auひかりを引っ越し先で利用する方法は？手続き・解約金・工事費を徹底解説！

auひかりを引っ越し先でも利用したい場合、契約中のプロバイダへ申し込みするだけで簡単に移転手続きができます。

また、プロバイダによっては引っ越しキャンペーンを実施しているので、引っ越しにかかる費用を安く抑えることも可能です。

今回は、auひかりの引っ越し手続きの流れや工事費、解約違約金、撤去費用などを詳しく解説します。引っ越し準備で忙しく、ネット回線の手続きまで手が回らない方は、本記事を読んでスムーズに手続きを済ませましょう。

auひかりの引っ越しにはどんな手続が必要？

auひかりを利用中の方が、引っ越し先でも引き続き使うためには、KDDIで「移転（引っ越し）」手続きが必要です。手続きは、以下の窓口で行なえます。

auひかりは、引っ越し手続きの申し込みから開通まで1ヵ月～2ヵ月ほどかかります。

引っ越しの多い3月～4月は通常より開通まで時間がかかる傾向なので、引っ越しが決まったらなるべく早めに申し込みしましょう。

auひかりの引っ越し手続きの流れ

ここからは、auひかりを引っ越し先で使うための手続きの流れを紹介します。

手順1.引っ越し先の提供エリアを確認する

はじめに、新居がauひかりの提供エリア内かどうか確認し、引っ越し先でもauひかりが使えるか確認しておきましょう。

auひかりは一部地域でサービスを提供していないため、引っ越し先で使えない可能性もあるためです。

auひかりのエリア検索方法

auひかりの提供エリアは、公式サイトの「提供エリアの検索」ページから確認できます。

住居タイプ・郵便番号・を入力し「エリアを確認する」をクリックすると、続きの住所を選択する画面に切り替ります。画面に従って進めると「サービス一覧」が表示されるので、引っ越し先の対応サービスを確認してください。

検索結果に対応サービスが表示された場合は、引っ越し手続が可能です。

手順2.引っ越し専用フォームから申し込む

引っ越し先が提供エリア内であることを確認したら、auひかりの引っ越し専用フォームから申し込みを行います。引っ越しの手続きは、契約しているプロバイダから問い合わせましょう。

Web窓口または電話で引っ越し手続きを申し込むと、後日KDDIから連絡がきます。その際に、撤去工事や開通工事の日程調整を行うので、都合の良い日をピックアップしておきましょう。

手順3.撤去工事を行う

auひかりは、2018年3月1日～2022年6月30日に戸建てタイプを契約していた場合、回線の撤去工事が必ず必要です。

マンションタイプの場合撤去工事は不要ですが、マンションで戸建てタイプを契約していた場合は戸建てと同様の扱いになります。

撤去工事は作業員が自宅に派遣されて行われるため、立ち会いが可能な日を指定しましょう。電柱から宅内へ引き込んだ光ファイバーと自宅の光コンセントの撤去が、主な工事内容です。

作業は1～2時間程度で完了しますが、設備状況によっては2時間以上かかる可能性があります。

手順4.引っ越し先の開通工事を行う

引っ越し先の開通工事は、屋外工事と宅内工事の2種類あります。宅内工事は契約者または代理人の立ち合いが必須なので、立ち会い可能な日を指定しましょう。

開通工事の主な作業は、光ファイバーの引き込みと光コンセントの設置です。光コンセントの位置は調節可能なので、あらかじめどの辺にするか決めておき作業員の方に相談してみてください。

作業は1～2時間程度で完了しますが、住宅環境によっては2時間以上かかることがあります。

手順5.初期設定をして接続完了

開通工事日の前日までに、KDDIからホームゲートウェイ本体と付属品が届きます。これらは工事日まで大切に保管して、工事完了後に接続設定を行ってください。

基本的に光コンセントとホームゲートウェイをLANケーブルでつないで電源を入れるだけで接続できますが、不明な点がある場合は同梱の取扱説明書を確認しましょう。

【auひかり】詳細はこちら

auひかりの引っ越し費用を徹底解説

auひかりの引っ越し手続きにかかる費用は、主に以下の4つです。

それぞれの内容や金額を詳しく見ていきましょう。

1.引っ越し前の回線撤去費用

auひかりの戸建てプランは、引っ越し時に以下の回線撤去費用が発生する場合があります。

マンションで戸建てタイプを契約していた場合も上記の費用が発生するので、事前に確認しておきましょう。

2018年2月28日以前もしくは、2022年7月1日以降に申し込みしている場合、撤去工事は任意のため希望しない限り撤去工事費は発生しません。

2.引っ越し前の工事費残債

また、引っ越し前の住居の工事費残債がある場合、一括で支払う必要があります。工事費の残債はauひかりを利用している期間や分割回数によって異なるので、以下を参考に確認してください。

