光回線とは?これを読めばよくわかる|安定した高速通信を楽しもう!

テレビなどで良く耳にする「光回線」は「通信速度の速いインターネット」のイメージはあると思いますが、どのようなインターネット回線なのかご存じでしょうか。「光回線」とはどんな回線か、利用するメリットとデメリットを解説します。
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光回線とは、「光ファイバー」と呼ばれる特殊なケーブルを用いて通信する回線のことです。

従来のADSL回線やケーブルテレビのインターネット回線は、メタルケーブル(銅線)の中を信号が流れる事でデータを転送していました。

ただしメタルケーブルは信号の減衰が多く、電磁気のノイズなどの影響も受けやすいため、長距離や大量のデータ送信時はどうしても速度が落ちます。

「光ファイバー」は、ガラスや樹脂素材の中を光の信号が反射しながらデータを送る事で、長距離かつ大量のデータ送信を行っても非常に速い速度で転送する事が可能になりました。

今や「光ファイバー」は数千キロメートルに渡って深海にしかれ、世界中へとつながっており、これにより全世界のネットワークにアクセスできるのです。

この「光ファイバー」でインターネット通信を行っている回線の事を、光回線といいます。

光回線のメリット

光回線とは「光ファイバーケーブルを用いた回線である」ということでした。では従来のメタルケーブルを用いたADSLやケーブルテレビのインターネットと比べ、どのようなメリットがあるのかをみていきましょう。

通信速度が速い

光回線を使う上でなんといっても一番のメリットは、通信速度が格段に速くなることです。

ADSLは下り最大約50Mbps、ケーブルテレビは下り最大約300Mbps程度ですが、光回線は下り最大約1000Mbps~2000Mbpsと桁違いの速度が出ます。

この速度により、動画のストリーミング再生やオンラインゲーム、サイズが大きいデータの転送なども非常に快適に行えます。

「Mbps」とは、回線速度を表す単位です。1秒間にどれくらいのデータを転送できるのかを表します。

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回線速度の情報に「上り」「下り」という言葉を良く目にしますが、これは「アップロード」と「ダウンロード」の速度を意味します。

「上り」は、メールの送信や自分の端末に保存されている写真を他の場所へ転送する時などの速度のことを指します。

「下り」は、ネット上のデータをダウンロードする時や動画の視聴を行う時などの速度のことを指します。
ネットを利用する時のほとんどは「下り」を利用するので、回線速度を比較する場合は「下り」の速度を参照することが多いです。

ただしネットゲームをされる方や、YouTube等に動画をアップロードされる方などは、「上り」も参照しましょう。

通信が安定している

光回線は速度が速いだけでなく、一時的に速度が落ちたり途切れたりすることが少なく安定しているのも特徴です。

ADSLやケーブルテレビのインターネットはメタルケーブルを使用しているため、電磁気ノイズの影響を受けやすく、不安定になりやすい特徴があります。

また基地局から離れれば離れる程、不安定になるのも特徴です。光回線はメタルケーブルではなく光ファイバーを用いた回線であるため、ノイズや基地局からの距離に影響なく安定した速度を出せます。

ひかり電話を使うことができる

ほとんどの光回線を提供している会社は、セット料金でひかり電話を利用できます。

ひかり電話は、通常のアナログ回線電話やISDN回線電話より初期導入費用や通話料が安いメリットがあります。

ひかり電話が安いのは、インターネット光回線とセット料金であるからという理由だけでなく、そもそも仕組み的に安くなる理由があります。

アナログ回線やISDN回線はメタルケーブルを用いてNTTの電話網につながります。NTTの電話網は各地域毎に設置されている交換機を経由して電話同士をつなぐのです。

その交換機を利用するための電話加入権を得るだけで初期費用として約36,000円程度かかり、また毎月の基本料金も1,600円~程度かかります。

交換機を経由すればするほど通話料が高くなるため、距離が離れた通話であるとその分通話料金が割高にもなります。

アナログ回線の固定電話同士であると、距離や時間帯によって3分ごとの通話料が約8.5円~約80円も変動します。

ひかり電話の場合、音声をデータに変換し、NTT電話網ではなくインターネット光回線を通じて電話同士をつなぎます。

インターネット回線と同じ光回線を利用するので、ひかり電話の基本料金自体は約500円程度の会社がほとんど。

また通話料はたとえ相手側がアナログ回線やISDN回線の電話でも、相手側の最寄りの交換機につなぐだけで済むので、全国一律で3分ごとの通話料が約8円程度で済みます。

さらにひかり電話同士であると、通話料が無料になる場合もあります。国際電話に関しても格安です。

既に固定電話を利用している場合、電話番号はそのままでひかり電話に移行できるため、気軽に利用を開始できます。

アンテナ設置なしでテレビを見られる

光回線を契約すると、テレビを見ることができるようになるオプションサービスを提供している会社があります。

このオプション契約をすると、テレビに回線をつなぐだけで地デジに加え、通常アンテナをベランダに設置しなければならない衛星放送である、BS放送やCS放送をアンテナ無しで視聴できます。

