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  • 更新日:2024年07月11日

光回線の平均速度は?測定方法や遅いときの解消法も解説!

光回線の平均速度は?測定方法や遅いときの解消法も解説!

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平均200Mbps以上の速度が出る光回線は、快適にインターネットを使いたい人におすすめの回線です。本記事では、光回線の1ギガや10ギガの平均速度を解説します。

また用途別に必要な速度や、他の回線との比較もしています。光回線が遅いときの原因と対処法もお伝えしているので、ぜひ参考にしてみてください。

【結論】光回線の平均速度

回線の混雑状況や使用している機器の性能によっても異なりますが、光回線の平均速度(実質速度)は、最大1Gbpsのサービスで「上下200Mbps~800Mbps」程度です。

一方、最大10Gbpsのサービスだと「上り600Mbps~2Gbps」「下り800Mbps~1.5Gbps」ほどです。(※参考:みんなのネット回線速度(みんそく))

いずれも、最大1Gbpsや10Gbpsなどの最大速度には届きませんが、下り平均100Mbps程度出ているのであれば、インターネットを使っていてストレスに感じることはないでしょう

なお、最大速度とは理論上実現可能な速度であり、1Gbpsなどの速度を保証するものではありません。通常フレッツ光やNURO光などで提供しているのは、ベストエフォート型のサービスです。

ベストエフォートとは「最大限の努力」です。最大速度が出るよう努力はするが、保証はしません。速度は回線の混雑などの原因で遅くなるため、実際に最大速度が出ることはないです。

ただしベストエフォート型は、一定の速度を保証する代わりに月額数万円などの高額なギャランティ型よりも安いため、インターネットの利用者にとっては大きなメリットがあります。

光回線の基礎知識

まずは、光回線の基礎知識を確認しましょう。

光回線の速度の単位

光回線に限りませんが、インターネットの速度は「bps(ビーピーエス)」という単位で表されます。bpsとは、1秒間に何bitのデータを伝送できるかを表した単位です。

  • 1Kbps(キロビーピーエス)=1,000bps
  • 1Mbps(メガビーピーエス)=1,000Kbps
  • 1Gbps(ギガビーピーエス)=1,000Mbps

1Kbpsから順に、1Mbpsそして1Gbpsと単位が大きくなるほど、1秒間に伝送できるデータ量が多くなります。

Kbpsはbpsの約1,000倍、MbpsはKbpsの約1,000倍、そしてGbpsもMbpsの約1,000倍に当たるため、単位が大きくなるほど1秒間に膨大なデータを送信できることが想像できるでしょう。

  • 最大速度:上下10Gbps(NURO光・フレッツ光クロスなど)
  • 最大速度:上下5Gbps(auひかり)
  • 最大速度:上下2Gbps(NURO光)
  • 最大速度:上下1Gbps(ドコモ光・ソフトバンク光など)

上に光回線の最大速度を記載しています。あくまでも最大速度ですが、かつてのADSLは下り最大50Mbps、上り最大5Mbpsだったので、光回線になり大幅にアップしたのがわかります。

快適な固定回線でインターネットをストレスなく使いたいのであれば、光回線の利用がベストです。

下りと上りの速度の違い

回線速度には下りと上りの速度があり、それぞれ用途が異なります。下り(ダウンロード)の速度とは、インターネット上のデータを自分のPCやスマホで受信する際の速度です。

一方上り(アップロード)の速度は、メールなど自分のPCやスマホにあるデータをインターネット上に送信する際の速度です。下り・上りそれぞれの用途を表に記載しました。

下り速度が影響するもの 上り速度が影響するもの
・Web閲覧
・YouTubeなどの動画視聴
・メールやLINEの受信
・動画や画像のダウンロード
・メールやLINEの送信
・動画や画像のアップロード

