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かんたん携帯10のスペックや特長 | 携帯初心者やシニア層におすすめ!


スマートフォンの操作が難しいと感じる人にとって、フィーチャーフォンの存在はとても貴重だといえるでしょう。
今回は、ソフトバンクから発売されたかんたん携帯10のスペックや特長について紹介したいと思います。使いやすい携帯電話を探している方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
かんたん携帯10とは

かんたん携帯10とは、ソフトバンクの2019年夏モデルとして発売された携帯電話です。発売日は2019年6月14日(金)、本体価格は税込4万7250円となっています。
携帯電話初心者でも使いやすいことをテーマに作られている端末で、頻繁に電話やメールをする相手に簡単に連絡が取れるよう工夫されているほか、騒がしい雑踏のなかでも、快適に通話できる機能も搭載されています。
かんたん携帯の歴史
ソフトバンクから販売されているかんたん携帯は、携帯電話の初心者並びにシニア層をメインターゲットに開発されている携帯電話です。
かんたん携帯はこれまでさまざまなメーカーによって製作されており、東芝やNEC(日本電気)、シャープなどが開発に関わってきました。今作のかんたん携帯10はシャープ製の端末となっています。
かんたん携帯の第1弾が発売されたのは、2008年3月のこと。それから少しずつモデルチェンジを繰り返し、今回節目となるシリーズ10作目のモデル。今作もこれまでのブランディング同様に、非常に使いやすく、必要な機能を盛り込んだモデルとなっています。
かんたん携帯10のスペック

ここからは、かんたん携帯10のスペックについて紹介していきたいと思います。
かんたん携帯10のスペックの概要は、以下の通りです。
サイズ | 約51mm×115mm×18mm |
---|---|
重量 | 約127g |
連続通話時間 | 4G LTE:約750時間 3G:約870時間 GSM:約480時間 |
バッテリー容量 | 1680mAh |
ディスプレイ | 約3.4インチ/TFT液晶/クォーターHD(960×540) |
メインカメラ | 約800万画素 |
インカメラ | なし |
防水機能 | IPX5/IPX8 |
防塵機能 | IP5X |
テザリング | 10台まで |
Bluetooth | バージョン4.2 |
その他の機能 | ワンセグ対応/世界対応ケータイ./赤外線通信/緊急速報メール |
サイズ感は前作を踏襲している
かんたん携帯10の本体サイズは、幅が約51mm、長さが約115mm、厚みが約18mmとなっており、重量は約127gです。
これらは、前作のかんたん携帯9からほとんど変更がありませんので、これまでにかんたん携帯を使用したことがあるユーザーなら、今作に機種変更したとしても馴染みやすいモデルになっているといえるでしょう。
連続通話時間がさらに長くなった今モデル
かんたん携帯では、連続通話時間が前作と比較して長くなっているのが特長の一つといえます。
具体的には、4G・LTEなら約750時間と前作よりも約270時間、3Gなら約870時間で、約210時間長くなっています。
これらのデータは、通話時間を保証するものではありませんが、前作よりもより長く通話を楽しめるようになっているといえます。
バッテリー容量がアップした
連続通話時間の性能アップのもとになっているのが、バッテリー容量の増量といえるでしょう。
今作では1680mAhのバッテリー容量があり、前作よりも270mAh容量アップを果たしており、電池持ちがさらに良くなっています。
1680mAhというのは、スマホの場合だと心許なく感じるかもしれませんが、フィーチャーフォンの場合なら話は別。バッテリーを消費しやすいオンラインゲームやSNSの頻繁な更新などを行なうことがないためです。
充電時間も約120分となっているので、朝から充電して出掛ける時にはたっぷり充電できていることでしょう。
ディスプレイやカメラ性能は変化なし
かんたん携帯10のディスプレイは約3.4インチ、TFT液晶が搭載されており、クォーターHDまでの画質に対応することができます。この点については、前作から大きな変更点はありません。
また、カメラ性能についてもメインカメラが約800万画素となっており、前作同様です。手ブレ防止機能も変わらず装備されていますので、片手でも簡単に写真を撮影することができるでしょう。
防水機能は少し性能アップ
かんたん携帯10の防水性能はIPX5/IPX8になり、前作よりも少し性能がアップしています。
具体的に言えば、IPX5とは注水ノズルを使って約3mとの距離から毎分12.5リットル以上の水を最低3分間、あらゆる方向から噴射したとしても、電話機としての機能を有していることを意味します。
そして、IPX8とは、常温の水道水の水深1.5mのところに携帯電話を沈めて、約30分間放置した後でも電話機としての機能を有している状態をいいます。
完全防水ではないため、状況によっては端末に何らかの故障が発生する可能性はゼロではありません。しかし、このような防水性能があるということは、ある程度の水濡れに対する耐久性を持ち合わせている携帯電話であるということになります。
テザリングとBluetooth接続が可能に
かんたん携帯10には、テザリング接続とBluetooth接続が新たに可能となりました。
そもそも、かんたん携帯というブランドが携帯電話初心者向けの端末であることから、これらの機能がユーザーに有益かどうかは未知数と言えるかもしれません。
しかし、今後タブレットやモバイルパソコンなども使っていきたいと考えているのであれば、端末を有効活用することができるでしょう。
フィーチャーフォンならではの赤外線通信機能
かんたん携帯10には、赤外線通信機能が装備されています。
この機能は、赤外線による通信で連絡先の交換など、データをやり取りできる機能のこと。スマホ全盛の現在では、使用したことがない人がいるかもしれませんが、世の中の携帯電話がすべてフィーチャーフォンだった時代には、頻繁に利用されていた機能です。
そのため、かつてフィーチャーフォンを使用していた経験のある人にとって、懐かしく使いやすい機能が残っているといえるでしょう。
かんたん携帯10の特長

