iPhoneでは赤外線通信の代わりにAirDropを活用する

iPhoneには赤外線通信の機能がついておらず、今後発売される機種でも搭載される見込みはありません。そのため、データ共有はAirDropや他の方法で代用します。AirDropの使い方を知り、赤外線通信なしでもスムーズにデータ共有しましょう。
新型ihone12噂 iPhoneでは赤外線通信の代わりにAirDropを活用する

ケータイ端末同士でのデータのやり取りでは、赤外線通信が便利です。しかし赤外線通信ができる端末は限られており、iPhoneでは利用できません。代わりにiPhoneでは赤外線通信の代わりとなる「AirDrop」という機能が搭載されています。

これを使うことで、赤外線通信と同様の通信が可能となります。AirDropの使い方をマスターして、iPhoneを便利に使いこなしましょう。

iPhoneには赤外線機能が搭載されていない

大前提としてiPhoneには赤外線通信の機能が搭載されていません。他社製品では機種によってスマホに赤外線機能が付いているものがありますが、iPhoneはこれまでのシリーズ全てで赤外線機能の搭載がありません。

なぜ赤外線機能がないのか、その理由や代わりになる機能について知っていきましょう。

赤外線機能がない理由

そもそもなぜiPhoneシリーズに赤外線通信がないのかですが、これは海外製品であることが関係しています。日本では一般的な赤外線通信ですが、海外ではそれほど利用されていないため一般的な機能ではありません。

iPhoneを始めとするその他の海外製端末でも赤外線機能を搭載していないのは、単に一般的ではないという背景があります。

世界的に見ても赤外線通信はそれほど利用されることが多くはないため、今後出る新機種でも搭載される可能性は低いでしょう。

赤外線の代わりになるツール

海外では一般的ではないために赤外線通信機能が搭載されていないのも一つの理由ですが、それだけではなく、代替機能があることも理由と考えられます。

例えば赤外線通信機能を搭載しなくてもそれと同等の通信を行う方法がiPhoneにはあります。iPhone同士での通信はもちろん、他社スマホとの通信も可能なため、赤外線通信機能は必須ではないといえるでしょう。

iPhone同士ならAirDropで代用可能

iPhoneにはAirDropという機能がついており、これを使うことで赤外線機能の代用ができます。AirDropはWiFiやBluetoothなどの電波を使ってデータ通信を行う機能であり、iPhone同士で利用できます。

データを送信する側と受信する側の両方がiPhoneユーザーでなければならず、他社スマホとの通信では別の方法を用いなければなりません。

ちなみにiOSとiMacOCなら通信が可能です。Apple製品同士なら、AirDropが使えると考えてよいでしょう。

QRコードやSMSを使う

他社のスマホとデータのやり取りをするにはQRコードを使ったり、SMSを使用したりする方法もあります。アプリによってはQRコードを表示し、それを読み取ってもらうことでデータのやり取りが簡単にでます。

相手の電話番号を知っているなら、SMSで画像や動画などの送信が可能です。データだけではなく、メッセージを添えて送ることも可能です。

単にメールにデータを添付して送ることも可能なので、赤外線通信がなくてもデータのやり取りは可能です。スマホではパケット通信料が定額のサービスが多く、データ通信量による支払いの増加の心配が少ないことも利点です。

赤外線通信の代わりに使えるAirDrop

iPhone同士でしか利用できませんが、環境が整っているならAirDropを使ったデータのやり取りがおすすめです。

AirDropでできることは多く、赤外線通信と同等か、あるいはそれ以上に便利に使えます。ただし、注意点もあるため、細部のポイントまで把握して使うことが大切です。

AirDrop機能でできること

AirDropを使うと、次のことが簡単に行えます。

  • 近くにいるiPhone同士やMacPCとのデータ共有
  • 連絡先や画像などの送受信

メールやQRコード、SNSなどを使うよりも簡単に素早くデータ共有が可能です。

近くにいるiPhone同士やMacPCとのデータ共有が可能

AirDropはWiFiやBluetoothの電波を使用してデータ共有を行うため、近くにいる人と簡単に通信が行えます。

AirDrop機能が搭載されたのはiOS7以降であり、最新バージョンにアップデートしているiPhoneなら問題なく使えます。MacPCともデータ共有が可能であり、共有の方法はiPhoneの場合と同じです。

また電波が届く範囲内なら複数人とのデータ共有も簡単であり、大勢でシェアしたい時にも便利です。距離が離れるとデータ共有ができないため、通信をする際には近くで行いましょう。

連絡先や画像などの送受信が簡単

AirDrop機能で送信できるデータは多く、連絡先やWEBページのリンク、画像や動画などが送受信できます。共有ボタンを押すだけで簡単に送信できるため、共有までの時間もかかりません。幅広いデータの共有が可能であり、多様なシーンで活躍するため使い方を覚えておくと便利でしょう。

AirDropの基本操作

スムーズにAirDropを使いこなすには、基本の操作方法を知ることが大切です。機能を使うには送受信する両方の端末で、事前設定を行う必要があります。

また共有したいデータによって、操作方法が若干異なることも覚えておきましょう。

送信側と受信側で設定が必要

まずはデータを送信する端末で、WiFiかBluetoothをオンにします。WiFi接続できていない時はBluetoothの電波を使って送信することになるため両方オンにしておくと確実です。

