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スマホの容量を増やすには?ストレージ不足を解消する簡単な方法


電話としてだけでなく、メッセージや情報検索、買い物、写真、音楽などいまやスマホ1つで様々なことができるようになりました。
一方でスマホの利用頻度が高くなると、その分端末の容量をたくさん消費することになります。
写真や動画を撮影する機会が多い人、たくさんの音楽を入れている人、色々なアプリをダウンロードしている人の中には容量不足に悩んでいる人も少なくないでしょう。
そこで今回は、スマホの容量を増やすためにできることについて紹介します。
目次
スマホの容量は?

スマホは同じ機種であってもその容量はいくつかに分かれます。
例えば2018年に発売されたiPhone XSの場合、容量は64GB、256GB、512GBになります。かつては16GBや32GBの端末もありましたが、最新の端末では容量は3種類です。
また、以前は128GBが最高だったこともありますが、現在では容量も大幅に増えています。容量が増えているということはその分、たくさんのデータを扱うことができるため、利用者にとっては大きなメリットになります。
ちなみに、64GBの場合、写真にすると約51,200枚分、256GBだと約204,800枚分となります。超高画質の4K動画で1分撮影した場合、64GBだと160本分、256GBだと640本分が保存できます。
20万枚の写真や640本の動画を撮影する機会はあまりないかもしれませんが、大きな容量であるということは理解してもらえるのではないでしょうか。
ただし、容量が大きくなる分端末の料金も高くなります。例えば、ソフトバンクでiPhone XSを購入する場合、64GBで総額136,800円、256GBで総額155,040円、512GBで総額180,000円です。
もちろん分割で支払うことになりますが、非常に高価な買い物になります。スマホの利用にあたっては容量は非常に重要な要素ですが、予算との折り合いをつけなければいけません。
スマホの容量をたくさん消費するもの

大きな容量の端末が入手できるにこしたことはありませんが、それが無理な場合は、容量を消費しすぎないように注意する必要があります。
そこで、続いてはスマホで容量を消費するものについて確認していきましょう。先ほどの例のように、一般的にスマホで容量を消費しやすいのは動画です。
また、画像も1枚だけではそれほど容量は消費しませんが、簡単に撮影しやすいということもあって、こまめに整理していないとあっという間に容量を消費してしまいます。
アプリに関しては、容量がピンキリで数MBのものもあれば、1GB以上を消費するものもあります。特にゲームアプリは大容量のものも結構あります。
また、LINEやTwitter、FacebookなどのSNSはアプリのなかでも比較的容量が大きい部類に入ります。次に音楽の場合、1曲あたりは大体10MB前後で、64GBなら約6,400曲、256GBなら約25,600曲となります。
音楽が好きな人であれば、たくさんの曲を持っている人も少なくないことが予想されるため、64GBでは物足りなく感じる可能性もあります。
そして、意外と見落としてしまいがちですが、LINEやメールなどでのやり取りはデータとしてどんどん保存されていくため、少しずつではありますが容量を消費していきます。
数年間利用した端末だと数GBを消費しているケースもあるので、侮ることはできません。このように、スマホにおいては様々な要素が容量を消費しているということを覚えておいてください。
スマホの容量が足りない場合は整理しよう

