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タブレットでLINEを使う方法を解説|スマホなしでも登録はできる


LINEは10代の若者から、50代以上のシニア世代まで幅広く使われています。
現在はほぼ全ての年代で90%以上の利用率を誇るとても便利なLINEですが、使い始めるためにはスマホで電話番号認証が必要です。
しかし、実はLINEをスマホの電話番号なしで新規登録することも可能です。この記事では、スマホなしでタブレットだけでLINEを使う方法について詳しく見ていきましょう。
タブレットで使えるSIMカードを探している方は、通信速度の速さや料金の速さを比較し、おすすめ格安SIMを解説した記事もご覧ください。
いつものLINEアカウントをタブレットで使う

まずは、スマホで普段使っているLINEのアカウントをタブレットでも使う方法について見ていきましょう。
外出先ではスマホを使っているけれども、家では電話機能以外は、画面が大きなタブレットを利用するといった使い分けをする人が増えています。
スマホとタブレットの使い分けをしている人にとっては、同じアカウントのLINEを両方で使えた方が便利なのは言うまでもありません。
ということで、スマホのLINEアカウントをタブレットでも使う方法についてみていきましょう。
iPadでLINEを使う場合
メールアドレスとパスワードでログインする方法
まずは、iPadでLINEを使う方法を見ていきましょう。iPhoneを使っている人はiPadも使っていることが多いかと思いますが、タブレットだけはiPad、という人も多いことでしょう。
iPadでLINEを使うためには、まずはAppストアからLINEのアプリをダウンロードします。以前はiPadではLINEは使えませんでしたが、現在のiOS版のLINEアプリはiPadでも使えます。
LINEを使っているスマホを手元に用意したら、iPadのLINEアプリからスマホのLINEに登録してあるメールアドレスとパスワードを入力します。
すると、本人確認のための暗証番号が表示されます。スマホでLINEを起動すると、暗証番号を入力する画面になるので、そちらに暗証番号を入力すればiPadで使えるようになります。
スマホ版と同じように、トーク履歴や友達リストなどが同期されてiPad版LINEにも表示されます。
なお、iPadではしばらく使っていないと自動的にログアウトしてしまうので、ログアウトしたら同じ手順が必要になります。
QRコードでログインする方法
iPadのLINEアプリから「QRコードログイン」をタップすると、QRコードが表示されます。
これをスマホ版LINEの友達追加のQRコードで読み取れば、iPadのログインが完了します。この方法は、メールアドレスの入力が必要ない、簡単な方法です。
WindowOSのタブレットを使う場合
Windowsタブレットを使う場合には、Windows版のLINEか、ブラウザにGoogle Chromeを使っているのならChrome版LINEをインストールします。
Windowsタブレットの場合でも、基本的にメールアドレスとパスワードでのログインかQRコードでのログインになります。iPadの時とほぼ同じ手順でログインできます。
メールアドレスとパスワードでのログインを選んだら、タブレットの方のアプリにメールアドレスとパスワードを入力すると暗証番号が表示されます。
そちらをスマホのLINEに入力すると、タブレットでログインできます。QRコードでのログインを選んだら、QRコードがタブレットに表示されるのでそちらをスマホで読み取ればログインできます。
Androidタブレットとの同期は不可能
注意が必要なのが、Androidタブレットです。スマホと同じOSが使われている点ではiPadと同じ条件のはずですが、なぜかAndroidはタブレットとスマホのLINEを同期することができません。
iPadの場合には、スマホはiPhoneでもAndroidでもどちらでも同期できますが、Androidタブレットははどちらのスマホでも同期できません。
AndroidのタブレットでもLINEを使いたい場合には、スマホとは別にアカウントを作る必要があります。この理由はLINEの規約にあります。ラインの規約では、スマホ端末1台ごとに1アカウントと決められています。
2台のスマホで1つのアカウントを使うことはできないのです。パソコンとスマホならOKです。
Windowsタブレットの場合には、OSがスマホではなくパソコンと同じものなので、スマホと同じとはみなされず、無条件で同期することができます。
iPadの場合にはiOSはiPhoneと同じですが、OSの仕様が若干違うようで、最近になってようやく同期できるようになりました。
Androidの場合には、現在はOSの仕様がスマホもタブレットもどちらも全く同じです。
そのために、タブレットもスマホの端末の1種類とみなされているようで、現在のところ同期はできません。iPadのように、今後の改善が待たれるところです。
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新規アカウントでタブレットでLINEをする方法

