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  • 更新日:2023年08月15日

楽天モバイルの通信速度が遅いって本当?実測値や口コミを調査!測定方法も解説

楽天モバイルの通信速度が遅いって本当?実測値や口コミを調査!測定方法も解説

※当記事はPRを含みます。詳しくはこちら
※カシモWiMAXは株式会社マーケットエンタープライズの関連会社、株式会社MEモバイルが運営しています。

楽天モバイルは、大手キャリアに続いて登場した第4の携帯キャリアです。自社回線を利用し、格安SIM並の料金で容量無制限の通信ができます。

魅力的なサービスですが、通信速度が遅いという口コミが見られることも事実です。そのため、契約を迷っている方もいるのではないでしょうか。

今回は、楽天モバイルの概要や通信エリアについて解説し、通信速度を他社と比較します。通信速度が本当に遅いのかチェックしましょう。

また、楽天モバイルがおすすめな人や、速度が遅くなったときの対処法も紹介します。楽天モバイルに興味を持っている方は、ぜひ参考にしてください。

目次

楽天モバイルの基本情報

楽天モバイル

楽天モバイルの基本情報について解説します。楽天モバイルの料金プランや回線などをチェックしましょう。

楽天モバイルの料金プラン・特徴

楽天モバイルの特徴

  • お得に利用できる従量制プラン
  • データ容量に制限がない
  • 専用アプリで無料通話が可能
  • 楽天ポイントが貯まって使える
  • キャンペーンが豊富

楽天モバイルで契約できる料金プランは「最強プラン」のみです。基本料金はデータ使用量によって変わります。

Rakuten
最強プラン
月額料金
(税込)
〜3GB 1,078円
3〜20GB 2,178円
20GB〜 3,278円

データ容量が無制限なので、大容量の通信をしたい方も安心して利用できます。20GBを超えてからは、どれだけデータ通信をしても基本料金は変わりません。

専用の通話アプリ「Rakuten Link」を使うと、国内通話の料金が無料になります。発信先が日本の電話番号であれば、国際通話も無料です。

また、利用額の1%が楽天ポイントで還元されます。付与されたポイントはスマホ代の支払いにも利用可能です。

楽天モバイルは、キャンペーンも充実しています。割引やポイント還元などの特典が用意されており、非常にお得です。

以下の記事では、楽天モバイルのキャンペーンを紹介しています。ぜひ楽天モバイルの魅力を知るための参考にしてください。

楽天モバイルの通信エリア

基本的に、楽天モバイルで使用する回線は自社の楽天回線です。通信エリアは全国に広がっており、都市部については大半の地域をカバーしています

地方や山間部では非対応のエリアも少なくありませんが、楽天回線エリアは拡大を続けています。

住んでいる場所が対応エリアかどうか知りたい方は、楽天モバイル公式サイトの「通信・エリア」を確認しましょう。

楽天回線エリア外でも、パートナー回線(au回線)を利用した通信が可能です。そのため、非常に広い範囲でネットに接続できます。

楽天モバイルの5G通信エリア

5Gは4Gよりも高速で大容量の通信ができるようになります。楽天モバイルでも低価格で5G通信が可能ですが、4Gの通信エリアと同様に、対応エリアが限られています。

住んでいる地域が5g通信エリアかどうか知りたい場合は、「サービスエリアマップ」から確認可能です。

5G通信エリアも4G通信エリアと同じように、都市部は対応している場合が多く、地方や山間部では非対応の傾向にあります。しかし、5G通信エリアも拡大予定です。

5Gサービス拡大予定エリアが知りたい方は、楽天モバイル公式サイトの「5Gサービス拡大予定エリア」を確認してみてください。

2024年3月末までの5Gサービス拡大予定エリアが地域別に確認できます。

楽天回線とパートナー回線の違い

楽天回線は楽天基地局の電波を利用する自社回線です。一方、パートナー回線はauの基地局の電波を利用します

両方の回線に対応しているエリアでは、優先的に楽天回線に繋がります。

かつて、パートナー回線を国内で利用する場合、1か月に使えるデータ容量は5GBまででした。

現在は、2023年6月1日から最強プランが提供されたことに伴い、楽天回線エリアと同様に容量無制限となっています。

なお、楽天モバイルでは、パートナー回線により海外でも通信が可能です。高速通信ができるのは2GBまでとなっており、データ容量を使い切ると最大128kbpsに制限されます。

