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  • 更新日:2023年05月26日

WiMAX通信障害の確認方法!問い合わせ先・復旧しない場合の対処方法解説

WiMAX通信障害の確認方法!問い合わせ先・復旧しない場合の対処方法解説

※当記事はPRを含みます。詳しくはこちら
※カシモWiMAXは株式会社マーケットエンタープライズの関連会社、株式会社MEモバイルが運営しています。

自宅や外出先で、気軽に高速通信が楽しめる便利なモバイルWiFiであるWiMAXは非常に便利です。

しかし、常に安定してネットを楽しめるとは限らず、思わぬときに通信障害が起きることもあるでしょう。

より快適にネットを利用するためには、通信障害が起きた際に上手に対処することが大切です。

通信障害が起きる理由や対処法を解説するので、トラブルにも上手に対応してWiMAXを便利に使いましょう。

WiMAXの通信障害が起きる理由

快適にWiMAXを使いこなすためには、まずはなぜ通信障害が起きるのかを知っておきましょう。

理由もなく通信障害だけが起きるということはないため、なぜトラブルが起きているのか、大元の原因を特定することが大切です。

回線のサービスエリア外

出典:カシモWiMAX

WiMAXは「WiMAX +5G」と「WiMAX2+」と「4GLTE」の3回線につながります。

それぞれで通信可能範囲は決められており、対象エリア外で使用している場合は、通信障害が起きやすいです。

対象エリア外だと、電波が弱くなって通信速度が落ちることはもちろん、地域によっては全く接続できないこともあります。

契約してすぐなのに使えない場合は、対象エリア外の可能性が高いため、ホームページで自宅が範囲外になっていないか確認しましょう。

また、同じ地域で使っている場合でも、回線を乗り換えるだけで通信障害を解消できる可能性もあります。

記事の後半では「WiMAXから乗り換えるのにおすすめのWiFi」を紹介していますので、ぜひチェックしてください。

台風の影響

WiMAXの回線は、外部から影響を受けることもあり、特に災害時には通信障害が起きやすいです。

台風を始め、落雷や地震、津波による被害で、電波供給がストップすることもあるでしょう。

大規模な災害以外では、事故や火事によって、一時的にWiFi電波を供給する電線が不具合をきたす場合もあるため、周辺で異変が起きていないか確認が必要です。

また災害時には、回線自体は無事でもネットの利用者が急増することで回線がパンクして、通信障害が起きることもあります。

安否の確認や被害状況の確認で、一時的にネットを利用する人が増えるため、災害直後からしばらくは、通信障害が起きやすいことは理解しておきましょう。

データ容量の超過

契約しているプランによって違いはありますが、月々のデータ通信量の制限を超えると、速度制限がかかります。

新プランの「WiMAX +5G」は実質データ無制限で利用可能です。一定期間で大量のデータを利用すると制限される可能性があるものの、日常使いであれば気にする必要はないでしょう。

旧プランを利用している場合、直近3日間で10GB以上利用すると混雑する18時頃~翌2時頃までの通信速度が制限されます

また、月15GBまで利用できる有料オプション「プラスエリアモード」の利用にも注意が必要です。15GBを超過すると月末まで通信速度が送受信最大128Kbpsに制限されます。

このように、プランごとに制限の有無や内容が違うことも覚えておきましょう。

WiMAXの性能の問題

そもそも、WiMAXの電波を供給するルーターの性能が悪いと、通信障害と勘違いするほど遅くなったり、実際に電波が安定しなくなったりすることも多いです。

これは、原因のほとんどが、旧回線を使用しているということであり、新回線を使用しているなら、それほど問題にはならないでしょう。

ただし、新しい機種を利用していても、同じものを長く使っていれば、少しずつ劣化してしまいます。

特に、モデルチェンジによる違いは大きく、性能面で比較するなら最新機種のほうが圧倒的に利便性が高いです。

カシモWiMAXなど一部のWiMAXでは、最新機種への機種変更なども受け付けています。古い端末を利用中の方は機種変更を検討しましょう。

屋内や地下等での使用

WiMAXの通信速度は、エリアだけではなく使用環境にも影響されます。たとえ電波環境が整った都市部であっても、屋内や地下だと電波が届かないこともあるため注意が必要です。

