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auから乗り換える際におすすめの格安SIM5選!手順やデメリットも解説

「auから格安SIMへ電話番号そのまま乗り換える手順が知りたい」 「auから格安SIMへ乗り換えるデメリットは?」
auから格安SIMへの乗り換えを検討している方の中には、このような疑問を持っている方も多いでしょう。この記事ではauから格安SIMへ乗り換える手順やメリット・デメリットを詳しく解説します。
おすすめの格安SIM5社も紹介するので、最後までチェックしてください。
目次
auから乗り換える際におすすめの格安SIM5選

auから乗り換える際におすすめの格安SIMを5社紹介します。月額料金や特徴を解説するので選び方の参考にしてください。
auと格安SIM5社を料金比較
auと格安SIM5社の月額料金を比較しました。
最大データ容量 | 月額料金(税込) | |
---|---|---|
au | 無制限 | 7,238円 |
UQモバイル | 25GB | 3,828円 |
ワイモバイル | 25GB | 4,158円 |
mineo | 20GB | 2,178円 |
llJmio | 20GB | 2,000円 |
楽天モバイル | 無制限 | 3,278円 |
ほとんどの格安SIMがauの半額以下で利用できることがわかります。
1.UQモバイル|au回線が使える

UQモバイルの特徴
- au回線なのでauからの乗り換えが簡単
- eSIM対応
- auひかりやauホームルーターを持っていれば自宅セット割適用
UQモバイルはauのサブブランドなので、au回線を使っています。そのため通信品質が高く安定した高速通信ができる点がメリットです。
自宅セット割が適用されれば最大858円(税込)がスマホの月額料金から割引されるので、とてもお得に利用できます。UQモバイルは、auのスマホをそのまま使って月額料金を抑えたい方におすすめの格安SIMです。
プラン名 | くりこしプランS +5G |
くりこしプランM +5G |
くりこしプランL +5G |
---|---|---|---|
データ容量 | 3GB | 15GB | 25GB |
料金(税込) | 1,628円 | 2,728円 | 3,828円 |
速度制限時 or 節約モード時 |
最大300kbps | 最大1Mbps | 最大1Mbps |
2.ワイモバイル|ソフトバンク回線が使える

ワイモバイルの特徴
- ソフトバンク回線を利用
- 余ったデータは繰り越しできる
- 店舗でサポートが受けられる
ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドなので、ソフトバンク回線を利用しています。
多くの格安SIMは店舗を構えていないので、手続きは全てオンラインで行わなければいけません。しかし、ワイモバイルは全国に約2,600店舗を構えているので、店舗で手続きやサポートが受けられます。
auの電波が悪いと感じている方や、店舗でサポートを受けたい方におすすめの格安SIMです。
プラン名 | シンプルS | シンプルM | シンプルL |
---|---|---|---|
データ通信容量 | 3GB | 15GB | 25GB |
月額料金(税込) | 2,178円 | 3,278円 | 4,158円 |
割引後 月額料金(税込)(※) |
990円 | 2,090円 | 2,970円 |
速度制限時の 通信速度 |
最大300Kbps | 最大1Mbps | 最大1Mbps |
※家族割引サービス適用時
3.mineo|月額料金が安い

mineoの特徴
- 音声通話付きSIMかデータ専用SIMか選べる
- au・ドコモ・ソフトバンク回線から選べる
mineoは使い方に合わせてSIMタイプやプランが選べるのが特徴です。au・ドコモ・ソフトバンク3回線から契約する回線を選べます。
auの電波状況に不満がある方はドコモやソフトバンク回線を選ぶとよいでしょう。
mineoは、月額料金の安さを重視したい方におすすめの格安SIMです。
データ容量 (税込) |
デュアルタイプ (音声通話+データ通信) |
シングルタイプ (データ通信のみ) |
---|---|---|
1GB | 1,298円 | 880円 |
5GB | 1,518円 | 1,265円 |
10GB | 1,958円 | 1,705円 |
20GB | 2,178円 | 1,925円 |
4.llJmio|端末代が安い

IIJmioの特徴
- 端末代金が安い
- 豊富なデータ容量プラン
llJmioは乗り換えで端末を同時購入すると、キャンペーンが適用されて端末代金がとても安くなります。例えば、OPPO A73は本来端末代金が18,425円(税込)ですが、乗り換えの場合は一括110円(税込)という安さで購入できます。
llJmioは、端末とセットで安く購入したい方におすすめの格安SIMです。
※本記事で紹介したキャンペーン(またはキャッシュバック)の内容は予告なく変更される可能性があるため、必ず公式ページで確認するようにしてください。
データ容量 | 月額料金(税込) |
---|---|
2GB | 850円 |
4GB | 990円 |
8GB | 1,500円 |
15GB | 1,800円 |
20GB | 2,000円 |
5.楽天モバイル|シンプルな料金プラン