以下の記事では、楽天モバイルのメリット・デメリットをまとめています。楽天モバイルについて詳しく知るための参考にしてください。

楽天モバイルの速度制限

楽天モバイルのデータ利用量は無制限です。そのため、基本的にデータ量超過による通信速度の制限はありません

しかし、月間2GB付与される「高速データ容量」を超過した場合は、最大200kbpsに制限されます。

「高速データ容量」は、海外ローミングエリアでデータ高速モードを利用する際に消費するデータ容量なので、国内で使用する分には速度制限が気になることはないでしょう。

また、au回線の場合は3日間で6GB以上のデータ通信を行うと通信の優先度が下がることがあるようです。回線が混雑する地域で使用すると、遅いと感じる可能性があります。

【楽天モバイル公式】詳細はこちら

楽天モバイルは通信速度が遅い?実測値を他社と比較

楽天モバイルの通信速度の実測値を調査し、時間帯別の速度や他社との比較表をまとめました。本当に楽天モバイルの通信速度は遅いのか、チェックしてください。

以下の記事では、格安SIM24社の通信速度を比較しています。格安SIMの通信速度について詳しく知りたい方は、こちらもあわせてお読みください。

楽天モバイルと格安SIMで通信速度の実測値を比較

楽天モバイルの通信速度を格安SIMと比較します。他社とどのような違いがあるかチェックしましょう。

格安SIM 下り平均通信速度 上り平均通信速度 平均Ping値
楽天モバイル 74.46Mbps 29.35Mbps 50.79ms
ahamo 85.28Mbps 10.84Mbps 49.73ms
LINEMO 83.78Mbps 17.29Mbps 41.37ms
povo 85.09Mbps 15.42Mbps 48.8ms
UQモバイル 81.52Mbps 13.22Mbps 46.06ms
ワイモバイル 71.7Mbps 14.46Mbps 39.85ms
mineo 41.05Mbps 10.17Mbps 66.39ms
IIJmio 40.5Mbps 9.25Mbps 67.75ms

引用:みんなのネット回線速度

※上記は、2023年8月直近3か月に計測された通信速度の平均値を計算したものです。通信速度は場所・時間帯・通信環境によって変動するため、あくまでも目安として考えてください。

楽天モバイルの下り通信速度とPing値は、ahamoやUQモバイルなど、キャリアの格安プラン・サブブランドには劣ります。しかし、他の格安SIMの中では高速です。

上り通信速度は、楽天モバイルが最も高い数値です。そのため、動画をアップロードすることがある方に適しています。

また、最も下り速度の数値が高いahamoの通信速度については、【2023年8月】ahamoの通信速度を他社と徹底比較!の記事で詳しく解説しています。

口コミも紹介しているので参考にしてみてください。

楽天モバイルと大手キャリアで通信速度の実測値を比較

楽天モバイルの通信速度を3大キャリアと比較しました。

キャリア 下り平均通信速度 上り平均通信速度 平均Ping値
楽天モバイル 74.46Mbps 29.35Mbps 50.79ms
ドコモ 116.82Mbps 14.04Mbps 51.35ms
au 78.02Mbps 14.36Mbps 49.23ms
ソフトバンク 96.4Mbps 17.25Mbps 39.0ms

引用:みんなのネット回線速度

※上記は、2023年8月直近3か月に計測された通信速度の平均値を計算したものです。通信速度は場所・時間帯・通信環境によって変動するため、あくまでも目安として考えてください。

下り通信速度は、楽天モバイルよりもドコモ・au・ソフトバンクの方が高速です。しかし、楽天モバイルの数値も高く、快適に使える速度が出ています。

上り通信速度は、3大キャリアよりも楽天モバイルの方が速いことがわかりました。

また、ドコモとauの速度比較についてはドコモからauへの乗り換え方法の記事で紹介しています。合わせてチェックしてみてください。

【楽天モバイル公式】詳細はこちら

【時間帯別】楽天モバイルの通信速度を他社と比較

スマホの通信速度は時間帯によって変わります。そこで、楽天モバイルと他社を時間帯別に比較し、まとめました。

朝の平均通信速度の実測値

格安SIM 下り平均通信速度 上り平均通信速度 平均Ping値
楽天モバイル 72.7Mbps 29.56Mbps 48.62ms
ahamo 86.58Mbps 11.62Mbps 49.17ms
LINEMO 93.13Mbps 16.15Mbps 37.86ms
povo 77.1Mbps 14.69Mbps 49.11ms
UQモバイル 73.54Mbps 14.02Mbps 46.87ms
ワイモバイル 65.88Mbps 14.52Mbps 40.43ms
mineo 49.0Mbps 11.93Mbps 63.76ms
IIJmio 45.31Mbps 9.72Mbps 57.0ms

