【iPhone向け】外付けレンズの種類や選び方|おすすめレンズ15選

ここではiPhone向けの外付けレンズについて、望遠レンズや広角レンズといった種類、使用用途を始めとする選び方を詳しく解説し、おすすめ商品を15個紹介していきます。最後には、カバー付きiPhoneに装着する際の注意点についても説明しています。
【iPhone向け】外付けレンズの種類や選び方|おすすめレンズ15選

「iPhoneでも手軽にデジタルカメラのような写真が撮りたい」と思ったことがある人はいませんか。

iPhoneのカメラに外付けレンズを装着すれば、広範囲の写真や超近距離の被写体をまるでデジタルカメラで撮ったかのように撮影できます。

ここでは外付けレンズの種類を始め、選び方やおすすめのレンズ、カバーをしたiPhoneに装着する際の注意点について紹介していきます。

iPhoneの外付けレンズの種類

iPhoneの外付けレンズには、マクロレンズ・望遠レンズ・広角レンズ・魚眼レンズの4種類があります。まずはそれぞれの特徴と価格帯について解説していきます。

マクロレンズ

接写レンズとも呼ばれる種類のマクロレンズは、超近距離の被写体の撮影に適しています。望遠レンズとも役割が似ていますが、マクロレンズは被写体に接近して撮影する際に有効的です。

小さい被写体の撮影用なので花や虫などを綺麗に写すことはもちろん、料理や自分が作った作品などをマクロレンズで撮影すると細かい質感も捉えてくれます。

iPhone用のマクロレンズの価格相場は、2,300円〜3,500円程度です。

望遠レンズ

遠くにある被写体を拡大して綺麗に撮影したいときに効果的なのが望遠レンズです。iPhoneのカメラにもズーム機能が搭載されていますが、ズームをするほど画質が荒くなってしまいます。

最新のiPhoneであればカメラの望遠機能も洗練されているため、従来のモデルと比べると綺麗に撮影できますが、花や虫、遠くを飛ぶ鳥などを繊細に写す際には、望遠レンズで撮影した方がより鮮明に写せます。

iPhone用の望遠レンズの価格相場は、1,000円〜5,000円程度です。

広角レンズ

広角レンズは広い範囲の写真撮影に適したレンズで、建物や風景を撮るのはもちろん、自撮りをする際にも有効的です。

普段どおりに撮影しても広角レンズの倍率によってより広い範囲を写してくれるので、自撮りをするときでも周囲の風景と合わせて1枚の写真に収まります。

iPhone用の広角レンズの価格相場は、900円〜3,000円程度です。

魚眼レンズ

魚眼レンズは中心が盛り上がっており、周りが歪んでいる写真が撮れるのが特徴です。また魚眼レンズ自体の画角は180°以上のため、ビルや道路など人物や動物以外のユニークな撮影にもおすすめです。

iPhone用の魚眼レンズの価格相場は、1,500円〜3,500円程度となっています。

iPhoneの外付けレンズの選び方

iPhoneの外付けレンズは種類だけでなく、使っているiPhoneとの口径を合わせることや、レンズ自体の画角や倍率で選ぶ方法があります。

iPhoneとレンズの口径をあわせる

iPhoneと外付けレンズの口径が合わなかった場合、歪みやケラレ(被写体の周りが黒くなること)が発生する原因になります。

外付けレンズによる影やボヤけを軽減して被写体を美しく撮影するためには、iPhoneのレンズに対して少し大きめの口径のものがおすすめです。

外付けレンズを購入する前にiPhoneのレンズ口径のサイズを測って、きちんと合うものもしくは少し大きめのものを選びましょう。

レンズの画角・倍率を確認する

使用用途に合わせて画角・倍率を選ぶ方法もあります。風景や大人数での自撮りのためにレンズが欲しい場合は広角レンズ、遠くのものを綺麗に撮りたい場合は望遠レンズがおすすめです。