表を見ると気付くかもしれませんが、インターネットを快適に使う上で重要なのは下りの速度です。下りの速度が遅いと、快適にYouTubeを視聴できません。

また、お気に入りの動画や画像をダウンロードするにしても時間がかかってしまいます。

上りの速度も、メールやLINEの送信などに影響するため大切ですが、下りと比較するとそこまでの速さは必要ありません。送信程度であれば、1Mbps出ていれば十分です。

そのため、光回線に限らずインターネットを選ぶ際は、下りの平均速度(実質速度)がどの程度出ているのかを確認しましょう。最大速度が同じでも、実質速度が異なるケースがあります。

Ping値について

Ping値とは、インターネットの応答速度のことをいいます。単位は「ms」です。

値が低いほど応答速度が速くなり、ラグが発生しにくくなります

特にオンラインゲームをする場合は確認すべき値です。FPS(ファーストパーソン・シューティングゲーム)や格闘ゲームなど反応速度の速さが求められる場合は、Ping値が「0~10ms」が理想です。

また、動画視聴の場合は、「0~30ms」なら快適、「31ms~50ms」であれば普通といわれています。

戸建タイプとマンションタイプの速度の違い

光回線の契約種別には戸建とマンションがありますが、通信速度を比較した際に速いのは戸建タイプです。それぞれ通信速度が違う理由は、配線の仕方が異なるためです。

戸建タイプの場合、屋外から引き込んだ回線を独占して使用できますが、マンションをはじめとした集合住宅では、1本の回線を複数人で共有することになります。

1本の回線を複数人の入居者で共有するとなると、同じマンションでインターネットを使っている人が多い場合、回線が混雑し速度が遅くまた不安定になるケースが考えられるわけです。

特に20時~24時など利用者の多い時間帯は、速度が遅いと感じる場面もあるかもしれません。また詳しくは、配線方式(光配線・VDSL・LAN)による違いでお伝えしますが、マンションの配線方式によっても速度は異なります。

なおauひかりを参考にすると、戸建の下り平均速度は562.79Mbpsでしたが、集合住宅は367.08Mbpsでした。

マンションタイプの速度が遅いと感じる場合は、大家さんの許可が必要ですが、直接部屋に回線を引き込む戸建タイプを契約するのも1つの対処法です。ぜひ検討してみてください。

【用途別】快適に使える光回線速度の目安

YouTubeの動画視聴など、用途によって必要な速度の目安は異なります。下の表では、各用途で必要となる速度の目安を記載しました。

用途 速度の目安
メールの送受信 上下:1Mbps
YouTubeの動画視聴 下り:1Mbps~20Mbps
オンライン会議 上下:10Mbps
オンラインゲーム 上下:30Mbps~100Mbps

メールの送受信程度であれば、上下1Mbpsほどの速度で問題ありません。また、YouTubeで標準画質動画を視聴する際も、下り1Mbps程度の速度が出ていれば問題ありません。

一方、HD720やHD1080pのようなハイビジョンやフルハイビジョン、そして4K UHDのウルトラハイビジョンなど、高画質な動画を視聴したい場合は20Mbpsなどの速度が必要です。

その他、オンライン会議は上下10Mbpsほど、オンラインゲームは最大100Mbpsほどの速度が必要です。特にFPSを快適に遊ぶためには、下り70Mbps以上は必要だと考えてください。

用途によって必要となる速度の目安は異なりますが、いずれにしても上下平均200Mbps以上出る光回線であれば、問題なく楽しめるため安心してください。

光回線の実質速度を比較

光回線とホームルーター、そしてモバイルルーターとの速度比較や、1ギガプランと10ギガプランの比較など、光回線の実質速度を比較します。

ホームルーター・モバイルルーターとの比較

光回線は、ホームルーターやモバイルルーターと比較して断然速いのが魅力です。下の表では、代表的な光回線とホームルーター、モバイルルーターの実質速度を比較しています。