引用:みんなのネット回線速度

※上記は、2023年8月直近3か月に計測された通信速度の平均値を計算したものです。通信速度は場所・時間帯・通信環境によって変動するため、あくまでも目安として考えてください。

朝の楽天モバイルの通信速度は、他の格安SIMと比較して中間に位置します。平均下り速度72.7Mbpsなので、ストレスのない速度です。

使用場所にもよりますが、動画視聴やSNSの閲覧、メールの送受信は問題なくできるでしょう。

また、朝の時間帯で最も下りの平均数値が高いLINEMOの速度については、LINEMOの通信速度は遅い?時間帯別に実測値を公開!の記事で解説しています。

LINEMOと楽天モバイルどちらを契約するべきか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

昼の平均通信速度の実測値

格安SIM 下り平均通信速度 上り平均通信速度 平均Ping値
楽天モバイル 72.87Mbps 28.59Mbps 50.43ms
ahamo 59.92Mbps 9.08Mbps 51.08ms
LINEMO 76.47Mbps 13.53Mbps 40.09ms
povo 51.27Mbps 11.64Mbps 53.18ms
UQモバイル 77.52Mbps 11.9Mbps 47.21ms
ワイモバイル 51.31Mbps 12.2Mbps 40.79ms
mineo 49.0Mbps 11.93Mbps 63.76ms
IIJmio 8.3Mbps 10.88Mbps 89.06ms

引用:みんなのネット回線速度

※上記は、2023年8月直近3か月に計測された通信速度の平均値を計算したものです。通信速度は場所・時間帯・通信環境によって変動するため、あくまでも目安として考えてください。

お昼の時間帯は混みやすいので、通信速度が遅くなりやすいです。最も平均下り速度が遅いのはIIJmioで8.3Mbpsです。

他の格安SIMは50Mbps前後が多い中で、楽天モバイルは平均下り速度72.87Mbpsと速い数値が出ています。

速度が安定しているうえ、データ容量が無制限なので、スマホのヘビーユーザーにおすすめです。

夕方の平均通信速度の実測値

格安SIM 下り平均通信速度 上り平均通信速度 平均Ping値
楽天モバイル 81.23Mbps 31.99Mbps 49.75ms
ahamo 82.65Mbps 10.29Mbps 50.71ms
LINEMO 94.95Mbps 21.43Mbps 40.72ms
povo 133.54Mbps 21.11Mbps 45.04ms
UQモバイル 77.7Mbps 12.97Mbps 45.32ms
ワイモバイル 89.15Mbps 18.06Mbps 40.06ms
mineo 20.12Mbps 10.17Mbps 81.99ms
IIJmio 42.95Mbps 8.66Mbps 70.02ms

引用:みんなのネット回線速度

※上記は、2023年8月直近3か月に計測された通信速度の平均値を計算したものです。通信速度は場所・時間帯・通信環境によって変動するため、あくまでも目安として考えてください。

夕方の平均下り速度は、mineoとIIJmioを除き、およそ77〜133Mbpsという数値が出ています。全体的に速い速度です。

楽天モバイルは81.23Mbpsなので、他の格安SIMと比較しても快適な通信速度だと言えます。WiFiがない環境でも高画質の動画やゲームアプリが楽しめるでしょう。

また、夕方の時間帯で最も下りの平均数値が高いpovoの速度については、povo2.0の速度は遅い?実測値・口コミ・メリット・デメリットを紹介の記事で紹介しています。

他社との比較がまとめられているのでチェックしてみてください。

夜の平均通信速度の実測値

格安SIM 下り平均通信速度 上り平均通信速度 平均Ping値
楽天モバイル 63.1Mbps 28.68Mbps 51.98ms
ahamo 69.73Mbps 9.5Mbps 50.77ms
LINEMO 65.11Mbps 17.31Mbps 40.32ms
povo 69.62Mbps 16.27Mbps 50.87ms
UQモバイル 69.41Mbps 11.07Mbps 46.86ms
ワイモバイル 58.56Mbps 13.53Mbps 38.71ms
mineo 43.95Mbps 9.52Mbps 61.04ms
IIJmio 39.4Mbps 9.26Mbps 55.01ms

引用:みんなのネット回線速度

※上記は、2023年8月直近3か月に計測された通信速度の平均値を計算したものです。通信速度は場所・時間帯・通信環境によって変動するため、あくまでも目安として考えてください。