楽天モバイルの特徴
- わかりやすい1プラン
- データ無制限で使える
- 楽天ポイントが貯まる
楽天モバイルは使ったデータ容量に合わせて月額料金が決まるプランなので、わかりやすいのが特徴です。データ無制限で使っても月額料金は3,278円(税込)なので、auと比べると半額以下で使えます。
楽天ポイントが貯まるのも楽天モバイルの特徴で、楽天ユーザーにおすすめの格安SIMです。
Rakuten UN-LIMIT Ⅶ |
月額料金 (税込) |
---|---|
〜3GB | 1,078円 |
3〜20GB | 2,178円 |
20GB〜 | 3,278円 |
2022年7月1日(金)に新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VII」開始予定

2022年7月1日(金)に新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VII」が始まります。現在「Rakuten UN-LIMIT VI」利用中の方は、2022年7月1日(金)に自動的に「Rakuten UN-LIMIT VII」へ移行されます。
データ使用量1GBまで月額0円だったのが1,078円(税込)に変更になってしまいますが、20GB以上3,278円(税込)はそのままです。どれだけ使っても3,278円(税込)はお得でしょう。
Rakuten UN-LIMIT VII | 月額料金 (税込) |
---|---|
0~3GB | 1,078円 |
3GB~20GB | 2,178円 |
20GB以上 | 3,278円 |
2022年7月1日開始予定「Rakuten UN-LIMIT VII」特典
- プラン料金1GBまで:実質最大4ヵ月無料
- 楽天市場の買い物:ポイント最大6倍
- 15分(標準)通話かけ放題:3ヵ月無料
- 楽天グループサービス:実質最大3ヵ月無料
- Rakuten UN-LIMIT VII新規申し込み:楽天ポイント3,000ポイント還元
auから格安SIMへ乗り換えるメリット・ デメリット

