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LINE Payバーチャルカードの発行方法や使い方|チャージ方法や解約方法まで解説!

LINEアプリに搭載された決済機能のLINE Payでは、カードが発行できます。LINE Payカードは通常のクレジットカード同様に形のあるプラスチックカードだけではなく、ネット上のみで利用できるバーチャルカードもあります。
簡単に登録できて、かつ便利に使いやすいバーチャルカードを駆使し、LINE Payを賢く上手に使いこなしましょう。
目次
LINE Payバーチャルカードの特徴・メリット

LINE Payはバーチャルカードを発行せずとも使えますが、発行することには3つのメリットがあります。
- 誰でも発行することが可能
- 年会費や発行費用が無料
- 最大2%のポイントが還元される
3つのメリットを把握して、バーチャルカードがいかなる魅力を持っているのか知っていきましょう。
誰でも発行することが可能
通常クレジットカードは18歳以上でないと発行できませんが、LINE Payのバーチャルカードは、誰でも発行できます。これは厳密にはクレジットカードとは形態が異なることが理由です。
バーチャルカードやプラスチックカードは支払い時に提示する、あるいはカード番号を入力することで決済できますが、実態はプリペイドカードです。事前に登録した分で決済するプリペイドカードのため、未成年でも利用できる点が特徴といえます。
また、厳密にはクレジットカードではないものの、LINEモバイルにおいてはクレジットカードと同様の扱いになる点も魅力です。LINEモバイルの契約にはクレジットカードが必要ですが、これを持っていなくてもLINE Payカードを持っているなら契約できます。
年会費や発行費用が無料
LINE Payのバーチャルカードは年会費や発行費用が全て無料であり、利用にコストはかかりません。これはプラスチックカードも同じであり、LINE Payカードは無料で利用できる点がメリットです。バーチャルカードはスマホの画面上に表示される電子カードのため、更新も簡単で余計な手続きも必要ありません。
実物がないために紛失するという心配もなく、扱いやすさも魅力的です。発行から利用に手数料がかからないため、使うか悩んでいる人も気軽に試しやすいでしょう。
最大2%のポイントが還元される
LINE Payでは1カ月に決済した金額により翌月のランクが決まり、支払い時のポイント還元率が決定します。バーチャルカードを利用して支払った場合も同じであり、使うほど還元率が上がり、最大2%還元が得られる点は大きなメリットです。還元率を定めたランクは、次のように決まります。
ランク | 1カ月の決済金額 | 還元率 |
---|---|---|
グリーン | 10万円以上 | 2% |
ブルー | 5万円以上 | 1% |
レッド | 1万円以上 | 0.8% |
ホワイト | 1万円未満 | 0.5% |
ランクは色分けされており、もっとも高ランクなのはグリーンです。月にそれほどLINE Payを利用しないというライトユーザーでも、0.5%の還元は得られます。バーチャルカードを持っているとLINE Payを利用できる範囲も広がり、決済金額が増やせて還元率も上げやすいです。
また、キャンペーンによってはLINE Payカードでの決済による還元率がアップすることもあり、持っておいて損はないでしょう。
LINE Payバーチャルカードとプラスチックカードの違い

LINE Payのカードには、バーチャルカードだけでなく物理型のプラスチックカードがあります。いずれもLINE Payカードに分類されますが、どんな違いがあるのでしょうか。
プラスチックカードとの違いを表にまとめました。
プラスチックカード | バーチャルカード | |
---|---|---|
発行に関して | LINEアプリから即時発行 | 自宅に配送 (1週間程度かかる) |
チャージ方法 | LINE Payチャージと同じ (一部コンビニなどで現金チャージが可能) |
LINE Payチャージと同じ |
利用可能場所 | ・JCBに加盟している実店舗 ・オンライン店舗 |
オンライン店舗のみ |
プラスチックカードは、ローソンやセブンイレブン、ファミリマートなどのコンビニや東急線各駅の券売機で残高チャージが可能です。
ただし、コンビニなどで購入できる「LINEプリペイドカード」からLINE Payへのチャージはできないので注意してください。
LINE Payバーチャルカードを発行するときの手順

