• 光回線
  • 更新日:2024年06月20日

光回線の工事費はいくら?工事の注意点や安く抑える方法を紹介

光回線の工事費はいくら?工事の注意点や安く抑える方法を紹介

※当記事はPRを含みます。詳しくはこちら
※カシモWiMAXは株式会社マーケットエンタープライズの関連会社、株式会社MEモバイルが運営しています。

光回線の工事費は数万円するため高額です。しかし、キャンペーンを利用するなど、高額な工事費を抑える方法があります

本記事では工事費の相場から、工事費無料特典など、工事費を安く抑える方法を解説します。注意点も含めお伝えするので参考にしてみてください。

また、工事不要でインターネットを使う方法も解説します。

光回線の工事費用の相場

戸建タイプとマンションタイプの工事費の違いや、回線業者別の工事費など、光回線の工事費用の相場をお伝えします。

戸建とマンション・アパートで工事費用が違う

インターネットの工事費は、戸建とマンションで金額が異なります。下の表に、戸建タイプとマンションタイプの工事費用をそれぞれ記載しました。

契約タイプ 工事費用
(税込)
戸建タイプ ・フレッツ光・光コラボ:20,000円~30,000円
・独自回線:40,000円~45,000円
・電力会社系:25,000円~40,000円
マンションタイプ ・フレッツ光・光コラボ:15,000円~30,000円
・独自回線:30,000円~45,000円
・電力会社系:25,000円~40,000円

表では、光回線の種類ごと(フレッツ光・光コラボ・独自回線・電力会社系)に工事費を記載しています。見ると、わずかに戸建よりもマンションの方が安いです

戸建よりマンションの方が安い理由は、それぞれの配線が異なるためです。戸建の場合、契約者の各家まで光ファイバーケーブルを引っ張ってきて、屋外・屋内工事を行います。

一方マンションの場合は、光ファイバーケーブルを最初の共用スペースまで引き込み、その先は各戸までの配線工事のみで済むため戸建より手間がかかりません。

またマンションの場合、共同で使う分コストが抑えられるという理由もあります。なお、いずれにしても数万円する高額な工事費ですが、各社特典で無料になるので安心してください。

ただし、無料にするための条件が設けられているので、その点は確認が必要です。

業者別工事費用の違い

光回線の工事費用は、業者によって金額が異なります。下の表では、光回線の業者および物件別に工事費を記載しています。

サービス名称 工事費
(税込)
フレッツ光
(NTT光回線)
・戸建タイプ:22,000円
・マンションタイプ:22,000円
ドコモ光
(光コラボ)
・戸建タイプ:22,000円
・マンションタイプ:22,000円
ソフトバンク光
(光コラボ)
・戸建タイプ:31,680円
・マンションタイプ:31,680円
NURO光
(独自回線)
・戸建タイプ:44,000円
・マンションタイプ:44,000円
auひかり
(独自回線)
・戸建タイプ:41,250円
・マンションタイプ:33,000円
eo光
(電力会社系)
・戸建タイプ:29,700円
・マンションタイプ:29,700円
コミュファ光
(電力会社系)
・戸建タイプ:27,500円
・マンションタイプ:27,500円

NTT回線のフレッツ光と、ドコモ光(光コラボ)の工事費は2万円ほどです。一方で、ドコモ光と同じ光コラボのソフトバンク光は、戸建・マンションともに3万円を超える金額です。