ユニークでアーティスティックな写真が撮りたい場合は魚眼レンズ、超近距離で被写体を撮影するために外付レンズが欲しい場合はマクロレンズ、といったように用途にあった種類のものを選びましょう。

倍率に関しては、高ければ高いほど繊細な写真の撮影が可能です。しかし、どれくらい拡大させて撮りたいのかによって適した倍率は異なります。

また外付けレンズの倍率は製品によって2倍〜18倍程度と幅広く、望遠レンズであれば高倍率のものほどレンズの長さも長くなります。

そのため倍率を決める際には、どういった写真を撮影したいのかに加えて、持ち運ぶ際に邪魔にならない長さはどうかも含めて検討しましょう。

iPhoneにおすすめの外付けレンズ15選

ここからは具体的な商品を紹介していきます。レンズの種類、倍率が異なっていますので比較しながら選んでみてください。

Ulanzi 75mm Macro Lens

Ulanziから販売されている、75mm倍率のマクロレンズです。

このレンズは75mmの倍率のため、小さい被写体に近づくことなく細部まで綺麗に撮影できます。

本体はクリップ式で取り付けやすく、iPhoneはもちろんSamsungやその他のスマートフォンとの互換性もあるため、あらゆる機種に対応できます。

レンズの種類 倍率 
マクロ 75mm倍率

AUKEY PL-WD06 Smartphone Lens

AUKEYから販売されている広角・マクロレンズです。

広角レンズは0.45倍の倍率のため普段の距離感で撮影した場合、約2倍の面積比を撮影でき、自撮りをするときも風景を含めた広い範囲を写してくれます。

15倍のマクロレンズは花や虫を立体的に捉え、細かい模様や凸凹も美しく写真に収めてくれます。

この商品は2種類のレンズがセットになっているので、用途に応じて使い分けができる点もポイントです。

レンズの種類 倍率
広角
マクロ
広角:0.45倍
マクロ:15倍

Evershop Smartphone Lens

Evershopから販売されている、広角・マクロレンズのセットです。

高品質な光学ガラスで作られたレンズにより、反射を抑え被写体を綺麗に撮影できます。

広角レンズは0.6倍の倍率があるため、被写体の撮影時に周辺の景色も収められ、倍率が15倍のマクロレンズでは物体の細部まで繊細に写してくれます。

またiPhone本体に触れる面にはシリコンがついているため、デバイスに傷がつくのを抑えます。

レンズの種類 倍率
広角
マクロ
広角:0.6倍
マクロ:15倍

ActyGo Set of 4 Lenses

ActyGoから販売されている、広角・マクロ・望遠・魚眼レンズの4つセットです。

広角レンズは0.63倍と広範囲なので、風景を含めた自撮りはもちろん建物などの撮影にも向いており、15倍のマクロレンズであれば高画質かつ鮮明な超近距離撮影ができます。

倍率18倍の望遠レンズを使うと、鳥など遠くの被写体も綺麗に撮影可能で、198°の範囲が撮れる魚眼レンズではペットのアップ写真などに効果的です。

iPhoneのダブルレンズ・トリプルレンズに対応しているので、iPhone11・11Proでも利用できます。

レンズの種類 倍率
広角
マクロ
望遠
魚眼
広角:0.63倍
マクロ:15倍
望遠:18倍
魚眼:198°

selvim スマホ用カメラレンズ Camera Lens

selvimから発売されている、広角・マクロ・望遠・魚眼レンズの4つセットです。

望遠カメラはHD22倍のスペックを持ち、スポーツ観戦時などにも選手1人1人を高画質な写真で残してくれます。これは10層+10層コーティング製法により、反射を抑え被写体の解像度を高めてくれるためです。

iPhoneの中でもシングルカメラ・ダブルカメラの両方に対応しているので、新モデルはもちろん以前にリリースされたシリーズを持っている人でも使えます。

レンズの種類 倍率
広角
マクロ
望遠
魚眼
広角:0.62倍
マクロ:25倍
望遠:22倍
魚眼:235°

NELOMO 4 in 1 Lens Kit for Phone Cameras

NELOMOから販売されている、広角・マクロ・望遠・魚眼レンズの4つセットです。

4種類のレンズがセットになっているため、試合観戦時には望遠レンズ、自撮りをするときには広角レンズ、植物や超近距離の撮影がしたいときはマクロレンズというように使い分けができます。

