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PayPayはコンビニでも使える|お得な使い方や注意点を解説


スマホ決済アプリのPayPayはコンビニでの支払いにも対応しています。利用できるコンビニチェーンは多く、日々の買い物もスムーズに行えるためおすすめです。
しかしコンビニでPayPayを使ってみたいものの、使い方が分からないと悩む人は少なくありません。PayPayの登録方法から基本的な使い方まで知り、コンビニでの支払いをスムーズに済ませましょう。

目次
PayPayへのチャージ方法

PayPayはプリペイド式の決済サービスであるため、支払いをするには事前に残高をチャージしておかなければなりません。チャージの方法は多数ありますが、主に次の3つを使用している人が多いです。
- 銀行口座からPayPayにチャージ
- Yahoo!マネーからチャージ
- PayPayに登録したクレジットカードからチャージ
もっとも便利に利用できる方法を選び、自分に合った方法でチャージを行いましょう。
銀行口座からPayPayにチャージ
PayPayは銀行口座と紐づけし、口座の残高からチャージが行えます。アプリを起動し、ホーム画面から「銀行口座登録」を選択し、必要な情報を入力していきます。銀行口座登録の際にはYahoo! IDが必要なため、事前に作成しておかなければなりません。
また登録可能な金融機関は2019年7月時点では60以上と幅広く対応していますが、一部利用できないものもあります。メガバンクや有名どころの銀行では次のものが登録可能です。
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- ジャパンネット銀行
- ゆうちょ銀行
- みずほ銀行
- 三井住友銀行
- りそな銀行
- イオン銀行
かつては利用できましたが、現在は三菱UFJ銀行が利用できなくなっています。
他にも対応している金融機関は多数あるため、公式サイトからチェックしておくと良いでしょう。銀行口座は、登録してからチャージできるまでに数日かかるため、早めに登録しておくことが大切です。
Yahoo!マネーからチャージ
同じく銀行口座からチャージする方法ですが、Yahoo!マネーを登録してチャージすることも可能です。
Yahoo!ウォレットを利用していて、電子マネーのYahoo!マネーを使っているならその情報をPayPayに紐づけしチャージできます。
ホーム画面から「Yahoo!マネー」を選択し、画面に沿って必要事項を入力することでアカウントの紐づけは完了します。
すでにYahoo!マネーを利用しているなら、連携することで最小限の情報入力でPayPayが利用でき便利に使えるでしょう。
PayPayに登録したクレジットカードからチャージ
Yahoo! JAPANカードに限定されますが、登録したクレジットカードから残高にチャージして支払いも可能です。
ホーム画面から「カード追加」を選択し、該当のクレジットカードの情報を入力して登録します。追加したクレジットカードは残高へのチャージだけでなく、そのまま支払いに使用することも可能です。
支払い方法でクレジットカードを選択しておくと、チャージの手間を省いてPayPayを利用できます。クレジットカードを登録しておくとより便利に使えますが、登録可能なのはVISAとMaster Cardのみです。
Yahoo! JAPANカードのみJCBブランドも登録できますが、それ以外のカードはJCBブランドは使えません。
またチャージに対応しているのはYahoo! JAPANカードだけであり、他のカードでは支払いはできても残高へのチャージはできないため注意しましょう。
PayPayのコンビニでの使い方
登録や残高へのチャージが完了したなら、実際にコンビニでPayPayを使ってみましょう。PayPayの使い方は非常に簡単で難しい操作なくスムーズに支払いを終えられます。
全国幅広いコンビニチェーンで利用できるため、チェーン別の上手な使い方を知っておきましょう。
コンビニはバーコード提示が主流
PayPayの支払い方法はバーコードを提示して読み取ってもらう方法とお店に用意されたQRコードを読み取り、自分で金額を入力する方法の2つがあります。
お店によって対応は異なりますがコンビニだとバーコードを提示し、読み取ってもらう方法が主流です。
PayPayを起動し画面真ん中下の「支払う」という赤いボタンをタップして、表示されたバーコードを読み取ってもらうだけで簡単に支払いは完了します。
もしQRコードの読み取りが必要な場合は「支払う」の画面右下から「スキャン払い」を選択し、QRコードを読み取り、金額を入力して決済します。
セブンイレブンの場合
2019年の7月からコンビニの大手チェーンであるセブンイレブンでもPayPayが使えるようになりました。使い方はバーコードを提示するだけで、特別な操作は必要ありません。
セブンイレブンでは2019年7月12日から2019年9月15日まで、毎週100円相当の還元がもらえるキャンペーンを実施しています。
1週間に1回100円のPayPayボーナスが還元されるため、毎週1回は利用してお得にキャンペーンを活用しましょう。
ローソンの場合
ローソンでも支払いは簡単でバーコードを提示して読み取ってもらうだけです。ローソンではPontaポイントやdポイントが貯まるため、事前にカードを提示してポイントを貯めてもらいましょう。
決済終了後ではポイント加算ができなくなるため、先に提示することが大切です。
PayPayでの支払いでも現金と同様にポイントは貯まるため、還元されるPayPayボーナスと合わせカードのポイントも貯めることがおすすめです。
ファミリーマートの場合
ファミリーマートでお得にPayPayを使うには、Tカードを事前に提示することが大切です。決済してから提示してもポイントは付かないため、必ず先に提示しましょう。
またPayPayにはモバイルTカードを登録する機能があり、手持ちのカード番号を登録すると、アプリ上で簡単にTカードを提示できます。アプリを起動し、ホーム画面から「Tカード」を選択し、カード番号を入力して登録しておきます。