LINEを新規登録する場合には、基本的にスマホの電話番号を使った音声認証かSMS認証が必要です。
タブレットには基本的に電話番号が付いていないことから、新規登録はできないと思っている人もいるようです。しかし、次の方法を使えばタブレットでも新規登録ができます。
電話番号なしならFacebook認証
Facebookを使っている人ならば、Facebook認証でLINEの新規登録ができます。タブレットのOSはどれでもFacebookなら大丈夫です。
Facebook認証のやり方は、まずはタブレットでLINEアプリを起動します。新規登録に進んだらFacebookでログインを選びます。
Facebookで使っているメールアドレスとパスワードを入力したら、ログインできます。Facebookのアカウントを持っていない人は、ここで作ることもできます。
Facebookなら電話番号なしでメールアドレスだけでもアカウントが作れるので、電話番号認証が使えないときにはこちらの方がよいでしょう。
同じFacebookで2つ以上のLINEアカウントを作ることはできないので、LINEアカウントを作ったことがないFacebookアカウントを利用しましょう。
固定電話の番号でもLINEにログイン
LINEの電話番号認証は固定電話でも行うことができます。家に固定電話があれば、その電話番号を使って認証番号を入手することができます。
固定電話で新規登録する場合には、LINEのアプリで新規登録を選んでから、固定電話の電話番号を入力します。
すると、数分以内に固定電話に電話がかかってくるので、そちらを取ると自動音声で認証番号を教えてくれます。それをメモしてタブレットの入力画面に入力すればアカウントを作ることができます。
安く電話番号を取得するならSMS
Androidタブレットの中には音声通話はできないけれども、ショート・メッセージ・サービス(SMS)が使える端末もあります。
SMSというのは、携帯電話番号宛てに70文字程度の短いテキストメッセージを送ることができるサービスで、携帯電話番号を持っている端末ならどの端末でも使えます。
現在販売されているSIMカードの中には、音声通話はできないけれどもSMSでのやり取りなら使える、というものもあります。
タブレット端末でSMSを使えるのならば、SMS付きのデータSIMを格安SIMで購入して、SMS認証で新規登録するという方法もあります。
SMS付きの格安SIMなら、月額600円程度で利用することができます。音声通話はできませんが、SMSを使える050から始まる電話番号が割り当てられます。
他の電話番号認証が必要なアプリもSMS認証で使えるようになるのと、WiFi環境がない所でもデータ通信ができるのでとても便利です。
なお、iPadやWindowsタブレットではSMSは使えません。AndroidタブレットでもSMSが付いているかどうかは端末によって違うので、メーカーや販売店に確認してから購入しましょう。
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タブレットでLINEを使う注意点

タブレットでLINEを使う場合には、スマホで使うときとは違う注意点がいくつかあります。
固定電話での登録は自動の友達追加を外す
LINEには、自分の電話番号を知っている人が自動で友達追加されていく機能があります。
スマホならプライベートの友人を登録してあることが多いので、いちいち友達を選んで登録しなくてもいいという便利な機能です。
しかし、固定電話は違います。学校や会社の人への業務連絡で、電話番号を教えている場合もあります。自動で追加したくない場合には、設定の友達から「友達自動追加」のチェックを必ず外しておきましょう。
同じ電話番号の認証で旧アカウントは消える
LINEで認証できるのは、1つの電話番号で1つのアカウントだけです。自分がスマホを買い替えた時に、新しいスマホで認証するのはいいのですが、固定電話を使ったときには注意必要です。
最後に認証されたアカウントが上書きされるので、家族が固定電話を使って自分よりも後に認証してしまうと、自分のアカウントが消えてしまいます。電話番号認証がされた瞬間に、同じ番号で認証している端末のデータが消去されてしまうのです。
トークや連絡先もバックアップを取っておかない限り残すことは一切できません。家族と一緒に暮らしている場合には、LINE認証を固定電話でしていると一言注意しておきましょう。
タブレット契約解除でLINEが使えない
SMS付きのSIMを使ってLINEを新規登録していた場合、SIMカードの契約を解除してしまうとLINEも使えなくなってしまうので注意しましょう。
以前は電話番号の契約を解除したスマホでも、LINEを使い続けることができていたこともありました。しかし最近では、契約解除した電話番号は契約解除してからしばらくすると凍結されてしまいます。
凍結された後で他の人に割り当てられた場合、その人がLINEを登録することで、自分が使っていたデータは一瞬にして消え去ってしまいます。
それを防ぐ方法は、前の電話番号で使っている間にメールアドレスやFacebookアカウントを登録しておくことです。そうすればトーク履歴は残せなくても、連絡先だけは復活させることができます。
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タブレットのLINEの引き継ぎ方法

