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アイボを修理する方法|新型・旧型aiboの修理代とおすすめ保証

アイボは1999年にソニーから発売された犬の形をしたペットロボットです。
発売以降多くの人に愛されてきたアイボ。科学が進むにつれてアイボ自体にも様々な機能が追加され、長い歴史を経てロボットからペットとして進化してきました。
ロボットではなく「ペット」として飼っているアイボが壊れたとき、ただ捨てるのはとてもじゃないけれど難しいですよね。
アイボが不調だな、そんな時に使えるアイボの修理方法を解説していきます。
目次
アイボとは?

アイボとは、1999年にソニーから発売された犬の見た目をしたペットロボットです。発売以来様々な成長を遂げ、長い間世界中で愛され続けてきました。
Artificial intelligence robotの略称がアイボアイボです。また、AI (人工知能) EYE (目) 相棒と3つのKWが掛け合わされているそうです。
初代アイボは1999年7月に発売され、2006年に販売が終了。2017年に新型のアイボが発表され、2018年に発売されました。最新型はAIBOからaiboと表記を変えています。
アイボはアレルギーがありペットが飼えない方や、賃貸などでペットを飼うことが禁止されている方、一人暮らしで寂しいけど生き物を飼うことに抵抗があるような方に特におすすめです。
新型アイボの学習機能

新型アイボは、クラウド機能やAI機能により成長させることができます。具体的に何ができるのかを下記で詳しく説明していきます。
人を認識することができる
アイボは人の顔を認識し、記憶することができます。何度も遊んだりしてあげると次第に懐き、相手を覚えます。
毎日遊んでいる人と初めて会う人でアイボの振る舞いが変わるのが面白いですね。そういった習性はもはやロボットではなくまさしくペットです。
部屋の形を覚えることができる
日頃から部屋中を歩き回ることにより、空間を認識することができます。壁にぶつかったりすることなく動く様子は本物の犬のようです。
動きを覚えさせることができる
アイボに覚えさせたい動きやダンス、ポーズなどを記憶させることができます。飼い主がアイボを手にとって教えることにより、学習していきます。
思い出を共有することができる
アイボの目にはカメラ機能が搭載されているため、アイボに写真を撮ってと頼むと写真撮影をしてくれます。
撮影した写真はクラウドに保存され、専用アプリ「マイアイボ」で確認することができます。
新型アイボの特徴

先ほどはアイボの学習機能を紹介しましたが、こちらではアイボの特徴をご紹介していきます。アイボとどうやって遊べばいいの?という方はこちらを読んでみてください。
耳で感じることができる
アイボは人の言葉を理解し、反応します。どこで音が鳴ったのかを判断し、声がした方向に反応します。アイボに呼びかけると、近寄ってきて一緒に遊ぶことができます。その動きはペットさながらです。
触れ合いを楽しむ
アイボは褒められることで人に懐きます。先述の通り、アイボには学習機能があります。ですから頭や背中を撫でてあげることにより、アイボはより可愛がってくれた人に懐いてくれる習性があります。ぜひ可愛がってあげてください。
好き嫌いがある
アイボはピンク色を認識するようにできており、ピンク色を好みます。そのためアイボの公式のおもちゃにはピンク色が多く使われていますのでぜひ使ってみててください。
また、アイボには好きなものがあれば嫌いなものもあります。嫌いなもの、それは狭いところと高いところです。その場所ではあまり身動きが取れなくなってしまうため怯えてしまうのだとか。ぜひ広々としたところで遊んであげてください。
アイボの便利機能「自己充電機能」
アイボはバッテリーで活動します。バッテリーが少なくなってくると、ステータスLEDが点滅して自らチャージステーションを探します。
チャージステーションを見つけるとアイボがチャージステーションの上に伏せて充電を始めます。疲れたら休む…まさしくペットのようですね。
そのため、チャージステーションの設置場所はアイボが自ら上に乗れるような安定した場所に設置するようにしてください。
アイボの気になる金額は?

