ソフトバンクからLINEモバイルに乗り換え(MNP)する方法を徹底解説

LINEモバイルの特徴と乗り換え方法を徹底解説します。仕組みが分からずなかなか乗り換えできないでいるという方は少なくないでしょう。この記事を読めばLINEモバイルの仕組みと乗り換え方法が丸わかりです。これを機会にお得なLINEモバイルに乗り換えてみては?
ソフトバンクからLINEモバイルに乗り換え(MNP)する方法を徹底解説

※LINEモバイルは2021年3月31日(水)に新規申し込みを終了します。

乗り換えを検討している方は、新料金プラン「LINEMO」のメリット・デメリットを解説した記事をご覧ください。

ソフトバンクに買収されたLINEモバイル。格安SIMへの移行を考えたソフトバンクユーザーの中には、傘下のLINEモバイルを選ぶ方も少なくないでしょう。しかし、乗り換えにはさまざまな不安がつきものです。

今回はソフトバンクからLINEモバイルに乗り換える方法や、乗り換えることにメリットデメリットを紹介します。LINEモバイルへの移行を考えているソフトバンクユーザーは参考にしてください。

LINEモバイルに移行するメリット

ソフトバンクからLINEモバイルに乗り換えるメリットについてそれぞれ見ていきましょう。

メリット1.スマホ代が安くなる

ソフトバンクユーザーであれば、月額6,000~7,000円、人によっては1万円以上の月額料金を支払っている方もいるのではないでしょうか。LINEモバイルなら月額1,200円から利用できます。

もちろんオプションや通話代も入れて、これよりも少しかかると思いますが、スマホ代が3分の1から2分の1になる人は少なくないでしょう。

月に4,000円もの節約ができれば、年に約5万円ものお金を浮かせられることになります。自由に使えるお金が増えれば、これまでできなかったことにもチャレンジできるでしょう。

LINEモバイルは格安SIMの中で最安値のブランドではありません。しかし、「乗り換え初月の基本料が無料」になるので、1年目の料金に関してはトップクラスの安さを実現できます。

メリット2.SNSが使い放題

LINEモバイルの一番の特徴といえば、LINEやSNSがカウントフリーで利用できるところ。カウントフリーとは対象サービスを使ってもデータ通信量がかからないサービス。

つまり、対象のサービスが使い放題になります。LINEモバイルでカウントフリーになるのでLINE、Twitter、Facebook、Instagramといった主要なSNSの他に、音楽アプリのLINE MUSICも含まれます。

どのプランを選ぶかによって、カウントフリーのサービスも変わってきますが、普段自分がよくつかうサービスがカウントフリーになるよう選びましょう。

普段SNSをよく活用している人であれば、LINEモバイルにすることで一つ少なめのデータプランにすることもできるでしょう。それにより月々のスマホ代を抑えることもできます。

メリット3.データの繰越が可能

ソフトバンクを初め、大手キャリアではその月に余ったデータ通信量を翌月に持ち越すことはできません。使いすぎれば通信量が足りなくなりますし、余せばもったいないです。

LINEモバイルでは、翌月に余った通信量を持ち越せるため、翌月は余裕をもってスマホを利用できます。

LINEモバイルではカウントフリーがあり、慣れるまでは自分がどれくらいSNS以外でデータ通信を使っているのか分からない方もいるでしょう。データ通信が余っても翌月に持ち越せることで、少し大きめのプランを選んでも安心です。

メリット4.余ったデータを友だちにプレゼントできる

LINEモバイルにはデータ通信量を友だちにシェアできるという、ユニークな機能を持っています。

キャリアでは家族間でならシェアできる機能がありますが、LINEモバイルであれば、LINEで繋がっている友だちに手数料無料でプレゼントが可能です。

もちろんプレゼントしてもらうことも可能なので、データを使い切った時に友だちにデータ量をくれるようにお願いすることも可能です。

メリット5.LINEのトーク上でさまざまな手続きが行える

地味に嬉しいのが、さまざまな手続きがLINE上の「LINEモバイル公式アカウント」とのトーク上で行えること。

他の格安SIMでは専用サイトにいってマイページに行ってログインしたりと、工数も精神的にも手間がかかっていました。

LINEモバイルなら、公式アカウントをフォローするだけで、次のような機能が気軽に行えます。

  • IDとパスワードの入力なしでマイページにログインできる
  • データ残量の確認を行えば、詳細が一瞬でトーク上に送られる
  • LINE友だちとのデータ量のシェアも公式アカウントから気軽に
  • 24時間トークでチャットサポートも受けられる
  • 基本利用量の1%がLINEポイントとして還元される

これらの特典があるので、LINEモバイルに乗り換えたらすぐに公式アカウントをフォローしましょう。

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ソフトバンクからLINEモバイルに乗り換える方法

では具体的にソフトバンクからLINEモバイルに乗り換える方法を紹介していきます。

ソフトバンクのスマホをSIMフリー化

ソフトバンクで使っていたスマホは、SIMロックというものがかかっています。これはソフトバンク回線のSIMしか使えないようにロックしているのです。

つまりロックがかかっているとドコモ回線のSIMでは利用できないのです。

そのため、ソフトバンクのスマホでLINEモバイルを使うには「SIMフリー化」を行わなければなりません。ただし、下記の端末をお持ちの方はSIMフリー化しなくても利用できます。

