- スマホ
【2023年】ドコモ・au・ソフトバンク料金プランを楽天モバイルも含めて徹底比較!

ドコモ・au・ソフトバンクのユーザーの中には、なんとなく同じキャリアを使い続けている人も多いのではないでしょうか。
乗り換えたくても「どのキャリアを選べばいいのか」「自分に合う料金プランはどれなのか」など、キャリア選び・料金プラン選びに悩んでいる人も多いと思います。
そこで、今回は各キャリアの料金プランを「大容量プラン」「小容量プラン」「デビュープラン」の3つに分類して、それぞれの詳細を徹底比較してみました
料金プランの変更を考えている人や、キャリアの乗り換えを考えている人は、ぜひ参考にしてください。
この記事でわかること
目次
ドコモ・au・ソフトバンクはどれがいい?3大キャリア料金比較

3大キャリアの料金はどれがよいのでしょうか。データ容量ごとに比較しました。
通話や割引、速度制限なども一緒に比較するので、ぜひ自分にあったキャリアを見つけてください。
大容量プランを比較
最初に比較するのが、大容量プランです。ゲームなどで無制限にデータを使いたい人におすすめのプランとなっています。
一番安い大容量プラン
- auの使い放題MAX 5G 7,238円(税込)/月額
- ソフトバンクのメリハリ無制限 7,238円(税込)/月額
キャリア | ドコモ | au | ソフトバンク | |||
---|---|---|---|---|---|---|
プラン名 | 5Gギガホ プレミア | 使い放題MAX 5G | メリハリ無制限 | |||
料金 | 7,315円(税込) | 7,238円(税込) | 7,238円(税込) | |||
割引後 | 4,928円(税込) | 4,928円(税込) | 4,928円(税込) | |||
データ容量 | 無制限 | |||||
速度制限 | 利用者集中時・大量データ通信、 長時間接続時に速度制限の可能性あり |
利用者集中時・大量データ通信、 長時間接続時に速度制限の可能性あり |
利用者集中時に速度制限の可能性あり | |||
通話 | 22/30秒(税込) | 22/30秒(税込) | 22/30秒(税込) | |||
テザリング | 有 | 有(30GBまで) | 有(30GBまで) | |||
割引 | みんなドコモ割 | 3人以上加入時は1,100円(税込)引き 2人以上加入時は550円(税込)引き |
家族割プラス | 3人以上加入時は1,100円(税込)引き 2人以上加入時は550円(税込)引き |
新みんな家族割 | 3人以上加入時は1,210円引き、 2人加入時は660円引き |
ドコモ光セット割 | 1,100円(税込)引き | auスマートバリュー | 1,100円(税込)引き | |||
dカードお支払割 | 187円(税込)引き | au PAY カードお支払い割 | 110円(税込)引き | おうち割光セット | 1,100円引き |
一番安い大容量プランは、月額7,238円(税込)のau 使い放題MAX 5Gとソフトバンク メリハリ無制限です。
ドコモとの差額は77円と大きくなく、割引適応時は3社とも月額4,928円(税込)で同額です。そのため、3大キャリアの無制限プランを考えている場合、割引など他の要素で決めるのがよいでしょう。
3社のなかで違いがあるのは、テザリングの上限です。3社とも無料でテザリングを利用できますが、auとソフトバンクは30GBと上限が決まっています。
一方、ドコモのテザリングには上限がありません。タブレットなどと頻繁にテザリングを利用する方は、ドコモを選択するのがよいでしょう。
3キャリア大容量プランと楽天モバイルを比較
2020年よりキャリアに参入したのが、楽天モバイルです。楽天モバイルは他のキャリアと比較して、圧倒的な安さで注目を集めています。
先ほどの表で一番安かったau・ソフトバンクと楽天モバイルの大容量プランを比較した表がこちらです。
キャリア | 楽天モバイル | au | ソフトバンク |
---|---|---|---|
プラン名 | Rakuten UN-LIMIT VII | 使い放題MAX 5G | メリハリ無制限 |
料金 | 3,278円(税込) | 7,238円(税込) | 7,238円(税込) |
割引後 | – | 4,928円(税込) | 4,928円(税込) |
データ容量 | 無制限 | ||
速度制限 | パートナー回線5GB 超過度 |