プロバイダの工事費実質無料キャンペーンを利用している場合も、引っ越しの際には工事費の残債が発生する場合があります。

契約期間によっては費用が高額になることがあるので、引っ越しの際は注意が必要です。

3.引っ越し先の工事費用

auひかりの開通工事費用は、戸建てタイプが41,250円(税込)でマンションタイプが33,000円(税込)です。

引っ越し先でもauひかりを使い続ける場合、移転先（引っ越し）の工事費が新たに発生します。

工事費用は申し込み先によって異なる

auひかりは、契約する窓口によっては独自の引っ越しキャンペーンを実施中です。引っ越しキャンペーンの中には、撤去費用・工事費の残債・引っ越し先の工事費用が免除または実質無料になるものがあります。

引っ越しキャンペーンを実施しているプロバイダおよび特典内容は、以下を参考にしてください。

引っ越しキャンペーンを実施しているプロバイダで契約すると、引っ越し費用を安く抑えられるので、ぜひ活用してみてください。

4.登録事務手数料

auひかりの引っ越しをする際は、3,300円(税込)の登録事務手数料が発生します。これは、戸建てタイプもマンションタイプも共通です。

また、戸建てタイプで土日に工事を依頼する場合、3,300円(税込)の割増料金が追加でかかることも覚えておきましょう。

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auひかりの引っ越しは解約・再契約がお得？

引っ越し先でもauひかりを利用する方法として、引っ越し手続きを行う方法の他に一度解約してauひかりを再契約する方法があります。引っ越し手続きと解約・再契約はどちらがお得なのでしょうか。

ここでは、解約・再契約にかかる費用と流れを紹介します。引っ越し手続きと解約・再契約はどちらがおすすめなのかも解説するので、迷っている方はぜひ参考にしてください。

auひかりの解約・再契約にかかる費用

auひかりを一度解約する場合、解約違約金・工事費残債・撤去費用がかかります。

解約後再契約する場合には、引っ越し先の開通工事費・登録事務手数料3,300円（税込）等が必要です。

戸建てプラン（ホームタイプ）の解約にかかる費用

契約時期	2018年3月1日～2022年6月30日	2022年7月以降
解約違約金（税込）	3年プラン：16,500円 2年プラン：10,450円	3年プラン：4,730円 2年プラン：4,460円
工事費残債（税込）	最大41,250円	最大41,250円
撤去工事費（税込）	31,680円	不要 ※希望する場合31,680円

ホームタイプは、2018年3月1日～2022年6月30日2契約した場合、31,680円（税込）の回線撤去費用が必ずかかる点に注意が必要です。

マンションタイプの解約にかかる費用

契約期間	2018年3月1日～2022年6月30日	2022年7月以降
解約違約金（税込）	2年プラン：7,700円	2年プラン：7,700円
工事費残債（税込）	最大33,000円	最大33,000円
撤去工事費	なし	なし

解約違約金や工事費残債は、利用しているプランや契約期間によって変わるので契約状況を確認してください。

なお、引っ越し先の開通工事費は戸建てタイプが41,250円(税込)、マンションタイプが33,000円(税込)です。

合計するとかなり高額な費用がかかりますが、新規契約キャンペーンなどを活用すると割引される場合があります。引っ越し費用を安く抑えたい場合は、キャンペーン適用時の料金を比較して検討しましょう。

auひかりを解約後に再契約する方法

auひかりを一度解約して再契約する場合のおおまかな流れは、以下のとおりです。

通常の引っ越し手続きよりも工程が多いため、少し面倒に感じるかもしれません。また、引っ越し先で利用できるまで時間がかかる点にも注意が必要です。

【結論】引っ越しと解約どちらがおすすめ？

auひかりを引っ越し手続きするか、解約・再契約するか迷った場合は、キャンペーン適用時の費用を比較して決めましょう。

それぞれの手続にかかる費用は引っ越しのタイミングによって異なるので、引っ越しが決まった料金を比較したうえで安くなる方を選部のがポイントです。

なお、解約・再契約の方が手間がかかるので、面倒な作業をしたくない方には引っ越し手続きがおすすめです。引っ越し手続きの場合もプロバイダによって様々なキャンペーンを実施しているので、チェックしてみましょう。

