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AndroidのOSアップデート方法!新機能の内容や更新できない・不具合の原因も

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
スマホにアップデートの通知が届いても、よくわからず放置している方も多いのではないでしょうか?
アップデートをしなくてもスマホを使うことはできますが、アップデートをすることで利便性が大きく変わります。
この記事では、Androidのスマートフォン端末のOSアップデート内容とやり方について、詳しく解説します。
今までアップデートを後回しにしていた方も是非この記事を参考にしてアップデートに挑戦してみて下さい。
この記事でわかること
Androidアップデートの内容

AndroidのOSアップデートとは、AndroidのOSを最新版にバージョンアップさせることです。
OSをアップデートすることで、機能・操作性・品質などが向上し、さらに安全快適にスマートフォンを利用できるようになります。
最新のAndroidn 13では、以下の新機能が追加されました。
Androidn 13の新機能
- Material You をベースにより進化した外観とスタイルを搭載
- スマートフォン全体の言語を変更することなく、各アプリに異なる言語を設定できる
- 音楽やポッドキャストなどを聞く際の外観や操作感が向上
- ディスプレイの色調整やグレースケールでおやすみ時間モードをカスタマイズできる
- アクセスする必要のある特定の写真や動画のみを選択できる
- クリップボードへの不要なアクセスを防ぐ
- 通知を管理し、必要な通知のみを受け取れる
- 空間オーディオが音源の位置を頭の向きに合わせて調整
- Bluetooth Low Energy (LE) オーディオを採用
- Androidスマホでコピーしたものとタブレットに貼り付け可能(反対も可能)
※対応アプリや言語により、一部機能の対応状況が異なります。
アップデートが必要なタイミングで通知が届く
Androidのアップデートが必要になると、スマホに通知が届きます。
スマートフォンのステータスバーから「ソフトウェアアップデートの提供開始」の通知を選択し、その画面から更新を確認できます。
または、「設定」から確認する方法もあります。
この場合、まずスマートフォンの「設定」を開きます。次に「ソフトウェアアップデート」を選択し、ここで更新を確認します。
Androidアップデートのメリットとデメリット
AndroidのOSアップデートにはメリットがあります。実際にアップデートを行う前に、両方を確認しておきましょう。
メリット
- 消費電力の削減機能やロック解除時の認証機能など新機能が追加される
- 既存機能や操作性の向上
- 最新のセキュリティ更新パッチを受けられる
- 不具合が修正される
- 最新のアプリが使えるようになる
最新OSにアップデートすると、新機能の追加や操作性の向上などに期待できます。
それだけでなく、最新のセキュリティ更新パッチを受けられるため、セキュリティ面のリスクも軽減されます。
ただし、以下のようなデメリットが伴うケースもあります。
デメリット
- 古い機種の場合、スマートフォンの動作が遅くなる可能性がある
- 最新バージョンのOSに対応していないアプリが使えなくなる
- 機能や設定が削除される場合がある
古いAndroid端末を使用している場合、性能が追いつかずアップデート後に動作が遅くなってしまうことがあります。
また最新OSに対応していないアプリは使えなくなるため注意してください。
Androidアップデートのやり方

