フレッツ光を違約金0円で解約する方法!解約費用・注意点・返却手順を完全解説

フレッツ光を解約する際には、解約時に発生する費用に注意が必要です。状況次第では高額の費用が発生するため、コスト削減の方法を考えなければなりません。解約の手順や注意点を把握して、余計な費用をかけずに賢く解約を完了させましょう。
フレッツ光を違約金0円で解約する方法!解約費用・注意点・返却手順を完全解説

フレッツ光を解約する際には、費用が発生する場合があります。費用がかかるかどうかは解約の状況によって異なり、スムーズかつお得に解約するには手続きのポイントを知ることが大切です。

工夫次第でコストは抑えられ、余計な出費を出さずに解約できます。解約時に損をしないためにも、賢い手続きの方法を知っておくことが大切です。

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フレッツ光を解約する方法

契約時には電話やネット、家電量販店から申し込みと複数の方法がありますが、解約は電話のみの対応です。

  • 電話番号:0120-116116
  • 受付時間:9~17時

フリーダイヤルにかけて音声ガイダンスに従って操作を進め、オペレーターに繋いでもらいます。その後解約したい旨を伝え、必要な情報を確認して手続きは終了です。

解約方法自体は非常に簡単ですが、時間帯によっては繋がりづらい場合もあるため注意が必要です。

年末年始以外は土日祝日でも受け付けていますが、休日は回線が混みやすく、オペレーターに繋がるまでに時間がかかります。

また、平日でも受付開始直後や受付終了直前は混み合うことが多いです。平日の日中がもっとも繋がりやすいため、可能な限りこの時間帯を狙うのがおすすめです。

フレッツ光の解約の流れ

スムーズに解約するためには、手続きの流れを知っておくことが大切です。フレッツ光の解約は、3つのステップに分けられます。

  • プロバイダに解約申請を行う
  • NTTに解約申請を行う
  • 撤去工事または解約キットの発送

ステップごとのポイントを知っておくと、よりスムーズに解約が完了させやすいです。

プロバイダに解約申請を行う

光回線の解約をする場合は、回線業者ではなくプロバイダから解約するのが基本です。フレッツ光の回線を利用している場合、フレッツ光とは別にプロバイダと契約してネットを利用しています。

プロバイダの解約を忘れて料金がかかり続ける場合もあるため、注意しなければなりません。

フレッツ光の場合、契約するプロバイダは自由に選択できるため、自身でどこと契約したか確認が必要です。契約時の書類を見るか、プロバイダから提供されているメールアドレスを確認すると、どこと契約しているかチェックできます。

解約方法はプロバイダによって異なり、電話解約だけではなく、ネット解約が可能な場合もあります。プロバイダによってはネットでしか解約を受け付けていない場合もあるため、回線よりも先に手続きを済ませるのが無難です。

通常の契約以外にオプションにも加入している場合は、それも解約が必要です。通常契約の解約ではオプションは自動解約とならないため、必ずオプションも含めて全て解約を申し出なければなりません。

NTTに解約申請を行う

プロバイダに解約申し込みをした後に、NTTでも解約申請を行います。電話での申し込みの際には、お客様番号か電話番号のどちらかが必要です。スムーズに伝えられるように必要な情報を記載したメモを手元に置いておくのがおすすめです。

また、解約時には理由を聞かれることもあります。解約理由のアンケートは任意ですが、スムーズに手続きを進めてもらうには、何らかの理由を述べるのが良いです。

撤去工事または解約キットの発送

自宅の状況次第では、解約後に撤去工事が必要な場合があります。撤去工事の有無は解約申請時に教えてもらえるため、スケジュールを確認しておくことが大切です。工事内容によっては、立ち会いが必要な場合もあります。

また、レンタルしている機器がある場合は、解約に伴い返却しなければなりません。機器の返却はNTTから送られてきた解約キットを利用して行います。

通常の郵便や企業に持ち込んでも受け付けてもらえないため、必ず解約キットを使って返送しなければなりません。

速やかに返送しないと、違約金が発生する場合があるため注意して下さい。

また、NTTだけではなく、契約しているプロバイダからも機器をレンタルしている場合は返却しなければなりません。複数機器をレンタルしている場合は、NTTとプロバイダで返却先を間違えないよう注意が必要です。

フレッツ光の解約時に必要な費用

解約時に注意したいのは、状況次第で費用がかかるということです。解約時に発生する費用は、大きく3つに分けられます。

  • 初期工事費の残額
  • にねん割の解約金
  • プロバイダへの解約金

それぞれの発生条件を知り、支払いの準備をしておくことが大切です。

初期工事費の残額

フレッツ光を新規開通した場合、工事費が発生します。工事費を分割で支払っている場合は、解約時に残債を一括で精算しなければなりません。

また、分割工事費無料の割引を適用している場合も、期間途中での解約だと残債分は自己負担となるため注意が必要です。

実質無料の割引は、指定期間契約し続けることで完全無料となり、途中で解約した場合は支払いが発生します。

初期工事費の支払いは解約によるペナルティではなく、残債分を精算するに過ぎません。そのため、分割払いでも支払いを終えている、あるいは一括で払いきっている場合は、支払いなしで済みます。

にねん割の解約金

契約期間を定めた契約の場合、更新月以外で解約すると解約金がかかります。「にねん割」の契約の場合、戸建てタイプで10,450円(税込)、集合住宅タイプで1,650円(税込)かかります。