場所や周辺の電波環境によって、通信に影響が出るかどうかは異なりますが、基本的にキャリアの電波が届かない場所だと、通信障害が出やすいと考えましょう。

普段は使えるのに、建物内に移動した途端に使えなくなったというなら、これが原因の可能性が高いです。

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通信障害が起こってしまった場合の対処

通信障害が起きる理由は複数あり、どれに該当するかは場合によって違います。

どれだけ使用環境に気を付けていても、通信障害が起きることはあるため、もしもの場合の対処法を知っておくことが大切です。

UQコミュニケーションズ公式サイトを確認する

通信障害が起きたら、まずはUQコミュニケーションズの公式サイトをチェックしましょう。

回線からの電波供給が原因で、通信障害が起きている場合は、公式サイトに情報が乗ります

したがってサイトをチェックして、自身が使用しているエリアで通信障害が起きていないか、確認しましょう。

ただし、公式サイトでの発表には、若干のタイムラグが出ることもあるため、情報が掲載されていない場合でも、しばらく待って再度アクセスすることが大切です。

公式の発表で通信障害が出ているなら、電波が復旧するまで待つしかありません。手持ちのWiMAXの使用環境が改善されずに、いつまでも公式の発表がないなら、別の対処法を考えましょう。

本体機器を一度再起動する

WiMAXの調子が悪いなら、ルーター本体と接続している端末の両方を再起動してみてください。

WiFiの電波環境は、何らかの理由によって突然不具合が生じることもあり、再起動してリセットするだけで改善することも多いです。

通信障害が起きている場合でも、その原因がルーターと端末どちらにあるか分からないため、両方を再起動しましょう。

また、複数端末で同時に接続している場合は、それぞれの通信環境のチェックも大切です。

一部の端末では通信障害も起きず、問題なく接続できているなら、端末側に問題がある可能性が高いです。

どの端末も、同じく通信障害が起きているなら、ルーター側の問題の可能性が高いでしょう。

通信モードを切り替える

WiMAXでは2.4GHzと5GHz、2つの通信モードがあります。これらは、それぞれ周波数域が違っており、同じ回線でも電波の特徴に違いがあります。

通信障害は、どちらか一方の周波数帯で起きている可能性もあるため、接続を切り替えて改善が見られないかチェックしてみましょう。

周波数帯による違いでは、通信可能距離と電波の安定性が挙げられ、2.4GHzの安定性はそれほど高くありませんが、離れた場所でも接続可能です。

反対にGHzは安定性は高いものの、ルーターとの距離が離れると接続が不安定になりやすいです。

基本的には通信の安定性が高く、速度も早い5GHzを使っている人が多いため、一度2.4GHzも利用してみましょう。

周辺の電波との相性次第で、どちらが使いやすいかは異なります。そのため、何度かモード切り替えてみるのもおすすめです。

速度制限にかかっていないか確認する

これまで快適に使えていたのに、突然通信速度が落ちてしまった場合は、速度制限がかかっていないかをチェックしましょう。

機種によっては、ルーター本体で月間使用量を確認できるものもあるため、説明書で確認しておくことが大切です。

また、アプリで通信量を確認できるものもあり、それを使うのもおすすめです。

何度も通信制限にかかるなら、無制限プランへの変更を検討しましょう。

3日間10GBまでの制限があるWiMAX 2+のプランを契約している方は、機種変更がおすすめです。現在主力のWiMAX+5Gプランであれば、実質無制限で利用できます。

契約しているWiMAXプロバイダで、乗り換え・機種変更を受け付けているかどうか確認してみてください。

機種変更が可能なWiMAXプロバイダの一例

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置く場所を変える

端末を据え置きで使用している場合は、WiMAXの置き場所を変えてみましょう

自宅で使用する場合、どこに置くかで通信環境は変わることが多いです。

基本的には、ルーターと接続する端末が直線距離にあることがおすすめで、間に障害物が挟まらないように工夫してみましょう。

窓際に置くと電波をキャッチしやすいですが、建物の外の環境次第で、どこがよいのかは異なります。どこがよいか、実際にネットに接続しながら確認すると、最適な場所を見つけやすいです。