アップデート前の準備
AndroidのOSアップデートをスムーズに行うためには、しっかりと事前準備をしておく必要があります。
ここでは、アップデートを行う前に整えておくべき条件と確認事項を解説します。
ストレージの空き容量を確保する
OSアップデートの際には膨大なデータをダウンロードするため、その分の空きストレージを用意する必要があります。
ストレージ容量が不足していると、アップデートの途中で動作に支障をきたす恐れがあります。ストレージが足りない状態でアップデートを始めるのは避けてください。
バックアップを取っておく
通常、アップデートによってデータが失われるようなことはありません。
しかし、通信環境やバッテリー不足の問題でアップデートが失敗した場合、大切なデータが失われる可能性があります。
絶対になくしたくない大切なデータがある場合は、事前にバックアップを取っておくようにしてください。
不安な方はiCrackedなどスマホ修理業者でもバックアップサポートサービスを行っています。
実行中のプログラムはすべて閉じる
アップデートを始める前に、動いているプログラムはないか確認しましょう。
アップデートの途中でアプリがフリーズなどを起こした場合、必ず終了させてください。
アップデートが停止し、データが消えてしまう恐れがあります。
通信環境が安定していることを確認
アップデートは安定した通信環境のもとで行う必要があります。途中で通信が途切れると、アップデートが失敗したり、最初からやり直しになってしまいます。
ドコモ、au、ソフトバンクの3社のスマートフォンを利用している場合、3GやLTEを利用してアップデートしても通信料はかかりません。
ただし、基本的にはWiFiに接続して行うことが推奨されています。
充電器に繋いでおく
アップデートの途中で電源が切れてしまわないように、十分なバッテリー残量が必要です。
できれば充電器に繋いだ状態でアップデートを行うようにしてください。
スマホでアップデートする方法

ここからは、実際にAndroidのOSアップデートを行う方法と手順を解説していきます。
まずはスマートフォン本体を使用してアップデートを行う方法を説明します。Androidのスマートフォンであればどの機種でも同じ手順でアップデートできます。
手動でアップデートする場合
まずは手動でアップデートする方法を紹介します。
手動でアップデートを行う際の手順は以下の通りです。
- 「設定」を開く
- 「端末情報」をタップ(機種によっては「端末情報」ではなく、「端末管理」「バージョン情報」と表記。)
- 「ソフトウェア更新」をタップ
- 「今すぐ更新」をタップ(機種によっては「今すぐ更新」ではなく、「ソフトウェアアップデート」「ソフトウェア更新」と表記。)
- 「インストール」をタップ
- 「OK」を押すとスマホが再起動し、再起動するとアップデートが完了する
自動でアップデートする場合
バージョンアップの度に毎回手動でアップデートするのが面倒だという場合は、ソフトウェアが更新されると自動でアップデートしてくれるように設定しておくこともできます。
この設定方法は、「ソフトウェア更新」内の「更新を自動的にダウンロード」をオンにするだけと簡単です。
こうすることで、WiFiネットワーク接続時に自動でアップデートを行うことができます。
ただし、更新したくないタイミングでも自動でアップデートしてしまうため注意してください。
時刻を指定してアップデートする場合
長時間にわたるアップデートを寝ている時間などに終わらせたいという場合、時刻を指定して更新予約ができます。
この場合の設定も簡単で、「ソフトウェア更新」内の「ソフトウェアの更新予約」をオンにし、時刻を指定するだけで完了します。
この設定をしておけば、予約した時間に自動でアップデートが開始されます。
パソコンでアップデートする方法

基本的にAndroidのOSアップデートは、スマートフォン端末によって行いますが、Xperiaシリーズのスマホであれば、パソコンを使ってアップデートを行うことも可能です。
パソコンに接続して行う場合、パケット料金が発生しないため、WiFi環境下でアップデートができないという場合はおすすめの方法です。
また、この場合、各メーカーが提供するソフトウェアをインストールする必要があります。
このソフトウェアをインストールすれば、パソコンを起動する度に最新のアップデートがあるかを確認し、必要があれば自動でアップデートをしてくれます。
キャリアでアップデートする方法
アップデートを自分で行うのは面倒だという場合には、各キャリアのショップにスマートフォンを持ち込みましょう。
au、docomo、softbank、ワイモバイルのいずれかのキャリアと契約している方は、購入店舗を問わず無料でアップデートしてもらうことができます。
なお、この場合もアップデート完了までに最低1時間ほど時間が掛かるので、時間に余裕を持つようにしましょう。
※契約しているプランによってはサポート費用がかかる場合があります。
アップデート状況を確認する方法
アップデートをしたら、無事にOSが最新バージョンに更新されているか確認してみてください。
アップデートを確認する際は以下の手順でスマートフォンを操作します。
- 「設定」→「端末情報」→「ソフトウェア情報」の順に選択する
- 「ビルド番号」を選択
- ビルド番号がOSの最新のナンバーと一致しているか照合する
なお、最新のビルド番号は各キャリアの公式サイトから機種ごとのアップデート情報を調べることで確認できます。
また、SIMフリーのスマートフォンを利用している場合は、各キャリアのニュースリリースページにあるアップデート情報から確認します。
最新のビルド番号が分かったら、スマートフォンのビルド番号と一致するか照合し、無事に最新OSにアップデートされていることを確認してください。
アップデートができない・不具合の原因