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auひかりの引っ越しをする際の注意点

auひかりはの引っ越しは、手順を踏んで手続きを進めればスムーズに完了しますが、一部注意点もあります。知らずに申し込むと後悔する場合があるので、申し込み前に確認しておきましょう。

注意点1.一部地域は提供エリア外

auひかりは独自の設備を利用している光回線なので、一部地域では利用できない点に注意が必要です。auひかり提供エリア外の地域は、以下のとおりです。

上記のエリアにお住まいの場合、auひかりの申し込みができないので注意が必要です。また、提供エリア内の地域でも一部エリアはauひかりに対応していない場合があります。

auひかりがエリア外の方には「ビッグローブ光」がおすすめ

引っ越しでauひかりが使えない方の乗り換え先には、auひかりと同様auスマホがセット割で毎月最大1,100円割引されるビッグローブ光がおすすめです。

ビッグローブ光は、NTTのフレッツ光回線を使った光コラボのためエリアが広く、全国の幅広い地域で高速かつ安定した通信が楽しめるメリットもあります。

また、他社違約金や工事費残債を最大63,000円キャッシュバックしてくれる乗り換えキャンペーンも実施中です。

新規契約時の工事費も実質無料なので、引っ越し手続きの費用負担を抑えてお得に契約したい方におすすめです。

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注意点2.電話番号が変わる可能性がある

auひかりの固定電話サービス「auひかり電話」を利用している場合、電話番号が変わる可能性がある点に注意しましょう。

auひかりの電話番号は、取得した場所によって引き継げるかどうか変わります。

基本的に、auひかりの契約時に取得した電話番号は引っ越しに伴い消失します。引き続きauひかり電話を利用する場合、引っ越し先で新しい電話番号の取得が必要です。

なお、NTTの一般加入電話(アナログ電話)で利用していた電話番号をauひかりに引き継いだ場合、再度NTTの一般加入電話に戻すことで引っ越し先でも引き続き利用できます。

注意点3.引っ越し先のマンションによって速度が変わる

auひかりをマンションで利用する場合、設備状況によって契約可能なプランが決まります。マンションタイプは契約プランによって最大通信速度が異なるので、注意が必要です。

通信速度が速いプランを契約したいと思っても、引っ越し先のマンションが対応していない場合は利用できません。速度を重視したい方は、どのプランに該当するか確認しておきましょう。

注意点4.auひかりが使えない期間が生じる場合がある

auひかりは、引っ越しの申し込みから開通まで1～2ヵ月程度時間がかかります。手続きが引っ越しに間に合わない場合、工事が完了するまでインターネットが使えない期間が生じる点に注意が必要です。

光回線の中には、ソフトバンク光やドコモ光、ビッグローブ光などのように開通工事までの期間、無料でWiFiがレンタルできる事業者もあります。

インターネットが使えないと仕事やプライベートに支障をきたす方は、乗り換えを検討してみるのも一つの方法です。

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auひかりの引っ越しでよくある質問

最後に、auひかりの引っ越しに関するよくある質問をまとめました。疑問点がある場合は、こちらを参考にしてください。

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auひかりの引っ越しまとめ

auひかりを引っ越し先でも使いたい場合は、引っ越し先が決まり次第早めに申し込みましょう。申し込み前には、引っ越し先が提供エリア内かを必ず確認してください。

手続きが遅れると、開通工事が遅くなりネットが使えない期間が出てくる可能性があるので注意が必要です。

auひかりでは、プロバイダごとにお得な引っ越しキャンペーンを実施しています。キャンペーンを活用すると、撤去費用や開通工事費、工事費残債の負担が抑えられるので、ぜひチェックしてみましょう。

【auひかり】詳細はこちら

引っ越し先がauひかりのエリア外で、他の光回線へ乗り換えを検討中の方は、別記事で光回線の戸建て・マンション別の安いランキングを紹介しているので参考にしてみてください。

プロに無料相談！ぴったりのインターネット回線が分かる窓口

「光回線・インターネットご契約 無料相談センター」では、インターネット回線について無料でプロに電話相談できます。「ネット回線を決めきれない…」「結局どれが一番安いの？」という方は、ぜひ活用してください。

電話相談後にしつこい勧誘をされることはなく、相談のみの利用も可能です。無理やり契約をさせられることも無いので、安心してご利用ください。

実際に、年間で15,000件以上の相談実績があり、多くの方がインターネット回線選びで活用しています。折り返し電話予約も可能なので、都合の良い時間を指定して、インターネット回線について相談してみましょう。