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格安SIMとポケットWiFiは併用がおすすめ!データ無制限にする方法も解説

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
※カシモWiMAXは株式会社マーケットエンタープライズの関連会社、株式会社MEモバイルが運営しています。
キャリアスマホに比べて、通信費が安いことがメリットの格安SIM。また、よく比較されるポケットWiFiもインターネット利用に使われますが、実際はどちらがよいのでしょうか。
格安SIMをうまく取り入れ、ポケットWiFiと併用することで、全体の通信費を抑えることが可能です。
通信費をなるべく抑えるための、格安SIMとポケットWiFiの上手な使い方についてみていきましょう。
この記事でわかること
目次
格安SIMとポケットWiFiの違いを比較

格安SIMは、スマホを割安で利用できる通信サービスです。自社で通信網を持っておらず、ドコモ、au、ソフトバンクの大手3社の回線を借り、サービスを提供しています。
対してポケットWiFiは、持ち歩くWiFiルーターとなるためスマホとは異なります。
ポケットWiFiを契約すると、電話番号が付いていますが識別のための番号であり通話やSMSの送受信などはできません。
なお、ポケットWiFiには使用する回線のタイプが異なる、先述の3大キャリア・楽天モバイル・クラウドSIM WiFi・WiMAXの4種類があります。
格安SIMをポケットWiFiに入れて使用するパターンもあるため、一部で使い方が被りますが、基本的にはスマホかWiFiルーターかという違いになります。
格安SIMとポケットWiFiはどちらがおすすめ?
先述のとおり、格安SIMとポケットWiFiではそもそもの用途が異なるため、一概にどちらがおすすめかというのはありません。
ポケットWiFIは、電話番号がないのでスマホの代わりに使用する事はできません。格安SIMならばスマホとして使用可能ですが、3大キャリアのスマホと比べると安い分不便な点もあります。
そこでご紹介したいのが格安SIMとポケットWiFiを併用するという使い方です。
格安SIMとポケットWiFiの併用がおすすめな理由

格安SIMは三大キャリアより安く使えてお得です。ただし、格安SIMは使用できる通信量が少ないことが多く、通信をよく使うと容量が超過することもあります。
そんなときに便利なのが、WiFiです。インターネット契約をしたWiFiに繋ぐことで、スマホやパソコン、タブレットなどで通信が使えます。
自宅でのネット接続に用いられるWiFiには「光回線・ホームルーター・ポケットWiFi」などの種類があり、いずれも格安SIMとの併用が可能です。
中でもポケットWiFiは使用料が安く、コストを抑えるために格安SIMと併用するのにおすすめの回線です。
格安SIMとポケットWiFiを併用するメリット

