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iPhoneの指紋認証(TouchID)の設定・登録方法と使い方|使えないときの対処法・対応機種

iPhoneの指紋認証(TouchID)の設定・登録方法と使い方|使えないときの対処法・対応機種

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iPhoneには、「Touch ID」という指紋認証でロック解除できる機能がついています。セキュリティが高く、手軽にロック解除できるメリットがありますが、悪用した詐欺などもあるため注意が必要です。

iPhoneの最新シリーズには、「Touch ID」機能がついていませんが、少し前のモデルであれば、ほとんどついています。そのため、前のシリーズのiPhoneを所持している人は、「Touch ID」について知っておきましょう。

このページでは、「Touch ID」についてさまざまな角度から解説します。注意点や設定する方法、ロック解除できないときの対処法なども紹介します。

Touch IDとは

iPhoneの「Touch ID」は、ロック解除が指紋認証でできる機能であり、iPhone 5SからiPhone 8の機種で使えます。

詳しく「Touch ID」の概要を紹介します。

ロック解除が指紋認証でできる

今までiPhoneのロックを解除する場合、パスワードを入力していましたが、「Touch ID」は、指紋認証のため、ホームボタンに指をつけるだけで解除できます。

ロック画面の解除だけではなく、App StoreでのApple IDパスワードにも対応しています。事前に設定する手間はかかりますが、指紋認証センサーは非常に便利です。

iPhone5SからiPhone8の機種で使える

「Touch ID」は、iPhone 5sからiPhone 8で使える機能です。iPhone 5sよりも前のモデルにはありませんので、注意が必要です。

新しい機種のiPhone X、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XRなどは、指紋認証ではなく、顔認証が採用されています。

また、iPhoneだけではなく、iPad Air 2、iPad mini 3以降にも、「Touch ID」機能はあります。一部の機種だけ利用できることも認識しておきましょう。

【iPhone】「Touch ID」搭載機種

  • iPhone 5s
  • iPhone SE
  • iPhone 6
  • iPhone 6 Plus
  • iPhone 6s
  • iPhone 6s Plus
  • iPhone 7
  • iPhone 7 Plus
  • iPhone 8
  • iPhone 8 Plus

iPhoneであれば、これらの機種は指紋認証できます。

【iPad/Mac】「Touch ID」搭載機種

  • iPad Air 2
  • iPad (第5世代)
  • iPad (第6世代)
  • iPad mini 3
  • iPad mini 4
  • iPad Pro 12.9 (2015)
  • iPad Pro 9.7
  • iPad Pro 12.9 (2017)
  • iPad Pro 10.5
  • MacBook Pro (2016)
  • MacBook Pro (2017)

このように、iPadやMacBook Proでも、「Touch ID」機能の付いているモデルがあります。

Touch IDを付けるメリット

「Touch ID」を利用すれば、素早く快適にロックが解除でき、しかも安全性も高いです。

「Touch ID」をつけるメリットを見ていきましょう。

素早く快適にロックが解除できる

パスコードを打つ場合、6桁の数字を覚え、入力する必要がありますが、「Touch ID」であれば指紋認証のため、あっという間にロック解除できます。

さらに、App StoreやiTunes Storeで決済する際にも「Touch ID」を利用できます。iPhone6sとiPhone6s Plusになった際にはセンサー機能がアップし、すぐに認証できると評判も悪くありません。

指紋のセキュリティが高い

パスコードの場合、他人に番号を予測されてしまい、勝手にロック解除されてしまう可能性があります。そのため、安全性が高いとは言い切れません。

「Touch ID」であれば、他の人がロック解除できないため、セキュリティ対策としては万全でしょう。iPhoneにたくさん個人情報を入れている場合は、「Touch ID」を設定することをおすすめします。

Touch IDの注意点2つ

便利な「Touch ID」であっても、いくつか注意点があります。それは、パスコードを覚えておく必要があり、悪用した詐欺があることです。

パスコードも覚えておく必要がある

「Touch ID」を設定しても、パスコードは必要です。なぜなら、機能制限を変更する際などに求められるからです。

また、そもそも「Touch ID」を設定する際も、パスコードを覚えておく必要があります。

ロック解除はできるものの、パスコードを忘れてしまうと、その他の設定ができなくなってしまいますので、しっかりと覚えておきましょう。

悪用した詐欺がある

「Touch ID」は、非常に便利な機能です。しかしながら、その便利さを悪用したアプリがあり、「Touch ID」センサーへのアクセス許可を求めて、課金されているようなポップアップが出てくる場合もあります。

「Touch ID」以外に限らず、便利な機能に対して悪用した詐欺はたくさんあります。詐欺に騙されないように、ネット詐欺についても理解を深めておきましょう。

また、指紋認証は、セキュリティが高いと言われていますが、コピーすることも可能です。もちろん、コピーするには最新の技術を知らなければできませんが、1人1人違う指紋だからといって、セキュリティが完璧ではないと認識しておきましょう。

指紋は、パスコードのように変更できないものです。万が一漏洩してしまうと、大変やっかいです。

iPhone Touch IDの設定方法

設定画面から「Touch ID」とパスコードを設定し、登録する指を決めます。その指紋を登録すれば、iPhoneの「Touch ID」の設定完了です。詳しい設定方法を見ていきましょう。なお、設定方法は動画でも紹介しています。