楽天モバイルの時間帯別の中で、夜が最も遅い平均下り速度が出ています。しかし、63.1Mbpsなのでストレスを感じるほど遅いわけではありません。

また、他の格安SIMと比較しても、それほど差はありません

また、夜の時間帯で最も下りの平均数値が低いIIJmioの速度については、【2023年】IIJmioの評判は悪い?繋がらない?料金・速度・通信品質の口コミを紹介の記事で解説しています。

通信品質が気になる方はチェックしてみてください。

深夜の平均通信速度の実測値

格安SIM 下り平均通信速度 上り平均通信速度 平均Ping値
楽天モバイル 86.19Mbps 28.6Mbps 49.71ms
ahamo 91.8Mbps 11.68Mbps 46.96ms
LINEMO 74.59Mbps 20.56Mbps 40.97ms
povo 94.78Mbps 16.41Mbps 48.98ms
UQモバイル 81.62Mbps 11.14Mbps 45.62ms
ワイモバイル 78.15Mbps 14.69Mbps 40.46ms
mineo 54.06Mbps 10.66Mbps 58.12ms
IIJmio 59.86Mbps 14.08Mbps 55.0ms

引用:みんなのネット回線速度

※上記は、2023年8月直近3か月に計測された通信速度の平均値を計算したものです。通信速度は場所・時間帯・通信環境によって変動するため、あくまでも目安として考えてください。

楽天モバイルの深夜の平均下り速度は86.19Mbpsです。時間帯別の中で深夜が最も速い平均速度が出ています。

利用者が減る時間帯なので、比較的どの格安SIMも速い数値が出ていますが、平均速度90Mbpsを超えるahamoやpovoに次いで楽天モバイルが速いです。

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楽天モバイルの通信速度に関する評判・口コミ

楽天モバイルの通信速度について、ユーザーの口コミを紹介します。良い評判と悪い評判の両方をチェックしましょう。

楽天モバイルの通信速度に関する良い評判・口コミ

速度比較の結果から、楽天モバイルは大半の格安SIMを上回る速度が出ていることがわかりました。楽天モバイルユーザーからは、速度が速いという口コミが多数挙がっています

通信速度は使用する地域や環境によって異なりますが、格安SIMの中でも平均下り速度の数値が高いahamoやLINEMOよりも楽天モバイルの方が速いという口コミもあります。

料金プランも安くて無制限があるので、満足している方が多い印象です。通信量が多く、速度も重視したい方は楽天モバイルを検討してみるとよいでしょう。

繋がりにくいなどネガティブなイメージを持っている方も一度、住んでいる地域が楽天回線エリアかどうか確認してみてください。

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楽天モバイルの通信速度に関する悪い評判・口コミ

楽天モバイルの速度が遅いという口コミもあります。場所やタイミングによって速度が遅くなることがあり、普段使いにも支障を感じた方がいるようです。

プラチナバンドが使えないことに対する不満の声もあります。プラチナバンドは波長が短い周波数帯を指し、障害物のある場所でも電波が届きやすいのが特徴です。

プラチナバンドを利用した通信ができないことから、建物内で速度が遅くなるという経験をした方もいます。

以下の記事では、様々な角度から楽天モバイルの評判・口コミをまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

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楽天モバイルの速度が遅い・電波が悪いときの対策

楽天モバイルに限らず、スマホの通信速度や電波は何らかの原因で遅くなったり、悪くなることがあります。ここでは、原因と対処法を解説します。

楽天モバイルの通信速度が遅くなったときの対処法

  • 回線の種類をチェックする
  • データ高速モードをオンに設定する
  • 昼休みなど遅くなりやすい時間帯や場所を避ける
  • 端末を再起動する
  • SIMカードを抜き差しする
  • 楽天回線のエリアを確認する

1.回線の種類をチェックする

楽天モバイルで利用できる回線は、楽天回線とauのパートナー回線の2種類です。

パートナー回線の速度は、楽天回線よりも遅い傾向があります。速度が遅いと感じた場合、利用している回線をチェックしてみましょう。

利用回線の種類は、以下の手順で確認できます。

  1. my 楽天モバイルにログインする
  2. 利用している電話番号を選択する
  3. 接続している回線エリアを確認する

楽天回線エリアでパートナー回線に繋がっている場合、回線を切り替えると速度が速くなる可能性があります。回線の切り替え方法は以下の通りです。

①~③のいずれかの作業で切り替えられる場合もありますが、切り替わらない場合は④の作業をしましょう。

  • ①端末の再起動
  • ②モバイルデータ通信のON・OFF
  • ③機内モードのON・OFF
  • ④ネットワークの設定

ネットワークの設定を行う場合、以下のメニューに進んで回線の選択を行います。

  • iPhone:設定>モバイル通信>モバイル通信プラン>ネットワーク選択
  • Android:設定>接続>モバイルネットワーク>ローミング設定>通信事業>手動選択