利用者集中時・大量データ通信、 長時間接続時に速度制限の可能性あり |
利用者集中時に速度制限の可能性あり |
通話 | アプリ内無料 アプリ外22円(税込)/30秒 |
22/30秒(税込) | 22/30秒(税込) |
テザリング | 有 | 有(30GBまで) | 有(30GBまで) |
楽天モバイルの特徴は圧倒的な安さです。
キャリアの無制限プランが通常時7000円以上、割引後でも5,000円近くすることを考えると、月額3,278円(税込)で無制限にデータ容量が使えるのは非常にお得です。
しかし、いくつか注意点があります。
楽天モバイルは自社のエリア外ではauのパートナー回線に接続します。パートナー回線は5GBまででになっているため、自宅や職場などよく利用する場所がパートナー回線の人にはおすすめではありません。
楽天モバイルは専用アプリからの電話は無料です。
しかし、アプリ外から電話をかけ放題にするには、1回15分の通話オプション1,100円(税込)のみです。アプリ外での長時間かけ放題が欲しい人は他のキャリアを選ぶとよいでしょう。
小容量プランを比較
次に、小容量プランを比較します。小容量プランは段階制で値段が変わる仕組みのため、今回は1GBの時の料金で検証します。
一番安い小容量プラン
- ソフトバンクのミニフィットプラン+ 3,278円(税込)/月額
キャリア | ドコモ | au | ソフトバンク |
---|---|---|---|
プラン名 | 5Gギガライト | ピタットプラン 5G | ミニフィットプラン+ |
料金 | 3,465円(税込)~ | 3,465円(税込)~ | 3,278円(税込)~ |
割引後 | 2,178円(税込)~ | 2,178円(税込)~ | 2,178円(税込)~ |
データ容量 | 1~7GB | 1~7GB | 1~3GB |
低速時の速度 | 128kbps | 128kbps | 128kbps |
通話 | 22/30秒(税込) | 22/30秒(税込) | 22/30秒(税込) |
5分通話オプション | 770円(税込) | 880円(税込) | 880円(税込) |
通話オプション | 1,870円(税込) | 1,980円(税込) | 1,980円(税込) |
1GBの時の値段が一番安いのは、月額3,278円(税込)のソフトバンク ミニフィットプラン+です。
ドコモやauとの差額は187円です。また、割引後は3社とも月額2,178円(税込)です。
ドコモやauが1~7GBであるのに対し、ソフトバンクが1GB~3GBまでとデータ容量の幅に違いがあります。普段のデータ利用量が4~7GBの人はドコモやauを選んだほうが、使いやすいかもしれません。
3キャリア小容量プランと楽天モバイルを比較
ソフトバンクと楽天モバイルでの小容量プランを比較した表がこちらです。
キャリア | 楽天モバイル | ソフトバンク |
---|---|---|
プラン名 | Rakuten UN-LIMIT VII | ミニフィットプラン+ |
料金 | 1,078円(税込)~ | 3,278円(税込)~ |
割引後 | – | 2,178円(税込)~ |
データ容量 | 3GB~ | 1~3GB |
速度制限 | パートナー回線5GB 超過度 |
– |
低速時の速度 | 1Mbps | 128kbps |
通話 | アプリ内無料 アプリ外22円(税込)/30秒 |
22/30秒(税込) |
5分通話オプション | 1,100円(税込)/1回15分 | 880円(税込) |
通話オプション | – | 1,980円(税込) |
小容量プランでも、楽天モバイルのほうが大幅に安い結果になりました。
また、楽天モバイルでは一番小さい容量で3GBからです。この点からも小容量プランでは楽天モバイルを選んだほうがお得です。
デビュープランを比較
各社、ガラケーからスマホへの乗り換えや子どものスマホデビュー用に、デビュープランを用意しています。デビュープランを比較した表がこちらです。
一番安いデビュープラン
- ドコモのはじめてスマホプラン / U15はじめてスマホプラン 1,980円(税込)/月額
キャリア | ドコモ | au | ソフトバンク |
---|---|---|---|
プラン名 | はじめてスマホプラン / U15はじめてスマホプラン |
スマホスタートプラン(フラット) | スマホデビュープラン |
