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UQモバイルの解約方法・注意点|解約違約金はいくら?日割りは可能?損しないタイミングは?


UQモバイルは格安SIMのひとつで、低価格でお得にスマホを利用できるのが特徴です。スマホの他にもWiMAXの提供を行っており、これらを複合して、安く便利に使っている人も多いでしょう。
しかし、格安SIMは他にもあり、大手キャリアでもお得なプランを発表しています。
タイミング次第では別のキャリアのほうがお得に使えることもあるため、解約を考えている人もいるでしょう。解約時には手続きが必要ですが、これにはポイントや注意点があります。
また、解約に伴い、他社乗り換えの手続きも必要です。UQモバイルを解約し、他社にスムーズに乗り換えるためにも、手順やポイントを細かく把握しておきましょう。
目次
UQモバイルの解約方法
UQモバイルを解約方法をご紹介していきます。
▼動画でもUQモバイルの解約手順を解説しています。ぜひご覧ください。
解約のみの場合は電話で
解約のみの場合は、電話で手続きを行いましょう。電話受付の窓口は年中無休で、フリーダイヤルでかけられます。時間は9時から21時となっているので、時間には余裕を持って手続きしましょう。
UQお客さまセンター (9:00~21:00 年中無休) |
0120-929-819 |
---|
電話受付は混み合うことも多いため、繋がらない場合は何度かに分けてチャレンジすることが大切です。解約時には、以下4つの情報が必要なため、事前に揃えておきましょう。
- 解約理由
- SIMカードの電話番号
- 契約者名
- 暗証番号
解約理由はアンケートのようなもののため、特に事前に考える必要はありません。SIMカードの電話番号とは、現在使用している端末の電話番号です。契約者名はスマホの名義者であり、使用者と名義者が異なる場合は注意しましょう。
暗証番号がわからない場合は、電話で教えてもらうことはできず、申請して書面での通知となるため注意が必要です。
解約は当日の受付のみで、数日後の解約を予約することはできません。電話で受付をした日が解約日となるため、契約中に必要な手続きがあるなら、電話の前に済ませておきましょう。
MNP転出も電話から
UQモバイルからのMNP転出は、解約と同じでUQお客さまセンターに電話して行います。
- 電話番号:0120-929-818
- 営業日:年中無休
- 営業時間:9~21時
MNP予約番号を発行する手順は、次の通りです。
- UQお客さまセンターに電話する
- 音声ガイダンスに従い「2」をタップ
- 解約に関するお問い合わせの「5」をタップ
- オペレーターにMNP転出したいことを伝える
- 名前・電話番号・暗証番号などを伝える
- MNP転出の理由などを聞かれる
- 電話のやり取りの終了でMNP予約番号が発行される
電話での操作は解約する場合と同じですが、オペレーターには解約ではなく、MNP転出したいと伝えなければなりません。
なぜ他社に乗り換えるのかと聞かれることもありますが、これも任意のアンケートであるため、気にする必要はないでしょう。
電話のやり取りが終了し、MNP予約番号が発行されることで、電話番号を引き継いで他社への乗り換えが可能となります。
MNP予約番号の取得に必要な手数料
UQモバイルでは、MNP予約番号の取得に3,300円(税込)がかかります。予約番号の取得自体は3,300円ですが、他社乗り換えの際には他にも様々な費用がかかるため、実際のコストはこれよりも高いです。
例えば契約しているプランによっては、乗り換え時に契約解除料が発生することもあります。また、乗り換え先での新規契約に伴い、契約事務手数料が発生します。
事務手数料はそれぞれ違うものの、大体3,300円(税込)で設定されていることが多いです。つまり、MNP転出の手数料と乗り換え先の事務手数料で、最低でも6,600円(税込)がかかります。
乗り換え時の状況によっては、さらに契約解除料が加算されるため、コストは増大します。
MNP予約番号の取得までにかかる期間
電話で問い合わせをしてからMNP予約番号が発行されるまでの期間は短く、UQモバイルなら当日発行が可能です。
他社では問い合わせをしてから2~3日程度かかることもありますが、UQモバイルは即日発行で素早く他社乗り換えができる点が魅力でしょう。
UQモバイルの解約金はかかるのか
スマホを解約する際に特に気になるのは、解約金が発生するかどうかです。UQモバイルは格安SIMのため、毎月の通信費は比較的安いです。
しかし、これまでの利用料金が安くても、解約時に高い解約金が発生してしまうと、総額の費用が高くなり、格安SIMを利用するメリットが損なわれてしまいます。
充実したサービスで使い勝手も良いUQモバイルですが、残念ながら条件に応じて解約金が発生することは理解しておきましょう。
ただし、全ての場合で絶対的に費用がかかるわけではありません。その他キャリアと同様に、一定の条件を満たしているなら、解約金なしでの解約が可能です。
契約プランによって異なる
解約金発生の有無は、契約プランによって異なります。
契約プランごとに金額が違うことはもちろん、発生の要件も異なるので注意が必要です。基本的には利用期間に応じて科違約金の有無が決まりますが、プランごとにこの期間も違っています。
また、各種細かい条件の違いもあるため、自身が加入しているプランの内容をよく確認し、解約手続きを進めることが大切です。
スマホプラン | 0円 |
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ぴったりプラン・おしゃべりプラン | 10,450円(税込) |
プラン変更してから解約すれば解約金を0円に抑えられる可能性もあるため、UQモバイルのプラン変更方法もご一読ください。
スマホプラン
スマホプランですが、解約違約金は0円となっています。
2019年10月より開始されたUQモバイルの料金プラン、「スマホプラン」。2021年2月から新しく月額1,628円(税込)から利用できる「くりこしプランS/M/L」が始まりました。
音声通話プラン
音声通話プランは最低利用期間が12カ月で、それ以前での解約には全て費用が発生します。解約金は一律10,450円(税込)で、契約してすぐでも12カ月目ぎりぎりでも金額は同じなため、注意しなければなりません。
最低利用期間の12カ月を超えると、後はいつでも好きなタイミングで解約できます。13カ月目以降ならすぐに解約して問題ないため、まずはここまで待つのが賢明でしょう。
ぴったりプラン・おしゃべりプラン
ぴったりプラン・おしゃべりプランは、最低利用期間が24カ月とやや長いのが特徴です。最低利用期間内での解約は一律10,450円(税込)で、基本的な要件は音声通話プランと同じです。
ただし、最低利用期間後の解約についての条件が異なり、ぴったりプラン・おしゃべりプランは、更新月に解約しなければなりません。
契約は自動更新で、また24カ月縛りが発生します。更新月以外の解約には全て解約金が発生するため、費用をかけずに解約できるタイミングは短く、契約期間は注意して確認しておかなければなりません。
音声通話なしのプランは解約金なし
音声通話なしのデータSIMなら、基本的に解約金は発生しません。対象プランは「データ高速プラン」や「データ無制限プラン」で、これらならいつでも自由に解約できます。解約の制限がないため、超短期間での利用も可能です。
音声通話付きのSIMと違って、できることが限られている分解約の自由度は高く、使い方によっては便利に利用できるでしょう。
UQモバイル解約時の注意点