回線名称 実質速度 最大速度
ドコモ光
(光回線)
・平均下り速度:270.21Mbps
・平均上り速度:300.84Mbps
・下り最大速度:1Gbps
・上り最大速度:1Gbps
NURO光
(光回線)
・平均下り速度:649.39Mbps
・平均上り速度:629.34Mbps
・下り最大速度:2Gbps
・上り最大速度:1Gbps
Speed Wi-Fi HOME 5G L13
(ホームルーター)
・平均下り速度:177.64Mbps
・平均上り速度:24.13Mbps
・下り最大速度:4.2Gbps
・上り最大速度:286Mbps
Airターミナル5
(ホームルーター)
・平均下り速度:124.33Mbps
・平均上り速度:10.6Mbps
・下り最大速度:2.1Gbps
・上り最大速度:非公開
Speed Wi-Fi 5G X12
(モバイルルーター)
・平均下り速度:94.51Mbps
・平均上り速度:15.12Mbps
・下り最大速度:3.9Gbps
・上り最大速度:183Mbps
ゼウスwifi
(モバイルルーター)
・平均下り速度:14.34Mbps
・平均上り速度:11.62Mbps
・下り最大速度:150Mbps
・上り最大速度:50Mbps

表を見るとわかるように、実質速度は光回線が圧倒的に速いです。ホームルーターやモバイルルーターの最大速度を見ると、4.2Gbpsなど速いですが、実質速度は光回線に劣ります。

モバイル回線を使用するホームルーターやモバイルルーターは、無線電波を受信してインターネットに接続します。そのため、基地局と端末の間に障害物があると十分な速度がでません。

一方、宅内に直接光ファイバーケーブルを引き込む光回線の場合、安定した通信が望めます。そのため、ホームルーターやモバイルルーターと比較してより速い速度が期待できます。

なお、光回線の中でも下り最大2GbpsのNURO光は特に速く、実質速度は上下600Mbpsを超える速さです。

ホームルーターやモバイルルーターは工事不要なのでその点はメリットですが、実質速度にこだわりたいなら光回線がおすすめです。

配線方式(光配線・VDSL・LAN)による違い

マンションの配線方式には、光配線方式・VDSL方式・LAN方式の3つが存在し、それぞれ特徴や最大速度が異なります。下の表に詳細を記載しました。

配線方式名称 配線の特徴 最大速度 安定性
光配線方式 ・共用部分まで光ファイバー
・各部屋まで光ファイバー
・下り最大速度:1~10Gbps
・上り最大速度:1~10Gbps
VDSL方式 ・共用部分まで光ファイバー
・各部屋まで電話回線
・下り最大速度:100Mbps
・上り最大速度:50Mbps~100Mbps
LAN方式 ・共用部分まで光ファイバー
・各部屋までLANケーブル
・下り最大速度:100Mbps
・上り最大速度:100Mbps

どれも電柱からマンションの共用部分まで、光ファイバーケーブルを引き込む点では共通していますが、その先の各部屋までの配線方法が異なります。

最大速度を考えた場合、各部屋までも光ファイバーケーブルで接続される、光配線方式が最も速いです。一方、各部屋までLANケーブルで接続されるLAN方式は光配線方式には劣ります。

LAN配線方式の場合、1本の光ファイバーケーブルをマンション内で共有するため、混雑状況によっては速度が落ちます。また、電話回線が使用されるVDSL方式は速度が期待できません。

VDSL方式は帯域幅が狭く、また電磁波ノイズの影響を受けやすいため、速度が低下する恐れがあるのが欠点です。

VDSL方式を採用している物件で速度が遅いと感じたときは、光配線方式の導入を大家さんに相談するか、戸建タイプが契約できないか相談してみるのも1つの改善方法です。

1ギガと10ギガプランの違い

光回線の1ギガプランと10ギガプランには、下記の異なる点が存在します。

  • 通信速度が異なる
  • 1ギガプランから10ギガプランに変更する際は工事が必要
  • 対応サービスエリアが異なる

1ギガプランと10ギガプランでは、それぞれ最大速度と実質速度が異なります。1ギガプランは最大1Gbps、10ギガプランは最大10Gbpsです。

なお、実質速度は1ギガプランが下り200Mbps~で、10ギガプランは800Mbps~といった感じです。その他、1ギガプランから10ギガプランに変更する際は工事が必要になります。