格安SIMとポケットWiFiを併用すると様々なメリットがあります。どのようなメリットがあるのか見ていきましょう。
- 通信費が安くなる
- タブレット・パソコンも接続可能
通信費が安くなる|キャリアの料金と比較
データ通信を多く使う人は、家の通信環境を別途契約している場合が多いです。そのため、格安SIMでスマホの通信費を抑えていても、全体の通信費が高くなっている人もいるでしょう。
そんな人は格安SIMを使いながら、自宅の通信環境に月額料金の安いポケットWiFiを利用するのがおすすめです。併用することで毎月の通信費の負担が減らせます。
例えば、WiMAXの「ギガ放題」と格安SIMの通信容量が小さいプランを契約すれば、キャリアの使い放題プランよりもお得に運用が可能です。
キャリアの料金と格安SIMとポケットWiFiを併用した料金を比較
キャリアの料金(例:au)と格安SIM+WiMAX(例:LINEMOとカシモWiMAXの料金)を比較してみました。
au (使い放題MAX 5G/4G) |
7,238円(税込) |
---|---|
LINEMO + カシモWiMAX(※) |
5,368円(税込) |
※ミニプラン990円(税込)+縛りなしプラン4,378円(税込)の場合の金額
オプションや端末料金等を除いていますが、キャリアの金額よりもかなりお得に運用可能であることがわかります。
タブレット・パソコンも接続可能
ポケットWiFiを契約すれば、スマホだけではなく、タブレットやパソコンでもインターネット接続が可能です。
外出先でもポケットWiFiが1つあれば問題なく通信環境を構築できます。
「テザリングを利用していたら容量がなくなって速度制限がかかった」「ギガの追加購入で出費が増えた」といった悩みからも解放されるでしょう。
ただし、ポケットWiFiに多くのデバイスを接続すると動作が重くなる可能性があるので注意してください。
格安SIMとポケットWiFiを併用するデメリット
もちろん、格安SIMとポケットWiFiの併用にはデメリットも存在します。詳しく確認していきましょう。
- 持ち歩くため紛失の危険性も
- 通信速度が不安定になりやすい
持ち歩くため紛失の危険性も
前述の通り、ポケットWiFiを持ち歩けば外出先でも快適な通信が可能です。ただし、小型のモバイルルーターを常に持ち歩くことになるため、紛失の危険性もあります。
レンタル中のモバイルルーターを紛失・故障した場合は、プロバイダから損害金や代金の支払い請求が発生するため、注意しましょう。
紛失・故障のための保険がオプションに存在するため、気になる方は加入しておくとよいかもしれません。
また、常に持ち歩くため荷物が増えるデメリットもあります。
モバイルルーターは小さいため、大きな荷物になることはほとんどありません。しかし、携帯用のバッグや袋を用意する必要があります。
通信速度が不安定になりやすい
光回線などの固定回線と異なり、格安SIMもポケットWiFiも無線での接続となるので、鉄筋コンクリート造の建物や地下は電波が入りにくく、通信が不安定になることも。
格安SIMとポケットWiFiがそれぞれ違う回線を使用していた場合でも、それらが原因の場合は共に電波が入りにくい状況となります。
固定回線と比べるとどうしても安定度は劣ってしまうのが難点です。
格安SIMとポケットWiFiの併用でどのくらい節約が可能?

WiMAXなどのポケットWiFiと格安SIMの併用で、どのくらいお得になるのかわかりづらいという方が多いと思います。
メリットを紹介した章でキャリアの料金と格安SIMとポケットWiFiを併用した料金を簡単に比較しました。もっと掘り下げて、詳しく解説していきます。
格安SIMとポケットWiFiを併用すればキャリアより安くなる
例えば、auの「使い放題MAX 5G/4G」を契約すると月々4,928円~7,238円(税込)です。家族割引などの割引がどれだけ適用できるかにより月額料金は異なります。
au「使い放題MAX 5G/4G」割引詳細
- 家族割プラス(※3人以上):-1,100円(税込)割引
※2人の場合は550円(税込)割引 - auスマートバリュー:-1,100円(税込)割引
- au PAY カードお支払い割:-110円(税込)割引
格安SIMのLINEMOの3ギガプラン(音声通話SIM)であれば、月額990円(税込)です。カシモWiMAXのギガ放題プラン月額4,378円(税込)と併用すれば月々5,368円(税込)です。
自宅の固定回線を廃止した場合、auはテザリングが30GBまでと制限があるのに対し、カシモWiMAXは通信制限がありません。
また、カシモWiMAXの初月料金は1,408円(税込)とお得です。
auの「auスマートバリュー」は自宅のネットとセット契約している方の割引です。割引されても、別途自宅のネット環境を整えるコストがかかるため、高くつく計算です。
結果、格安SIMとポケットWiFiを併用するのはお得といえます。
ポケットWiFiとの併用におすすめの格安SIM

自分に合った格安SIMを選ぶためには、どんな使い方をするのかを明確にして選ぶとよいでしょう。ポケットWiFiとの併用を考えている人に、おすすめの格安SIMを紹介します。
ポケットWiFiと格安SIMの組み合わせによってはセット割が利用できるパターンもあるので参考にしてみてください。
▼その他のサービスについては、おすすめ格安SIMの比較ランキングの記事をご一読ください。
UQモバイル