タブレット端末を新しいものに買い替えた場合に、LINEのトーク履歴と連絡先はどのように引継いだらいいのでしょうか。
LINEには多くの思い出が詰まっているという人も多く、連絡先やトーク履歴は何としてでも残したいという気持ちはだれでも持っているものです。
また、お仕事関係で使っていれば、LINEの中のデータが消えてしまうことで取引ができなくなるという事態も考えられます。
こちらではタブレットでのLINEアカウントの引継ぎ方法についてみていきましょう。
LINEのアカウントでメールアドレスの登録
まずは古いタブレットでメールアドレスとパスワードを登録しておきましょう。
新しい端末でログインするときに、そのメールアドレスとパスワードでログインして、設定から「アカウント引継ぎ設定」を選択すると友達やグループの情報、スタンプ購入履歴は引継ぐことができます。
トーク履歴を引き継ぐことはできないので次の方法で保存します。
トーク履歴は別のメディアに保存
友人との会話の記録を残したいという人は多いものです。会話の履歴もiPhone同士、Android同士と同じ種類のOSの間での引継ぎなら可能です。
買い替える端末のOSをチェンジする場合、iPadからAndroid、AndroidからiPadという引き継ぎはできません。
トーク履歴を残したい場合には、SDカードかクラウドへデータを保存します。AndroidならGoogleドライブへ保存するのが便利です。
トーク履歴を保存する方法は、LINEの設定からトークを開き、トークのバックアップを選びます。「今すぐバックアップ」をタップして保存する場所を指定すると保存することができます。
引き継ぎ失敗したら相手から履歴をもらう
トーク履歴のバックアップに失敗してしまい、どう頑張ってもデータを復元できないときもあります。
仕事関係のやり取りが消えてしまうと困るなど、どうしても復元したい相手からテキストデータだけを送ってもらう、という方法もあります。
この方法は、相手の端末の自分とのトークからトーク設定を開いて、トーク履歴を送信してもらいます。スタンプや写真のやり取りは復元できませんが、テキストデータだけはこれで復元できます。
タブレットを使いこなすならWiFi環境を

ネットサーフィンや動画視聴等、タブレットを使いこなすならWiFi環境を整えることが必須です。
自宅でインターネット環境を整えれば、タブレットをネットにつないで思う存分使いたおすことができます。家にいる間スマホを自宅WiFiにつないでおけば、データ使用量が減ってスマホ代の節約にもなります。
自宅で使えるWiFiサービスなら、ソフトバンクエアーが断然おすすめです。
ソフトバンクエアーは、ルーターをコンセントにさすだけでネットが使えるようになる便利なWiFiサービスです。面倒な回線工事や設定がなく、すぐにネットを使える点が魅力となっています。
ソフトバンクエアーは料金も安いので、手軽にインターネットを使いたい人にもぴったりです。
タブレットの購入を機に、ソフトバンクエアーで快適なネット環境を整えてみてはいかがでしょうか。
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スマホに縛られずタブレットでもLINE

タブレットでLINEを使う方法について見てきました。
AndroidのタブレットではスマホとLINEのアカウントを共有できないのは不便ですが、スマホとタブレットで交友関係を変えてみる、という楽しみもあります。
スマホの小さな画面は持ち運ぶのには便利なので、外出中にLINEで連絡するのには便利ですが、家で使うのなら大画面のタブレットの方が使いやすいです。
スマホでのLINEは学校や仕事関係で、タブレットでのLINEは趣味関係で、といった使い分けも楽しいです。
ぜひタブレットを使っている人は、スマホだけではなくタブレットでもLINEを楽しんでみてください。
格安SIMとタブレットをセットで使う方法をまとめていますので、気になる方はあわせてお読みくださいね。
公開日時 : 2020年12月07日