料金 | 1,980円(税込) | 2,288円(税込) | 2,728円(税込)~ |
割引後 | 1年間1,078円(税込) 2年目以降1,628円(税込) |
1年間990円(税込) 2年目以降2,178円(税込) |
1年目990円(税込) 2年目以降2,178円(税込) |
データ容量 | 1GB / 5GB | 3GB | 3GB(※1) |
低速時の速度 | 128kbps | 128kbps | 128kbps |
通話 | 22/30秒(税込) | 22/30秒(税込) | 22/30秒(税込) |
5分通話オプション | 基本料金に含まれる | 基本料金に含まれる | 880円(税込)(※2) |
通話オプション | 1,100円(税込) | 1,100円(税込) | 1,980円(税込) |
(※1)1年間データ増量で5GB利用可能。
(※2)5分通話オプションは基本料金に含まれないが、加入すると小容量割1,430円(税込)/月額の割引を受けられる。
一番安いデビュープランは、月額1,980円(税込)のドコモ はじめてスマホプランです。
しかし、auやソフトバンクでは割引適応で1年間月額990円(税込)で利用できます。割引適応になる方には、こちらのほうがおすすめです。
また、利用できるデータ容量に違いがあります。ドコモではデータ容量は1GBですが、auやソフトバンクでは3GB利用できます。
auやソフトバンクでは、1年間データが増量になり5GBまで使えます。auではデータ増量は22歳以下のみが対象ですが、ソフトバンクにはそのような制限がないためおすすめです。
ドコモでも15歳以下であれば、5GB使えるU15はじめてスマホプランを利用できます。
【番外編1】ahamo・povo・LINEMO・楽天モバイルを比較
ユーザーの9割が月のデータ使用量が20GB以下に収まっていると言われています。そこで、各キャリアが最近最も力を入れているのが、「格安で使える中容量プラン」です。
今回は番外編として、ahamo・povo・LINEMO・楽天モバイルで月に20GB利用したときの料金を比較します。
一番安い20GBのプラン
- 楽天モバイルのRakuten UN-LIMIT VII 2,178円(税込)/月額
携帯会社 | ahamo | povo | LINEMO | 楽天モバイル |
---|---|---|---|---|
プラン名 | ahamo 基本料金 | 20GB / 30日間 | スマホプラン | Rakuten UN-LIMIT VII |
料金 | 2,970円(税込) | 2,700円(税込) | 2,728円(税込) | 2,178円(税込) |
割引後 | – | |||
データ容量 | 20GB | |||
データ追加 | 550円(税込) /1GB |
390円(税込) /1GB 990円(税込) /3GB |
550円(税込) /1GB |
3,278円/無制限 |
低速時の速度 | 1Mbps | 128Kbps | 1Mbps | 1Mbps |
5G | 利用可 | 利用可 | 利用可 | 利用可 |
通話料金 | 22円(税込)/30秒 | 22円(税込)/30秒 | 22円(税込)/30秒 | アプリ内無料 アプリ外22円(税込)/30秒 |
5分通話オプション | 基本料金に含まれる | 550円(税込) | 550円(税込) | 1,100円(税込)/1回15分 |
通話オプション | 1,100円(税込) | 1,650円(税込) | 1,650円(税込) | – |
もっと見る
20GBを利用したときに最も料金が安いのは、月額2,178円(税込)の楽天モバイルです。データを追加したい時には1,100円(税込)で無制限に利用できる点も魅力です。
ahamoは5分通話オプションが基本料金に含まれている点が特徴的です。この中で最も料金は高いですが、通話オプション込みの値段と考えればお得に感じます。
また、専用アプリが不要で5分通話オプションが適用される点も使い勝手がよいです。
他社と比較して、データ追加の価格が低いのがpovoです。細かく使うデータ量を設定したい人にはpovoがおすすめです。
【番外編2】ワイモバイル・UQモバイルを比較
キャリアのサブブランドで、料金形態が似ているのがワイモバイルとUQモバイルです。番外編としてこの2社で安いのはどちらなのか、比較します。
ワイモバイル・UQモバイルで安いのは?