契約内容によっては、スカパーやhuluなど、スポーツ、アニメ、映画などを幅広く楽しむことができます。

※地上/BSデジタル放送に対応したテレビ、もしくはチューナーが必要です。

光回線の種類

光回線のサービスを提供しているのは、NTTだけではありません。

様々な会社が光回線のサービスを提供しています。またサービスによってメリット、デメリットがありますので、契約を検討する際は注意しましょう。

NTTが提供するフレッツ光

フレッツ光とは、NTTの光回線を使用した国内最大の光回線サービスです。

ほぼ全国の地域をカバーしているため、他の会社がカバー出来ていない地域でもフレッツ光なら契約可能な場合もあります。

また映像サービスやひかり電話などの充実したオプションサービスや、NTTという大手企業ならではのサポート対応があり、便利で安心して利用できます。

ただしフレッツ光以外にプロバイダとも別途契約が必要です。

またNTTとしては後継サービスである光コラボの方に力を入れているため、セット料金やキャンペーン、キャッシュバックなどの料金的なサービスがほとんど行われていません。

そのため利用料金としては比較的高くなってしまう事が多いです。

プロバイダと回線が一本化した光コラボ

光コラボとは、様々なプロバイダ会社がNTTのフレッツ光回線を借りる形で独自の光回線サービスを提供することの総称です。

ドコモ光やSoftBank光、OCN光などが光コラボにあたります。使用回線自体はフレッツ光と同じであるため、回線速度は同等でフレッツ光と同様ほぼ全国の地域をカバーしています。

またプロバイダ会社自体のサービスであるため、フレッツ光では必要であった別途プロバイダ契約は基本的に必要ありません。

NTTも各プロバイダ会社も力を入れているサービスであるため、契約時のキャンペーン、キャッシュバックや携帯電話とのセット料金などでお得に契約できる場合が多く、月額利用料も1,000円程安くなります。

既にフレッツ光を契約している場合は、工事費がかからず切り替えができます。

ただし「年契約継続が条件」や「セットで割引」など、条件付の契約であるケースが多く、ややこしい面もあります。

事情があって解約したい場合に違約金を取られるといった場合もありますので、契約内容をしっかりと把握しておくことが大切です。

またフレッツ光から光コラボに切り替える場合は工事費がかからないなど気軽に切り替えることができますが、一度切り替えてしまうと元のフレッツ光や別の光コラボサービスに切り替えることができません。

どうしても再度切り替えをしたい場合は、一旦現在の光コラボの契約を解約し、フレッツ光や別の光コラボサービスに再契約という扱いになるため、違約金が発生します。

その他独自のサービスを行う個別の光回線

NTTの回線を使用せず、独自の光回線を保有してサービスを提供している会社もあります。

auひかりやNURO光、BBIQ等が独自の光回線を保有している会社です。独自の回線と専用機器により、フレッツ光回線の最大下り速度1Gbpsを超える回線速度を実現しているサービスもあります。

また初期費用や月額利用料がフレッツ光や光コラボよりも安価である場合が多いのも魅力です。

ただし国内最大規模であるNTTの光回線にくらべ、サービス提供可能な地域が限定されていることがおおく、地方や山の方などの地域では契約できないケースがあります。

また非常に速い回線速度を提供していますが、使用しているルーターやLANケーブル、パソコンなどがその速度に対応していない場合が多くあります。

この場合いくら契約している光回線の速度が早くても、実際に利用している機器ではそれほど速度が出ないこともありますので注意が必要です。

光回線とブロードバンドの関係

「ブロードバンド」というワードはなんとなく聞いたことがあると思いますが、どのような意味であるのかご存じでしょうか。

光はブロードバンド回線の一つ

ブロードバンドとは、高速で大容量のデータを通信できるサービスの総称のことです。回線のことを「band(帯)」に見立て、「broad band(幅広い帯)」と呼ばれるようになりました。