その他独自回線の工事費は、戸建・マンションともに最大4万円を超えています。特に、NURO光は戸建タイプとマンションタイプのどちらも4万円を超えており高額です。

また、電力会社系の光回線は、eo光、コミュファ光がそれぞれ3万円近い金額です。光回線の中では、特に独自回線の工事費が高い印象を受けます。

なお高額な工事費ですが、光回線の業者によってはキャンペーンで無料になるため、過度に心配する必要はありません。

ただし、2年間や3年間の継続利用などの条件が設けられている場合があるため、その点は注意しましょう。

光回線の工事費を安く抑える方法

工事費無料キャンペーンを利用する、その他解約金負担のキャンペーンを利用するなど、光回線の工事費を安く抑える方法を解説します。

工事費無料キャンペーンを活用する

光回線の高額な工事費を支払わないためには、工事費無料キャンペーンを活用しましょう。各業者では、2024年6月時点、下記の特典を行っているので参考にしてください。

サービス名称 キャンペーン名称 工事費
(税込)
ドコモ光
(光コラボ)
ドコモ光新規工事料無料特典 戸建タイプ:22,000円
マンションタイプ:22,000円
ソフトバンク光
(光コラボ)
SoftBank光工事費サポートはじめて割 戸建タイプ:31,680円
マンションタイプ:31,680円
NURO光
(独自回線)
基本工事費実質無料 戸建タイプ:44,000円
マンションタイプ:44,000円
auひかり
(独自回線)
初期費用相当額割引 戸建タイプ:41,250円
マンションタイプ:33,000円
eo光
(電力会社系)
eo暮らしスタート割(標準工事費割引) 戸建タイプ:29,700円
マンションタイプ:29,700円
コミュファ光
(電力会社系)
工事費無料 戸建タイプ:27,500円
マンションタイプ:27,500円

いずれも、数万円する戸建およびマンションの工事費が無料になるお得なキャンペーンです

なお工事費無料のキャンペーンは、光コラボや独自回線、電力会社系の光回線でそれぞれ利用できますが、フレッツ光のように利用できない場合もあるため注意が必要です。

その他、工事費無料特典を利用するためには、電話サービスやオプションサービスへの加入が必要な場合があるので、適用条件については申し込み時に確認しましょう。

工事費無料キャンペーンには注意点もありますが、数万円する工事費が無料になれば、実質月額を大きく抑えられるため、利用しない手はありません。

解約金負担のキャンペーンを利用する

光回線の工事費を安く抑えたい場合は、解約金負担のキャンペーンも活用しましょう。下の表に、2024年6月時点に利用できる、代表的な光回線の解約金負担の特典を記載しました。

サービス名称 キャンペーン名称
GMOとくとくBB光
(光コラボ)
他社解約違約金最大60,000円キャッシュバック
ソフトバンク光
(光コラボ)
SoftBank あんしん乗り換えキャンペーン
(満額キャッシュバック)
NURO光
(独自回線)
NURO光にのりかえ特典(最大6万円還元)
eo光
(電力会社系)
他社違約金補填(最大6万円還元)

解約金負担のキャンペーンとは、既存のインターネット(光回線など)を解約する際に発生した、工事費の残債や撤去費、そして解約金などを負担してくれる便利な特典です。

表に記載した光コラボや独自回線の他にも、多くの業者で行っていますが、フレッツ光など利用できない場合もあるためその点は確認が必要です。

なお、工事費の残債を含む既存サービスの解約金については、各社キャッシュバックという形で還元してくれるケースが多く見られます。

上の表には記載していませんが、ドコモ光のように、現金ではなくポイントキャッシュバックで還元してくれる業者も存在します。

解約金負担の特典を利用すれば、NURO光のように4万円する高額な工事費が残っていても、キャンペーンでまかなえるため大きなメリットです。ぜひ活用してみてください。

事業者変更や転用で乗り換える

光回線の工事費を支払わないためには、事業者変更や転用で乗り換えるのも1つです。ただし、乗り換えにあたり表の金額がかかる場合があるため、その点は注意してください。

項目 料金
(税込)
転用・事業者変更手数料 3,300円
解約金 5,720円
(ソフトバンク光の戸建で2年自動更新プランを契約した際の解約金)
工事費の残債 最大31,680円
(ソフトバンク光の戸建の工事費)
撤去費 0円
(ソフトバンク光の撤去費)
解約月の月額料金 4,180円
(ソフトバンク光の戸建で2年自動更新プランを契約した際の月額料金)

