- iPhone・iPad
iPadの保証は必要?Apple・ドコモ・au・ソフトバンクの保証内容比較

動画を見たり、書類を編集したり、調べ物をしたり…iPhoneよりも大画面で作業をこなすことができて、最近ではApple Pencilにも対応したiPad。
パソコンを持ってないけどiPadを愛用しているなんて方も意外と多いのではないでしょうか。
そんな高性能なiPadですが、万が一壊れてしまった時に修理に出せば、高性能ゆえに修理金額が高くなることが多いんです。入っておいて安心なiPadの保険や、おすすめの保険をご紹介します。
目次
iPadの修理金額はどれくらいになるのか

こちらは症状によって変わってきます。例えば画面割れの画面交換ですと、iPhoneよりもiPadの方が画面が大きいため当然高額になってきます。
AppleCare+に加入していれば4,400円(税込)で交換することが可能ですが、保証に加入していない場合はiPadで最大59,800円(税込)、iPad Proで最大102,900円(税込)となります。
システムの関係での不具合であれば、保証期間内であれば無料交換が可能です。しかし、保証期間外であれば、29,480〜76,780円(税込)での交換と、こちらもまた高額になってきます。
高額な修理代金請求に対応するためにも、ぜひ入っておいて損はないのが「保証関連」。次の項では、iPadに関する保証についてご紹介します。
やっぱり純正が一番!(1)AppleCare+

Apple社が提供している、Apple製品といえば必ず入っておきたいのが「AppleCare+」です。
AppleCareの概要とメリット・デメリットについてご紹介いたします。
概要
全てのApple製品には購入後1年間の保証と90日間の無償電話サポートが付いていますが、AppleCare+に加入することで、この期間を2〜3年間に延長することができます。
自然故障(システムトラブル)などであれば無償交換、画面交換ならば4,400円(税込)、水没などが原因の有償での本体交換も通常よりも格安で行うことができます。
iPad本体だけではなく、付属品も対象。充電ケーブルやイヤホン、アダプターなども保証の対象です。
メリット
- 純正保証なのでやっぱり安心。確かな技術と知識を与えてもらえる安心感があります
- 本体交換や画面交換、断線しやすくトラブルの多いケーブルの交換など修理が多彩
- 使っていて悩みがあれば、まず電話をすることである程度解決することができる
- エクスプレス交換サービスを使える。店頭に出向く手間が省ける
デメリット
- 購入から1ヵ月以内しか入れない
- 16,280円(税込)と案外高額
- 希望の修理内容によっては順番待ちになることがある(主に画面交換修理など)
- 2年間で2回までしか使えない(その後は実費)
携帯代と一緒に決済が便利!(2)キャリア保証