- UQモバイルのくりこしプラン+5G
携帯会社 | ワイモバイル | UQモバイル | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
プラン名 | シンプルS | シンプルM | シンプルL | くりこしプランS+5G | くりこしプランM+5G | くりこしプランL+5G |
料金 | 2,178円(税込) | 3,278円(税込) | 4,158円(税込) | 1,628円(税込) | 2,728円(税込) | 3,828円(税込) |
割引後 | 990円(税込み) | 2,090円(税込) | 2,970円(税込) | 990円(税込) | 2,090円(税込) | 2,970円(税込) |
データ容量 | 3GB | 15GB | 25GB | 3GB | 15GB | 25GB |
データ追加 | 550円(税込)/0.5GB | 220円(税込)/0.1GB 550円(税込)/0.5GB |
||||
低速時の速度 | 300kbps | 1Mbps | 300kbps | 1Mbps | ||
5G | 利用可 | 利用可 | ||||
通話料金 | 22円(税込)/30秒 | 22円(税込)/30秒 | ||||
60分/月通話定額 | – | 550分(税込) | ||||
10分通話オプション | 770円(税込) | 770円(税込) | ||||
通話オプション | 1,870円(税込) | 1,870円(税込) | ||||
割引 | おうち割光セット | 1,188円(税込)割引 | 自宅セット割 でんきコース | 最大858円(税込)割引 | ||
おうち割でんきセット | 110円(税込)割引 | 自宅セット割 インターネットコース | ||||
家族割引サービス | 1,188円(税込)割引 |
並べて比較すると、3GB・15GB・25GBと同量のプランが用意されており、非常に似ていることがわかります。
どのプランでもUQモバイルのほうが価格が安い結果になりました。
割引後の価格はどちらも同じです。
違いとしては、UQモバイルには550円(税込)で月に合計60分まで通話できるオプションがあります。
料金やオプションの違いから、UQモバイルのほうがおすすめです。
しかしワイモバイルはソフトバンク回線、UQモバイルはau回線のため、ソフトバンク回線を使いたい場合にはワイモバイルを選ぶとよいでしょう。
ドコモ・au・ソフトバンクの料金シミュレーション
ここからは家族で各キャリアを利用したときの料金をシミュレーションします。
1人での契約
最初に1人で契約した場合、こちらの表の料金になります。
1人で契約する場合、3社の料金の差は大容量・小容量プランともに大きくありません。
夫婦2人での契約
次に夫婦2人で契約する場合です。まず、2人とも小容量プランで契約した場合を考えます。
キャリア | ドコモ | au | ソフトバンク |
---|---|---|---|
月額料金 | 3,465円(税込)×2 =6,930円(税込) |
3,465円(税込)×2 =6,930円(税込) |
3,278円(税込)×2 =6,556円(税込) |
家族割 | -550円(税込) | 0円 | 0円 |
合計 | 6,380円(税込) | 6,930円(税込) | 6,556円(税込) |
auとソフトバンクでは小容量プランが家族割の対象になりません。そのため、一番安いのはドコモです。
小容量プランの基本料金が安いソフトバンクが二番目に安い結果になりました。
夫婦2人が大容量プランで契約した場合がこちらです。
キャリア | ドコモ | au | ソフトバンク |
---|---|---|---|
月額料金 | 7,315円(税込)×2 =14,630円(税込) |
7,238円(税込)×2 =14,476円(税込) |
7,238円(税込)×2 14,476円(税込) |
家族割 | -1,100円(税込) | -1,100円(税込) | -1,320円(税込) |
合計 | 13,530円(税込) | 13,376円(税込) | 13,156円(税込) |
元の基本料金が安く、家族割の金額が大きいソフトバンクがもっとも安くなっています。