UQモバイル解約時には注意点があり、これも踏まえて手続きを行うことが大切です。とにかく早く乗り換えたいと焦って解約手続きを完了させてしまうと、思わぬところで問題が生じる可能性もあります。
一度解約をしてしまうと、キャンセルはできません。解約して後悔しないためにも、注意点も正しく理解しておきましょう。
月の途中で解約した場合は日割り料金適用
UQモバイルは、月の途中で解約した場合、最終の月額料金は月割りで計算されます。つまり、料金の締め日となる末日の解約なら通常の月額料金を満額請求、月初なら1日分のみ日割りで計算しての請求です。
少しの違いではありますが、1日単位で最終の請求額が異なるため、早めに解約したほうがコストは下げられます。
解約時期が先延ばしになると、その分日割りの料金が増してしまうことは理解しておきましょう。解約月の請求は、1~2カ月程度遅れるため、直近で請求されるのは通常通りの満額の月額料金です。
メールアドレスが使用不可になる
日割り計算で請求金額が決まるため、解約の申し込みを行うと、即日契約終了となります。
そのため、解約手続きが完了した時点でメールアドレスが失効となり、使用不可になるため注意が必要です。これはアクセスできないだけではなく、使用自体が停止になってしまいます。
通常のメール機能が使えなくなるだけではなく、ネット上の会員サイトの登録も消えてしまう可能性があるため注意が必要です。サイトごとにログイン時に必要な情報や条件は異なりますが、メールアドレスが必要な場合は解約すると、別の端末からログインできなくなる可能性があります。
また、ログインのID自体は使えても、パスワードを忘れた際にパスワードを送付する先がなくなり、結局アクセスできないこともあるため注意が必要です。解約手続き後すぐに使用できなくなるため、メールアドレスの変更は事前に行いましょう。
一時的に別のメールアドレスに置き換えるだけなら、フリーで入手できるアドレスを使い、仮置きで登録するのがおすすめです。
UQモバイルの解約はSIMカード返却不要

スマホにはSIMカードが挿入されていますが、UQモバイルの場合は、解約後も返却は不要です。一部キャリアでは解約時に返却しなければならないこともありますが、UQモバイルならその手間はありません。
解約するとSIMカードも使えなくなりますが、個人情報は残っているため扱いには注意が必要です。処分する際にはそのままゴミ箱に捨てず、はさみを入れたほうが安心でしょう。SIMカードは悪用される恐れも高いため、処分は確実、かつ安全に行わなければなりません。
端末を分割で購入をしている人