更新月以外なら、どのタイミングで解約しても解約金は一律です。余計な費用をかけないためには、解約のタイミングも工夫しなければなりません。

プロバイダへの解約金

解約によって費用が発生するのはフレッツ光だけではなく、プロバイダも該当します。

プロバイダも期間を定めた契約の場合は、タイミング次第で解約金が発生します。金額は契約しているプランごと、プロバイダごとに違うため注意が必要です。

プロバイダ契約の場合は、更新月が明確に定められておらず、最低利用期間だけが定められていることもあります。最低利用期間を超えている場合は、どのタイミングで解約しても解約金が発生しないこともあります。

詳細な条件を確認して、いつ解約するのがもっとも適切か、事前にチェックしておくことが大切です。

フレッツ光を解約するベストなタイミングは

解約手続き自体は簡単に行えるものの、考えなしに手続きを進めると損をしたり、不便を感じたりすることも多いです。失敗を防ぐには、解約に適したタイミングを見極めなければなりません。

  • ネットを使えなくても問題がない日
  • 契約満了月かその翌月の間
  • 他社の光回線でキャンペーンが行われている時

おすすめのタイミング3つを頭に入れて、どこで解約すべきか考えておくことが大切です。

ネットを使えなくても問題がない日

フレッツ光の利用料金は月額単位で請求されますが、解約月に関しては日割り計算での請求です。そのため、月初、月末どのタイミングで解約しても実質の負担金額は同じため、解約して不便でないかどうかを基準に日程を決めるのがおすすめです。

解約するとすぐにネットが使えなくなるため、ネット利用が不要な日を狙って解約日を設定します。他社乗り換えを検討する場合は、乗り換え先のネット開通のタイミングに合わせて解約すると、途切れることなくネットが使えて不便を感じづらいです。

契約満了月かその翌月の間

解約時に余計な費用を発生させたくないなら、契約満了月とその翌月のどちらかのタイミングで解約するのがおすすめです。契約更新月は満了月とその翌月になっており、このタイミングなら解約金は発生しません。

1カ月の違いで解約金の有無が変わる場合もあるため、いつなら費用なしで解約できるかチェックしておくことが大切です。

また、プロバイダの更新月も近いなら、両方のタイミングを合わせるとさらに費用負担は抑えられます。更新月が近いなら、少し待ってから解約するのがおすすめです。

ネットを全く使わず、更新月を待っている間月額料金を支払うのがもったいないなら、解約金を支払ってでも早期解約したほうがよい場合もあります。ネットの利用状況と更新月までの月額料金を考慮し、解約金と比較してタイミングを決めるのがおすすめです。

他社の光回線でキャンペーンが行われているとき

フレッツ光を解約した後もネットを使いたいなら、他社回線への乗り換えが必要です。他社乗り換えを検討するなら、乗り換えキャンペーンが実施されているタイミングを狙うのがおすすめです。

回線業者ごとにキャンペーン内容や実施時期は違いますが、他社回線からの乗り換えを優遇するケースは少なくありません。

場合によっては乗り換え時の違約金を全額負担というキャンペーンもあり、特典次第では費用をかけずに解約、乗り換えが可能です。

キャンペーンは実施期間が決まっていることも多いため、お得な条件を見つけたなら終了までに素早く申し込みましょう。

フレッツ光を解約するときの注意点

トラブルなくフレッツ光を解約するなら、3つの注意点を知っておくことが大切です。

  • メールアドレスが使用できなくなる
  • ひかり電話の電話番号は引き継げない
  • 契約者以外の人が解約するには契約者の了承が必要

思わぬところで失敗しないためにも、細部のポイントまで理解を深めておかなければなりません。

メールアドレスが使用できなくなる

フレッツ光契約時には、メールアドレスが配布されますが、解約すると使用できなくなります。普段から使っていないなら問題ありませんが、他社サイトや何らかのアカウントの登録で使用している場合は注意が必要です。

解約完了とともに使えなくなるため、手続き前に他のメールアドレスに引き継ぎをしておかなければなりません。また、プロバイダから配布されたメールアドレスも、解約に伴い同様に使えなくなるため注意して下さい。

ひかり電話の電話番号は引き継げない

電話サービスに加入していた場合は、番号の引き継ぎに関する注意点もあります。ひかり電話加入時に発行した電話番号は、他社の電話サービスには引き継げません。

ひかり電話登録以前から使っている、NTTの加入権がある番号なら、引き継ぎは可能です。固定電話を頻繁に利用している場合は、乗り換えに伴う番号変更の有無に注意しなければなりません。

契約者以外の人が解約するには契約者の了承が必要

フレッツ光の解約は契約者本人が行うのが基本です。契約者以外でも解約は可能ですが、複数の条件が付くため、手続きに手間がかかります。

  • 契約者の了承
  • 契約者が作成した委任状
  • 代理人の公的な証明書

契約者以外が解約する場合は、これらを準備しなければなりません。どうしても契約者が解約できないなら仕方ありませんが、可能な場合は本人が手続きをしたほうがスムーズに解約できます。

更新月を確認して違約金の負担を抑えよう

フレッツ光の解約自体は簡単に行えるため問題はありませんが、注意すべきは解約時に発生する費用です。

特に各種契約の解約金を支払うのはもったいないため、事前に更新月を確認しておくことが大切です。

適切な解約時期を見極め、費用を抑えて手続きをして、賢くフレッツ光を解約しましょう。

公開日時 : 2020年02月04日

iPhone格安SIM通信 編集部 ― ライター
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