最初は容量がたっぷりあったはずのスマホも、使い続ける内にあっという間に空き容量が少なくなります。
そういったときに容量の大きいスマホに替えることができれば理想的ですが、契約やお金の都合も考慮すると簡単なことではありません。
そのため、今ある端末で容量を増やすための工夫をする必要があります。そこで、続いては容量が足りない場合の整理方法について紹介します。
ここで紹介するのは以下の5点です。
- 容量を消費している要素の確認
- 不要なアプリの削除
- データの移行
- キャッシュや履歴などの削除
- クラウドサービスの利用
それでは1つずつ確認していきましょう。
スマホ容量を消費している要素の確認
容量を空けるためには、今何が容量をたくさん消費しているのかを確認しなければいけません。そのため、まず行うことは各端末のストレージを確認することです。
ストレージの確認は、iPhoneであれば、「設定」→「一般」→「ストレージとiCloudの使用状況」→「ストレージを管理」で各アプリがどれくらい容量を消費しているのかがわかります。
また、アンドロイドの場合「設定」→「ストレージ」で確認可能です。ここで容量の消費状況を把握した上で整理を行っていきます。
不要なアプリや写真・動画の削除
ストレージを確認し、容量を消費しているアプリの中でも使用していないものは削除するようにしましょう。
過去に何となく入手したもののほとんど使っていない、これから先も使う予定はなさそう、といったものはどんどん削除することをおすすめします。
使わないものを整理するとスマホのホーム画面もすっきりとするため、容量の確保だけでなく、使い勝手も良くなるはずです。
同様に、写真や動画も削除することで容量を確保することができるので、併せて不要なものは削除するようにしましょう。
スマホデータの移行
スマホの中に保存されているデータのなかにはパソコンや外付けのハードディスクなどに移行できるものもあります。
例えば、動画や写真は簡単に消費する容量が大きい一方で移行は簡単に行えるため、すぐに容量を空けることが可能です。
アンドロイドスマホであれば、端末に」microSDカードを挿入して、カードにデータを保存することもできます。カードの容量は様々で数GBのものもあれば200GB以上のものもあるため、一気に容量を増やすことができます。
また、カードは交換できるため、1つのカードの容量がいっぱいになっても別のカードを用意すればまたデータが保存できます。
一方のiPhoneは、アンドロイドのようにmicroSDカードを利用することはできません。そのため、パソコンがデータの主な移行先となります。
パソコンを経由すれば、外付けのハードディスクにも移行可能です。外付けハードディスクであれば1TBなど非常に大きな容量のものもあるので、容量で困ることはないでしょう。
ただし、移行したデータにアクセスするにはパソコンを経由しなければいけないため注意が必要です。
キャッシュや履歴などの削除
アプリを利用していると、キャッシュと呼ばれるデータの一部が保存されていきます。
キャッシュは保存しておくことで、過去に利用したことのあるページやデータを利用する際の読み込むスピードが速くなるといったメリットがあります。ただし、その分データは蓄積されてしまうため、容量を圧迫してしまいます。
また、キャッシュがたまるとスマホの動作が悪くなるなど、パフォーマンスにも影響を与えてしまいます。そのため、不要なキャッシュは定期的に削除するようにしましょう。
同様にブラウザの履歴、電話の履歴なども容量を消費するため、削除するようにしましょう。
クラウドサービスの利用
オンライン上にデータを保存できるクラウドサービスの利用も容量確保には効果的です。例えば、写真であればGoogleフォトを利用することができます。
Googleのアカウントがあれば利用することができ、スマホ用のアプリもあるので、アプリをダウンロードしておけばいつでもデータにアクセスすることができます。
また、同様にDropboxやGoogleドライブ、OneDriveといったサービスに音楽などを保存することもできます。
このように、容量を空けるための方法はいくつかありますが、大きく分けると「スマホからデータそのものを減らす」、「スマホ内部に保存場所を増やす」、「スマホの外部に保存場所を確保する」という3種類になります。
データによっては頻繁にアクセスしたいもの、時々見たくなるものなど重要度が異なるため、データに応じてうまく使い分けるようにしましょう。
容量の小さなスマホでも問題ない人は?
スマホの容量は多いに越したことはありません。しかし、中には容量が少なくても問題ない人もいます。
例えば、以下のような人たちは、必要以上に容量が多いものを購入しなくてもいいでしょう。
- 写真や動画、音楽の少ない人
- スマホをあまり使わない人
- 普段からクラウドサービスを利用している人
- アプリをあまり使わない人
- アンドロイドユーザー(microSDカードで対応する)
上記の条件に当てはまる人は、端末を購入する前に「本当に大容量の端末が必要なのか」検討するようにしましょう。
まとめ
今回は、スマホの容量を増やすための方法について紹介してきました。
スマホの利用頻度が高くなればなるほど、消費する容量も多くなってしまいます。容量の多い端末を購入するという選択肢もありますが、端末ダイキンは決して安くはありません。
そのため、まずは不要なアプリやキャッシュの削除、データの移行など自分でできることに取り組むことが大切です。
その際は、「データそのものを減らす」「内部に保存場所を増やす」、「外部に保存場所を確保する」という3つのポイントを覚えておくようにしましょう。

公開日時 : 2019年01月30日

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