一番高いドコモとの差は400円程度ですが、年間だと4,400円以上になるので軽視できません。
家族4人での契約
最後に、家族4人での契約の場合をシミュレーションします。家族の構成は以下の通りとします。
- 大人2人
- 15歳以下の子どもが2人
最初に大人が大容量プランを、子どもがデビュープランを利用したパターンがこちらです。
キャリア | ドコモ | au | ソフトバンク |
---|---|---|---|
月額料金(大人) | 7,315円(税込)×2 =14,630円(税込) |
7,238円(税込)×2 =14,476円(税込) |
7,238円(税込)×2 14,476円(税込) |
月額料金(子ども) | 1,980円(税込)×2 =3,960円(税込) |
2,288円(税込)×2 =4,576円(税込) |
2,728円(税込)×2 =5,456円(税込) |
家族割 | -2,200円(税込) | -2,200円(税込) | -2,420円(税込) |
合計 | 8,690円(税込) | 9,297円(税込) | 9,592円(税込) |
デビュープランの料金が一番安いドコモが合計金額でももっとも安い結果になりました。
合計金額が一番高いソフトバンクとは9000円近くの差があるため、家族割以外の割引を使わずに利用する場合はドコモがおすすめです。
次に家族4人で大容量プランを使う場合がこちらになります。
キャリア | ドコモ | au | ソフトバンク |
---|---|---|---|
月額料金 | 7,315円(税込)×4 =29,260円(税込) |
7,238円(税込)×4 =28,952円(税込) |
7,238円(税込)×4 =28,952円(税込) |
家族割 | -4,400円(税込) | -4,400円(税込) | -4,840円(税込) |
合計 | 24,860円(税込) | 24,552円(税込) | 24,112円(税込) |
ソフトバンクは家族割が3回線以上の場合1,210円(税込)と、3社の中で最も金額が大きくなっています。加えて基本料金も低いため、ソフトバンクが一番安いです。
【項目別】ドコモ・au・ソフトバンクを比較
ここからは項目別に各社を比較解説します。
繋がりやすさやオプションなど、重視するポイントにあわせて参考にしてください。
電波の繋がりやすさ
1つ目の比較項目は電波の繋がりやすさです。
繋がりやすさにおいては、各社繋がりやすいプラチナバンドをもっていてどれを選んでも問題ないでしょう。
また、地域差もありません。山間部ではドコモがよいという声も見られますが、よほどの田舎でない限り繋がりやすさに差はありません。
通信速度を比較
2つ目の比較項目は通信速度です。各社の通信速度を比較した表がこちらです。
キャリア | ドコモ | au | ソフトバンク |
---|---|---|---|
平均ダウンロード速度 | 192.2Mbps | 88.36Mbps | 154.24Mbps |
平均アップロード速度 | 18.3Mbps | 14.72Mbps | 24.91Mbps |
平均Ping値 | 49.89ms | 48.72ms | 37.67ms |
※上記は、2022年7月直近3か月に計測された通信速度の測定結果を計算したものです。通信速度は場所・時間帯・通信環境によって変動するため、あくまでも目安として考えてください。
各動作に必要な速度の目安がこちらです。
目的 | 速度 |
---|---|
テキスト送信 | 128Kbps~1Mbps |
SNS | 3Mbps~10Mbps |
Web閲覧 | 10Mbps |
動画視聴(標準画質) | 10Mbps |
動画視聴(高画質) | 30Mbps |
オンラインゲーム・Web会議 | 30Mbps |
オンラインゲーム(重め) | 100Mbps |
一番速度が速いのは、ドコモです。この速度であれば、動作の激しいオンラインゲームも快適です。
Ping値は小さいほど快適に通信が行えるため、Ping値が小さいソフトバンクも優れています。
しかし、どのキャリアでも十分な速度のため遅さを感じることなく通信が行えます。
通話料金やかけ放題オプションを比較
3つ目の比較項目は通話料金やかけ放題オプションです。各社の通話料金やかけ放題オプションを比較した表がこちらです。