なお、事業者変更とは光コラボから他の光コラボに乗り換えることで、転用とはフレッツ光から別の光コラボに乗り換えることです。

上の表では、ソフトバンク光の戸建タイプ(2年自動更新プラン)を契約していると仮定した場合に、発生する金額を記載しています。

解約金や工事費の残債については、契約更新月の解約、および工事費は2年以上継続利用していればかかりません。(※契約更新月は、利用開始月を1ヵ月目とした24・25・26ヵ月目の期間)

なお、ソフトバンク光では撤去費用がかかりません。他社だと、NURO光が11,000円の撤去費用がかかります。

その他、必ず発生するのが解約月の月額料金、そして転用 or 事業者変更に必要な手数料の3,300円です。工事費の支払いは不要ですが、手数料などは発生するため注意してください。

光回線の工事内容

戸建タイプとマンションタイプの工事内容を解説します。なお、それぞれ工事の流れはフレッツ光の手順を参考にしています。

戸建タイプの工事内容

光回線の戸建タイプは、下記の流れで工事が行われます。

戸建タイプの工事の流れ

  1. 電柱から住宅の外壁に光回線を引き込む
  2. 光回線を屋外から屋内に引き込む(エアコンダクトを利用)
  3. 引き込んだ光回線を屋内のONUに接続する
  4. ONU(無線LANルーター)とPCなどを接続する

まずは、電柱から光ファイバーケーブルを住宅の外壁に引き込みます。引き込んだ光回線は、エアコンダクトなどを利用して屋内に引き込まれます。

エアコンダクトを使えない場合は、壁に穴を開ける場合もあるでしょう。物件の環境により方法が異なります。なお、光ケーブルを屋内に引き込む際に光コンセントを壁に設置します。

光コンセントとは、光ケーブルとONUの接続箇所となる差込口です。光コンセントを設置した後に、光ケーブルをONUと接続します。

ONUとは、光信号をデジタル信号に変換する役割を持つ機器です。なおフレッツ光が提供するONUは、無線LANルーターとの一体型です。

最後にONUとPCなどをWiFiやLANケーブルで接続すれば、インターネットが利用できます。インターネットやPCの設定がわからない場合は、担当者が有料(3,300円~)で対応してくれます。

マンションタイプの工事内容

光回線のマンションタイプは、下記の流れで工事が行われます。

マンションタイプの工事の流れ

  1. 電柱から共用スペースに光ケーブルを引き込む
  2. 共用スペースのスプリットから各戸へ光ケーブルを接続する
  3. 部屋に引き込んだ光ケーブルをONUと接続する
  4. ONU(無線LANルーター)とPCなどを接続する

マンションタイプの場合は、電柱から棟内の共用スペースに光ケーブルが引き込まれます。そして、スプリッタ(分配器)などから各部屋まで光ケーブルが配線される流れです。

その際、部屋に光コンセントを設置するなど状況に合わせた作業が必要です。マンション内の配線には3種類の配線方式が存在し、それぞれに適した差込口を壁に設置します。

部屋まで光ケーブルを引き込んだら、ONUと接続します。ここからの流れは戸建タイプと同じです。ONU(無線LANルーター)とPCなどを、有線や無線で接続すれば完了です。

光回線の工事で注意するポイント

工事費実質無料の注意点や、繁忙期には工事に時間がかかるなど、光回線の工事で注意するポイントを解説します。

工事費実質無料の注意点

高額な工事費が無料になるお得な工事費無料のキャンペーンですが、契約期間などの適用条件が設けられている場合があるため注意が必要です。各社の適用条件を表に記載しました。