auから格安SIMへ乗り換えるメリットは4つあります。
- 月額料金が安くなる
- 違約金がかからない
- au回線の格安SIMは手続きが簡単
- 今の端末がそのまま使える
一方で下記のようなデメリットもあります。
- 通信速度が低下するかも
- キャリアメールが使えない
メリット・デメリットをそれぞれ詳しく紹介します。
メリット1.月額料金が安くなる
auと格安SIMの月額料金と年間合計費用を比較してみました。
au | UQモバイル | mineo | |
---|---|---|---|
データ容量 | 無制限 | 25GB | 20GB |
月額料金(税込) | 7,238円 | 3,828円 | 2,178円 |
年間合計費用(税込) | 86,856円 | 45,936円 | 26,136円 |
UQモバイルはauの約半額、mineoは約3分の1の月額料金で利用できることがわかります。
メリット2.違約金がかからない
2022年4月よりauを解約する際にかかっていた、契約解除料がかからなくなりました。
今まではauから格安SIMに乗り換える際に約10,000円の契約解除料がかかっていましたが、現在は無料で解約して乗り換えできます。
メリット3.au回線の格安SIMは手続きが簡単
今使っているauスマホのSIMロック解除をしなくても、新しく契約した格安SIMのSIMカードを挿入するだけで利用開始できます。
au回線以外の格安SIMに乗り換える場合は端末のSIMロック解除が必要なので、手続きを簡単にしたい方はau回線の格安SIMに乗り換えるのがおすすめです。
au回線の格安SIM
- UQモバイル
- povo
- mineo
メリット4.今の端末がそのまま使える
今使っているスマホを格安SIMで使うためには、動作保証されている端末なのか確認が必要です。動作保証がされている端末は各公式サイトで確認できます。
新しく端末を購入しなくてよいのでコストが抑えられる・使い慣れた端末を使い続けられる・データ移行しなくてよいといったメリットがあります。
デメリット1.通信速度が低下するかも
auは自社回線を利用していますが、格安SIMは大手キャリア回線を借りて提供しているので、通信品質が下がってしまうのです。
auと格安SIMの平均通信速度を調べてみました。
サービス名 | 平均通信速度 |
---|---|
au | 103.36Mbps |
UQモバイル | 64.58Mbps |
ワイモバイル | 66.95Mbps |
mineo | 42.43Mbps |
llJmio | 47.06Mbps |
楽天モバイル | 39.98Mbps |
こちらで紹介した数値は、あくまで一個人またはユーザーから寄せられた実測値をもとに平均値を出したものです。通信速度は、お住いの地域や環境、または接続環境によって変動しますのであくまで参考値としてお受け取りください。
auは平均受信速度が100Mbpsを超えているのに対して、格安SIMは40〜60Mbpsにとどまっています。やはりauと比べると格安SIMは通信速度が遅いのは事実です。
しかし、30Mbps以上あれば快適にインターネット通信ができると言われているので、格安SIMも問題なくインターネットが楽しめるでしょう。
デメリット2.キャリアメールが使えない
そもそも格安SIMはキャリアメールに対応していないことが多いです。
UQモバイルやワイモバイルのようにキャリアメールを提供している格安SIMもありますが、auから乗り換えた時点でauで使っていたアドレスは使えなくなります。
今後もキャリアメールを使い続ける場合、格安SIM含めて他社へ乗り換える際にアドレス変更が必要です。これを機にGmailなどのメールサービスに変更しておきましょう。
auから格安SIMへの乗り換え手順
auから格安SIMへ乗り換える手順を具体的に解説します。
- 必要書類・端末が対応しているか確認
- MNP予約番号取得
- 格安SIMへ申し込み
- SIMカードを挿入しAPN設定を行う
手順1.必要書類・端末が対応しているか確認
乗り換えに必要な書類を準備しましょう。
- 本人確認書類
- クレジットカードもしくは口座がわかるもの
本人確認書類は運転免許証やパスポートなどがありますが、格安SIMによって異なるので公式サイトで事前に確認しておきましょう。
支払い方法は、クレジットカード支払いにしか対応していない格安SIMが多いです。クレジットカードを持っていない場合は、口座振替に対応している格安SIMを選びましょう。
口座振替に対応している格安SIMについてはこちらの記事をご一読ください。
手順2.MNP予約番号取得
auから電話番号そのままで格安SIMに乗り換える場合は、MNP予約番号が必要です。
auでのMNP予約番号発行手順
- My auにログイン
- 「スマートフォン・携帯電話」→「ご契約内容/手続き」をクリック
- 「お問合せ/手続き」→「MNPご予約」の順にクリックして取得完了
電話や店舗でもMNP予約番号の取得はできますが、待ち時間がかかるのでオンラインで行うのがおすすめです。
MNP予約番号には有効期限があり、取得から15日以内に乗り換え手続きをしなければいけません。
手順3.格安SIMへ申し込み
MNP予約番号を取得したら、早めに乗り換え予定の格安SIMで契約手続きを行いましょう。
申し込みを進めているとMNP予約番号を記載する項目が出てくるので、入力して申し込みすれば乗り換え手続き完了です。
手順4.SIMカードを挿入しAPN設定を行う
オンラインで申し込みした場合は、後日SIMカードが届くので端末に挿入してAPN設定を行えば利用開始できます。SIMカードを挿入する際には、必ず端末の電源をオフにしましょう。
APN設定方法は格安SIMの公式サイト内で確認できます。
auから格安SIMへの乗り換える際によくある質問
auから格安SIMへ乗り換える際に、よくある質問にお答えします。
auから格安SIMへ乗り換えるならどこがお得?
月額料金の安さで選ぶのであれば、mineoやllJmioがおすすめです。店舗でのサポートを受けたいのであればワイモバイルがよいでしょう。
auスマホをそのまま使いたいのであればUQモバイル、楽天ユーザーは楽天モバイルがおすすめです。
auから格安SIMに乗り換えるおすすめのタイミングは?
auから格安SIMに乗り換えるおすすめのタイミングは2つあります。
- au機種代金の支払い完了時
- auの月額料金が高いと感じる
auの機種代金の支払いが残っている状態で格安SIMに乗り換えると、残りの端末代を一括で支払う必要があります。費用負担が大きくなるため、機種代金の支払いが完了するタイミングで乗り換えるのがおすすめです。
またauの月額料金が高いと感じた際も、格安SIMへの乗り換えを検討するベストなタイミングです。auで不要なオプションに加入して料金が高い可能性もありますが、例えオプションをすべて外してもそこまで金額は下がらないでしょう。
格安SIMに乗り換えると3,000〜4,000円ほど安くなることが多いので、月額料金が高いと感じている方は格安SIMへの乗り換えを検討してみてください。
auから格安SIMへ電話番号は引き継げる?
auから番号そのままで格安SIMへ乗り換えできます。
auから格安SIMへ乗り換えする際にはMNP予約番号が必要なので、取得してから乗り換え手続きを行いましょう。
auから格安SIMへの乗り換えまとめ
auから格安SIMに乗り換えると、月額料金を半額程度に抑えられます。
auから格安SIMへ乗り換えるメリット
- 月額料金が安くなる
- 違約金がかからない
- au回線の格安SIMは手続きが簡単
- 今の端末がそのまま使える
今使っている端末そのままで格安SIMに乗り換えできるので、「新しい端末になると操作を覚えるのが不安」という方も安心して乗り換えできます。
格安SIMには様々な会社があるので、ぜひこの記事を参考に自分にあった格安SIMを見つけてください。
公開日時 : 2020年12月04日

ガジェット大好きライターです。元携帯ショップ店員で、iphone・Androidスマホ・タブレット・PHS・WiFiルーターなど色々な端末を持っていた経験があります。
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