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OCNモバイルONEのデメリットを調査!後悔しない!メリットも解説

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NTTレゾナントとNTTドコモの吸収合併に際して
OCNモバイルONEは2023年6月26日(月)をもって新規申し込みの受付を終了します。
ドコモ系列の格安SIMとして人気のOCNモバイルONEは優秀ですが弱点もあります。デメリットを知らないまま契約してしまうと、あとで不満点が出てきたり再度契約する会社を選び直す必要があったりといいことがありません。
格安SIMは料金が安い分一部のサービスが使えない場合があるため、過去の契約で後悔した方もいるのではないでしょうか。
OCNモバイルONEへの乗り換えを検討している人の中にも「OCNモバイルONEのデメリットがいまいちわからない」「よい格安SIMだと思うが、自分に合っているかが気になる」と感じている方もいるでしょう。
今回は、OCNモバイルONEのデメリット・メリット・向き不向きなどを解説します。OCNモバイルONEを契約して後悔したくない方は、ぜひ参考にしてください。
目次
契約前に知りたいOCNモバイルONEのデメリット

OCNモバイルONEのデメリットは以下の6つです。
- 新コースは10GBまでの小容量プランしかない
- 契約後の店舗サポートがない
- LINEの年齢認証に対応していない
- 利用するメールアドレスが変わる場合がある
- eSIMに対応していない
- 契約できる回線はドコモのみ
後悔しないよう、契約前にデメリットを理解しておきましょう。
1.新コースは10GBまでの小容量プランしかない
OCNモバイルONEの新コースのラインナップは以下のとおりです。
- 500MB:550円(税込)
- 1GB:770円(税込)
- 3GB:990円(税込)
- 6GB:1,320円(税込)
- 10GB:1,760円(税込)
500MBから10GBまでと、小容量に特化しています。
しかし、格安SIMには15GB・20GB・30GBなどの大容量プランが用意されているものも増えています。選べる容量の幅が少ないのは、OCNモバイルONEの欠点といえるでしょう。
2.契約後の店舗サポートがない
OCNモバイルONEには店舗がありません。そのため、店舗でのサポートをしていません。契約前のみドコモショップで手続きのサポートを引き受けてくれますが、契約後のサポートはオンラインチャットか電話での対応となっています。
サポート自体は丁寧ですが、対面でサポートを受けたい方には向いていません。
3.LINEの年齢認証に対応していない
OCNモバイルONEは、LINEの年齢認証に対応しておらず、IDでの友だち検索ができません。友だち追加はQRコードを読み取って行いましょう。
なお、現在、LINEの年齢認証に対応している格安SIMは以下の6つです。
- 楽天モバイル
- ワイモバイル
- UQモバイル
- IIJmio
- mineo
4.キャリアメールを提供していない
OCNモバイルONEではOCNメールアドレスが提供されます。これまで利用していたメールが他社のキャリアメールだった場合、どのメールアドレスを使うか再考しなければなりません。
OCNメールアドレスのほかにはフリーメールを使う、キャリアメールの持ち運びサービスを使う、といった選択肢があります。
OCNメールアドレスは無料で取得できるうえ設定不要で使えるため便利ですが、OCNモバイルONEから乗り換えるとなった場合に、再度利用するメールアドレスを決めなければなりません。
格安SIMを長く使う予定であれば、フリーメールに移行したほうが乗り換え時に苦労しません。どうしてもキャリアメールを使いたい場合は、有料の持ち運びサービスを利用しましょう。
5.eSIMに対応していない
OCNモバイルONEはeSIMに対応していません。eSIMとはバーチャルのSIMカードで、通常のSIMカードとは異なりすぐに回線を開通できます。
OCNモバイルONEはSIMカードのみ対応しているため、サブ回線として利用したい場合はメイン回線をeSIMにしたり、DSDV(デュアル SIM デュアル VoLTE)対応機種に変更したりする必要があります。
また、SIMカードを受け取らないと使えないため、カードの到着を待たなければなりません。
6.契約できる回線はドコモのみ
OCNモバイルONEはNTTレゾナントが運営する格安SIMです。そのため、契約できる回線はドコモ回線のみです。au、ソフトバンクの回線を使いたい方は、別の格安SIMの契約を検討しましょう。
また、回線のみ契約する場合はSIMロック解除が必要な場合があります。2021年9月以前に購入したau・ソフトバンク端末を利用する場合は、My auまたはMy SoftbankからSIMロック解除の手続きをしましょう。
OCNモバイルONEは大容量プランがない、契約後の店舗サポートがないといったデメリットが存在します。こうしたデメリットを妥協できない場合は契約を見送り、より自身に合う格安SIMを探しましょう。
OCNモバイルONEのメリットもチェック