楽天回線を使用するには、「440 11」または「Rakuten」を選択します。「440 50」「440 51」「440 53」は、パートナー回線を表すコードです。

設定が完了したら再度①~③の作業を行い、回線が切り替わっているか確認しましょう。

2.データ高速モードをオンに設定する

海外で楽天モバイルを利用する場合、データ高速モードがオフになっていると速度が遅くなります。速度が遅いと感じる場合は、オフに設定されていないか確認しましょう。

確認と設定の方法は以下の通りです。

  1. my 楽天モバイルにログインする
  2. 「高速データ容量」を選択する
  3. 「データ高速モード」を選択する
  4. ON・OFFを切り替える

海外で高速通信できるデータ容量は2GBまでです。データ高速モードをオフに設定すると、速度が最大128kbpsになり、データ容量を消費しなくなります。

そのため、限られたデータ容量の有効利用が可能です。データ容量を使い切ると、データ高速モードをオフにしたときと同様、最大128kbpsになります。

3.昼休みなど遅くなりやすい時間帯や場所を避ける

楽天モバイルに限らず、回線を利用する方が多い時間帯には回線が混雑します。その結果、通信速度が遅くなる場合があることを理解しておきましょう。

回線が混雑しやすい時間帯をまとめます。

  • 通勤・通学の時間帯(8:00~9:00)
  • 昼休みの時間帯(12:00~13:00)
  • 退勤・下校の時間帯(17:00~19:00)
  • 帰宅後の時間帯(21:00~23:00)

上記の時間帯に速度が遅いと感じたら、別の時間帯に通信を行うのがおすすめです。

また、楽天モバイルはプラチナバンドに対応していないため、電波を受信しにくい場所があります。屋内や地下で通信する場合、速度が遅くなることがあるので注意が必要です。

これらの場所で速度が遅い場合は、屋外に移動するか、WiFiを利用してみましょう。

4.端末を再起動する

端末に何らかの不具合があり、通信速度が遅くなる場合もあります。端末を再起動するだけで速度が改善することもあるので、試してみましょう。

iPhone X以降のiPhoneを再起動するには、サイドボタンと音量ボタンを同時に長押しします。画面にスライダーが表示されたら、右側へスライドすると電源が切れます。

サイドボタンを長押しすれば電源が入り、再起動は完了です。

Androidスマホでは、電源ボタンを長押しするとメニューが表示されます。「再起動」を選択すると、自動的に電源OFFと起動が行われます。

5.SIMカードを抜き差しする

SIMカードが正常に読み込まれていないために、速度が遅くなっている可能性もあります。この場合は、SIMカードの抜き差しをしてみましょう。

端末の電源が入った状態で抜き差しすると、故障する恐れがあります。そのため、電源を切ってからSIMカードを抜き、装着してから電源を入れましょう

また、IC部分には触れないように注意が必要です。IC部分に傷や汚れが付くと、データが破損する恐れがあります。

6.楽天回線のエリアを確認する

スマホの画面上では5Gと表示されているのに、通信速度が遅い場合は楽天回線エリアを確認してみてください。

実際には4Gに接続されているのにもかかわらず、5Gと表示されることがあります。この現象が起きやすいのは、エリアの境目です。

楽天回線エリアを確認し、5G対応エリアに移動すると通信速度が改善される可能性があります。

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楽天モバイルが繋がらないときの対処法

楽天モバイルで通信できなくなった場合の対処法を解説します。対処法は以下の4つです。

楽天モバイルが繋がらないときの対処法

  • トラブルシューティングを試す
  • 通信障害が起きているか確認する
  • Rakuten Casaを利用する
  • 電波改善・調査依頼を申告する

以下で解説します。

1.トラブルシューティングを試す

楽天モバイルで電波を拾えない場合、トラブルシューティングにより解決することがあります。具体的には、以下の作業を行いましょう。

  • 端末の再起動
  • WiFiのON・OFF
  • モバイルデータ通信のON・OFF
  • 機内モードのON・OFF
  • SIMカードの抜き差し

上記の対応をしても解決しない場合は、SIMカードの交換を検討してみてくださいmy 楽天モバイルからSIMカードの交換手続きができます。

また、SIMカードからeSIMに交換したい方は、楽天モバイルのeSIM切り替え・変更と設定方法!を参考にしてみてください。eSIMに切り替えるメリットも紹介しています。