UQモバイルは、WiMAX系のポケットWiFIとの併用なら自宅セット割が利用できるのでおすすめです。WiMAXプロバイダは全て自宅セット割の対象となります。
UQモバイルの料金プランは「くりこしプラン +5G」のみで、データ量ごとにSプラン(3GB/月)、Mプラン(15GB/月)、Lプラン(25GB/月)が選択できます。
各料金と自宅セット割適用時の料金は下記となります。
くりこしプラン +5G | 月額料金(税込) | 自宅セット割 適用後(税込) |
割引額 |
---|---|---|---|
Sプラン/3GB | 1,628円 | 990円 | -638円 |
Mプラン/15GB | 2,728円 | 2,090円 | -638円 |
Lプラン/25GB | 3,828円 | 2,970円 | -858円 |
例えばSプランで契約し、足りないデータ容量はポケットWiFでまかない、カシモWiMAXと併用した場合、月額料金は908円(税込) + 4,378円(税込) = 5,368円(税込) となります。
povo

povoは、auのオンライン専用格安プランです。
povo2.0の場合は基本料が0円で、通話やデータを使いたいときだけトッピングで追加するユニークなシステムです。
24時間使い放題なら330円(税込)/回、7日間で1GBなら390円(税込)など選ぶことができます。
トッピングをしなければ基本料は0円なので、併用するポケットWiFiの月額料金のみに抑えることが可能です。
電話も発信はせず着信のみなら通話料は掛からないので、通話トッピングの必要もありません。
なお、180日間トッピングの購入がないと利用停止となるため注意しましょう。データトッピングの種類と各料金は下記です。
トッピング名 | 期間 | トッピング料(税込) |
---|---|---|
データ使い放題 | 24時間 | 330円 |
データ追加 1GB | 7日間 | 390円 |
データ追加 3GB | 30日間 | 990円 |
データ追加 20GB | 30日間 | 2,700円 |
データ追加 60GB | 90日間 | 6,490円 |
データ追加 150GB | 180日間 | 12,980円 |
なお、povoではスマホ本体は販売してないので別途白ロムを用意する必要があります。
au ICカードを使用するため、公式サイトで動作確認済みのスマホはauの端末のみとなっていますが、5G対応の端末ならpovo2.0でもauの5Gネットワークが利用可能です。
乗り換える |
乗り換える |
楽天モバイル

楽天モバイルは、通信量が安く3Gまでの上限があるプランなら月額1,078円(税込)で利用可能です。
さらにRakuten Linkアプリを使うと、キャリア問わず国内の電話番号であれば通話料やメッセージ・SMS料金が無料となります。
楽天モバイルの場合、併用でのセット割りはありませんが、Rakuten UN-LIMIT VIIに申し込むと「SPU(Superポイントアップ)+3倍」キャンペーンが適用されるのが魅力。
楽天市場で買い物をした際の還元ポイントが通常の3倍になるので、楽天カードや楽天市場をよく利用している場合は特におすすめです。
格安SIMとの併用におすすめのポケットWiFi

格安SIMとポケットWiFiを併用する人におすすめなポケットWiFiは、どんなタイプがあるのでしょうか。
編集部が、料金・速度・キャンペーンを総合的に評価して選定したおすすめのポケットWiFiを紹介します。
ポケットWiFiをより詳しく比較したい方には、おすすめポケットWiFiを徹底比較している記事をご参考にしてください。
カシモWiMAX【業界最安級】