あくまで光回線は「ブロードバンド回線の中の一つ」ということになります。

逆に、低速な通信サービスの総称を「ナローバンド(narrow band・狭い帯)」と呼び、ISDNやダイヤルアップ等の回線のことを指します。

ブロードバンド回線の種類

ブロードバンドには、光回線の他に、ADSL、ケーブルテレビのインターネットがあります。

ADSLは今や下火のサービスとなっており、NTTではフレッツ光の提供エリアでの新規ADSL契約は2016年6月30日をもって終了しています。

また既存のADSL契約についても、2023年1月31日でサービスを終了するという発表がされています。

ケーブルテレビのインターネットは、既にケーブルテレビを導入しているのであれば、簡単に契約可能です。

ケーブルテレビの視聴とインターネットを両方楽しみたいのであればおすすめですが、インターネットの回線品質は光回線に劣ります。

同軸ケーブル(メタルケーブル)を使用しているため、電磁気ノイズに弱く、回線速度も早くて下り最大320Mbps程度です。

また下りは最大320Mbpsの契約でも、上りは10~20Mbps程度となるのも特徴で、ネットゲームを楽しんだり、動画をアップロードしたりしたい方にはあまりおすすめできません。

一方光回線は光ファイバーケーブルを使用しているためノイズに強く安定しており、回線速度も下り、上り共に最大1000Mbps~2000Mpbsと格段に早くなります。

ブロードバンドの中でも飛び抜けて回線品質が良いのが、光回線なのです。

現代では光回線が主流化している

総務省によると、2017年3月末時点でのブロードバンドの世帯普及率は、ADSLが4.4%、ケーブルテレビのインターネットが12.0%にくらべ、光回線は51.5%とトップクラスになりました。

これは光回線の高速かつ安定した回線品質であることから、選ばれていることを物語っています。

今後、IoT化(あらゆる「モノ」がインターネットにつながり、情報交換して相互に制御される仕組み)が進むと言われています。そのために今後もどんどん光回線が普及していくことでしょう。

光回線とプロバイダとの関係性

光回線を通したからすぐにインターネットが使用できるのでしょうか。これからは光回線でインターネットを使用するために何が必要かを見てみましょう。

回線工事だけではインターネットはできない

インターネットは回線工事を行い、家にケーブルを通してそのケーブルをパソコンにつないだだけではインターネットを使用できません。

回線はあくまでインターネットデータの「通り道」でしかありません。データが何も通っていない「通り道」をパソコンにつないだだけでは、インターネットにはつながりません。

そこで「通り道」に信号を流すために、プロバイダとの契約が必要になるのです。

回線とプロバイダの違い

インターネットの回線とは、データの「通り道」であることは既にお話しました。

それに対し、プロバイダの一番の役割は、「IPアドレス」を発行することにあります。

「IPアドレス」はインターネット世界の住所のようなものです。パソコンに回線をつなぐことで、インターネットとパソコンはつながっていることにはなります。

ただしインターネットの世界からするとパソコンの住所がわからないため、パソコンへデータを送り届けることができません。

そこでプロバイダと契約することで、パソコンに「IPアドレス」と呼ばれる住所を割り当ててくれます。

その「IPアドレス」の情報を元に、膨大なインターネット世界から必要なデータが回線を通じてパソコンに流れるようになり、初めてインターネットに接続できるようになります。

このように、回線業者とプロバイダ業者の役割が違うので、従来は回線業者とプロバイダ業者を別々に契約する必要がありました。

しかし光コラボや独自に光回線を保有している業者の登場で、回線とプロバイダの両方をセットで契約することが可能なサービスが増えてきました。

面倒であれば、セットで契約できるサービスを選ぶと良いでしょう。

回線とプロバイダを決める順序

元々は回線の提供サービスを決めてから、プロバイダをどこと契約するか検討するのが一般的でした。

ある程度の速度や安定性は回線によって左右するからです。また回線によって利用エリアが限られていますので、プロバイダを先に決めても、そのプロバイダが対応している回線が、自分のエリアではサービス提供されていないという事もあるからです。

現在は光コラボが解禁され、auひかりやNURO光など独自に光回線を保有している業者も増えたことにより、光回線とプロバイダを一つの企業で契約できるようになったため、人によってはあまり重要視しない方も増えてきています。

光回線のデメリット

光回線にもADSLやケーブルテレビのインターネットより優れているばかりではありません。

いい面もあればデメリットもあるようです。ここからはそのデメリットについて解説します。

料金が高い

ADSLやケーブルテレビのインターネットは最大速度が低めに設定されている安めのプランがありましたが、光回線は基本的には最大速度別の契約はなく共通である場合が多いです。