加入中の光コラボから別の光コラボに乗り換える事業者変更の場合、通常工事は不要ですが、同一業者であっても1ギガから10ギガに変更する際は工事が発生します。

というのも、使用する光ファイバーが異なるためです。また、1ギガプランと比較して10ギガプランは対応サービスエリアが狭いのも異なる点です。

今後は全国的に拡大していくことが考えられますが、現状全国対応の1ギガプランに対して、10ギガプランは一部のエリアでしか申し込みできません。

おすすめの速度が速い光回線3選

NURO光

引用:NURO光 公式サイト
NURO光 戸建て・マンション
3年契約の場合
月額料金 ・2ギガプラン:5,200円
・10ギガプラン:5,700円
平均実測値 ・平均下り速度: 650.33Mbps
・平均上り速度: 644.46Mbps
・平均Ping値:11.11ms
事務手数料 3,300円
工事費 44,000円
→実質無料

※平均実測値は、「みんなのネット回線速度」に掲載されている2024年7月直近3ヵ月のデータを引用しています。

NURO光は、独自回線が使える貴重な光回線です。実測値を見ても下り・上りともに600Gbps越えと高速な通信環境を提供しています。

そのため、動画視聴やオンラインゲーム、リモートワークなど、あらゆるインターネット利用シーンで快適なネット環境をつくることが可能です。

さらに、キャンペーンでは最大60,000円分のキャッシュバックやソフトバンクスマホのセット割なども行っています。

ぜひ、チェックしてみてください。

【NURO光公式】詳細はこちら

auひかり

引用:auひかり 公式サイト
auひかり 戸建て・マンション
3年契約の場合
月額料金
(税込)
・ホーム10ギガ:6,468円~
・ホーム5ギガ:5,610円~
・ホーム1ギガ:5,610円~
・マンション:3,740円~
平均実測値 平均下り速度: 534.69Mbps
平均上り速度: 564.24Mbps
・平均Ping値:14.47ms
事務手数料 3,300円
工事費 41,250円
→実質無料

※平均実測値は、「みんなのネット回線速度」に掲載されている2024年7月直近3ヵ月のデータを引用しています。

auひかりも独自回線が使える光回線です。エリアも一部地域を除き全国対応であるため、フレッツ光回線以外の回線を利用したい人にとっては選択肢の一つになります。

受け取り時期によってキャッシュバック金額が選べるキャンペーンが行われていたり、au・uqモバイルユーザーはスマホセット割が適用になるため必見です。

【auひかり】詳細はこちら

ソフトバンク光

引用:ソフトバンク光 公式サイト
ソフトバンク光
2年契約の場合
月額料金
(税込)
1ギガプラン
・マンションタイプ:4,180円
・ファミリータイプ:5,720円
10ギガプラン
・マンションタイプ:6,380円
・ファミリータイプ:6,380円
平均実測値 ・平均下り速度: 300.67Mbps
・平均上り速度: 354.68Mbps
・平均Ping値:15.72ms
事務手数料 3,300円
工事費 31,680円
→実質無料

※平均実測値は、「みんなのネット回線速度」に掲載されている2024年7月直近3ヵ月のデータを引用しています。

ソフトバンク光はNTTフレッツ光回線を利用して提供しているサービスです。そのため、全国どこでも利用可能です。

ソフトバンクまたはY!mobileのスマホとのセット割はもちろん、キャンペーンも充実しています。

また、ネットが開通するまでの間、WiFiルーターを無料レンタルしているサービスも行っているので、新規の方は必見です。

【ソフトバンク光公式】詳細はこちら

光回線の速度を測定する方法

お使いの光回線の実質速度を調べる際は、下記のサイトを利用するとよいでしょう。速度を計測できるサイトは他にもありますが、使いやすさや正確性の面で下記サイトがおすすめです。

