよう

今回はApple Pencilの第1世代と第2世代について比較してきました。価格の安い第1世代と機能性の高い第2世代。どちらを使ってもiPadの活用の幅が広がることに間違いありませんので、ぜひ導入してみてください。
公開日時 : 2019年09月28日

京都在住のフリーランスライター。スポーツと音楽とダーツとDIYを愛する。いつか海外に移住したいと企んでおり、投資の勉強中。左利きだが右投げというややこしさ。血液型がA型であることがすぐにバレる傾向にある。
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