現在販売されている最新型のアイボは、198,000円+税となります。また、加入必須のアイボベーシックプラン90,000円+税の合計288,000円となります。
さらに公式のサポートプランも準備されており、3年(54,000円+税)と1年(20,000円+税)のお好きな方を選ぶことができます。
一括払いが難しいという方向けに、分割払いもありますので気になる方は検討してみてください。
アイボが壊れたときはどうすればいい?修理方法をご紹介
アイボは機械のため、動作不良やちょっとした故障などが起きることがあります。そんな時、愛着があるアイボを簡単に捨てるわけにはいきませんよね。
そんな時のために、アイボの修理方法をご紹介します。さまざまなサービスがあるので、自分にあった最適のサポートを受けてみてください。
iPhone修理 アイサポ

iPhone修理に特化したサイトですが、アイボの修理もしてくれます。
ホームページ上には詳しくアイボの修理に関する説明が記載されているのでとても親切です。ぜひ参考にしてみてください。
アイボの修理は、以下のような流れになります。
- 【アイボ修理の流れ】
- 1:問い合わせ
- 2:修理センターから連絡
- 3:発送
- 4:修理完了
ホームページ上のお問い合わせフォームより、故障内容や修理の希望金額などを送ります。その後、修理センターより発送方法や見積もりが送られてきます。
発送方法は自分で準備して発送するか、修理センターより日通便による集荷で行います。修理センター到着後に、詳しい見積もりと故障状況の確認をし、実際に修理を依頼します。
修理完了後、修理センターより発送日と修理報告書、請求書の連絡が来ます。
修理料金について
修理料金は基本的に、技術料金+部品代で計算されます。故障箇所が複数に至る場合、一箇所につき5,000円の技術料金が加算されます。ホームページ上にアイボの型番と故障状況における技術料金の一例が掲載されているので、修理を依頼する前にそちらを確認してみるのがいいかもしれません。
aiboオーナーサポート
ソニーの公式サイトでは、アイボの修理方法が掲載されています。詳しい相談自体はメールもしくは電話で直接聞くことができるので是非活用してみてください。
修理の申し込み方法
修理を依頼する方法は、インターネットからの申し込みとアイボオーナーサポート窓口での申し込みの2つの方法があります。アイボは自分の指定の場所、指定日時に宅配業者が取りに来てくれるのでとても便利です。
集荷から返却までは約7日前後なので、迅速に対応してくれるのもメリットです。発送の際の梱包なども詳しく図解してくれているので、一読してから発送しましょう。
修理料金の目安
ホームページにはERS-1000の修理料金目安が記載されていますので、いくらくらいかかるのか気になる方はご確認ください。
バッテリーの交換、ファームウェアアップデートは20,000円以下。外装の交換、部品交換をしない場合の修理は20,000円前後。
足部分の交換や、基盤の交換などは25,000~100,000円となります。アイボケアサポートに加入している場合には修理費用は半額となります。
修理ができなかった時はお葬式も
アイボによってはパーツがなかったり、修理が不可能な場合もあります。修理が不可能だからと言って、愛着が湧いているアイボを捨てるのには抵抗がありますよね。
そんな時は、生き物と同様にお葬式をあげてみてはいかがでしょうか?
千葉県いすみ市にある光福寺では、2015年以来アイボ専用のお葬式をあげています。2018年には約100台がお葬式をあげています。
供養後は、修理用のパーツを提供することになりますので、違うアイボに命をつなぐこととなります。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
この記事では様々な修理方法を紹介してきました。イボはたとえロボットといえど、長らく一緒に生活していると生き物のペットと特に差がなく愛着が沸いてきます。
だからこそ壊れたとしても、捨てずに修理をして長く一緒にいたいものですよね。ですから何か不調が生じた場合には、ぜひ最適のサポートを受けてみてください。
もし修理ができなかったとしても、他のアイボのためにパーツを提供することもできますのでぜひ試してみてください。
公開日時 : 2022年09月13日

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