キャリア | ドコモ | au | ソフトバンク |
---|---|---|---|
30秒ごと | 22円(税込) | 22円(税込) | 22円(税込) |
24時間かけ放題 | 1,870円(税込) (かけ放題オプション) |
1,980円(税込) (通話定額2) |
1,980円(税込) (定額オプション) |
5分かけ放題 | 770円(税込) (5分通話無料オプション) |
880円(税込) (通話定額ライト2) |
880円(税込) (準定額オプション+) |
3社とも、22円(税込)/30秒で通話を行えます。
かけ放題は、どのキャリアも5分かけ放題・24時間かけ放題が用意されています。
値段はauとソフトバンクよりドコモが110円安くなっています。
あまり大きな差ではないため、他の項目を重視してみてもよいかもしれません。
5G対応エリアを比較
4つ目の比較項目は5G対応エリアです。各社の5Gエリアと拡大予測を比較した表がこちらです。
ドコモ | 首都圏中心に広まっている。今後の拡大スピードは遅め。 |
---|---|
au | 都内中心に広まっている。2022年冬以降首都圏に大幅拡大。 |
ソフトバンク | 首都圏中心に広まっている。2022年夏以降、高速大容量通信エリアを拡大。 |
各社の2022年7月現在の首都圏の5G対応エリアがこちらです。
ドコモの5G対応エリア
出典:ドコモ
紫・ピンク・オレンジが5G対応エリアです。ドコモでは首都圏を中心にすでに5Gエリアが広まっています。
しかし、今後の拡大スピードは遅めのため、今範囲外の場合5G対応になるまでは時間がかかるでしょう。
auの5G対応エリア
出典:au
ピンクとオレンジが5G対応エリアです。auでは都内を中心に5Gエリアが広がっていることがわかります。
また、2022年冬以降首都圏を中心に大幅に対応エリアが拡大予定です。
都内ではピンクで表示されている5G sub6の対応エリアも拡大します。5G sub6は障害物があっても届きやすい周波数です。
そのため、au5Gの快適さは今後更に増していくでしょう。
ソフトバンクの5G対応エリア
出典:ソフトバンク
紫と濃いピンクとピンクが5G対応エリアです。ソフトバンクでは首都圏を中心に広いエリアに5Gが分布しています。
2022年夏以降のエリア拡大では、範囲の拡大はもちろんですが、今でエリアの穴や隙間になっていた部分が埋まっていきます。
また、高速大容量通信が可能な28GHzを利用可能なスポットも拡大予定です。
光回線セット割引を比較
5つ目の比較項目が光回線セット割引です。各社の光回線セット割引を比較した表がこちらです。
キャリア | ドコモ | au | ソフトバンク |
---|---|---|---|
光回線 | ドコモ光 | auひかり So-net光プラス ビッグローブ光 eo光 @nifty光 |
ソフトバンク光 NURO光 |
セット割名称 | ドコモ光セット割 | auスマートバリュー | おうち割光セット |
割引内容 | 1台につき毎月最大1,100円割引 | ||
上限回線数 | 20回線 | 10回線 | 10回線 |
利用条件 | ・対象ドコモプラン利用 | ・光電話加入 ・対象auプラン利用 ・auスマートバリュー加入 |
・光電話に加入 ・対象ソフトバンクプラン利用 |
割引金額は1台につき毎月最大1,100円割引で、3社に違いはありません。
対応の光回線が多く、利便性が高いのはauです。
光回線とのセット割は家族全員が割引になりますが、上限の回線数が多いのは20回線のドコモです。
離れて住んでいる家族も割引になるため、家族が多い人はドコモを選ぶとよいでしょう。
ドコモ・au・ソフトバンクの料金比較まとめ
- 大容量プランが一番安いのはauとソフトバンク
- 小容量プランが一番安いのはソフトバンク
- 迷ったら重要視する項目から選ぼう
料金ごとに比較することで、大容量プランが一番安いのはauとソフトバンク、小容量プランが一番安いのはソフトバンクだとわかりました。
プラン単体の料金の差はそこまで多くないため、通話オプションや適用できる割引など他の項目からキャリアを選んでもよいでしょう。
公開日時 : 2023年01月03日

関連キーワード