レンズのセットだけでなく、レンズを入れるポーチ・レンズを拭くタオルも付属なので、このセットだけで様々なシーンの撮影に対応可能です。

レンズの種類 倍率
広角
マクロ
望遠
魚眼
広角:138° ※倍率の記載はなし
マクロ:20倍
望遠:2倍
魚眼:198°

Xenvo Pro Lens Kit

Xenvoから販売されている、広角・マクロレンズのセットです。

広角レンズは0.45倍で歪みも軽減されたスペックを持つため、周辺の景色も綺麗に撮影可能で、倍率15倍のマクロレンズであれば小さな被写体はもちろん花や草についたしずくも美しく捉えます。

レンズはLEDライト付きのため、照明が弱い場所でも被写体を明るく撮影します。

レンズの種類 倍率
広角
マクロ
広角:0.45倍
マクロ:15倍

AORO 180° Fisheye Lens

AOROから販売されている魚眼レンズです。

180°という広範囲の撮影が可能なので、建物や物体を風景と合わせてユニークに撮りたいときにも十分に対応できます。

クリップ方式で装着できるだけでなく、レンズケースも付属されているため持ち運びやすい点もポイントです。

レンズの種類 倍率
魚眼 180°

PR-SMAHOLENS-BK Smartphone Lens

prendreから発売されている、広角・マクロ・魚眼レンズの3つセットです。

マクロレンズと魚眼レンズはクリップ式なので、付け外ししやすく使い分ける際にも難しい操作は必要ありません。

広角レンズのみ装着方法が異なりますが、約2倍の面積比を写せるので集合写真や人数の多い自撮りなどに有効的です。

それに加えて3つセットで455円とコストパフォーマンスも高いので、お試しで色々使ってみたいという人におすすめです。

レンズの種類 倍率
広角
マクロ
魚眼
広角:0.67倍
マクロ:記載なし
魚眼:180°

Yarrashop Smartphone Wide Angle Lens

Yarrashopから販売されている広角・マクロレンズの2つセットです。

広角レンズは0.6倍の広範囲を撮影でき、自撮りや集合写真、建物の撮影などに適しており、歪みが少ない点も特徴です。

マクロレンズは倍率15倍で、植物や小さな物体などを鮮明に写してくれるだけでなく、クリップ式なのですぐに取り付けられ対象物を逃さず写真に残せます。

レンズの種類 倍率
広角
マクロ
広角:0.6倍
マクロ:15倍

Taisioner Smartphone Lens Set

Taisionerから販売されている、広角・マクロ・望遠・魚眼レンズの4つセットです。

望遠レンズを始め大口径なレンズが採用されているため、遠くの被写体を鮮明に捉えて撮影してくれます。

倍率15倍のマクロレンズでは小さな被写体の繊維も細かく撮影でき、広角レンズと合わせて使えば被写体だけでなく、風景を含めた写真の撮影が可能です。

4種類のレンズはクリップ方式で撮影シーンに合わせてレンズを使い分けやすく、はめるだけなので簡単に装着できます。

レンズの種類 倍率
広角
マクロ
望遠
魚眼
広角:0.63倍
マクロ:15倍
望遠:18倍
魚眼:198°

ELECOM P-SL Series Cellular Lens

ELECOMから発売されている、広角、マクロ・魚眼レンズの3つセットです。

広角レンズは0.67倍の広範囲が、魚眼レンズは235°の範囲が撮影できるので、風景や自撮りはもちろん映り込みを軽減したユニークな写真が撮れます。

どのレンズにもマルチレンズが採用されているため、自撮りをしても高画質な写真が撮影可能です。

レンズの種類 倍率
広角
広角・マクロ
広角・マクロ・魚眼
魚眼