設定画面からTouch IDとパスコードの設定をする

  1. はじめに 「設定」を開く
  2. 「Touch IDとパスコード」をタップ
  3. iPhoneのロック解除パスコードを入力

パスコードを作っていない場合は、先にパスコードを作ることになり、予想されづらく、自身が覚えやすいコードを設定しましょう。

パスコードは、ゾロ目、電話番号の下4桁、自分の誕生日などは、すぐに見破られてしまう可能性が高いです。

また、「1234」もばれやすいパスコードとして知られていますので、避けましょう。

登録する指を決める

ロック解除やApp Storeなど、「Touch ID」を利用する項目をすべてオンにします。「指紋を追加」をタップして、ホームボタンを指でタッチします。

登録する指は、普段使う指がおすすめです。iPhoneであれば、人差し指や親指にしましょう。

指紋を登録しよう

「グリップを調整」と出てきたら、「続ける」をタップします。再度ホームボタンを指で触り「完了」と表示されたら、「続ける」をタップして、指紋登録完了です。

指紋はいくつか登録できますので、対応しておいても損はありません。

設定できないときの対処法

指紋認証できないとき、どうすれば対処できるのでしょうか。

指とホームボタンを清潔にし、指紋登録時と同じようにタッチし、iOSのバージョンを最新にすれば、問題解決できます。

こうした指紋認証できないときの対処法について詳しく見ていきましょう。

指とホームボタンを清潔にする

「Touch ID」が認証されない場合、指が濡れている、もしくは汚れている可能性があります。指の凹凸をしっかりと読み取れず、エラーになることはあります。

指を綺麗に洗い、乾いた布などでしっかりと拭き取れば問題ありません。指が荒れている、あるいは乾燥時も指紋認証できないケースがあります。

そのため、「Touch ID」を利用したい人は、ハンドクリームなどで指をケアする必要があります。

クリームを塗りたての場合は、油分によってしっかりと読み取れない可能性がありますので、注意してください。

また、ホームボタンが汚れている場合も、指紋認証できない可能性があるでしょう。

iPhoneを使用しているうちに、ホコリなどで汚れてしまい、認証エラーにつながります。ホームボタンも、しっかりとクリーニングしておきましょう。

指紋登録時と同じようにタッチする

指紋を登録した時とあまりにも指の角度が違っている場合、認識されないケースがあります。

登録時にした向きでタッチすれば解決できる場合もありますが、それでも認証されないときは新たに使いやすい角度を追加しましょう。指の腹以外も認識させておけば、認証エラーになるリスクを減らせます。

保護フィルムの貼り方が良くない場合も、ホームボタンが隠れてしまい、精度が落ちますので一度フィルムの場所を確認してみましょう。

iOSのバージョンを最新にする

iOSのバージョンが最新になっているかを確認することも大切です。Appleの公式ページでも、iPhoneやiPadなどで「Touch ID」が動作しない場合、iOSのバージョンを最新にするようアナウンスされています。

最新バージョンのiOSにする方法は、「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」とタップしていき、画面の手順に従うだけです。

iOSのバージョンは「Touch ID」の動作以外にも影響がありますので、常に最新にしておくことをおすすめします。

設定が上手くいかないときはサポート店を利用しよう!

スマホの修理店のなかには、スマホの初期設定の相談に乗ってくれるサービスを提供している会社もあります。もし設定がうまくいかない場合は利用してみるのがよいでしょう。

iCrackedでTouch IDを有効化!

特におすすめのサービスとして、総務省の登録修理業者であるiCracked(アイクラックト)の「iTechサポート」を紹介します。

スマホのお悩みをiCrackedが解決します! 出典: iCracked
  • スマホの初期設定が上手くいかない。
  • データのバックアップを行いたいが、どうすればよいか分からない。
  • 機種変更をしたのでLINEアカウントやトークの引き継ぎをしたい。

このような相談に関して、iCracked(アイクラックト)の「iTechサポート」ではサポート料金1回3,300円(税込)(時間目安:約30分)で引き受けてくれます。

サポートしてくれる内容はスマホ・SNSアプリの初期設定からLINEやトークの引き継ぎ、機種変更時のデータ移行・バックアップまで様々。

また、iCrackedはiPhone修理でも高い評判を得ています。液晶やボタンなどに不調が出ている時もiTechサポートでチェックしてもらいましょう。

iCrackedで初期設定を行う

指紋認証をうまく使いこなして快適にiPhoneを使用しよう

iPhoneの「Touch ID」は、ロック解除を指紋認証でできる優れた機能です。iPhone 5Sからこの機能がついており、iPadにもついているモデルがあります。

「Touch ID」があれば、パスコードのように手間をかけずにロック解除でき、他の人がロック解除できないため、セキュリティ対策としては万全です。

しかしながら、パスコードも覚えておく必要があり、悪用した詐欺もあるため、利用時は注意しましょう。

指紋認証できないときは、指とホームボタンを清潔にして、iOSのバージョンを最新にすれば、対処できる可能性があります。「Touch ID」の設定自体難しくありませんので、対応しておきましょう。

iPhone 5SからiPhone 8の機種を持っている人は、指紋認証を上手に使いこなして、快適なスマホ生活を実現させませんか。

公開日時 : 2019年08月13日

iPhone格安SIM通信 編集部 ― ライター
iPhone格安SIM通信 編集部 ― ライター

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