ソフトバンクのMNP引き止めポイントとは【2020年】|使い方や注意点など!機種変更でポイントが使える

ソフトバンクにはMNP引き止めポイントというものがあり、これを使うとお得に機種変更できます。ポイントをもらうには一定の手順を踏む必要があり、また注意点もあります。取得方法から注意点まで知り、MNP引き止めポイントを上手に活用しましょう。
ソフトバンクのMNP引き止めポイントとは【2020年】|使い方や注意点など!機種変更でポイントが使える

スマホを使っていると、他のキャリアへ乗り換えたい、格安SIMに変更したいと思うこともあるでしょう。大手のソフトバンクからでも乗り換えを希望する人は多く、MNP転出を使って、電話番号をそのまま引き継ぐ人は少なくありません。

MNP転出をする際には、場合によってはMNP引き止めポイントがもらえることがあります。これはどのような人が対象なのか、もらい方や使い方も含めて知っておきましょう。

ソフトバンクのMNP引き止めポイントとは

そもそもソフトバンクが提供する、「MNP引き止めポイント」とは何なのかを知らない人も多いでしょう。

これは簡単に言えばMNP転出を申し出たときに、ソフトバンクから提案されるポイントです。どのような人が対象で、何ポイントくらいもらえるのか、まずは基本的な理解から深めていきましょう。

MNPによるユーザーの流出を防ぐことが目的

MNP引き止めポイントは、その名の通りMNP転出による他キャリアや格安SIMへの、顧客流出を防ぐためのものです。簡単に言えば、MNP転出をやめるなら、代わりにソフトバンクからお得なポイントがもらえる制度と言っても良いでしょう。

MNP引き止めポイントは、単にMNPポイントや引き止め特典といった呼ばれ方もしますが、正式名称の決まりがあるわけではありません。また、ソフトバンク独自の制度ではなく、auやドコモといった、他の大手キャリアでも実施しています。

MNP転出による引き止めを防ぎたいと考えるのはどの通信事業者でも同じですが、基本的には大手キャリアのほうがその意思は強いと言えるでしょう。格安SIMが登場して以降、安い料金プランに乗り換える人は増え、大手キャリアから徐々に顧客が流失しています。

契約しているプランにもよりますが、大手と格安SIMで比較すると、料金が3分の1や、半額以下になることも少なくありません。

格安SIMに料金では勝てないからこそ、大手キャリアはサービスを充実させるしかなく、その策の1つがMNP引き止めポイントと言えるでしょう。仮に他社への転出を考えていても、MNP引き止めポイント数によっては残留したほうが良い場合もあります。

もらえるポイント数は契約によって異なる

MNP転出を申し出ると残留の対価としてもらえるMNP引き止めポイントですが、いくらもらえるかは一概に決まっているわけではありません。契約しているプランやソフトバンクとの契約年数といった複数の要素が関係し、それぞれでいくらもらえるかは全く異なると考えましょう。

固定で何ポイントと決まっているわけではありませんが、相場は1~3万ポイント、つまり1~3万円相当が還元されると言われています。多い場合で3万ポイントのため、ポイントを全額使い、格安、あるいは無料で機種変更できる場合もあるでしょう。

また、金額は決まっていないものの、ソフトバンクは他社大手キャリアと比較しても、もらえるポイント数の上限は高いです。そのため、高額ポイントをもらいやすい環境にあり、上手に活用できるとよりお得にスマホが使えるでしょう。

思わぬ高いポイントがもらえる可能性もあるため、他社キャリアへのMNPを考えている場合はもちろん、ソフトバンク内で機種変更を考えている人も利用すべきと言えます。実際にMNP転出するかどうかに関係なく、打診するともらえる可能性があることは覚えておきましょう。

公式では非公表の制度

ソフトバンクのMNP引き止めポイントは、実際に付与され利用している人も多いでしょうが、実は公式では非公表の制度です。つまり、ホームページで見てもMNP引き止めポイントやそれに類するサービス、制度についての記載はありません。

もちろん非公表というだけで使えないわけではなく、もらったポイントは確実に使えるため安心しましょう。ただ、非公表のため誰がどれだけのポイントをもらえるといった明確な指標もなく、相場しか分からないという状況が起きています。