2.通信障害が起きているか確認する

回線の通信障害により通信速度が遅くなったり、通信できなくなる場合があります。対処法としては、携帯会社側での復旧対応が完了するまで待つしかありません。

通信障害の情報は、楽天モバイルの公式サイトに掲載されます。思うように通信できないと感じたら、公式サイトの障害情報をチェックしてみましょう。

公式サイトの障害情報はこちらから確認可能です。

3.Rakuten Casaを利用する

Rakuten Casaは、楽天モバイルから提供されている室内用アンテナです。自宅のネット回線を利用し、楽天回線の電波を飛ばすことで、電波状況の改善が期待できます。

自宅で楽天モバイルが繋がらない場合は、Rakuten Casaを設置するのもおすすめです。なお、5Gには対応していません。

端末は楽天モバイルから無料でレンタルでき、事務手数料や月額料金も無料です。

Rakuten Casaを利用するには、楽天モバイル対応製品や、指定のネット回線を利用する必要があります。

また、楽天モバイルへの電波改善・調査依頼を行い、端末の案内を受けなければいけません。電波改善・調査依頼は公式サイトで受け付けています。

4.電波改善・調査依頼を申告する

電波改善・調査依頼の申告は公式サイトから行います。以下の手順を参考に申告してみてください。

  1. 公式サイトにアクセスする
  2. 電波・通信状況が悪い製品を選択する
  3. 楽天回線対応製品「はい」を選択する
  4. 通信ができない種類を選択する
  5. 過去に申告したことがない方は「今回が初めて」を選択する

このように、画面の指示に従って選択していくと「トラブルシューティング」の操作手順が説明されているページに進みます。

トラブルシューティングの説明の下に電波状況の調査依頼の申告ができるボタンがあります。「ご準備いただくもの」にチェックを入れて「次へ進む」を選択してください。

次のページで、電波改善要望の場所や発生事象、頻度などを選択するページに進みます。意見・要望を入力できる欄もあるので、詳細に記入し、申告しましょう。

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無料で楽天モバイルの通信速度を測定する方法

楽天モバイルの通信速度を測定する方法を解説します。楽天モバイルの利用中に、どれくらいの速度が出ているか気になった方は、実際に測定してみてください。

my 楽天モバイルアプリで測定する

my 楽天モバイルアプリには、速度測定の機能があります。測定の手順は以下の通りです。

  1. アプリを起動する
  2. ログインする
  3. 「その他のサービス」にある「測定をはじめる」を選択する
  4. 「スタート」を選択する
  5. 「OK」を選択する

測定が完了すると、下り・上りの通信速度が表示されます。何度でも簡単に測定できるので、場所や時間帯によってどのように速度が変わるか、確認してみてください。

その他の測定ツールを使用する

my 楽天モバイルアプリ以外にも速度を測定できるツールがあります。様々な速度測定サイトやアプリがあり、簡単に速度測定が可能です。

FAST.com」では、アクセスするだけで自動的に速度が測定されます。また、「RBB SPEED TEST」など、様々な速度測定アプリがあります。

Googleの「インターネット速度テスト」を利用するのもおすすめです。検索結果の画面で、「速度テストを実行」を選択すると測定が始まります。

いずれも、下り・上りの通信速度だけでなく、Ping値も確認できます。

RBB SPEED TEST
RBB SPEED TEST
開発元:IID,Inc.
無料
posted withアプリーチ

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楽天モバイル以外の通信速度が速いおすすめ格安SIM

楽天モバイル以外の通信速度が速い格安SIMを紹介します。速度重視で選びたい方には、以下の格安SIMもおすすめです。

楽天モバイル以外の通信速度が速いおすすめ格安SIM

  • ahamo
  • UQモバイル
  • LINEMO

それぞれの料金プランや特徴をチェックしてください。

以下の記事では、格安SIMのおすすめ比較ランキングを紹介しています。格安SIMを総合的に比較したい方は、ぜひチェックしてみてください!

【キャリア並みの高速通信】ahamo

ahamo バナー

ahamoは、ドコモが提供する料金プランです。通信速度は楽天モバイルよりも速く、キャリア並みの高速通信ができます

ahamo
月額料金 2,970円(税込)
データ容量 20GB/月
制限時速度 最大1Mbps
5G通信
テザリング 無料
5分かけ放題 無料
24時間かけ放題 1,100円(税込)
データ追加 550円(税込)/1GB
最低利用期間
解約違約金
なし

