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LINE Payにクレジットカードを登録するメリットや手順

LINEアプリに搭載された決済機能のLINE Payでは、クレジットカードの登録が可能です。クレジットカードの登録によって使い道はさらに広がり、より便利に利用しやすくなります。
ただしクレジットカードの登録には注意点もあるため、メリット以外の面にも目を向ける必要があります。クレジットカードの登録によってできることを知り、LINE Payをさらに上手に使いこなしましょう。
目次
LINE Payが発行予定のVISAクレジットカードとは

2019年7月現在では、既存のクレジットカードを登録するだけですが、将来的にはLINE PayからVISAクレジットカードの発行が予定されています。LINE Pay発行のクレジットカードのため、当然LINE Payでの利用が可能です。
また、通常のクレジットカード以上のメリットもあるため、詳細な情報を確認しておきましょう。
実店舗でもLINE Pay決済が使える
LINE Payは実店舗での決済も可能ですが、支払いができるのはチャージした残高からのみです。実店舗では登録したクレジットカードでの支払いはできませんが、発行予定のVISAカードでは実店舗での決済が可能となります。
通常のクレジットカード払いと同様の方法で、LINE Payを通して決済が可能であり、初年度のポイント還元率は3%と高い点も魅力です。
2年目以降の還元率は未定ですが、少なくとも最初の1年はかなりお得に使えるでしょう。
VISAの加盟店ならどこでも使えるようになる
発行したクレジットカードはLINE Payを通さなくても利用可能であり、VISAブランドのカードとして使えます。
そのためVISAに加盟する全てのお店で利用可能であり、仮にLINE Payを導入していないお店でも、クレジットカード単体で決済が可能です。VISAは世界的なブランドであり、利用できるお店やサービスは多いです。
先行予約は7月から開始される
LINE Payで発行予定のVISAクレジットカードは、2019年度中には利用が開始となる予定です。カード発行の先行予約は7月から開始される見込みであり、LINE Payにて申し込みが可能です。
クレジットカードを発行したいなら、情報解禁を待って素早く申し込みましょう。
利用に応じた優待特典が用意されている
詳細な内容は未定ですが、LINE Pay発行のVISAクレジットカードでは、お得な優待特典が多数用意されています。
特に利用に応じた特典が付く見込みであり、クレジットカード決済をすればするほど、充実した特典が受けられます。特典の詳細は利用開始に伴い発表されるため、これも情報の解禁を待ちましょう。
初年度は年会費が無料
LINE Pay発行のVISAクレジットカードは、初年度は年会費無料で利用できます。発行手数料も無料であり、導入にはコストがかかりません。また、2年目以降の年会費は1,375円(税込)ですが、これも年に1回のVISAクレジットカードの利用で無料となります。
つまり、最低でも1年に1回使うなら年会費は無料で利用でき、コストをかけずにクレジットカードが持てます。お得な特典に加えてコストがかかりにくい点は、大きな魅力でしょう。
LINE Payにクレジットカードを登録するメリット

現在LINE Payでは既存のクレジットカードの登録が可能であり、登録して使うことで大きく3つのメリットがあります。
- クレジットカードのポイントを貯めることができる
- クレジットカードの情報を入力する手間がなくなる
- 本人名義以外のカードも登録できる
各メリットの詳細を知り、登録するといかにお得かつ便利に利用できるか知っていきましょう。
クレジットカードのポイントを貯めることができる
LINE Payに登録したクレジットカードを利用した場合は、クレジットカードのポイントが貯まります。
残念ながらLINE Payのポイント還元はありませんが、クレジットカードに付与されるポイントが大きいなら問題はないでしょう。
クレジットカードの情報を入力する手間がなくなる
クレジットカードを登録しておくと、ネットショッピングの際にカード情報を登録せずに済みます。LINE Payの情報を引っ張って決済ができるため、スムーズにネットショッピングを楽しみたい人におすすめです。
固定のサイトを使っているならサイト自体にクレジットカード情報は登録できますが、毎回違うサイトを利用する人は、その都度情報入力が必要です。
そのためあらかじめLINE Payに情報を登録しておくと、初めて利用するサイトでも瞬時に情報入力が完了し、素早く買い物を終えられます。
本人名義以外のカードも登録できる
登録できるクレジットカードは本人名義のものだけというスマホ決済アプリは多いですが、LINE Payは違います。LINE Payでは本人名義以外のカードも登録可能であり、他人名義のカードを共有できます。
家族カードも登録できるため、自分名義のカードを持っていない人でも利用しやすいです。
LINE Payにクレジットカードを登録するときの手順

