WiMAXのアンテナを4本立たせる|自作のリフレクターで電波改善

WiMAXのアンテナを強化する方法や、アンテナが立たない場合の対処法をまとめました。WiMAXの通信には、アンテナが深く関係しています。WiMAXの繋がりにくさや安定感が気になる方は、チェックしてみましょう。
WiMAXのアンテナを4本立たせる|自作のリフレクターで電波改善

工事不要で簡単にインターネット環境を構築できることから、高い人気を集めているWiMAX。

しかしエリア内なのにアンテナが立たない、1〜2本しかアンテナが立たないなど、電波状況に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、WiMAXのアンテナ強化方法を解説します。

手軽に試せる対処法や原因別での対処法も紹介します。

WiMAXルーターは何本立っていれば使える?

WiMAXのアンテナ表示をみると、3本や2本しか立っていないときもあります。WiMAXのアンテナは基本的に4本立っていて、快適に使えるものです。

アンテナが1〜3本でも使えないことはありませんが、本数が少なくなるにつれ、接続が頻繁に途切れるようになります。

アンテナが少ないのは電波が弱いことを意味します。

アンテナ1,2本では読み込みにもかなり時間がかかるため、LINEやメールなどメッセージのやり取りがやっとできるくらいでしょう。

インターネット検索や動画視聴、アプリゲームなどはできないに等しいです。

電波が入らない状態がたまになら、まだ許容できるかもしれません。しかし頻繁に起こるとなれば、改善する必要があります。

ここからはWiMAXのアンテナ強化方法を紹介していくので、ぜひ実践してみてください。

WiMAXのアンテナを強化する方法

WiMAXのアンテナを強化する方法は3つです。

方法1.WiMAXルーターの位置を変える

1番シンプルで簡単な方法は、WiMAXルーターの位置を変えることです。

場所によっては壁や障害物が電波の邪魔をしている可能性があります。

WiMAXはスマホと同じように外からの電波を受け取り、WiFiとして飛ばしています。そのため家の中心部よりも、窓際に近いほうがアンテナは立ちやすいです。

近くに基地局があるなら、WiMAXルーターの向きも調整してみてください。

また部屋が複数ある場合は、電波の入りやすい場所を探してみるとよいでしょう。

ホームルーターはコンセントを抜き差ししても問題ないので、安心してください。

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方法2.クレードルを使う

クレードルとはスタンド型の拡張器で、LAN接続を可能にしたり電波を強化したりする役割があります。

出典:UQ WiMAX

クレードル装着時は、NECプラットフォームズ独自の技術「Wウイングアンテナ」で安定した高速通信を実現できます。

また全方向の電波をキャッチできるので、アンテナが入りづらい場所でも繋がるようになることがあります。

ただWiMAXルーターすべての端末が、クレードルに対応しているわけではありません。

機器のオプションとして別途購入する必要があるため、対応端末か確認した上で用意しましょう。

またクレードルは、アンテナ内蔵で電波強化するタイプを選ぶようにしてください。

方法3.リフレクターを自作する・購入する

リフレクターとは電波を反射させる装置のことです。WiMAXルーターを覆うように設置すれば、電波を1点に集められます。

そのためアンテナを強化し、より強力な電波を飛ばせます。

リフレクターは低コストで簡単に自作ができ、100円ショップの調理用ボウルがあればOKです。もしくはガスコンロ周りに設置する、アルミ製のシートでも問題ありません。

材料が用意できたら、リフレクターでWiMAXルーターに電波を集めるように設置すれば完成です。写真撮影の際に、反射板で光を被写体にあてるようなイメージです。

ただこの方法は持ち運びができなく、使い勝手もよくありません。WiMAX公式でリフレクターが販売されているわけではないため、自作するかAmazonなどで探して購入する必要があります。

実際に電波がよくなったとの声もあるので、試す価値はあるでしょう。ただし、あくまで自己責任のもと行ってください。

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WiMAXのアンテナが不調の場合

アンテナが不調な場合の対処法を、パターン別で解説していきます。

以下に当てはまる方は、参考にしてみてください。

WiMAXのアンテナが立たない場合

アンテナが立たない場合は、電波干渉している可能性が考えられます。

WiMAXルーターでは、2.4GHz帯と5GHz帯の2つの電波帯を切り替えて利用できます。

ただ2.4GHz帯は家電製品にも使われている電波帯のため、互いに干渉している可能性があるのです。

その場合は5GHz帯に切り替えると、改善される場合があります。5GHz帯は2.4GHz帯に比べ障害物の影響を受けやすいですが、通信速度は速い傾向にあります。

それぞれの電波帯には特徴があるので、うまく切り替えて電波が入りやすいほうで使ってみるとよいでしょう。

WiMAXのアンテナが立っているのに遅い場合

アンテナが立っているのに通信速度が遅い場合は、障害物や建物の影響を受けている可能性が高いです。

特に高い建物やコンクリートの建物では壁が厚いため、電波を受信しづらい状況になります。また地下も同様です。

その場合は場所を変えてから、再度接続しなおしてみてください。もしクレードルがあれば、使ってみるのもよいでしょう。

WiMAXのアンテナが表示されない場合

アンテナが表示されない場合は、エリア外または故障の原因が考えられます。

WiMAXは全国エリアをカバーしていますが、ごく一部の地域ではエリア外の場合もあります。

行く場所が決まっているのであれば、あらかじめエリア確認しておきましょう。エリア確認は、UQ WiMAXの公式サイトからできます

もしエリア内にもかかわらずアンテナが表示されないのであれば、故障を疑ってみてください。

一度WiMAXルーターを再起動し、それでも改善されない場合は、修理にだして点検してもらいましょう。

WiMAXのアンテナがバツになっている場合

アンテナのところがバツマーク表示の場合は、圏外になっています。

電波の入りやすい環境に移動し、再接続してみてください。または再起動で改善される場合もあります。

もし上記で解決できない場合は、SIMカードの接触不良が考えられます。SIMカードを抜き差ししてみてアンテナが復活しないようであれば、SIM交換が必要かもしれません。

WiMAXのアンテナまとめ

今回はWiMAXのアンテナが立たない理由を紹介するとともに、アンテナ強化方法を3つお伝えしました。

WiMAXルーターの位置を変えることや、リフレクターによる改善は簡単にできるので気軽に試してみてください。

費用はかかりますが、クレードルを使うのも効果的です。

またWiMAX 2+とau 4G/5G LTE回線が使えるプラスエリアモードもうまく活用して、快適な通信環境を整えてみてください。

公開日時 : 2022年03月16日

iPhone格安SIM通信 編集部 ― ライター
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