ショップでMNP引き止めポイントについて尋ねても、明確な返答が得られない可能性は高いため、注意しなければなりません。あくまで非公表の制度のため、上手に使うには自身でしっかり情報収集をすることが大切です。

ソフトバンクでMNP引き止めポイントをもらう時の手順

「ソフトバンクの公式では非公表」「人によってもらえるポイント数が違う」と、これだけ見ると、ややこしい制度にも思えるでしょう。しかし、実際のもらい方は非常に簡単で、手順は以下の2ステップだけです。

  • ソフトバンクの携帯から*5533にダイヤルする
  • オペレーターにMNP予約番号の発行を依頼する

ほとんど手間がかからず、簡単に利用できるため、難しいと先入観を持って避けず、上手に活用しましょう。

ソフトバンクの携帯から*5533にダイヤルする

MNP引き止めポイントをもらうには、まずはMNP転出の手続きを踏まなければなりません。これは通常のMNP転出の場合と同じで、カスタマーセンターに電話して、手続きを進めましょう。ソフトバンク回線の電話なら、*5533にかけると、直接繋がります。

それ以外の回線からかける場合は、「0800-100-5533」にかけましょう。どちらも通話は無料であり、番号に関係なく手順は同じです。電話をかけると音声ガイダンスに繋がるため、該当するものをボタン操作で進めていきます。

操作を進めるとオペレーターに繋がりますが、途中で暗証番号の入力を求められるため、忘れている場合は事前に確認しておかなければなりません。暗証番号は契約時に決めた4桁の番号です。分からない場合は、ショップで調べてもらうと良いでしょう。

オペレーターにMNP予約番号の発行を依頼する

音声ガイダンスに沿って手続きを進めると、オペレーターに繋がり、ここでは直接やり取りをします。オペレーターにMNP転出したい旨を伝えると、いくつか質問されるためそれに答えましょう。質問内容は転出先のキャリアやソフトバンクをやめる理由、次回使用を考えている端末などです。

実際にMNP転出する気があるかどうかに関係なく、質問にスムーズに答えるためにも、MNP転出すると考え、他キャリアの情報を集めておくと良いでしょう。質問に全て答えると、MNP予約番号の発行となりますが、この時オペレーターから、ポイント付与についての打診があります。

その際にいくらもらえるかが聞けるため、ここで確認して、残るかどうか決めても良いでしょう。基本的な流れは以上ですが、場合によってはまとまったポイント付与ではなく、月額料金の割引を提案されることもあります。

よくある例だと、24カ月分の月額料金を毎月1,000円割り引くというもので、まだ同じ機種を使い続ける気があるなら、こちらを受けるのもおすすめです。

この例だと、金額的には24,000円のため、ポイントと両方提示された場合は、この金額を上回るかどうかで判断しても良いでしょう。引き止めポイントと割引は、どちらか一方しか提案されないこともあり、これも人によって違います。

ソフトバンクのMNP引き止めポイントの使い方

MNP引き止めポイントは、最大で3万円分ももらえるため、非常にお得です。しかし、もらったは良いものの、どのように使うのか分からないという人もいるでしょう。せっかくもらったポイントは活用しないともったいないため、上手な使い方を知っておくことが大切です。

最新機種の購入に使用する

MNP転出ポイントは、基本的にはソフトバンクの機種変更の際に利用できます。機種変更の場合には端末代金を支払わなければなりませんが、MNP転出ポイントを充てることで、最新機種でもかなりお得に購入できるでしょう。

もし最大の3万ポイントをもらい、端末代金が3万円以下のものを購入するなら、購入時のコストは全くなく、後は月額料金の支払いだけで済みます。

最新機種ではさすがに3万円以下というものはありませんが、それでも大幅に値引きできるのは嬉しいポイントでしょう。通常定価で買うしかないものでも、割引の対象となるのは、MNP引き止めポイントならではの魅力です。

分割購入で使用する

ポイント利用は一括購入の場合だけではなく、分割購入の際にも使えます。ポイント分を全額引き、それでも端末代金が残っているなら、そこから分割できるため、月々の負担を大幅に抑えられるでしょう。MNP引き止めポイントを適用した場合でも、24回払い、48回払いの両方が利用できます。