バーチャルカードを発行するには、次の4つの手順を踏みます。
- LINE Payに登録
- アプリからバーチャルカードの発行を選択
- 暗証番号かタッチIDで認証
- カード番号の確認
手順は複数ありますが、発行までは5~10分以内と時間はかかりません。スムーズに発行でき、無料で利用できるため、まずはお試しで発行してみることがおすすめです。
LINE Payに登録する
まずはLINE Payへの登録が必要です。LINEアプリを起動させ、画面右下の「ウォレット」から「LINE Payをはじめる」という画面まで進みましょう。
登録は電話番号の入力やSMS認証、利用規約などへの同意を行い完了です。すでにLINE Payを利用しているなら、この手続きは不要です。
アプリからバーチャルカードの発行を選択する
アカウント登録完了後は、再びウォレットからLINE Payの画面へと進みます。緑色の四角で残高が表示されており、その下に濃い緑で「バーチャルカードをすぐに発行!」とあるため、これをタップします。
すると、バーチャルカードとプラスチックカードの申し込み画面に移るため、ここではバーチャルカードを発行を選択しましょう。後でプラスチックカードが必要になった場合も、同様の手順で申し込み、発行が可能です。
暗証番号かタッチIDで認証する
「バーチャルカードを発行」を選択すると、設定状態によって暗証番号の入力か、Touch IDやFace IDでの認証のどちらかが求められます。求められた方法で認証を行うと、バーチャルカードが表示され、無事発行となります。
バーチャルカードはプラスチックカードと違い、その場で瞬時に発行されるため、すぐに使いたい人におすすめです。
カード番号の確認する
発行完了後は、利用時にチェックできるようにカード番号を見る方法も確認しておきましょう。ウォレットからLINE Pay画面を開き、LINE Payカードの番号をタップしてパスワードやTouch IDやFace IDでの認証を行うと、カード情報が確認できます。
カードの情報は決済時に利用するため、どのように確認するかは覚えておかなければなりません。
LINE Payバーチャルカードの使い方

バーチャルカードを発行したなら、どのように使うのかもマスターしておきましょう。バーチャルカードはネットでの決済に利用できますが、使うには事前にチャージの設定をしておかなければなりません。
また、他のアプリとの併用で使い勝手は広がるため、使い方は細部まで知っておくことが大切です。
オンラインストアで買い物をする場合
オンラインストアでネットショッピングの際には、バーチャルカードが利用できます。使い方は一般的なクレジットカードと同じで、支払い方法でカード番号や更新期限、名義といった各種情報を入力するだけです。
LINE Payのカードの場合、カードの名義人は「LINE MEMBER」とすることを覚えておきましょう。
決済情報を入力した後は、サイトごとの指定に合わせてその他の情報を入力して、確定を押すだけです。LINE PayのカードはJCBブランドに対応しているお店で利用できるため、オンラインストアでも幅広く使えるでしょう。また、他のスマホ決済アプリとは違い、金券類の購入が可能な点も特徴です。
銀行口座を登録してチャージする場合
LINE Payのカードはプリペイド式のため、利用するには事前にチャージをしておかなければなりません。チャージは銀行口座を登録することで可能となり、金額を入力するだけで非常に簡単です。ウォレットからLINE Payの画面を開き、銀行口座を選択すると、任意の口座情報を登録できます。
バーチャルカードと紐づけを行い、任意の金額を手動でチャージするだけではなく、オートチャージの設定も可能です。
指定した金額を下回った際に、一定金額を自動でチャージするオートチャージ設定をしておくと、チャージの手間が省けてより便利に使えます。銀行口座からのチャージは手数料無料であり、こまめにチャージしても費用はかかりません。
QUICPay決済をしたい場合
おサイフケータイ機能付きでAndroid端末なら、バーチャルカードを使ったQUICPay決済が可能です。Google Payアプリをインストールし、バーチャルカードの情報を登録することで、QUICPay対応の機器にかざすだけで簡単に決済できます。
LINE Payのバーコード決済よりも素早く支払いをしやすいため、条件に合う端末を持っているなら、Google Payも登録しておくとよいでしょう。
QUICPayを利用するにはおサイフケータイ機能が付いていることが前提ですが、それだけではなくAndroid端末でなければなりません。iOSではできない使い方のため、iPhoneには非対応です。
LINE Payバーチャルカードに関する注意点