登録完了後は、支払い画面の「モバイルTカードを表示する」をタップすると、Tカードのバーコードが表示され、スムーズにポイント獲得が可能です。モバイルTカードでは現在の保有ポイントもチェックできるため、ポイント管理もしやすくておすすめです。
ミニストップの場合
ミニストップではWAONポイントカードを提示すると、ポイントを貯めてもらえます。他のコンビニと同様、決済前の提示が必要なため、先にポイントカードを渡しましょう。PayPayでの決済方法も他のコンビニと同じであり、バーコードを読み取ってもらい支払いは完了です。
ポプラの場合
ポプラでは楽天ポイントカードを提示すると、ポイントを加算してもらえます。楽天スーパーポイントは貯まりやすく、利用できる店舗やサービスも多いため、忘れず付けてもらいましょう。楽天ポイントカードの提示も、PayPay決済前に行う必要があります。
セイコーマートの場合
北海道で見かけることの多いセイコーマートでも、実はPayPayは利用できます。支払い方法は他のコンビニと同じでバーコードを提示して読み取ってもらいます。
セイコーマートではセイコーマートクラブカードでポイントが貯められるため、持っているなら決済前に提示しましょう。
PayPayでコンビニ支払いできないもの
多くのコンビニで使えて便利なPayPayですが、実は利用できるコンビニでも一部の商品の購入には対応していないため注意が必要です。
該当の商品はPayPayでは購入できず、現金での支払いを求められます。PayPayで購入できない商品は多数あるため、何が該当するのかを知っておくことが大切です。
公共料金は支払いできない
電気代やガス代、水道代といった公共料金の支払いは、PayPayではできません。生活に必須のコストを還元のあるPayPayで支払うとお得ですが、実際には利用できないため注意が必要です。
公共料金はクレジットカードの支払いが可能なため、ポイントを付けたいならそちらを利用すると良いでしょう。
プリペイドカードやギフト券
金券類の購入も、PayPayではできません。購入できない商品には、主に次のものが挙げられます。
- Amazonギフト券
- App Store & iTunesカード
- Google Playギフト券
- LINEプリペイドカード
- 楽天ポイントギフトカード
- DMMプリペイドカード
- その他プリペイドカード、ギフトカード
- ビール券、酒クーポン券
- QUOカード
- 地区指定ゴミ袋、ゴミ処理券
各種プリペイドカードや金券だけでなく、指定のゴミ袋も購入できないことは覚えておきましょう。
切手印紙やはがき類
PayPayでは切手やはがき、収入印紙代なども支払うことはできません。他にもコピーやFAXなどの料金や宅配の送料なども、コンビニ支払いは不可です。
Yahoo!ショッピングやオークションでは、送料も含めてPayPayで支払えますが、コンビニでは送料は対象外となっています。
PayPayのお得な使い方
PayPayは便利なだけではなく、使い方次第でお得な利用が可能です。少しでもお得度を高めるためには、使い方を工夫することが大切です。
コンビニなどで気軽に利用することが多いからこそ、少しでもお得に使って日々のコストを上手に下げましょう。
PayPay利用は3%の還元
まず知っておきたい点がPayPayを利用して決済すると、3%のPayPayボーナスが還元されるということです。
PayPayボーナスは決済した翌月にまとめて付与されるため、すぐ手に入るわけではありませんが実質3%引きで商品が購入できていることは確かです。
コンビニの定価の商品でも、PayPayを使うだけで実質割引価格で購入できる点は大きな魅力でしょう。そのため小さな買い物であっても、できるだけPayPayで決済した方がお得です。
通常の還元率は3%ですがイベント時には更に還元率が上がるため、タイミング次第ではよりお得に利用できるでしょう。3%還元が受けられるのはPayPay残高からの支払いかYahoo!マネー、あるいはYahoo! JAPANカードを使った支払いのみです。
Yahoo! JAPANカード以外のクレジットカードでも支払いは可能ですが、この場合は還元率が0.5%まで下がるので注意が必要です。
PayPayとYahoo! JAPANカードで4%還元の二重取り
よりお得に利用したいならPayPayにYahoo! JAPANカードを登録し、チャージして使うことがおすすめです。Yahoo! JAPANカードならチャージで1%付き、残高からの支払いで3%付くため合計4%還元されます。
もっとも還元率の高い使い方であり、かつYahoo! JAPANカードのポイント自体も貯まります。
つまり高い還元率でPayPayをお得に使いながら、クレジットカードのポイントも貯まるので金銭的なメリットは非常に大きいです。
PayPayのコンビニ使用の上限に注意
コンビニに限ったことではありませんがPayPayには利用上限があるため、これを超えないように注意が必要です。利用できる上限金額は、アカウントの状態や支払い方法によって異なります。
支払い方法 本人認証前(直近24時間) 本人認証前(直近30日間) 本人認証後(直近24時間) 本人認証後(直近30日間) クレジットカード払い 5,000円 5,000円 2万円 5万円 クレジットカード払い(青バッジ認証済み) 5,000円 5,000円 25万円 25万円 残高・Yahoo!マネー払い 50万円 200万円 – –
1日単位での上限だけでなく、1カ月単位の上限もあるため支払い状況はこまめに確認する必要があります。またクレジットカード払いだと、PayPayでの利用上限だけでなく、カード自体の上限額にも気を付けなければなりません。
PayPayでは利用上限に達していなくても、カードの利用枠がすでに埋まっているとPayPayでの決済ができなくなります。
早速PayPayをコンビニで使ってみよう
決済するだけでポイント還元があるPayPayは、コンビニのように少額で何度も使う店舗での利用におすすめです。少しずつでもポイントが貯まると大きな金額になり、貯まったポイントは支払いにも使えます。コンビニで積極的にPayPayを使い、お得かつスマートに支払いを終えましょう。
公開日時 : 2019年09月11日