例えば端末代金が10万円で、MNP引き止めポイントが3万円なら、24回払いだと月々の機種代は約2,900円です。通常なら約4,100円となるため、ポイント適用の有無で、分割購入でもかなりの差が出るでしょう。

ソフトバンクのMNP引き止めポイントに関する注意点

お得に使えるソフトバンクのMNP引き止めポイントですが、一部注意点があることは理解しておきましょう。ポイントを把握していないと、思わぬ落とし穴に引っかかることもあります。失敗しないためにも注意点まで把握し、細部まで理解を深めた上で制度を利用することが大切です。

ポイントがもらえない場合もある

オペレーターにMNP転出を申し出ると、MNP引き止めポイントの提案がありますが、これは全員に該当するわけではありません。付与されるポイントは金額に違いがあるだけではなく、そもそも付与されるかどうかも異なることは覚えておきましょう。

そのため、MNP転出を申し出ると、いくつか質問をされた後に、提案なしでMNP予約番号が発行されることもあります。ただし番号が発行されたからといってすぐに解約となるわけではなく、そのまま15日間経過すると予約番号は失効となるため、問題はありません。

ただ必ずしもポイントがもらえるわけではないため、場合によってはポイントを狙わず、本当に他社乗り換えを検討しても良いでしょう。

MNP予約番号を発行してはいけない

本当に乗り換えをするなら、MNP予約番号を発行しても構いませんが、ソフトバンク内での機種変更を考えているなら、発行しないようにしましょう。MNP予約番号は15日という期限付きですが、期限が残っている間は機種変更ができなくなります。

また、家族割引に加入している場合、グループ回線からも外れてしまうため、注意しなければなりません。MNP引き止めポイントを狙うだけで実際に他社乗り換えを希望しない場合は、提案がない時点で予約番号の発行を取りやめてもらうことが大切です。

引き止めポイントで機種変更したいおすすめスマホ

ここからは、引き止めポイントで機種変更可能なおすすめスマホをご紹介していきたいと思います。

ZTE Axon 10 Pro 5G

出典:ソフトバンク
  • 5G対応で高速ネットを実現
  • 動画視聴が快適になるディスプレイ+バッテリー
  • AI搭載トリプルカメラ

ZTEは、コスパの高いSIMフリースマホが人気のメーカーです。

「ZTE Axon 10 Pro 5G」ならではの機能はありませんが、その分必要な機能だけを安く購入できる機種になっています。

もちろん、必要最低限といっても5G対応スペックとトリプルカメラを搭載しているため、ミドルレンジの中でも高スペックです。

そこそこの性能のスマホを安く購入したいなら、「ZTE Axon 10 Pro 5G」で決まりでしょう。

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LG V60 ThinQ 5G

出典:LG
  • 2画面ならではのマルチタスクが可能
  • コントローラーをつけてゲーム機にもなる
  • 5000mAhの大容量バッテリー搭載

「LG V60 ThinQ 5G」は、取り外しできるスクリーンがついた画期的な2画面スマホです。

「LG V60 ThinQ 5G」にはスクリーンがついた専用ケースがあり、ケースをつけると2つの画面を同時に操作できます

2画面スマホは高額なモデルが多い中、税込み約9万円で購入できる安さも大きな魅力です。

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▼iPhone格安SIM通信ではLG V60 ThinQ 5Gの実機レビューを行っています。ぜひご一読ください。

引き止めポイントの活用で最新機種をお得に手に入れよう

MNP引き止めポイントを上手に活用すると、最新機種でも大幅に割引して購入できます。引き止め対象者なら実際にMNP転出する気がなくてもポイントがもらえる可能性があるため、機種変更を考えたときにはポイント付与がないか試してみると良いでしょう。

万が一ポイントの提案がなくても、その時点で断るなら問題はありません。試すだけでは損はないため、お得に機種変更をしたいなら積極的にMNP引き止めポイントを狙いましょう。

また、機種変更を行う際はソフトバンクオンラインショップを利用するとお得に端末を購入することができます。詳細については以下記事をご一読ください!

公開日時 : 2019年07月31日

iPhone格安SIM通信 編集部 ― ライター
iPhone格安SIM通信 編集部 ― ライター

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