LINE Payにスムーズにクレジットカードを登録するには、登録の手順を知っておくことが大切です。登録前の準備から実際の操作、さらには登録後のカードの管理方法まで知っておく必要があります。クレジットカードの登録から管理までのやり方を知り、スムーズに登録を行いましょう。
登録できるクレジットカードを用意する
まずはクレジットカードの準備が必要であり、LINE Payで登録できるのは次のブランドのものです。
- VISA
- JCB
- Master Card
- AMERICAN EXPRESS
- Diners Club
主要なブランドは登録可能ですが、AMERICAN EXPRESSとDiners Clubは、一部登録できないカードもあるため注意が必要です。該当するクレジットカードを持っていないなら、登録可能なものを発行しておかなければなりません。
LINEウォレットからLINE Payをタップする
LINEアプリを起動させ、画面右下の「ウォレット」という項目をタップします。さらに残高表示をタップすると、LINE Payの基本画面に移行できます。
この基本画面ではクレジットカードの登録だけではなく、チャージや送金といった各種機能まで使えるため、アクセスの方法は覚えておきましょう。
クレジットカードの登録をタップする
LINE Payメニューの下部に、「クレジットカード登録」という項目があります。これをタップし、「+」マークを押してカード登録の画面に移りましょう。
クレジットカードの登録は、カード情報を入力するか、カメラ機能を使ってスキャンするかのどちらかです。スキャン機能を使うには、事前にLINEアプリのカメラ機能へのアクセスを許可しておかなければなりません。
カードの登録を完了させる
クレジットカードの各種情報を入力し、画面下部の「確認」をタップして登録は完了です。画面に登録完了の表示が出るため、これを確認し操作を終了しましょう。
本当に登録できたかどうかは、再度クレジットカードの登録をタップして確認できます。クレジットカードの追加画面に、先ほど入力したカードの情報が表示されているなら、登録は完了しています。
クレジットカードを変更したい時は削除する
LINE Payには最大4枚までクレジットカードを登録できます。メインで使用するカードを設定できるだけではなく、不要になったものは削除も可能です。
使わないカードがあるなら削除し、すでに4枚登録していて、別のカードを登録したい場合も、使わないものを削除して登録を入れ替えましょう。クレジットカードの削除は、登録画面から右上の「×」マークをタップして削除できます。
LINE Payに登録するのがおすすめなクレジットカード

主要ブランドのクレジットカードなら大抵登録が可能ですが、全てがお得に使えるとは限りません。LINE Payに登録してお得に利用しやすいカードは、次の3つです。
- クラブ・オン/ミレニアムカードセゾン
- リクルートカード
- 楽天カード
それぞれ年会費無料で利用できるため、詳細な特典を知って自分に合ったものを見つけましょう。
楽天カード
年会費は永年無料であり、かつお得にポイントが貯めやすい点は、楽天カードの特徴です。楽天カードは還元率が1%であり、100円につき1ポイント貯まります。
また、楽天市場や楽天ポイントの提携店での利用だと、獲得ポイントが数倍になることもあります。
店舗やサービスによって付与されるポイントは異なりますが、お得に使えることは確かです。楽天系列のサービスをよく利用する人は、ポイントが貯まりやすくてお得でしょう。
クラブ・オン/ミレニアムカードセゾン
西武やそごう、セブン&アイグループの利用が多いなら、クラブ・オン/ミレニアムカードセゾンがおすすめです。西武やそごうで利用すると、1,000円以上の買い物で5~7%のポイント還元が受けられます。
さらに1,000円につき5円相当の永久不滅ポイントが1ポイント加算され、ポイントの二重取りが可能です。
また、セブン&アイグループでの買い物なら、200円につき1ポイントが付与され、さらに1,000円につき1ポイントの永久不滅ポイントが付与されます。
年会費無料で利用できるだけではなく、7月31日までにWEBから申し込んでカードを利用すると、2,000円のキャッシュバックが受けられる点も魅力です。
リクルートカード
年会費永久無料で使いたいなら、リクルートカードがおすすめです。ポイント還元率は1.2%で、貯まったポイントを利用できる範囲が広い点が特徴です。
リクルートと提携したサービスでポイントの利用が可能であり、じゃらんやHOT PEPPER、ポンパレモールなどで使えます。
さらにローソンで使えるPontaポイントにも交換できます。1ポイント1円と分かりやすく、ポイント利用のしやすさは大きな魅力です。
LINE Payでクレジットカードを活用する方法