Appleからではなく、iPhoneの抱き合わせ販売などでキャリアでiPadを購入した場合は、キャリアの保証に入ることができます。
大手携帯3社の各社の保証についてチェックしてみましょう。
docomoのiPad保証の場合
概要
- 水濡れ全損紛失盗難破損故障購入から1年を超えた自然故障をdocomoがカバーしてくれる。月額660円(税込)(iPad miniは550円(税込))、保証利用料は8,250円(税込)(1年以内の場合はAppleでの保証を適用)
- 補償のお申し込みから1日〜2日以内に代用iPadをお届け
- 水濡れや破損などで、データが取り出せなくなってしまった電話機から、電話帳などのデータを復旧する「ケータイデータ復旧サービス」の復旧代金を割引
メリット
- 紛失や盗難等、本体がなくなってもそちらについて保証してもらえる
- 代用iPadが来るので仕事に使っていた場合などに困らない
- データ復旧サービスの復旧代金を割引してくれる
- 1回加入すれば、次にdocomoにてiPadを変えるまでずっと保証してくれる
デメリット
- 1年で2回までしか保証を使えない
- 利用料が1回につき8,250円(税込)と高額
- 月額費用を払っているのに保証利用料がかかる
- 購入から14日以内にしか加入することができない
au「AppleCare+ & au端末サポート」
概要
- Apple社正規サービス「AppleCare+」が受けられる
- AppleCare+」による2年間の保証終了後も、継続して2年間auが同等のサービスを提供。合計4年間にわたる保証を受けられる
- 紛失盗難時にお電話一本で新品同等品を受取ることができる補償をセット
- iPadProは869円(税込)、その他のiPadは649円(税込)
メリット
- AppleCare+がついている
- 購入から2年間はAppleCare+、その後もプラスで2年間AppleCare+と同等のサービスをauが提供してくれる
- 合計4年間の保証という安心感
- 紛失や盗難など本体がなくても保証を受けることができる
デメリット
- 新品同等品の交換が12,900円(税込)と他キャリアよりは少し高い
※AppleCare+ & au端末サポートは、2018年9月13日をもって受付停止となりました。
後継の故障紛失サポート with AppleCare Services & iCloud+をご確認ください。
ソフトバンク「あんしん保証パック with AppleCare Services」
概要
- AppleCare+がついており、AppleCare+にて払った修理の値段を全額Tポイントに付与してもらえる(2019年4月以降はPayPayになるようです)
- 2年間はApple社の提供するエクスプレス交換サービス、テクニカルサポートが受けられる。3年目以降もソフトバンクが同等のサービスを提供
- iPadProは770円(税込)、その他のiPadは715円(税込)
- 紛失盗難にも対応。配送交換は4,400円(税込)
メリット
- AppleCare+がついている
- AppleCare+を適用した際に払った全額がTポイントになる
- 3年目以降も保証がある
- 紛失盗難の際の交換サービスが他社よりも安い
デメリット
- 月額が高い
- TポイントやPayPayなど返金方法が人を選ぶ
- TポイントはYahooショッピングなど、Yahoo系のサービスでしか利用できない(ファミリーマートなどでは使えない)
編集部イチオシの保証!(3)モバイル保険

概要
- 月額700円(非課税)
- 1契約につき3つの無線機器(WiFiやBluetooth、モバイル回線等を搭載しているもの)を加入できる
- ゲーム機器やiPhoneなどのスマートフォン、ヘッドフォンなども可能
- 免責金額0円
- 修理で払った金額をそのまま保証してもらえる(10万円以内)
- 1回加入すれば使い続ける限り永年保証
- 期限なし
- Appleやキャリアだけではなく、街中の非公式の修理店での修理でも保証をしてもらえる
- 完全に修理不可(買い換えなければ使えない状態)でも25,000円の補償金がもらえる
- 購入から1年以内ならいつでも加入OK
- 保証を受ける回数制限なし
メリット
- 月額700円(非課税)で無線機器を3台まで保証してもらえる
- 年間10万円までは免責金額が一切ない
- 永続的に補償
- 切り替えない限りはずっと保証してもらえる
- 街中の修理でも保証してもらえる
- 購入から1年以内であればいつでも入れる
- 回数制限なし
デメリット
- 紛失は保証の対象外
1番のおすすめはモバイル保険!キャリア保証と一緒に入っても

1番おすすめなのはモバイル保険です。iPad1つの契約で、iPhoneやその他無線機器も登録できてしまうので、保険でカバーしてもらえる製品の幅が非常に広い点が◎。
免責金もなく、画面交換や高額になりがちな有償での本体交換も0円で行うことができるのが安心ですね。
ただ、モバイル保険の場合は先に修理でお金を支払い、その翌日からマイページで申請するという仕組みです。ですので、修理代がもし70,000円台などの高額の場合でも先に自身での支払いが必要なってきてしまいます。
一瞬でも自己負担金を減らしたいなあ、という場合にはキャリアの保証もしくはAppleCare+に加入した上で、他の端末と一緒にモバイル保険に加入するのがおすすめといえるでしょう。
また、モバイル保険の場合は紛失など「本体がない」状態での保証は行っていません。もし紛失が心配な場合は、キャリア保証にも入っておくのがおすすめです。
高額な修理でも安心!iPad保証に入っておこう
いかがでしたでしょうか。高性能になれば高性能になるほど、高額になってくるiPadの修理。
そんな時の負担を少しでも減らすためにも、ぜひとも保証に入っておくのがおすすめです!
iPadのトラブルはふとしたときにやってくるもの。1台を大事に使うためにもぜひ、保証への加入を考えてみてはいかがでしょうか。
公開日時 : 2023年01月27日

関連キーワード