LINE Payのバーチャルカードを賢く使いこなすには、失敗しないための注意点も知っておかなければなりません。
- カードの発行ができるのは月に2回まで
- 選択できる支払い方法は1回払いのみ
- 残高不足だと決済できない
3つの注意点を知り、失敗なくLINE Payカードを利用しましょう。
カードの発行ができるのは月に2回まで
バーチャルカードは発行だけではなく、解約も簡単にできます。しかしカード発行は月に2回までで、発行上限に達してから解約すると、次に発行できるようになるまでしばらく待たなければなりません。
バーチャルカードの解約はLINE Payの画面からカードを表示し、画面下部の「カードを解約」を選択して行えます。簡単に解約ができてしまうため、不要になった都度手続きをしてしまう人もいますが、月あたりの回数上限があることは頭に入れておきましょう。
選択できる支払い方法は1回払いのみ
一般的なクレジットカードなら、決済時に分割払いやリボ払いが選択できます。しかし、LINE Payカードは、バーチャルカードもプラスチックカードでも1回払いしか選択できません。分割での支払いができず、高額の商品を購入するとまとまった出費になるため注意が必要です。
そもそもLINE Payカードはプリペイド式のカードであり、一般的なクレジットカードと完全に同じ機能を有しているわけではありません。簡単かつ無料に発行できる簡易的なカードのため、クレジットカードよりは機能が縮小されていると考えましょう。
残高不足だと決済できない
プリペイド式のカードのため当然ですが、残高が不足していると決済ができません。決済エラーとなって支払いに時間がかかるため、スムーズに済ませるには事前にチャージをしておきましょう。また、残高の確認はこまめに行うことが大切であり、残高不足にならないよう定期的にチャージする必要があります。
こまめなチャージが面倒ならオートチャージの設定をしておき、残高不足にならないよう常に注意を払いましょう。
LINE Payバーチャルカードを一時停止・解約する方法

バーチャルカードはLINEアプリから簡単に一時停止・解約をすることが可能です。ここでは、一時停止または解約の方法をご説明します。
解約をしても、LINE Payは引き続き使うことが可能です。プリペイドカードが必要なくなった場合は、以下の方法で一時停止や解約を行ってくださいね。
また、バーチャルカードを一時停止・解約すると、同時にプラスチックカードは利用できなくなります。
以下の手順でカードを一時停止することが可能です。
- LINE Payメインメニューの[LINE Payカード]をタップ
- LINE Payのパスワードを入力し[カード利用]をオフ
- 確認メッセージが表示されたら[確認]をタップ
カードの解約方法は以下の通りです。
- LINE Payメインメニューの[LINE Payカード]をタップ
- LINE Payのパスワードを入力し[カードを解約]をタップ
- 確認メッセージが表示されたら[カードを解約]をタップ
便利なLINE Payバーチャルカードを活用しよう

LINE Payカードの一種であるバーチャルカードは、その場で瞬時に発行し、すぐに利用できます。プラスチックカードよりも早くカードを手に入れたい人におすすめであり、ネットでの支払いに限定して使いたい人に向いています。
アプリを使ったスマホ決済は便利ですが、その中でもデメリットが少ないバーチャルカードを上手に使ってLINE Payを使いこなし、オンラインストアでのショッピングをスマートに楽しみましょう。
公開日時 : 2019年08月21日