料金プランは1種類のみとなっており、月額2,970円(税込)で20GBまで利用可能です。

「大盛りオプション」に加入すると、月額1,980円(税込)でデータ容量が80GB増量されます。その結果、月額4,950円(税込)で100GBまで利用できます。

通話時間が5分以内であれば、無料で国内通話ができるのも魅力です。5分を超えた場合、超過分に対して30秒あたり22円(税込)の通話料がかかります。

5分を超える通話が多い方は、「かけ放題オプション」に加入するのがおすすめです。月額1,100円(税込)で、時間無制限の通話ができます。

海外でも20GBまで無料で高速通信ができるので、海外旅行や海外出張の際にも便利です。

dカードで料金を支払う場合、毎月1GBのボーナスパケットがもらえます。dカード GOLDを利用する場合は、毎月5GBが付与されるので非常にお得です。

以下の記事では、ahamoのメリット・デメリットを解説していますので、ぜひ参考にしてください。

【ahamo公式】詳細はこちら

【家族で使う人におすすめ】UQモバイル

UQモバイル バナー ※内容は記事更新日時点の情報です。最新の情報については必ず公式サイトをご確認ください。

UQモバイルは、KDDIから提供されているauのサブブランドです。通信速度が速いだけでなく、お得な割引サービスがあります。

プラン名 ミニミニプラン トクトクプラン コミコミプラン
(10分かけ放題)
データ容量 4GB 1~15GB 20GB
料金(税込) 2,365円 3,465円 3,278円
割引適用後 料金 1,078円 2,178円
1GB以下:990円
3,278円
データくりこし
速度制限時 最大300kbps 最大1Mbps 最大1Mbps

月々のデータ使用量が20GB以下の方にとって、お得な料金プランが用意されています。余ったデータ容量は、翌月に繰り越しが可能です。

また、家族でUQモバイルを使う場合にお得な「家族セット割」を利用できます。これは、10回線まで月額料金が永年550円(税込)割引されるサービスです。

家族セット割の適用対象プランは、トクトクプランとミニミニプランです。コミコミプランは割引の対象外ですが、人数のカウント対象にはなります。

さらに、対象サービスとのセット契約で「自宅セット割」が適用されます。「auひかり」などのネット回線や「auでんき」を契約している方が対象です。

トクトクプランまたはミニミニプランを契約している場合、1,100円(税込)が割引されます。対象サービスを契約していれば永年適用されるお得なサービスです。

以下の記事では、UQモバイルのメリット・デメリットをまとめていますので、ぜひあわせてご覧ください。

【UQモバイル公式】詳細はこちら

【3GBプランが半年間実質0円】LINEMO

LINEMO

LINEMOは、ソフトバンクが提供する格安料金ブランドです。ソフトバンク回線を利用した高速通信ができます。

(税込) LINEMO
データ容量 3GB 20GB
月額料金 990円 2,728円
制限時速度 300kbps 1Mbps

料金プランは2種類のみですが、データ使用量が多い方にも少ない方にも適したプランがあります。ただし、余ったデータ容量の繰り越しはできません。

LINEMOの大きな特徴としては、「LINEギガフリー」があります。LINEのトークや通話などを行う際にはデータ容量を消費しません

容量超過で速度制限がかかっているときでも、LINEは通常の速度で利用できます。そのため、LINEをよく使う方におすすめです。

また、LINEMOはキャンペーンが充実しています。3GBのミニプランを契約するとPayPayポイントが付与され、半年間実質無料で利用可能です。

20GBのスマホプランへ乗り換えると、10,000円相当のポイントがもらえる特典もあります。その他にも、ポイント還元や割引などのキャンペーンを開催中です。

以下の記事では、LINEMOのメリット・デメリットを詳しく解説していますので、ぜひチェックしてみてください。

【LINEMO公式】詳細はこちら

楽天モバイルの通信速度に関するよくある質問

楽天モバイルの通信速度について、よくある質問と回答をまとめました。

快適に使える通信速度の目安は?

スマホを快適に使える通信速度は、用途によって異なります。下りの通信速度の目安は以下の通りです。

  • メッセージ受信:128kbps〜1Mbps
  • Web閲覧:1Mbps〜10Mbps
  • 動画視聴:3Mbps〜25Mbps
  • ゲーム:30Mbps〜100Mbps

上がりの通信速度の目安は以下の通りです。

  • メール・SNS:1〜3Mbps
  • 動画投稿:10Mbps

また、Ping値の目安についても紹介します。

  • 15ms以下:かなり速い
  • 16ms〜35ms:速い
  • 36ms〜50ms:普通
  • 51ms〜100ms:遅い
  • 101ms以上:かなり遅い

Web閲覧の用途には、100ms以下であれば不便を感じずに使えるでしょう。ゲームを快適にプレイしたい方は、50ms以下を目安にチェックしてみてください。

テザリングの速度はどれくらい?