サービス名称 キャンペーン名称 工事費無料の条件 公式サイトで詳細を見る
ドコモ光
(光コラボ)
ドコモ光新規工事料無料特典 ・ドコモ光1ギガ or 10ギガの新規申込
・申し込み月を含む7ヵ月以内に利用開始する
詳細
ソフトバンク光
(光コラボ)
SoftBank光工事費サポートはじめて割 ・ソフトバンク光の新規契約後180日以内に課金開始されること
・24ヵ月間の継続利用
詳細
NURO光
(独自回線)
基本工事費実質無料 ・24ヵ月間の継続利用(2年契約の場合)
・36ヵ月間の継続利用(3年契約の場合)
詳細
auひかり
(独自回線)
初期費用相当額割引 ・auひかり+auひかり電話の申し込み
・35ヶ月割引の適用で実質無料(ずっとギガ得プラン)
・23ヶ月割引の適用で実質無料(ギガ得プラン・標準プラン・マンションプラン)
詳細
eo光
(電力会社系)
eo暮らしスタート割(標準工事費割引) ・eo光の新規申込
・24ヵ月の継続利用(戸建)
・申し込み日の属する6ヵ月後の松月までに利用開始する
詳細
コミュファ光
(電力会社系)
工事費無料 ・コミュファ光の新規申込
・スタート割2年 or 5年の申し込み
・安心サポートPlusの加入
詳細

ドコモ光の工事費無料特典については、継続利用期間の条件がありません。新規でドコモ光を申し込むこと、そして申し込み月を含む7ヵ月以内にサービスを開始することが条件です。

一方、ソフトバンク光やNURO光などには継続利用期間の条件が設けられています。ソフトバンク光は24ヵ月間、NURO光は最大36ヵ月間の継続利用が条件です。

というのも、どちらも毎月割引が適用され、24ヵ月や36ヵ月経つことで実質無料になる仕組みだからです。そのため、途中で解約すると適用されなかった割引分の残債が発生します。

解約月 工事の残債
1ヵ月目 30,360円
2ヵ月目… 29,040円…
23ヵ月目 2,640円
24ヵ月目 1,320円
25ヵ月目 0円

上の表に、ソフトバンク光の工事費(31,680円)と毎月の割引額(1,320円)に対する、解約月と工事費の残債を記載しました。解約時期によっては高額な残債が発生するため注意が必要です。

その他、auひかりは光電話の加入が条件です。コミュファ光もオプションに加入しないと工事費が無料になりません。このように、工事費無料には適用条件があるため注意が必要です

気になった回線の詳細をみる

繁忙期には工事に時間がかかることがある

光回線の開通工事が完了するまでの期間は1ヵ月程度ですが、繁忙期にはさらに時間がかかることがあるため、その点は注意が必要です。下の表に、各光回線の工事の目安を記載しました。

サービス名称 工事期間
フレッツ光
(NTT光回線)
・戸建タイプ:1ヵ月程度
・マンションタイプ:1ヵ月程度
ドコモ光
(光コラボ)
・戸建タイプ:2週間~1ヵ月程度
・マンションタイプ:2週間~1ヵ月程度
NURO光
(独自回線)
・戸建タイプ:1~3ヶ月程度
・マンションタイプ:1~4ヶ月程度
コミュファ光
(電力会社系)
・戸建タイプ:1~2ヵ月程度
・マンションタイプ:1ヶ月程度

表を見るとわかりますが、NURO光の開通工事が最大4ヵ月と最も時間がかかっています。NURO光では、宅内工事と屋外工事を2回に分けて行うためです。

なお他の光回線は1~2ヵ月程度ですが、新しい生活がはじまる3月や4月などの繁忙期は、申し込みが増えるためさらに時間がかかることが予想されます。

サービス名称 レンタル料金 データ容量 貸出端末
NURO光 ・最大21ヵ月間無料
・31ヵ月目~:5,148円/月
10GB/3日間 ホームルーター
ドコモ光
(+GMOとくとくBB)
・最大21ヵ月間無料
・31ヵ月目~:4,950円/月
無制限 ポケット型WiFi
ソフトバンク光 開通まで無料 無制限 ・ホームルーター
・ポケット型WiFi
auひかり
(代理店特典)
開通まで無料 50GB/月 ポケット型WiFi
ソネット光S 1ヵ月:無料 5GB/月 ポケット型WiFi