OCNモバイルONEのメリットは以下の8つです。
- 月額料金が安い
- 格安SIMの中でも通信速度が速い
- 端末割引キャンペーンがお得
- MUSICカウントフリーでデータ消費なしで音楽を楽しめる
- 通話オプションは3種類から選べる
- ドコモショップで申し込みできる
- データ容量をシェアできる
- 最低利用期間がなく解約違約金が発生しない
デメリットとメリットを比較し、OCNモバイルONEが自身に合っている格安SIMかどうか判断しましょう。
1.月額料金が安い
OCNモバイルONEは最低月額料金が550円(税込)とリーズナブルです。また、小容量のプランが多いため、スマホの使用頻度が低い方やWi-Fi環境下にいることが多い方にはおすすめのプランといえます。
サブ回線としても優秀で、少ない負担で通信回線・電話番号を維持できます。仕事用とプライベート用に回線を分けたい方にもおすすめの格安SIMです。
2.格安SIMの中でも通信速度が速い
格安SIMの中で気になるのが速度低下です。格安SIMは大手3社の回線を間借りしているため、速度が不安定になる場合があります。
しかし、OCNモバイルONEは新プラン発表以降、回線速度が上がり安定して利用できるようになりました。ドコモ回線通信品質で4期連続総合1位評価を獲得しており、回線の優秀さが伺えます。
また、随時設備の増設をしており、速度低下を招かない工夫もしています。
格安SIMを利用したいけど速度が気になるという方は、通信速度が安定しているOCNモバイルONEをチェックしてみましょう。
3.端末割引キャンペーンがお得
OCNモバイルONEでは、キャンペーン時には端末の料金が大幅に安くなります。月数百円の負担で済んだり、一括払いが数千円で済んだりと非常にお得です。
特にAndroid機種がセール対象となることが多く、比較的負担になりがちな機種代金をグッと減らせます。スマホ代にお金をかけたくない方は、キャンペーン時を狙って契約するとよいでしょう。
OCNモバイルONEでは、他にもお得なキャンペーンを実施しているので、申し込む前に確認してみてください。
4.MUSICカウントフリーでデータ消費なしで音楽を楽しめる
CNモバイルONEでは、「MUSICカウントフリー」を利用できます。
「MUSICカウントフリー」は、通信容量を気にせずに音楽を楽しめるサービスです。無料で申し込みができるうえ、追加での利用料金もかからないため、音楽をよく聴く方におすすめのサービスといえます。
対象となる音楽サービスは以下のとおりです。
- Amazon music
- AWA
- LINE MUSIC
- Spotify
- TOWER RECORDS MUSIC
- ひかりTVミュージック
- ABEMA TV(2023年3月30日までの期間限定)
5.通話オプションは3種類から選べる
OCNモバイルONEでは、豊富な通話オプションが用意されています。使い方に応じて最適なプランを選べるため、必要以上に料金を払わなくて済みます。
OCNモバイルONEで用意されている通話オプションは、以下の3つです。
10分かけ放題 | ・月額850円(税込)
・いろいろな相手にかけることが多いが、通話は10分以内が多い方向け
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トップ3かけ放題 | ・月額850円(税込) ・かける相手は3者以内で、通話時間が長い時もあれば短い時もある方向け
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完全かけ放題 | ・月額1,300円(税込)
・
よく電話をかけ、いろいろな人と通話する方向け
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金や内容が異なるため、自身に合うオプションを選びましょう。
6.ドコモショップで申し込みできる
OCNモバイルONEは実店舗がないものの、申し込みのみドコモショップで受付してくれます。スマホの機種変更や乗り換え手続きに慣れていない方、ショップ店員に手続きを任せたい方には非常に助かるサービスです。
気になる点を申し込みの際にショップ店員に聞けるため、疑問を解決しながら手続きを進められます。
7.データ容量をシェアできる
OCNモバイルONEの新コースのうち6GB・10GBを契約している場合、通信容量を複数のSIMでシェアできます。家族間で容量をシェアしたいときや、スマホとタブレットの両方を屋外で利用したい場合に便利です。
料金は以下のとおりです。
- データ専用:440円(税込)
- SMS対応:572円(税込)
- 音声通話対応:572円(税込)
6GB以下の容量を契約している方は使えないため、注意しましょう。
8.最低利用期間がなく解約違約金が発生しない
OCNモバイルONEでは、解約時の違約金が発生しません。最低利用期間もないため、合わないと感じたらすぐに乗り換えできます。一時的な利用ができるため、長期旅行や出張時にも役立ちます。
ただし、最低利用期間がなく解約違約金が発生しないのは新コースを契約した場合のみです。それ以外を契約した場合は最低利用期間・解約違約金が発生するため、注意しましょう。
OCNモバイルONEはこんな人におすすめ