  • 2017年7月以降に発売されたAndroidスマホ
  • iPhone5以降のiPhone
  • 2018年発売のiPad(第6世代)以降のiPad

ソフトバンクでこれらの端末をお使いの方はそのまま利用できます。

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MNP予約番号を取得する

SIMフリー化完了、もしくはSIMフリー化のいらない端末を利用している方は、まずはソフトバンクMNP番号を取得します。MNP番号を予約することで、今使っている電話番号をそのまま使えるようにできるからです。

MNP予約番号はソフトバンクのお店で取得するか、電話で取得するかの2つの方法があります。

店舗で取得する方法

店舗でMNP予約番号を取得するなら、本人確認書類をもってソフトバンクショップに行くだけです。

店員さんから解約を阻止するためのトークを聞かされることになるかもしれませんが、なんとかMNP予約番号を取得しましょう。

電話で取得する方法

電話で取得する場合には、下記の番号にかけて取得してください。

SoftBank 受付時間:午前9時~午後8時(年中無休)

  • (SoftBankの携帯から)*5533
  • (一般電話から)0800-100-5533

MNP予約番号を取得したからといって、ソフトバンクが解約にはなっていません。その後LINEモバイルとの契約が完了して初めて、ソフトバンクが自動解約となります。

ですので、MNP予約番号を取得しても、LINEモバイルに切り替わるまではソフトバンク回線が使えます。MNP予約版後は取得してから15日で効果を失効するので、LINEモバイルを契約しなければそのままソフトバンクを使い続けることもできます。

LINEモバイルを申し込む

MNP予約番号の取得後はLINEモバイルの申し込みをします。MNP予約番号の有効期限が10日以上必要なので、MNP予約番号を取得したらすぐにLINEモバイルに申し込みましょう。

LINEモバイルの申し込みはLINEモバイルの公式サイトから行います。申し込みには下記のものが必要になるので、予め用意しておきましょう。

  • 本人確認書類
  • クレジットカードもしくはLINE Payカード

クレジットカードもしくはLINE Payカードは、契約書と同じ名義でなければいけません。

LINE Payカードとは予めチャージしたお金で支払うプリペイドカードです。手軽に作れるので、クレジットカードを持っていない方はLINE Payカードを作って申し込みましょう。

開通手続きを行う

LINEモバイルのSIMカードが届いたら、早速開通手続きを行います。回線の切り替えには下記の3つの手順から選べます。

  • MNP開通受付窓口に電話する
  • マイページでMNP開通申し込みをする
  • 数日後に自動で切り替わるのをまる

何もしなくても、自動でも切り替わりますが、早くLINEモバイルを利用したいかたはオンラインか電話で手続きを行いましょう。

回線が切り替わるとLINEモバイルから「サービス開始のお知らせ」というメールが届きます。これでLINEモバイルの回線が使え、同時にソフトバンクの回線が使えなくなります。

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事前に知っておきたいLINEモバイルに移行するとできなくなること

メリットがたくさんあるLINEモバイルですが、もちろんソフトバンクから乗り換えてできなくなることもあります。予め理解しておけば対策をとることができます。

キャリアメールが使えなくなる

キャリアから格安SIMに乗り換えると、キャリアメールが使えなくなります。今はLINEをはじめ、さまざまな連絡ツールがあるため、キャリアメールが使えなくても大きなデメリットにはなりません。

しかし、面倒なのはキャリアメールを使って、サービスに登録している場合。

例えばWebサイトやアップルIDに登録していると、LINEモバイルに乗り越えてから不便になります。普段使っていないキャリアメールでも、何かのサービスの登録に浸かっていないか最後に確認しましょう。もし使っていたらフリーメールに変更するのがおすすめです。

ネット回線との併用割引が受けられない

ソフトバンクには、ネット回線の「ソフトバンク光」というサービスがあり、併用することでおうち割光セットという割引を受けることができました。この割引を目当てにネット回線をソフトバンク光にしているソフトバンクユーザーもいると思います。

ソフトバンク光のセット割引はLINEモバイルに乗り換えると適用されなくなります。セット割引目当てでソフトバンク光を選んでいた方は、別のインターネットサービスを探してみましょう。

通信速度がソフトバンクより遅い時もある

格安SIM全体に言えることですが、キャリアに比べれば通信速度は劣ります。なぜなら、キャリアは莫大な設備投資をしており、その分ユーザーにも高額なサービスを提供しているのです。

LINEモバイルをはじめとする格安SIMは、そのキャリアの回線を借りて安くサービスを提供しているにすぎません。

ですが最近では格安SIMの通信速度は全体的に改善されてきており、日常生活で使う分には支障はほとんどありません。

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【注意点】LINEモバイルが「LINEMO」に統合予定

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

LINEモバイルに移行する方法とそのメリットデメリットは完璧に理解していただけたと思います。

スマホ代が安くなるのは大きいですよね。通信量もSNSをカウントフリーで利用することができるので, 困ることはほとんどないでしょう。

記事通りに手続きをすれば簡単に乗り換えできるので、これを機会にLINEモバイルに乗り換えてみてはいかがでしょうか。

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公開日時 : 2021年02月28日

鈴木光平 ― ライター
鈴木光平 ― ライター

フリーのライター、趣味は料理とダンス。たまに公園で踊ってます。見かけたら声かけてください。喜びます。結婚してからは料理男子。妻の美容と健康のために頑張ったらハワイでモテる身体に近づけてしまいました。

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