広角:0.67倍
マクロ:記載なし
魚眼:235°

Luxsure 2in1 Smartphone Lens

Luxsureから販売されている広角・マクロレンズです。

広角レンズの倍率は0.6倍で、広い視野角を撮影可能なため、パーティーや家族写真などの撮影に向いています。また、広角レンズの欠点であるケラレと四隅の歪みを補正してくれるため、鮮明な写真を撮影できます。

マクロレンズの最短撮影距離は3~4cmで、接写でも細部まではっきりと映すことが可能です。

また、スマホのカメラにクリップを挟んで固定するだけで装着できるので、取り外しが簡単にできる点もポイントです。

レンズの種類 倍率
広角
マクロ
広角:0.6倍
マクロ:15倍

Moment Smartphone Lens 18mm

Momentから販売されている広角レンズです。

約2万円と価格はやや高額ですが、レンズの製造技術を利用し作られたレンズで、写真・動画撮影のプロが利用できるほど高い画質が特徴です。

通常のスマホカメラの2倍の広さの視野角を撮影できるため、臨場感のある写真を撮ることができます。また、広角レンズ特有の画面端の歪みも発生しづらくなっています。

レンズの種類 倍率
広角 倍率の記載はなし

FOSITAN 4in1 Smartphone Lens

FOSITANから販売されている広角・マクロ・望遠・魚眼レンズの4つセットです。

倍率15倍のHDマクロレンズは数cm程度の距離でもピントを合わせて撮影できるため、植物などの被写体を接写した場合でも細部まで映すことができます。

望遠レンズは22倍の倍率で、遠くの景色を鮮明に撮影することができます。また、三脚が付属しているため、撮影時の手振れを心配する必要がありません。

また、180°撮影することができる魚眼レンズ、0.62倍広角レンズも付属しており、様々なシチュエーションに合わせて、レンズを変更できます。

レンズの種類 倍率
広角
マクロ
望遠
魚眼
広角:0.62倍
マクロ:15倍
望遠:22倍
魚眼:180°

iPhoneにカバーをしている場合の注意点

外付けレンズの中でも装着方法がクリップ型のもので、iPhoneのカバーが平らなものであれば映り込み等の問題もなく使えます。

しかし外付けレンズによっては厚みに制限があるものもあり、カバーの厚みに合わず黒い影などが映り込む可能性があります。

また、カバーをしていないiPhoneも、レンズ装着時のストッパーの締めすぎはデバイス本体を傷つける原因となります。

そのためカバーを付けているユーザーはレンズの映り込みを考慮し、カバーがないユーザーも装着時の締め具合には気をつけるようにしましょう。

外付けレンズで手軽に高画質・高クオリティな写真を撮ろう

外付けレンズには望遠・広角・マクロ・魚眼レンズの4種類があり、望遠レンズは遠くのものを拡大して撮影でき、広角レンズでは広い範囲の撮影が可能といったように、それぞれの特徴も異なります。

どの種類のどのレンズを購入するのかは、使用用途や使っているiPhoneのレンズ口径、倍率・画角で選ぶ方法があります。

この記事では比較的リーズナブルなレンズをピックアップしたので、レンズの買い替えを考えている人だけでなく、初めての人も気になったものの購入を検討してみてはいかがでしょうか。

iPhoneに外付けレンズを装着して、手軽にユニークな写真を撮影しましょう。

公開日時 : 2020年12月29日

iPhone格安SIM通信 編集部 ― ライター
iPhone格安SIM通信 編集部 ― ライター

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