登録したクレジットカードを活用するには、次の2つの使い方がおすすめです。
- LINE Payとクレジットカードを使い分ける
- LINE STOREでスタンプを購入する
上手な使い方をマスターして、LINE Payをさらに便利に利用しましょう。
LINE Payとクレジットカードを使い分ける
クレジットカードを登録したからといって、必ずしもクレジットカード決済を行う必要はありません。シーンに応じてLINE Pay決済とクレジットカード決済を使い分けることが、お得に利用するポイントです。
例えば楽天カードを持っていて、楽天市場でネットショッピングをするなら、クレジットカード決済をしたほうがポイントが多く貯まってお得です。
しかし、楽天カード以外しか持っておらず、ポイント還元率がそれほど高くないなら、LINE Pay決済のほうがお得な場合もあります。戻ってくるポイントや還元率の高さを考慮して、決済方法を使い分けることでよりお得な利用が可能です。
LINE STOREでスタンプを購入する
LINE Payに登録したクレジットカードは、LINE STOREでの決済時に利用できます。スタンプや着せ替え、ゲーム内通貨などがあり、クレジットカード決済にすることでスムーズに購入できます。
LINE内で課金をすることが多いなら、素早く決済できるクレジットカードの登録がおすすめです。
LINE Payでクレジットカードを利用するときの注意点

LINE Payにクレジットカードを登録すると便利に使えますが、一部注意点があることは忘れてはいけません。
- LINEが提供しているサービスでしか使えない
- 還元率3%キャンペーンが適用されない
- 現時点でチャージは不可能
3つの注意点を把握して、損や失敗のない使い方を心がけましょう。
LINEが提供しているサービスでしか使えない
今後発行されるVISAカードを除くと、クレジットカード決済はLINEが提供しているサービスやネットショッピングでしか利用できません。
LINE STOREやLINEモバイルの支払いなどには利用できますが、LINE Pay決済のように実店舗での利用はできないため注意が必要です。クレジットカード単体で考えると、利用できるシーンは狭いため、LINE Pay決済と併用することが大切です。
還元率3%キャンペーンが適用されない
2019年7月までは還元率3%キャンペーンが実施されていましたが、すでに終了となったため適用はありません。また、そもそも適用対象となるのはLINE Pay決済であり、クレジットカード決済は対象外です。
今後も還元率アップのキャンペーンが実施される可能性はありますが、決済方法が指定されている可能性もあるため注意が必要です。もちろん、クレジットカード決済を促進するキャンペーンが実施される可能性もあるため、キャンペーン情報は見逃さないようにしましょう。
現時点でチャージは不可能
2019年7月現在では、クレジットカードからLINE Payの残高にチャージすることはできません。今後機能が拡張されてチャージが可能になる可能性はありますが、まだそのような情報はありません。
LINE Pay決済と併用するなら銀行口座の登録や、その他の方法でのチャージが必要です。LINE Payの残高もこまめに確認する必要があるため、クレジットカードの限度額と一緒に管理を徹底しましょう。
LINE Payにクレジットを登録して使い方の幅を広げよう

クレジットカードを登録することで、LINE Payの使い道はさらに広がります。今後はLINE Pay発行のクレジットカードも使えるようになるため、申し込みをして発行しておくのもおすすめです。
クレジットカード決済とLINE Pay決済の両方を上手に使い分けて、キャッシュレス決済をスマートに行いましょう。
クレジットカードに抵抗がある方は、プリペイド型のカードがLINE Payにはあります。LINE Payのプリペイドカードに関しては、以下の記事で解説していますので、ぜひお読みくださいね。
公開日時 : 2020年02月24日

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