Fast.comは、簡単に速度が測定できる使いやすいサイトです。利用する際は、Fast.comのページを開くだけです。下り・上りの速度、そしてPING値(応答速度)がわかります。

応答速度とは、データを送信してから応答が返ってくるまでの速さです。オンラインゲームなどで重視されます。

次のRBB SPEED TESTでは、郵便番号や回線種類などの入力が必要になるため、Fast.comよりも手間がかかります。一方で、より正確な速度を測定できるのが強みです。

3つ目のみんなのネット回線速度も、回線タイプや住所などの入力が必要ですが、より正確に測定できます。

またみんなのネット回線速度では、光回線をはじめとした各回線の実質速度を知ることが可能です。他の回線の平均速度がどの程度か、興味がある場合はチェックしてみてください。

光回線が遅いときの原因と対処法

スマホやPCなど接続している機器に不具合が生じている、またルーターやONUに不具合があるなど、光回線が遅いときの原因と対処法を解説します。

スマホやPCなど接続している機器に不具合が生じている

光回線ではなく、お使いのスマホやPCなどのデバイスに不具合が生じているため、速度が出ないケースが考えられます。下の表に主な原因と対処法を記載しました。

遅くなる原因 対処法
ブラウザのバージョンが古い ブラウザのバージョンを最新に保つ
ブラウザのキャッシュが溜まっている 定期的にキャッシュをクリアする
バックグラウンドで動作しているソフトが影響している 使用していないアプリは閉じる
古いデバイスを使用している 買い替えを検討する

遅くなる原因の1つがブラウザです。ブラウザとは、Webを閲覧する際に使用するソフトです。古いブラウザを使用していると、動作が重くなりそれにより遅くなることがあります。

また、Webページの情報を一時的に保存するキャッシュが蓄積していても遅くなることがあります。ブラウザのバージョンを最新にする、キャッシュを削除するなどの対策が有効です。

この他バックグラウンドで動作しているアプリが多いと、処理が間に合わず動作が重くなり、結果的に速度低下につながるため、不要なアプリはオフにしておくことをおすすめします。

他にも、古いPCなどを使用していても性能や機能が低いことが原因で、遅くなることが考えられます。この場合は買い替えを検討するのも1つです。

なお、PCやスマホを一度再起動するだけでも改善する場合があるので、まずは試してみてもよいでしょう。

ルーターやONUに不具合がある

遅いと感じる理由には、ルーターやONUなどの機器にトラブルが起きているケースも考えられます。下の表に遅くなる原因と対処法を記載しました。

遅くなる原因 対処法
電波干渉を受けている 周波数(2.4GHz・5GHz)を変更する
接続台数が多い 使用していないデバイスをオフにする
熱暴走により負荷がかかっている 電源を切り5分程度放置する
機器の劣化 買い替えを検討する

遅くなる理由の1つに、無線LANルーターのWiFiが他の家電製品と電波干渉を起こしているケースが考えられます。この場合、無線LANルーターの周波数帯を変更するとよいでしょう。

家電製品のほとんどが2.4Ghzを使用しているため、5GHzに変更することで速度低下が解消されることがあります。その他、接続台数の多さが速度低下の原因となる場合もあります。

例えば、NURO光の無線LANルーター(ONU)でWiFiに接続できる台数は10台ですが、それ以上の機器を接続した際に速度が落ちる場合があると考えてください。

他にも、直射日光が当たるなどの影響で、ルーターが熱暴走を起こしているケースでも速度低下につながります。この場合、一度電源を切り5分程度放置すると改善することがあります。