また、クレードルを持っているなら、それを使うこともひとつの手です。同じ場所に置いていても、クレードルの有無で通信状態は変わるため、これも試してみましょう。

ルーターの置き場所については、こちらの記事を参考にしてみてください。

障害が復旧しない場合は問い合わせてみよう

どの方法を試しても不具合が解消されない場合は、UQコミュニケーションズのカスタマーサポートへ連絡してみましょう。

カスタマーサポートでは、万が一のトラブルにもすぐに対応してくれ、その場で改善策が得られることも多いです。

ただし、WiMAXの通信障害が起きる原因は複数あるため、まずは自分である程度対処法を試してから連絡することが大切です。

最初からカスタマーサポートに連絡すると、考えうる対処法を全て実行しなければならず、無駄な手間がかかってしまいます。

問い合わせ際は、どのような症状が出ていて、どこまで対処法を試してみたのかを伝えると、より素早く改善策も得やすいです。

WiMAXの通信障害は頻繁に起こるのか

WiMAXは、通信障害が起きやすいのか不安になる人もいるでしょう。

WiMAX以外にもWiFiルーターを提供するサービスは数多くあるため、必ずしもこれに限定して使う必要はありません。

状態次第では、乗り換えを検討する人もいるかもしれませんが、実際に通信障害は頻繁に起こるのか見ていきましょう。

特に通信障害が多いわけではない

WiMAXは通信障害が特に多いというわけでなく、その他WiFiのサービスと比較してもほぼ同等程度といえます。

WiFiは環境によって影響を受けやすいため、どの回線を使っていても一定程度通信障害が起きることは仕方のないことです。

また、実際に通信障害が起きているとは限らず、速度制限のように自身の使い方が原因で、通信障害が起きていると錯覚しているケースもあるでしょう。

WiMAXだけ特別ということはなく、使い方によっては、ほとんど通信障害が起きないこともあるため、使用方法を工夫することも大切です。

WiMAX回線は建物に弱い

WiMAXを使用する上で知っておきたいことは、障害物によって電波の接続が悪くなりやすいということです。

地下に限らず、屋内では周辺の建物や壁、障害物に反射・吸収されて電波が弱まってしまうこともあります。

これは、ルーターの置き場所によって改善できる問題でもありますが、地域によっては周辺環境次第で、そもそも電波が入りづらいこともあるでしょう。

完全に屋外ならそれほど問題はありませんが、屋内は電波に影響が出やすいことは覚えておかなければなりません。

WiMAXから乗り換えた方がよい場合も

WiFiのサービスエリアは、公式ホームページで確認できますので、契約前に必ず確認してください。

ただし、対応エリアとなっている場合も一部ではつながらない可能性があります。

自宅やメインで使いたい場所がサービスエリア外である場合は、すぐに通信環境を改善させるのは難しいでしょう。

そのため、他社の回線を利用しているWiFiに乗り換えることも検討する必要があります。

初期契約解除なら無料で解約可能

「せっかくWiMAXを契約したけど、実際に使ってみたらエリア外だった」という場合は我慢して契約を続ける必要はありません。

WiMAXは初期契約解除制度があるため、端末が届いて8日以内なら端末代21,780円(税込)が無料で解約できます。

ただし、事務手数料3,300円(税込)+返送料は発生してしまうので、まずは対処法を試してから判断しましょう。

通信障害が起こってしまった場合の対処」で紹介している内容を参考にしてください。

乗り換え先におすすめのWiFi

「自宅がサービスエリア外だった」「何を試してもつながらない」という場合は、乗り換えを検討しましょう。

ここでは、ホームルーターとポケットWiFiの2種類から、WiMAX回線以外でおすすめのWiFiを紹介します。

なお、WiFiの速度が気になる方は、「理論値」の速度だけではなく「実測値」も確認してください。

  • 理論値とは:
    機器本体の最大通信速度で、理想的な環境で利用する際の速度の値
  • 実測値とは:
    利用する環境(時間・場所)やプロバイダごとに異なる実際の速度の値