端末を分割で購入している場合、支払いの状態によって扱いが異なります。場合によっては別途料金が発生する可能性もあるため、解約時には支払い状況も含めて確認しておかなければなりません。
端末購入アシストを受けている方は解約の時期に注意
端末購入時には、「端末購入アシスト」というサービスが受けられます。これを受けている場合は注意が必要で、24カ月以内に解約する場合は、サービスの解除料が発生します。
解除料は適用するアシスト金額によって違いますが、アシスト金額×残りの適用月数で解除料が決定すると考えましょう。
この解除料は解約金とは別で発生する費用のため、場合によっては総額の費用が高く付くこともあります。仮にぴったりプラン・おしゃべりプランに加入している場合、24カ月以内での解約には10,450円(税込)がかかります。
「端末購入アシスト」に加入している場合は、解約金の10,450円(税込)に加えて、サービス解除料が上乗せされることは理解しておきましょう。解約するなら、アシスト期間を満了してからがおすすめです。
解約後も100日以内であればSIMロック解除可
UQモバイルなら、解約後100日以内でならSIMロックの解除が可能です。Androidの端末はそもそもSIMフリーですが、iPhoneにはロックがかかっているため、必要なら解除をしておきましょう。SIMロックの解除はmy UQ mobileから手続きできます。
自分でやるなら手続きは無料ですが、UQお客さまセンターに電話して解除してもらうと、手数料が3,300円(税込)かかるため注意が必要です。
おすすめ乗り換え先格安SIM4選
UQモバイルから他社の格安SIMに乗り換えるなら、次の4社がおすすめです。
- ワイモバイル
- BIGLOBEモバイル
- OCNモバイルONE
- IIJmio
それぞれ安価で利用できることはもちろん、各社違った特徴を持っています。特徴の違いを知り、自分に合ったサービスを提供している格安SIMを選びましょう。
月額990円から「ワイモバイル」

家族で乗り換える方や、スマホ代を節約したい方はワイモバイルがおすすめです。ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドであるため、ソフトバンク回線を使用しています。
UQモバイルからの乗り換えでは端末の動作確認やSIMロック解除などの手続きが必要ですが、通話料金を安く抑えられるのは大きな魅力でしょう。
家族で契約する場合や、光回線とのセット割引を利用すれば、データ容量3GBのシンプルSが990円(税込)/月で契約できます。また、18歳以下の利用者とその家族が対象の学割も実施しているので、該当する方はぜひチェックしてみてください。
MNP予約番号の有効期限も長く、番号そのものと同じで予約当日を含めて15日間乗り換えが可能です。
初月は無料「BIGLOBEモバイル」

月額料金の安さを追求するなら、初月無料で使えるBIGLOBEモバイルがおすすめです。データ容量ごとにわけられたプランが豊富にありますが、どれも初月は無料で使えます。
また、データ容量が余ってしまった場合も、翌月に繰り越して利用できます。データ容量を無駄にせず使えるため、月によって通信量が変動しやすい人にもおすすめです。
MNP予約番号の有効期限が短い点に注意が必要であり、期限が12日以上残っていないと乗り換えができないため、手続きは早めに行いましょう。
端末セールが業界最安級「OCNモバイルONE」

- 端末セールは格安SIM最安級
- 光とセットなら月1,100円未満で持てる
信頼度抜群のNTTグループによるOCNモバイルONEです。
OCNモバイルONEは、格安SIM業界最安級ともいえる端末セールが魅力です。不定期で開催されるキャンペーンなので、セール期間中はぜひ端末セットで購入しましょう。
月額料金は月々1,298円(税込)〜ですが、OCN光とセットで契約すると1,078円(税込)〜契約可能です。
光回線とセット割引がある格安SIMは多くないので、通信料金を節約したい方におすすめできます。
料金が安いだけでなく、通信速度の速さも安定しています。
大手キャリアから初めて格安SIMに乗り換える方や、速度の速い格安SIMに乗り換えたい方は、OCNモバイルONEを検討してみてはいかがでしょうか?
自由に高速通信の切り替え「IIJmio」

モード切り替えによって通信量をコントロールできることが、IIJmioの魅力です。IIJmioでは端末の操作だけで高速通信のオンオフ切り替えができ、オフの状態では通信量をほとんど発生させずに利用できます。
必要に応じてデータ消費量を抑えられるため、速度制限にもかかりづらく、柔軟な使い方ができるでしょう。
MNP予約番号の有効期限は7日以上残っている必要があり、乗り換え時にはこれを超過しないよう注意が必要です。
解約日に注意して余裕を持って対応しよう

UQモバイルは、解約時に解約金がかかるものが多く、約1万円程度と高額のため注意が必要です。解約金なしになる条件もあるため、契約内容を見直し、本当に適切な乗り換え時期かも考えなければなりません。
また、大手キャリアから格安SIMまで、乗り換え先の選択肢は多く、それぞれで料金体系や基本プラン、キャンペーンは異なります。
どれがもっとも良いかは、人によって違います。解約日に注意しながら、余裕を持って情報を集め、自分にとって最高の条件となる契約先にスムーズに乗り換えましょう。
公開日時 : 2021年07月15日

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