工事に時間がかかると、その間にインターネットが使えない恐れがあります。その際は、上の表で紹介している、ホームルーターなどの貸出を行っている業者の利用をおすすめします

各社最大21ヵ月や開通まで無料で使えるため、ぜひ利用してみてください。なお、NURO光などには3日で10GBの容量制限がありますが、ソフトバンク光などは無制限に使えて便利です。

ホームルーターなどの貸出を行っていないと、自分で別途契約しなくてはなりませんが、ソフトバンク光やドコモ光であればその必要がありません。ぜひ活用してみてください。

引っ越し先で新たに工事が必要な場合がある

例えば、引っ越し先のマンションに固定回線が導入されていない場合、開通工事が必要です。開通工事には1ヶ月程度時間がかかるため、工事日は予約しておくべきです。

なお、引っ越し先で既存の光回線を継続して使いたいと考える人もいますが、新規契約だと下記の特典が利用できるため、既存の業者を解約して新たに乗り換えることをおすすめします。

  • 高額キャッシュバックキャンペーンが利用できる
  • 月額料金割引のキャンペーンが利用できる
  • 工事費無料のキャンペーンが利用できる
  • 他社解約金負担の乗り換えキャンペーンが利用できる

申し込む光回線によって、利用できる特典は異なりますが、高額キャッシュバックや月額料金割引などのキャンペーンが使えます。いずれにしても、実質月額を抑えられるのが魅力です。

また、高額な工事費が無料になる工事費無料のキャンペーンもお得です。契約期間に条件が設けられている場合もありますが、通信コストを抑えられるため利用しない手はありません。

他にも、解約金負担の乗り換えキャンペーンにより、工事費の残債や解約金の還元も受けられるため、ぜひ活用してみてください。

物件によっては工事ができない場合がある

物件によっては工事ができない場合があるというのも、光回線を契約する上で押さえておくべき注意点です。工事ができない原因には、主に下記の理由があります。

  • 光回線の対応サービスエリア外
  • 国の許可が下りない
  • 集合装置のポートに空きがない

光回線を利用したいと思っても、対象の物件がエリア外だと契約ができません。フレッツ光などは全国で利用できますが、光回線によっては申し込みできるエリアが限られてしまいます。

サービス名称 サービス対応エリア
フレッツ光
(NTT光回線)
全国
ドコモ光
(光コラボ)
全国
NURO光
(独自回線)
・北海道エリア:北海道
・関東エリア:東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県・栃木県・群馬県
・東海エリア:愛知県・静岡県・岐阜県・三重県
・関西エリア:京都府・大阪府・兵庫県・滋賀県・奈良県
・中国エリア:広島県・岡山県
・九州エリア:福岡県・佐賀県
auひかり
(独自回線)
全国 (ただし関西エリア・東海エリアを除く)
eo光
(電力会社系)
近畿エリア:大阪府・京都府・兵庫県・奈良県・滋賀県・和歌山県・福井県の一部
コミュファ光
(電力会社系)
・東海エリア:愛知県・ 岐阜県・ 三重県・ 静岡県
・中部エリア: 長野県

eo光やコミュファ光のように、契約できる地域が限定されている光回線も珍しくありません。その他、光回線を引き込む際に国道をまたぐ場合も、国の許可が下りない恐れがあります。

許可が下りなければ光回線の工事ができません。他にも、マンションの共用スペースの集合装置(光ファイバーケーブルを分配する装置)に空ポートがない場合も光回線を利用できません。