ここからは、かんたん携帯10の特長について紹介していきたいと思います。
かんたん携帯おなじみの機能「楽ともボタン」
かんたん携帯10には、「楽ともボタン」といわれるボタンが設置されているため、電話やメールを簡単に行うことができます。
「楽ともボタン」とは、かんたん携帯10の最上部に設置されているボタンのこと。これらのボタンにそれぞれよく連絡する相手先の情報をリンクさせることによって、ワンタッチで電話を掛けたり、メールを送ったりできるようになっています。
最大4つまで登録可能なので、ぜひ活用したい機能です。
ボタンが光って教えてくれる機能
かんたん携帯10では、着信や新着メールの受信などを光で教えてくれる機能が備わっています。
電話の着信があった場合は[通話]ボタンが、不在着信があった場合には[電話]ボタンが、新しくメールが届いている場合は[メール]ボタンがそれぞれ光ってくれて、知らせてくれるようになっています。
対応する場合に押下が必要なボタンが点滅してくれるため、簡単に操作することが可能です。
また、本体外側のサブディスプレイにも着信やメールの通知が、光るアイコンによって表示されるので、携帯電話を閉じている状態でも、通知が確認しやすくなっています。
声が聞き取りやすく通話がしやすい機能も搭載
かんたん携帯10には、「スロートーク機能」と「スムーズトーク機能」が搭載されています。
「スロートーク機能」とは、通話中に聞こえる相手方の声がゆっくり聞こえる機能のこと。また、「スムーズトーク機能」とは、電話をしている周辺が騒がしかったとしても、受話口から自分の声が聞き取りやすくなる機能のことで、自然に会話をすることができるよう工夫されています。
これらの機能があることで、どんな状況でも通話がしやすいようになっているため、シニア層にとってはありがたい機能であるといえます。
文字が読みやすい
かんたん携帯10では、ディスプレイに表示される文字がさらに読みやすくなりました。
前作からフォントをチェンジし、長文であったとしても読みやすくなるよう工夫されているほか、文字サイズも大きいので何が書いてあるのかを認識しやすくなっています。
時間や歩数を確認しやすいサブディスプレイ
かんたん携帯10では、サブディスプレイに現在の時刻と歩数が表示される仕組みになっています。
本体に設置されているサイドキーを押下することで、一定時間サブディスプレイを点灯させることが可能なので、いちいち携帯電話を開かなくても確認することができるようになっています。
使用者の家族が安心できるサポート機能が充実
かんたん携帯10では、使用者の家族が安心できる機能が搭載されています。
設定しておけば、携帯電話を使用したことが家族に自動で通知される「元気だよメール」機能では、携帯電話を開いた回数や、最後に携帯電話を開いた時間まで表示されるので、使用者の状況を確認することが可能です。
また、緊急時であることを知らせるブザー機能も搭載されており、ボタンを長押しすることで携帯電話からブザーが鳴り、周囲に異変などを知らせると同時に、自動で登録している連絡先への電話発信と、現在地のメール送信が可能となっています。
使用者に何かあった時でも、その家族に状況や現在地を知らせることができるので、家族としても安心することができます。
携帯電話初心者ならかんたん携帯10がおすすめ!
今回は、ソフトバンクから販売されているかんたん携帯10について解説してきてきました。
スマホの操作が苦手なシニア層や、連絡用端末が必要なお子さんなど、携帯電話にそこまで慣れていない人でも使いやすいように設計されているのが特長のかんたん携帯10。
使用する人の家族にとっても、現状を把握しやすくなっているなど、便利な機能がたくさん搭載されています。
スマホ以外の連絡用端末を家族に持たせたいと考えているなら、かんたん携帯10の導入を考えてみる価値はあるといえるでしょう。
店舗で購入するよりも確実にお得なので、機種変更の際はぜひソフトバンクオンラインショップを利用しましょう!

公開日時 : 2019年07月19日

京都在住のフリーランスライター。スポーツと音楽とダーツとDIYを愛する。いつか海外に移住したいと企んでおり、投資の勉強中。左利きだが右投げというややこしさ。血液型がA型であることがすぐにバレる傾向にある。
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