OCNモバイルONEが向いているのは、どのような人でしょうか?おすすめできる人と向いていない人をメリット・デメリットを踏まえて紹介します。
メリットから見るおすすめな人
以下に当てはまる場合は、OCNモバイルONEがおすすめです。
- 安いプランを探している人
- 安定した回線を使いたい人
- Web上での契約手続きが苦手な人
- 通話をする機会が多い人
OCNモバイルONEは、料金が安く通信速度が安定しています。またショップで契約申し込みができるため、手続きで戸惑うことがありません。通話のオプションも豊富で、よく通話する場合はぴったりのプランといえます。
デメリットから見る向いていない人
以下に当てはまる場合は、OCNモバイルONEに向いていません。
- 大容量のデータを使いたい人
- 契約後のサポートもショップでしてもらいたい人
- eSIMで回線を利用したい人
- au・ソフトバンク回線を使いたい人
OCNモバイルONEは大容量のプランを用意していないため、スマホを頻繁に使う場合はギガ数が足りなくなる可能性があります。また、契約後のサポートはオンラインチャットか電話のみのため、契約後も店舗でサポートを受けたい方には不向きです。
回線は高品質ですが、ドコモの回線のみしか選べません。au、ソフトバンクの回線を使いたい場合は別の格安SIMを使いましょう。
加えて、eSIMを利用できないため、DSDV(デュアル SIM デュアル VoLTE)に対応していない機種を使っている場合は注意が必要です。
OCNモバイルONEの申し込み方法

OCNモバイルONEをオンラインで申し込む際の手順を紹介します。申し込みは以下の手順で行いましょう。
事前準備 | 以下の書類を用意する
・本人確認書類
・クレジットカード
・MNP予約番号
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・料金支払いはクレジットカードのみ対応しているため、クレジットカードを用意する
・MNP予約番号は乗り換えの場合のみ必要。
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手順1 | 商品・コースを選択し必要事項を入力する | ・料金支払いはクレジットカードのみ対応しているため、クレジットカードを用意する。
・MNP予約番号は乗り換えの場合のみ必要。
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手順2 | 本人確認書類をアップロードする | ・goo IDが必要となるため、未登録の場合は登録を済ませる。 |
手順3 | 商品・SIMカードを受け取り、開通手続きをする。 | 以下の書類が本人確認書類と認められる。
・運転免許証
・健康保険証
・パスポート
・住民基本台帳カード
・マイナンバーカード
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手順4 | 完了 | ・乗り換えの場合はMNP開通手続きを行う 専用ページから手続きするか、OCNモバイルONEが自動で手続きしてくれるのを待つ。 |
必要なものが揃っていれば、比較的簡単に手続きができます。契約を手早く済ませたい方はWeb上から手続きしてみてください。
OCNモバイルONEのデメリットまとめ

- OCNモバイルONEを申し込む前にデメリットを確認しよう
- 見逃せないメリットも事前にチェック
- OCNモバイルONEは小容量派の人におすすめ
ここまで、OCNモバイルONEのデメリットデメリット・メリット・向き不向きなどを解説しました。
OCNモバイルONEは大容量プランがない、契約後の店舗サポートがないといったデメリットが存在します。こうしたデメリットを妥協できない場合は契約を見送り、より自身に合う格安SIMを探しましょう。
一方、デメリットを差し引いてもメリットを感じる場合は申し込みを検討するとよいです。
格安SIMの向き・不向きも理解して、満足できる格安SIMを契約しましょう。
公開日時 : 2023年03月14日

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