WiFiの電波は時間帯や場所など利用する環境によって、実際には理論値よりも速度が低下するものです。速度で判断する場合は、「実測値」もあわせて比較しましょう。

WiMAXとドコモのホームルーターの料金・速度比較は以下の通りです。

ホームルーター 月額料金
(税込)
理論値
最大通信速度
実測値
平均通信速度
カシモWiMAX 4,378円 下り:2.7Gbps
上り:183Mbps
下り:62.36Mbps
上り:14.92Mbps
ドコモ home 5G 4,950円 下り:4.2Gbps
上り:218Mbps
下り:212.3Mbps
上り:19.67Mbps

※「Speed Wi-Fi HOME 5G L12」の場合の理論値・実測値です。

WiMAXと楽天のポケットWiFiの料金・速度比較は以下の通りです。

ポケットWiFi 月額料金
(税込)
理論値
最大通信速度
実測値
平均通信速度
カシモWiMAX
Speed Wi-Fi HOME 5G L12
4,378円 下り:2.7Gbps
上り:183Mbps
下り:129.2Mbps
上り:47.31Mbps
Rakuten WiFi Pocket 1,078円〜
3,278円
下り:150Mbps
上り:50Mbps
下り:22.11Mbps
上り:19.81Mbps

※「Speed Wi-Fi 5G X11」の場合の理論値・実測値です。

下り速度・上り速度について
  • 下り速度:
    ダウンロードする際の速度
    インターネット上のデータをスマートフォンやPCなどの端末に受信する際の速度
  • 上り速度:
    アップロードする際の速度
    スマートフォンやPCなどの端末からインターネットにデータを送信する際の速度

ホームルーターなら「ドコモ home 5G」

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  • 安定のドコモ回線がデータ無制限で使える
  • 工事不要でコンセントに差すだけで使える
  • 代理店限定のキャッシュバックキャンペーンがある

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端末代金
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割引 -1,100円
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WiMAXの通信障害に関するよくある質問

ここでは、WiMAXの通信障害について、よくある質問を紹介します。

通信障害について詳しく知りたい方は、こちらを確認しておきましょう。

リアルタイムでWiMAXの通信障害を知る方法は?

通信障害が起きているかどうか確認する方法は以下の通りです。

  • UQコミュニケーションズ公式ページ
  • 電話サポート
  • チャットサポート
  • UQショップ
  • TwitterなどのSNS

端末の不具合ならばいくつかの対処法がありますが、回線自体に通信障害が起きている場合は、復旧を待つしかありません

圏外表示で全くつながらない場合は電話サポートや実店舗に問い合わせるか、フリーWiFiなどを使って状況を確認しましょう。

WiMAXで通信障害が起きた場合の補償は?

WiMAXでは、通信障害が起きた場合の補償について具体的な条件は明記されていませんでした。

基本的に短期間の通信障害であれば補償されないことが多いですが、大規模障害の場合は返金などの補償がされる可能性があります。

最近起きた通信障害でいうと、2022年7月のauの大規模障害では返金補償が行われました。

返金内容

  • 約款返金:24時間以上連続してサービスを利用できなかった人には、基本使用料等の2日分相当額の減算
  • お詫び返金:障害期間に対象のサービスに契約していた全ての利用者に200円(税抜)の減算

※情報元:KDDI「7月2日に発生した通信障害について

障害の内容によって補償の有無や内容が異なります。万が一、WiMAX利用中に通信障害が起きた場合は、サービスやプロバイダの公式発表を待ちましょう。

WiMAXの通信障害の確認方法まとめ

WiFiの電波は、その時々の環境や条件次第で強くなったり、弱くなったりします。

そのため、「つながらない」「速度が遅い」という時には、まずは原因を見つけて適切な対応を取ることが大切です。

回線に通信障害が起きている場合は復旧を待つしかありませんが、端末の不具合であれば工夫次第で改善できます。

意外と簡単に治る不具合もありますので、「通信障害かも?」と思っても諦めずに対処法を試してみましょう。

iPhone格安SIM通信 編集部 ― ライター
iPhone格安SIM通信 編集部 ― ライター

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