※カシモWiMAXは株式会社マーケットエンタープライズの関連会社、株式会社MEモバイルが運営しています。
- 業界最安級の月額料金でデータ無制限
- WiMAX回線とau回線(4G/5G)使用で広範囲をカバー
- au/UQモバイルと併用ならセット割でさらにお得
月額料金(税込) | 初月:1,408円 2ヵ月目以降:4,378円 |
---|---|
端末代金(税込) | 一括払い:21,780円 分割払い:実質無料 |
契約期間 | 実質縛りなし |
キャンペーン | Amazonギフト券10,000円 |
データ容量 | 無制限 |
違約金 | なし |
事務手数料(税込) | 3,300円 |
下り最大速度 | 2.7Gbps |
下り平均速度 | 346Mbps |
カシモWiMAXの料金プランは契約期間の縛りがない「縛りなしプラン」のみと、シンプルでわかりやすいのが特徴です。
固定回線並の高速回線をデータ無制限で利用できるため、非常に人気があります。月額料金は初月が1,408円(税込)で、2ヶ月目以降は4,378円(税込)です。
通常WiFiルーターの端末代金は2万円程度かかりますが、カシモWiMAXでは端末分割払いサポートで3年使うと無料になります。
現在、キャッシュバックキャンペーンを実施中で、面倒な手続きなくAmazonギフト券10,000円分が自動的に送られてくるのでもらい忘れる心配がありません。
キャッシュバックや端末負担サービスで、3年間使用時の実質料金が業界最安級となるのも人気の理由です。
\Amazonギフト券10,000円分が必ずもらえる!/
WiMAX回線とau回線(4G/5G)使用で広範囲をカバー
WiMAXでは、全国に拡大しているWiMAXエリアの他にauの4G LTEや5Gにつながる「ハイスピードモード」が利用できます。
プラスエリアモードは下り最大速度1.2Gbpsの速さで通信可能なので、もしWiMAXエリア外だった場合も安心です。
なお、プラスエリアモードは利用料1,100円(税込)が発生します。WiMAXは無制限ですが、月15GBの上限に達すると速度制限がかかるので注意が必要です。
月末までの通信速度が128Kbpsまで落ちるので覚えておきましょう。
au/UQモバイルと併用ならセット割でさらにお得
WiMAXは本家であるUQ WiMAXの回線を色々なプロバイダーが間借りし、各社でサービス展開しています。
UQ WiMAXはUQコミュニケーションズ株式会社が管理していますが、その親会社は「au」ブランドを展開するKDDI株式会社です。
そのためWiMAXとauスマホやUQモバイルとの併用だとセット割りが利用できるため、さらにお得になります。
THE WiFi

月額料金(税込) | 初月~3ヵ月0円 100GBプラン/4ヵ月目:3,828円 FiTプラン/1.298円~3,960円 |
---|---|
端末代金(税込) | 0円 ※端末レンタル |
事務手数料(税込) | 3,300円 |
契約期間 | 利用期間に縛りなし (但し、機器レンタルサービス契約は2年) |
データ容量 | 100GB |
下り最大速度 | 150Mbps |
下り平均速度 | 23.31Mbps |
THE WiFiは固定金額で100GB使用できる「100GBプラン」と、利用した容量に応じて料金が変動する「FiTプラン」が用意されています。
料金は100GBプランで月額3,828円(税込)、FiTプランは1GB 1.298円(税込)~100GB 3,960円(税込)までの5段階です。
どちらも上限は100GBとなり、容量を超えると次の月まで速度制限が掛かり最大128kbpsになりますが、○日の間に○○GB以上使ったら速度制限が掛かるといった事はありません。
100GBは、標準的な音質・画質の場合なら音楽約25,000曲、動画約160時間楽しむことができる容量です。
一般的な使い方であれば十分な容量と言えます。
Rakuten WiFi Pocket

月額料金(税込) | 3,278円 |
---|---|
端末代金(税込) | 実質無料 |
契約期間 | 縛りなし |
事務手数料(税込) | 無料 |
下り最大速度 | 非公開 |
下り平均速度 | 非公開 |
Rakuten WiFi Pocketは、楽天独自の楽天回線エリア内なら上限なく3,000円台で使い放題という特徴があります。
楽天回線エリアは随時拡大中ですが、もしエリア外だった場合でもau回線を利用できます。
また、楽天モバイルは初期費用や解約手数料が一切かかりません。本体代金も1円で入手できるので気軽に導入しやすいのもポイントです。
格安SIMとポケットWiFiを上手に活用しよう

格安SIMとポケットWiFiを併用し、通信費を少しでも抑えられたら節約に繋がります。
日常的に使うインターネットは、場合によっては通信費が高くなってしまうケースもあります。データをたくさん使うなら、スマホの無制限プランよりもポケットWiFiとの併用がおすすめです。
どの組み合わせにするか悩んだら、セット割でお得に利用できるWiMAXとUQモバイルの併用を検討しましょう。
データ無制限のWiMAXをメイン使いすれば、UQモバイルの料金プランは最安プランに抑えられますよ。
公開日時 : 2023年05月15日

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