どうしても光回線の工事ができないときは、固定回線ではなく電波でインターネットに接続する、モバイル回線のホームルーターなどの利用も検討してみてください。

実質速度は光回線と比較して落ちますが、工事不要で使えるのがメリットです。

以下の記事では、おすすめのホームルーターを紹介しています。こちらも参考にしてください。

大家さんや管理会社に確認

賃貸マンションで光回線を導入する際は、大家さんや管理会社の許可が必要です。無許可で工事を進めるとトラブルの元です。なお許可を得る際は、下記のポイントを意識してください。

  • 専門用語を多用せず、わかりやすく説明する
  • 壁に穴をあける可能性があることを伝える
  • 退去時の撤去についても説明する

インターネットに詳しくない大家さんに対して、難しい専門用語を並べて説明してもわかってもらえず、結果的に許可を得られない恐れがあります。

工事について説明する際は、わかりやすく伝えるのがポイントです。また、工事では壁に穴をあける場合があるので、その旨を事前に伝えておくべきです。

説明をせずに工事を進めた場合、途中で大家さんなどに止められる恐れがあります。そうなると、損害賠償を請求されるなどのトラブルに発展する可能性があるため、注意が必要です。

その他、退去時に設備の撤去を行うことを約束しましょう。賃貸物件には原状回復義務があるため、指摘された際は必ず撤去すると伝えてください。

なお、撤去工事が必要な際は光回線業者に依頼します。撤去費用については、フレッツ光のように無料の場合もありますが、NURO光のように有料(11,000円)の場合もあります。

立ち合いが必要な場合がある

光回線の工事では、立ち会いが必要になる場合があります。下の表に、立ち会いが必要な派遣工事と、不要な無派遣工事の違いを記載しました。

工事の種類 立ち会い 工事費 開通までの期間 工事の概要
派遣工事 必要 20,000円~ 1ヶ月程度 工事業者が契約者宅に訪れ配線や光コンセントの設置作業を行う
無派遣工事 不要 3,000円~ 2週間程度 NTT施設内での遠隔操作で回線を開通させる

派遣工事では、工事業者が契約者の自宅に訪れて配線や光コンセントを設置するため、立ち会いが必要です。なお、立会人は契約者の代理人でも構いません。

一方無派遣工事では立ち会い不要です。NTT施設内での工事となり、遠隔操作で行われます。開通までの期間も2週間ほどと、1ヶ月程度かかる派遣工事よりもすぐに終わるのが特徴です。

無派遣工事は、下記のケースに当てはまる際に実施されます。

  • 室内に光コンセントが設置されている
  • 転用のケース(フレッツ光→光コラボ)
  • 事業者変更のケース(光コラボ→光コラボ)

光コンセントが設置されていても、光ファイバーケーブルが部屋まで引き込まれていない場合は工事が必要ですが、引き込まれているのであれば工事不要だと考えられます。

その他、フレッツ光から光コラボへの転用や、光コラボから光コラボへの事業者変更の場合も、基本的に工事不要だと考えてください。

撤去工事が発生する場合がある

光回線の解約時に、撤去工事が発生する場合があるので、注意点として覚えておきましょう。撤去工事は、下記のケースに当てはまる際に発生します。

  • 賃貸物件で大家さんなどから撤去を依頼された場合
  • 光回線の契約時に撤去作業が義務付けられている場合
  • 自分で撤去ができない場合

賃貸の退去時に、大家さんや管理会社から現状回復義務として、機器の撤去を求められる場合がありますが、その際は撤去工事が必要です。

無視すると訴訟に発展する恐れがあるため、必ず業者に依頼し撤去しましょう。

また、業者によっては解約時に撤去作業を義務付けている場合があります。その際も撤去工事が必要です。撤去が必要かわからないときは、業者に確認してみてください。

その他自分で撤去をできない場合も、業者に撤去工事の依頼が必要です。解約時には、レンタルしたONUやケーブル類の返却が必要です。

状況によっては、ケーブル類が壁の中に引き込まれており、自分では外せないケースもあるでしょう。その際は、業者に撤去工事を依頼しましょう。

工事をしてでも光回線が必要な人は?