受信側の端末では、設定アプリからAirDropの受信設定を行います。

設定から「一般」→「AirDrop」と進み、連絡先のみかすべての人のどちらかを選択しましょう。

データを送ってくる相手が連絡先に登録されているなら連絡先のみを、登録されていないならすべての人を選びます。受信しないにしていると、相手の送信準備が完了しても、データが送られてきません。

また受信設定を行っていても、ネットワーク接続ができていないとデータ共有はできません。ネットに接続されているか確認し、機内モードになっている場合は解除しておきましょう。

オフライン環境はもちろん、ネットワークが不安定な環境でも通信できない場合があるため注意しなければなりません。

連絡先を共有したい場合

iPhoneに登録されている連絡先はAirDropを使って簡単に共有できます。まずは連絡先アプリを開き、共有したい人の連絡先の情報を表示します。

連絡先の下部に「連絡先を送信」という項目があるため、これをタップし、共有設定でAirDropを指定するとデータの共有が可能です。

様々なデータを送りたい場合

連絡先以外のデータを送るには送信したいデータを表示し、共有マークをタップします。共有マークは画面の下部に表示されており、「□」と「↑」が合体したマークです。

該当のデータを表示している時に共有マークをタップし、AirDropを選択すると、画像や動画から位置情報やWEBページのリンクなどが共有できます。

AirDropを使う時の注意点

便利に使えるAirDrop機能ですが、使い方を間違えるとトラブルにも発展しかねないため注意が必要です。

また使い方次第では不便を感じてしまうこともあるため、利用時の注意点は正しく把握しておくことが大切です。2つの注意点を知り、AirDrop機能をスムーズに活用しましょう。

バッテリーの消耗が激しい

AirDropによってデータを共有している最中は、常にデータ通信が起きている状態です。そのためバッテリーの消耗が激しく、すぐに電池がなくなってしまうため注意が必要です。

また通信時間ややり取りするデータ容量が大きいと、データ通信量も一気に増加してしまいます。

特にBluetoothを利用しているとデータ通信量が加算され、場合によっては速度制限がかかることもあります。極端なバッテリーの消耗や通信制限のリスクを避けるためにも、データ共有は短時間で終わらせることが大切です。また可能な限りすぐに充電できる環境で行うことがおすすめです。

知らない人とも通信できてしまう

無線でデータのやり取りができて便利なAirDropですが、設定次第では知らない人とも通信ができてしまいます。

AirDropの機能をオンにしており、受信設定を「すべての人」にしていると知らない人から勝手にデータを送られる危険性があります。

いたずら画像を送信したり、ウイルスデータを送信したりという事件もあるため、共有設定は「連絡先のみ」か「受信しない」にしておくことがおすすめです。受信対象を限定するか、必要な時だけ機能をオンにすることで、余計なトラブルは防げます。

赤外線アダプタを使えば赤外線通信が可能に

iPhoneには赤外線通信機能が搭載されていないため、データのやり取りをしたいなら代わりの機能を使わなければなりません。

しかし、実は赤外線アダプタというアイテムを使うことでiPhoneでも赤外線通信ができます。どうしても赤外線通信がしたい人は、特別なやり方を試してみてもよいでしょう。

専用アプリとIRアダプタを用意する

iPhoneで赤外線通信を行うには、専用のアプリと赤外線アダプタ(IRアダプタ)が必要です。アプリは無料でダウンロードできますが、アダプタの購入には4,000~5,000円程度かかるため注意しましょう。

またアダプタを使うと赤外線によるデータの送受信が可能となりますが、当然相手も赤外線機能を持っていなければなりません。iPhone同士でお互いに機能を持っていないなら、アプリと専用のアダプタを用意するよりも初期搭載のAirDropを使ったほうがよいでしょう。

赤外線送信
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開発元:Arts Intelligence Inc.
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赤外線アダプタを使えばガラケーとの通信もできる

赤外線アダプタを使うことで、スマホだけではなくガラケーとのデータ共有も可能です。相手の端末も赤外線機能を持っていることが前提条件ですが、環境さえ整っているならスマホとガラケー間での通信ができます。

ただしスマホからガラケーにデータを送る際には注意が必要で、データ容量が多過ぎると保存できなかったり、表示できなかったりすることもあります。

写真1枚で見ても、iPhoneとガラケーではデータサイズがあまりにも違うため、実際のデータのやり取りでは制限が出やすいことは覚えておきましょう。

自分にとって手軽な方法で通信を便利にしよう

残念ながらiPhoneには赤外線通信機能は搭載されていませんが、代わりとなるデータ共有方法は多数あります。

また、専用のアプリとアダプタを用意することで、赤外線通信も可能です。AirDropを始め、便利に使える機能は多数あるため、自分に合った方法を見つけ、データ共有をスムーズに行いましょう。

【公式】カシモWiMAX

公開日時 : 2019年09月11日

おっきー ― ライター
おっきー ― ライター

物心ついた頃からiPhoneがあるスマホネイティブ世代。SNSから最新情報を取得するのが日課。趣味はダンス。

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