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  • 更新日:2019年05月15日

中古スマホ人気No.1ついに決定!最新iPhoneはあのモデルが一強だった

中古スマホ人気No.1ついに決定!最新iPhoneはあのモデルが一強だった

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1年の中で、最もスマホの買い替えが進むのが3月~4月。

引越しや新社会人等にあたって、スマホの機種変更をした方も多いかと思います。

「携帯会社の繫盛期」とも言われるこの時期ですが、中古スマホ市場で1番人気だったスマホはどんなモデルなのでしょうか。

本記事では、2019年3月~4月の中古スマホの取引相場から、人気のスマホやトレンドスマホ情報をお伝えします。

繫盛期が終わって価格が落ち着いた今、3月~4月よりもスマホをお得に購入できるかもしれませんよ。

繫盛期のキャッシュバックが市場を左右

2019年3月~4月、最も取引数が多かったスマホはiPhone 8、次いでiPhone 7でした。

2019年1月~2月に引き続き、Androidを含む中古スマホ市場で圧倒的なシェアを誇っています。

繫盛期で取引量も増えており、4月は3月と比べて1割ほど増加する等、2019年に入ってから最大の取引量を記録しました。

取引量を大きく牽引したのは、au版のiPhone 8(64GB)とドコモ版のiPhone 7(32GB)。4月にau代理店のキャンペーンでiPhone 8を購入したユーザーが、キャッシュバック受け取り後に新古品で販売したものと予想されます。

また、iPhone 7 32GBは「docomo with」という割引サービスの対象機種となっているため、転売された端末が取引数を押し上げたと考えられます。

しかし、docomo withは2019年5月31日に新規受付を終了する予定のため、今後は取引数が減り、順位が変動するかもしれません。

最新iPhoneはiPhone XRに人気集中か

これまでの相場ランキングでは、iPhone 6・7・8等の型落ちスマホが上位を占めていました。

しかし今回のランキングでは、最新のiPhone XR(64GB)が5位にランクイン。前回は7位だったので、最新iPhoneが着々と順位を上げていることがわかります。

ちなみに、同時期発売のiPhone XS/XS MaxはTOP10にすらランクインしていません。発売されたばかりで手放すユーザーが少ないと見る向きもありますが、新作であっても需要があれば中古市場に流通するもの。

現に、iPhone XS/XS Maxよりも後に発売されたiPhone XRが上位にいることからも、iPhone XS/XS Maxの人気が低いことが原因だと思われます。

両モデル共PCが買えるレベルの価格帯ということもあり、ライト~ミドルユーザーには高すぎる買い物なのかもしれません。

docomo with終了でAndroid順位も大変動

中古Android市場では、前回まで圏外だったAQUOSシリーズが大きく順位を上げました。ドコモ版のAQUOS sense2が6位、au版のAQUOS miniが8位にランクインしています。

ドコモ版のAQUOS sense2がランクアップした要因は、前述の「docomo with」対象機種である影響が大きいようです。

docomo with終了前に端末を仕入れて転売したいという需要が増し、一気に取引数を押し上げたものと見られます。AQUOS miniについては、同一業者から大量出品されたことで、一時的に流通量が伸びたことが要因のようです。

5位~10位は前回から大きく変動しましたが、1位・2位は引き続きXperia Z3 Compact・Z5 Compactといったコンパクトシリーズが人気となっています。

総評

前回の予想通り、転売目的で購入された新古品の流通によって、以外な端末がランクインした2019年3月~4月。

繫盛期による買い替えや転売も進み、中古スマホ市場の取引数も底上げされました。

以前から中古スマホ相場を大きく左右していた「docomo with」ですが、新規受付は5月31日に終了し、7月1日より新料金プランが開始されます。新料金プラン開始によって中古相場がどのように変化するのか、今から楽しみですね。

iPhone格安SIM通信では、ドコモの新料金プランや最新端末情報をいち早くお届けします。最新ニュースを見逃したくない方は、ぜひ本サイトをチェックしてみてください。

アナリスト 菅野 辰則 ― ライター
アナリスト 菅野 辰則 ― ライター

1983年生まれ。株式会社マーケットエンタープライズ  中古モバイル市場アナリスト
ソフトウェア開発会社にて、開発業務からスタートし、新会社設立時のWebマーケティング全般の業務を担った後、2010年にマーケットエンタープライズに入社。 当社でWebマーケティングの責任者や経営企画を担当後、現在は、メディア・プラットフォーム事業の責任者に従事する。膨大なデータの分析・管理能力を活かして、中古モバイル市場の動向を分析するアナリストも兼任する。