そのため、回線品質は良いのですが、料金は高くなる傾向にあります。

ただし現在はキャンペーンやセット契約での値引きなどが積極的に行われているため、うまく契約すればADSLより安くできる可能性もあります。

回線工事が必要

光回線を利用するには、回線を引き込むための工事が必要です。工事に費用がかかるだけでなく、工事中は立ち会いが必要であるため手間がかかります。

また契約してから工事をしてもらうまでに1ヶ月以上待たされることがあるので、利用開始の希望日があるのであれば余裕をもって契約する必要があります。

持ち歩くことができない

光回線は、回線を引き込んだ建物内でのみ利用可能なインターネットです。光回線を無線LANルーターに接続し、無線接続することは可能ですが、結局は無線LANルーターの電波が届く範囲が限界です。

外出先でインターネットを使う機会が多い方は、回線品質は光回線に劣りますが、お家でも外出先でもインターネットが可能になるポケットWi-Fiを契約した方が良いケースもあります。

他社への乗り換えがしにくい

光回線を契約する際は回線を引き込む工事が必要であるというのはお話しましたが、初期費用や工事の手間がネックになります。

また契約の最低継続期間を設定されている場合がほとんどで、継続期間を守らずに解約すると、違約金が発生します。

そのため例えばフレッツ光回線から独自の光回線を保有している業者に乗り換えたい場合、フレッツ光回線の違約金を払い、さらに独自光回線業者に回線引き込み工事費用と初期契約費用を払うというように、かかる費用も安くないので乗り換えがしにくくなります。

おすすめの光回線

光回線については今お使いのスマートフォンのキャリアと合わせて利用することで、毎月の費用が値引きされるのでお得に使うことができおすすめです。au、softbank、ドコモの光回線をご紹介します。

ソフトバンク光

ソフトバンクが提供する光回線ですソフトバンクの携帯電話を契約しているか同時に契約すると割引が大きくなります。

ソフトバンク光を開通した月にネットより「おうち割 光セット」や「光セット割」を手続し、8カ月以上の継続することが増額の条件となっています。

「おうち割 光セット」に入ると、家族皆のスマホの料金が毎月最大1,000円お得です。

ソフトバンク光

※画像:SoftBank光サイトより参照

ソフトバンクエアー

ソフトバンクのインターネット回線としてもう1つ挙げられるのが「ソフトバンクエアー」です。

ソフトバンクエアーソフトバンク光の違いは工事がないところ。ソフトバンクエアーを設置する場合必要なのはコンセントのみで、「Air ターミナル」という端末をコンセントにつなぐとすぐにインターネットを使うことができます。

光回線のように通信制限はなく、Wi-FiやWiMAXのように工事不要なので、2つのいいところ取りをした回線といえます。

料金については端末代を「一括払い」「分割払い」「レンタル」のいずれかから選ぶことができます。

Air ターミナル端末料金一覧

  • 一括払い:5,4000円
  • 分割:3,800円 24か月払い
  • レンタル:4,390円 利用月分

補足をすると、一括払いの場合、利用料が契約から最初の24か月は2,300円とお得になります。

また、ソフトバンクユーザーであれば『おうち割』を適用し、最大926円の割引を得ることができるのでぜひ活用してみてくださいね。

ソフトバンクエアー

※画像:Softbank Airサイトより参照

auひかり

auスマホとのセットでお得となっていて、スマホの利用料金が最大934円~2,000円の割引(最大2年間)になります。キャッシュバック額も大きくオプション無でも受け取ることができます。

auひかり

ドコモ光

ドコモ光への乗り換えでドコモスマホ利用の人は、月額毎月800円~最大3,500円の割引になります。関西地域限定ではdポイントが新規10,000ポイントやドコモ光お申込みと一緒に、ドコモ以外の携帯電話をドコモに乗り換えで10,260ポイントもらえます。

ネット申し込みの人に限り、「インターネット接続設定パック」が無料なので、初期設定がわからない人も安心して設定できます。セキュリティのマカフィーマルチアクセスのオプションに加入した場合月額500円のところ1年間無料です。ドコモ光電話とセットなら、固定電話も月額基本料が500円で利用できます。

ドコモ光

まとめ

動画やオンラインゲームを楽しみたいのに、インターネットが不安定で動きがカクカクするなんてストレスがたまりますよね。

「光回線」ならそんな心配はいりません。また、アンテナ設置いらずで多彩な専門チャンネルを楽しめるTVも視聴できます。「光回線」で、最高のエンターテインメントを楽しみましょう。

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沖田理紗 ー ライター
沖田理紗 ー ライター

物心ついた頃からiPhoneがあるスマホネイティブ世代。SNSから最新情報を取得するのが日課。趣味はダンス。

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