その他、無線LANルーターやONUの製品が古くて劣化しているために遅い場合も考えられるので、その際は買い替えを検討してみてください。

プロバイダがv6プラス(IPv6)に対応していない

フレッツ光回線を使用していて、プロバイダがv6プラス(IPv4 over IPv6)に対応していないと快適に使えない場合があります。

v6プラスとは、インターネットの接続方式であるIPv4とIPv6の両方の通信を効率的に行うサービスです。

従来のIPv4では、網終端装置と呼ばれる設備を介してインターネットに接続する必要があるため、処理に時間がかかり結果的に速度低下につながっていました。

一方、IPv6では、ボトルネックとなる網終端装置を介さないため、速度低下が起こらない=より快適な通信が可能となります。

より快適に光回線でインターネットを楽しみたい場合は、IPv6とIPv4両方の通信が可能となるIPv4 over IPv6(v6プラス)に対応したプロバイダを選ぶとよいでしょう。

フレッツ光でv6プラスを利用するためには、プロバイダでIPv6オプションを申し込みます。ただし、グリーンネットなど一部のプロバイダでは利用できないため確認が必要です。

WiFiルーターが高速通信に対応していない

使用している無線LANルーターが古く、対応している通信規格も古い場合、光回線を契約しても快適に使えないことがあります。下の表に、WiFiの通信規格と最大速度を記載しました。

名称 規格名 最大通信速度 周波数
Wi-Fi7 IEEE 802.11be 46Gbps 2.4GHz帯
5GHz帯
6GHz帯
Wi-Fi6E IEEE 802.11ax 9.6Gbps 2.4GHz帯
5GHz帯
6GHz帯
Wi-Fi6 IEEE 802.11ax 9.6Gbps 2.4GHz帯
5GHz帯
Wi-Fi5 IEEE 802.11ac 6.9Gbps 5GHz帯
Wi-Fi4 IEEE 802.11n 600Mbps 2.4GHz帯
5GHz帯

WiFiには、IEEE 802.11~といった通信規格が設けられており、またそれに対応するWi-Fi 6などの名称が設けられています。2024年6月時点で最新の規格はWi-Fi7です。

Wi-Fi7に対応した無線LANルーターは、最大46Gbpsの高速通信を実現します。一方古い製品だと、Wi-Fi4にしか対応していない可能性があります。

Wi-Fi4の最大通信速度は600Mbpsのため、最大1Gbpsの光回線で使用するには力不足です。少なくともWi-Fi5以上の規格に対応した製品を使うようにしましょう。

なお、使用中の無線LANルーターの通信規格がわからない場合は、製品の箱や本体を確認するとよいでしょう。

またWindows11の場合は、ネットワーク設定とインターネット設定から、ネットワークアダプターの項目でも確認できます。

マンションタイプを契約している

マンションタイプを契約していて速度が遅いと感じるときは、下記の方法を試してみてください。

  • 混雑が少ない日中に利用する
  • 最新のルーターに交換する
  • IPv6対応のプロバイダを選ぶ
  • auひかりやNURO光などの独自回線を利用する

マンションに限った話ではありませんが、夜の時間帯は利用者が増えるため回線が混雑し速度が出ない場合があります。可能であれば、混雑の少ない日中に利用するとよいでしょう。

特に大きいファイルをダウンロードするなら、混雑の少ない日中の方が快適です。また、古い無線LANルーターを使用しているなら、最新の規格に対応した製品に買い替えるのも1つです。

その他、v6プラス(IPv6)に対応したプロバイダやオプションを使うのも1つです。IPv4使用時と比較し、速度が改善する可能性があります。

また現在フレッツ光を契約しているなら、auひかりやNURO光などの独自回線に乗り換えてもよいでしょう。フレッツ光や光コラボは知名度が高いため、利用者が多いです。

そのため回線が混雑して通信が不安定になるケースが考えられます。また、戸建タイプが契約できるなら検討するのもありです。VDSLの環境であっても、関係なく高速通信が可能です。

光回線に関するよくある質問

速度が速い光回線はどこか、また光回線に速度制限はあるかなど、光回線に関するよくある質問にお答えします。

速度が速い光回線は?