開通工事に時間がかかる点はデメリットですが、一方で下記の内容にメリットを感じるのであれば、光回線の申し込みをおすすめします。

  • 他のインターネット回線と比較して実質速度が速い
  • 回線が安定している
  • マンションタイプならホームルーターよりも安く使える

光回線は、ホームルーターなど他のインターネット回線と比較して圧倒的に速いのがメリットです。下の表では、各回線の実質速度や料金を記載しています。

サービス名称 回線種類 実質速度 実質月額
(税込)
フレッツ光ネクスト
(NTT光回線)
光回線 ・下り平均速度:252.71Mbps
・上り平均速度:261.61Mbps
・戸建:7,431円~
・マンション:4,846円~
ドコモ光
(光コラボ)
光回線 ・下り平均速度:270.62Mbps
・上り平均速度:304.6Mbps
・戸建:5,720円~
・マンション:4,400円~
NURO光
(独自回線)
光回線 ・下り平均速度:647.21Mbps
・上り平均速度:631.3Mbps
・戸建:5,200円~
・マンション:2,090円~2,750円~
eo光
(電力会社系)
光回線 ・下り平均速度:788.48Mbps
・上り平均速度:784.98Mbps
・戸建:5,448円
・マンション:3,876円~
home 5G
(ドコモ)
ホームルーター ・下り平均速度:182.49Mbps
・上り平均速度:20.27Mbps
4,533円
Speed Wi-Fi HOME 5G L13
(WiMAX)
ホームルーター ・下り平均速度:181.46Mbps
・上り平均速度:23.96Mbps
4,723円
(カシモWiMAX)
Speed Wi-Fi 5G X12
(WiMAX)
ポケット型WiFi ・下り平均速度:104.83Mbps
・上り平均速度:16.12Mbps
4,723円
(カシモWiMAX)
U3
(AiR-WiFi)
ポケット型WiFi ・下り平均速度:21.37Mbps
・上り平均速度:11.35Mbps
1,958円
(月間20GB)

ホームルーターなどは上下ともに200Mbpsに届きませんが、光回線は200Mbps以上、中でも独自回線のNURO光や電力会社系のeo光は500Mbpsを超えています。

また、直接宅内に光ファイバーケーブルを引き込む光回線は、ホームルーターなどのモバイル回線と比較して回線が安定しているのも強みです。

光回線であれば、回線の混雑による影響を受けにくく、利用者が多い夜の時間帯でも安定した速度で使えます。その他、光回線はマンションタイプよりもお得に使えるのも魅力でしょう。

ホームルーターの実質月額は4千円以上しますが、光回線のマンションタイプであれば、NURO光などは2千円台から使えます。以上の点に魅力を感じる場合は、光回線がおすすめです。

工事不要で光回線を契約する方法

開通工事が終わるまで待てない、申し込み後すぐに使いたいという場合は、工事不要のホームルーターやポケット型WiFiの利用を検討してみてください。それぞれの特徴を解説します。

ホームルーターを使用する

光回線と比較して実質速度が劣るためその点はデメリットですが、一方でホームルーターには下記のメリットがあります。

  • 工事不要で最短申し込み当日から使える
  • ポケット型WiFiよりも安定した速度で使える
  • 光回線と比較して引っ越しの手続きが簡単

工事不要のホームルーターは、契約後すぐに使えるのが利点です。UQ WiMAXやドコモなど、店舗で契約できるのであれば、在庫状況にもよりますが最短当日に端末を受け取れます。

光回線のように、開通まで1ヶ月など待つ必要はないです。また端末本体が大きく、内蔵されたアンテナも大きいホームルーターは、ポケット型WiFiよりも安定した速度で通信ができます。

ポケット型WiFiの下り平均速度は100Mbps程度ですが、ホームルーターであれば150Mbps以上の速度が出るのも魅力でしょう。その他ホームルーターは、引っ越しの手続きが簡単です。