AndroidのOSアップデートがうまくできない・不具合が起きる場合、どのような原因が考えられるのでしょうか。
ここでは、アップデートができないときの原因とそれぞれのケースの対処法について見ていきます。
古いAndroidで最新OSに対応していない
古いAndroidスマホを使っている場合、最新のOSに対応していない可能性があります。
スマートフォンの機種名と最新OSでインターネット検索することで、自分のスマホが最新のOSに対応した機種であるか確認できます。
スマートフォンがOSに対応していないことが原因であった場合は、対処が難しいです。今のOSのまま我慢するか、新しい機種の購入を検討する必要があります。
おすすめのAndroidスマホランキングを紹介している記事がありますので、こちらも参考にしてみてください。
ストレージ空き容量の不足している
ストレージ容量が足りずにアップデートできないというケースです。
画像や音楽、アプリなどのデータで容量がいっぱいになっているとアップデートができなくなってしまいます。
この場合、まず何が原因で容量不足になっているのか確認します。
使用量が多いデータは削除したり、SDカードなどに移したりすることで十分な空き容量を確保しましょう。
キャッシュデータが溜まっている
キャッシュデータが溜まっている場合、アップデートに不具合が生じることがあります。
これまで紹介した原因に当てはまらない場合、一度キャッシュデータを削除してから再度アップデートを試してみてください。
キャッシュ削除の方法については、「Androidの内部ストレージを増やす方法」の記事で詳しく紹介しています。
Androidアップデートに関する注意点

アップデートを実際に行う上で、いくつか注意すべきポイントがあります。
以下のポイントに気をつけて確実なアップデートを行ってください。
一度アップデートしたら簡単に戻せない
OSアップデートをすると端末を最新の状態にできますが、アップデート後にバグなどの不具合を見つけたとしても前の状態に戻すことは基本的にできません。
アップデートをする前にOSごとバックアップを取っておくことで、元の状態に戻すことが可能ではありますが、とても手間がかかります。
また、ダウングレードもできますが、メーカー保証の対象外になるほか、強制的に初期化されるリスクがあるためおすすめしません。
バグなどが心配な場合は、ある程度最新OSに関するレビューが出てからアップデートするようにした方がよいでしょう。
アップデートには時間がかかる
OSのアップデートには30分~1時間ほど時間がかかります。
また、アップデート中は通話やメールをはじめ、全ての操作ができなくなるので注意が必要です。
重要な連絡のやり取りなどが必要な時間帯は避けてアップデートを行うようにしてください。
絶対に途中で電源を切らない
アップデートの途中で電源が切れてしまった場合、中途半端なアップデートになり、エラーが発生したりデータが破損する可能性があります。アップデート中は絶対に電源は切らないでください。
アップデートにはバッテリーの残量が40%以上必要です。できれば、あらかじめ満タンにしておくとよいでしょう。
バッテリー残量がギリギリで途中で充電が切れないか心配な場合は、充電しながらアップデートすることもできます。
Androidアップデート方法まとめ

アップデートする際には、通信環境やバッテリー残量、ストレージ容量などを確認してから行うことが大切です。
アップデートがスムーズに行かず、失敗してしまうと大切なデータが失われてしまうこともあるため注意してください。
OSをアップデートすることで、いま使っているスマートフォンをより快適に使用できます。
今までアップデートは面倒くさいと思って後回しにしていたという方も、ぜひこれを機に最新版のOSをダウンロードしてみてください。
公開日時 : 2023年03月28日

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