通信速度は利用する時間帯や回線の混雑状況によって異なるため、絶対にこの業者が速いとは断言できませんが、下記の光回線は快適に使える人気サービスです。

  • NURO光:平均下り速度: 650.33Mbps
  • auひかり:平均下り速度: 534.69Mbps
  • コミュファ光:平均下り速度: 663.79Mbps
  • ドコモ光:平均下り速度: 275.56Mbps
  • ソフトバンク光:平均下り速度: 300.67Mbps

※2024年7月11日現在

特に、独自回線のNURO光・auひかり・コミュファ光は速度が速く快適に使える光回線です。

なおドコモ光やソフトバンク光では、それぞれドコモ、ソフトバンクのスマホセット割が使えます。

光回線とセットで使うと毎月のスマホ代がお得になるので、通信コストを抑えたい人におすすめです。

光回線は速度制限がかかるか

WiMAXなどのモバイル回線と同様に、光回線にも速度制限が設けられています。

具体的に1日に何ギガ使用すると制限されるといった基準はありませんが、30GB程度の大容量通信を行うと、制限を受けるリスクが高くなります。

突然速度が遅くなったと感じたときは、直近の通信量をアプリなどで確認してみてください。大量の通信を行ったために、速度制限を受けている可能性があります。

10ギガプランは必要か

自分にとって10ギガプランが必要なのか迷ったときは、下のメリット・デメリットを参考にしてみてください。

10ギガプランのメリット 10ギガプランのデメリット
実質速度が速い(下り平均800Mbps~)
混雑する時間帯でも速度低下しにくい
同時接続でも安定している
1ギガプランと比較して月額料金が高い(月額+500円~)
対応サービスエリアが限定されている
新たに開通工事が必要

10ギガプランは、1ギガプランと比較して実質速度の速さが魅力です。下り平均200Mbps以上の1ギガプランに対して、10ギガプランは800Mbps以上の速さです。

また10ギガはネットワークの帯域が広いので、混雑時でも快適に使えますし、大人数で同時接続しても速度が低下しにくいでしょう。一方で、月額料金は1ギガよりも500円以上高いです。

また、1ギガであれば光コラボなど全国で利用できますが、10ギガプランはエリアが限られてしまいます。他にも、1ギガから10ギガに変える際に工事が必要なのも注意点でしょう。

1ギガと10ギガプランでは設備が異なるためです。このようにメリット・デメリットがありますが、実質速度にこだわりたい、安定した速度で楽しみたい場合は10ギガをおすすめします。

自分のエリアで契約できるかを確認した上で、申し込んでみてください。

光回線は契約後すぐに使えるか

光回線の契約後、実際にインターネットが使えるまでは1ヵ月程度かかるため、すぐには使えません。その点は、ホームルーターやポケット型WiFiと比べた光回線のデメリットです。

光回線は、光ファイバーケーブルを宅内に引き込む必要があるため、基本的に開通工事を避けられません。

なお工事は通常1ヵ月程度で終わりますが、新生活がはじまる3月や4月は申し込みが増えるため、2ヵ月以上かかる場合もあります。

プロバイダによってはソフトバンク光のように、開通するまでの期間ホームルーターやポケット型WiFiをレンタルできる場合もあるので、契約時に質問してみるとよいでしょう。

まとめ

ここまで光回線の平均速度や、速度の仕組みについてお伝えしてきました。速度には下りと上りの速度があること、また戸建とマンションで速さが異なることを解説しました。

マンションタイプのVDSLについては注意が必要ですが、いずれにしても光回線であればモバイル回線のホームルーターやポケット型WiFiよりも高速、そして安定した通信が望めます

また速度が遅いと感じた際は、v6プラスの利用や、最新の通信規格に対応した無線LANルーターに交換するなども検討してみてください。

その他、より速い実質速度を望むのであれば、対応サービスエリアの問題はありますが、10ギガプランに乗り換えてもよいでしょう。

本記事でお伝えした内容を参考に、自分に適した対策を試してみるとよいでしょう。

iPhone格安SIM通信 編集部 ― ライター
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