楽天モバイルでは、テザリングを無料で利用できます。テザリングを利用する場合は、スマホの設定アプリからテザリングをONに設定しましょう。

テザリングの通信速度は、通常のモバイルデータ通信と変わりません。ただし、ユーザーへ公平なサービスを提供するため、速度が制限される場合があります。

楽天回線のエリアを確認する方法は?

楽天回線エリアは、公式サイトの「通信・エリア」で確認できます

上記のページでは、4G LTEと5Gの回線エリアが示されています。楽天モバイルを申し込む前に、居住地が回線エリアに含まれているかチェックしましょう。

データ高速モードをオフにするとどうなる?

データ高速モードをオフにすると、海外での通信速度が最大128kbpsに制限されます。また、データ容量を消費しなくなります。

最大128kbpsの場合、SNSやWebページの閲覧は可能です。しかし、動画再生やゲームなどには適していません。

楽天モバイルの低速モードは意味ない?

データ高速モードをオフにすると、データを消費しなくなります。しかし、国内ではデータ容量が無制限なので、低速にする意味はありません

低速モードは、海外で楽天モバイルを使うときに役立ちます。

低速でも問題ない作業をするときは、オフに設定しましょう。その結果、2GBという限られたデータ容量を、高速通信が求められる作業に使えます。

楽天モバイルの最高速度は?

楽天モバイルの理論上の最高速度は、5G利用時の2.8Gbpsです。

ただし、あくまでも理論値なので、実際にこの速度で通信できるわけではありません。また、通信速度は使用環境や回線の混雑状況によって変わります。

楽天回線エリアなのに遅い場合の対処法は?

楽天回線を使用しているにも関わらず、速度が遅くなる場合があります。速度が遅い原因としては、回線の混雑や端末の不具合などが考えられます

速度が遅いときは、以下の対処法を試してみましょう。

楽天モバイルの通信速度が遅くなったときの対処法

  • 回線の種類をチェックする
  • データ高速モードのON・OFFを切り替える
  • 昼休みなど混雑する時間帯・場所を避ける
  • 端末を再起動する
  • SIMカードを抜き差しする

また、通信障害により繋がらなくなる場合もあります。通信ができないときは、通信障害が起きているかどうか確認してください。

楽天モバイルの速度制限の条件や速度は?

楽天モバイルを国内で利用する場合、容量無制限なので速度制限はありません。海外では、2GBのデータ容量を使い切ると最大128kbpsに制限されます。

なお、かつては国内のパートナー回線での通信に5GBという容量制限がありました。

容量を超過すると最大1Mbpsに制限されましたが、容量無制限となった現在では制限がなくなっています。

また、1日で10GBを使用すると、当日の速度が最大3Mbpsになるという制限もありました。現在は、このような制限はありません。

楽天モバイルが他のキャリアより遅いのはなぜ?

他のキャリアよりも通信速度が遅いのは、通信設備が多くないことが原因です。

また、楽天モバイルはプラチナバンドを持っていません。そのため、地下や室内では速度が遅くなる場合があります。

他にも、パートナー回線であるau回線に繋がると速度が出にくい傾向にあります。

遅いと感じたときはパートナー回線に繋がっていないかどうか確認しましょう。「my 楽天モバイル」アプリから、繋がっている回線が確認できます。

【楽天モバイル公式】詳細はこちら

楽天モバイルは楽天回線エリアなら高速!

今回は、楽天モバイルの通信速度を他社と比較しました。本記事の要点をまとめます。

  • 楽天モバイルは容量無制限で安い
  • 楽天モバイルの通信速度は大手キャリアやサブブランドより遅い
  • 楽天モバイルの通信速度は大半の格安SIMより速い
  • 基本的にパートナー回線よりも楽天回線の方が高速

楽天モバイルの通信速度は、大手キャリアには及びません。しかし、多くの格安SIMよりも速いことがわかりました。

楽天モバイルはデータ容量に制限がなく、料金が安いので使いやすいキャリアです。専用アプリで無料通話ができるので、電話をよくかける方にも適しています。

通信できるエリアは全国に広がっています。楽天回線だけでなく、auのパートナー回線も利用可能です。

楽天モバイルを契約する場合は、申し込み前に速度やサービス内容を把握しておきましょう。

以下の記事では、楽天モバイルのおすすめスマホを紹介しています。楽天モバイルでスマホの購入を考えている方は、ぜひこちらをご覧ください。

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iPhone格安SIM通信 編集部 ― ライター
iPhone格安SIM通信 編集部 ― ライター

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