光回線の場合、引っ越し先で工事が必要になる場合もありますが、ホームルーターであれば、コンセントに挿すだけですぐに使えます。手続きはマイページで住所変更をするだけです。

このようなメリットがあるため、開通工事ができない、また希望していた光回線がエリア外で使えないなどの際は、ホームルーターの利用を検討してみてください。

以下の記事では、おすすめのホームルーターを紹介しています。こちらも参考にしてください。

ポケット型WiFiを使用する

ホームルーターと比較して実質速度が劣る点はポケット型WiFiのデメリットですが、一方で下記のメリットがあります。

  • 工事不要ですぐに使える
  • 屋外でもインターネットが使える
  • 小容量プランを選べば通信コストを抑えられる

ポケット型WiFiも、ホームルーターと同様に工事不要ですぐに使えます。店舗で契約すれば最短当日の受け取り、ネットで申し込むと翌日、また遅くとも1週間以内には端末が届きます。

そしてポケット型WiFiは、ホームルーターと異なり屋外でも使えるのがメリットです。ポケット型WiFiにはバッテリーが内蔵されているため、旅行などに持って行って使えます。

ホームルーターの場合、コンセントに挿して使用するため屋外では使えません。またドコモのhome 5gなどは、契約した住所以外で使うことができないので注意が必要です。

その他ポケット型WiFiでは、AiR-WiFiの月間20GBのように、小容量プランを選べるのも魅力でしょう。小容量プランであれば、月間2千円ほどで利用できます。

無制限しか選べないホームルーターの場合、月額4千円以上するため、コストを抑えたい人にとってポケット型WiFiはメリットです。

以下の記事では、おすすめのポケット型WiFiを紹介しています。こちらも参考にしてください。

光回線の工事費用に関するよくある質問

工事の立ち会いが不要でも工事費はかかるのか、その他工事の作業時間はどの程度かかるのかなど、光回線の工事費用に関するよくある質問にお答えします。

工事費無料キャンペーンの注意点は?

工事費無料キャンペーンには、契約期間の条件や、オプションサービスのセット申し込みなどの条件が設けられているため注意が必要です。

なお、2年や3年などの契約期間の条件がある場合、途中で解約すると工事費の残債を請求されるためその点も気を付けてください。

工事の立ち会いが不要でも工事費はかかる?

工事の立ち会いが不要となる無派遣工事においては、3千円ほどの工事費がかかります。通常の派遣工事だと2万円程度するため、無派遣工事の方が金額は安いです。

工事の作業時間はどの程度かかる?

工事の作業時間は30分~2時間ほどです。工事自体に時間はかかりませんが、開通工事が終わるまでは1ヶ月程度かかります。

申し込みの混雑状況や、光回線を引き込む距離などによりかかる時間が異なります。

まとめ

ここまで光回線の工事費について、相場や安く抑える方法をお伝えしてきました。2万円以上する工事費は高額なので負担は大きいですが、工事費無料特典を使えば支払いを免れます

ただし、利用するためには契約期間の条件や、オプションサービスへの加入などの条件が設けられているので、その点は事前に確認してください。

その他、転用や事業者変更を行うのであれば高額な工事費はかかりません。3千円ほどの無派遣工事費はかかりますが、派遣工事と比べてコストを抑えられます。

なお、開通工事に時間がかかるのが嫌だ、また工事ができない物件に住んでいるなどの場合は、工事不要のホームルーターやポケット型WiFiの利用も検討してみてください。

実質速度は光回線より劣りますが、申し込み後すぐに使える点や、ポケット型WiFiであれば屋外でもインターネットを使える点はメリットです。ぜひ活用してみてください。

iPhone格安SIM通信 編集部 ― ライター
iPhone格安SIM通信 編集部 ― ライター

iPhone格安SIM通信のニュース編集部です。通信関連の最新ニュースをお届けします!

関連キーワード