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「モバイル保険」VS「Apple Care+」入るならどちらがお得?

iPhoneを利用していて「モバイル保険」か「Apple Care+」に加入するか悩んでいませんか。
各保険サービスの特徴やメリットを理解し、自分にあった保険を選んでみましょう。
保証期間や保証できる端末台数の違いにも、注目してみてください。
目次
モバイル保険やApple Care+は必要?

保証サービスには加入期間が決められているため、迷っているなら入ることをおすすめします。
加入期間
- Apple Care+:30日以内
- モバイル保険:1年以内
- リスト
不要だと思ったら後から解約も可能です。ただ加入期間を過ぎると、申し込みはできません。
iPhoneの修理代金は新しい端末ほど高額になる傾向にあります。修理内容によっては、10万円近くかかることもあるでしょう。
「壊れたら都度iPhoneを買い換える」という方もいますが、修理代金よりも高い出費が発生することが多いです。
モバイル保険やApple Care+に加入していれば、万が一の出費にも対応できます。
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モバイル保険とは

モバイル保険は月額700円(非課税)で、年間最大10万円まで保証が受けられるサービスです。
1契約で3台まで保険が適用できます。スマホに限らず、タブレットやPC、ゲーム機なども対象にしている点が強みです。
また修理方法は郵送修理と、持ち込み修理から選べます。持ち込みの場合は、iPhone修理工房やiCracked、リンゴ屋など、提携している店舗(リペアパートナー)で修理が可能です。
幅広いエリアに対応しているため、店舗で修理したい方でも安心して利用できます。
メリット
- 月額料金が安い
- 3台まで保険が適用できる
- 全損や盗難の場合も補償
- 端末を購入してからの加入期間が長い
- 保証期間が半永久的
- 提携店舗(リペアパートナー)ならキャッシュレス対応
モバイル保険の最大のメリットは、安い料金設定で3台まで補償が適用できる点です。端末ごとに保険に加入する必要がないため、費用を抑えられます。
主端末と副端末では保険の条件は異なりますが、それでも十分な内容の保証を受けられるでしょう。
またiPhone・Google Pixelシリーズであれば、キャッシュレス修理に対応しています。マイページから利用申請を行えば、その場でお金を払う必要はありません。
現金を持ち歩いていない方でも、安心して利用できます。
デメリット
- 海外では保証の対象外
- バッテリー交換は保証の対象外
モバイル保険は日本を対象にした保険サービスのため、海外では保証を受けられません。そのため海外で利用する場合は、端末の取り扱いに注意してください。
またモバイル保険は、日本国内で販売されている無線通信が可能な端末を対象としています。
ご自身で取り寄せた海外版のiPhoneやAndroidでは、モバイル保険に加入できないため、気をつけてください。
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Apple Care+とは

Apple Care+は、通常1年間の保証を2年に延長するサービスです。
Apple Care+はiPhoneやiPad、イヤホンごとに種類があり、端末にあわせた保証サービスに加入が必要です。
保証内容はほぼ同じで、最新端末になるにつれ料金は高くなる傾向にあります。
また端末の設定や操作方法などのサポートを受けられる、90日間の無償テクニカルサポートもついてきます。機器に疎い方は嬉しいのではないでしょうか。
メリット
- 海外での保証が可能
- バッテリー交換も保証対象
- エクスプレス交換サービスがある
Apple Care+はApple純正の保証サービスで、世界に展開されています。
そのため海外で万が一のことが起きても、日本同様の保険サービスを受けられる点が魅力です。
またエクスプレス交換を利用すれば、12,900円(税込)で新品同様の同じiPhoneに交換できるのもメリットです。
デメリット
- 料金が高い
- 1契約につき1台しか保証が適用されない
- 加入期間が短い
- 修理不可の場合の保証はなし
Apple Care+ならではのバッテリー交換や、エクスプレス交換の保証がある代わりに保険料が高い印象です。
複数の端末に保険をかけたい場合は個別に加入が必要なため、コスパはあまりよくないでしょう。
またモバイル保険とは違い、修理不可の状態では保険対象外です。頻繁に修理にだす方にとってこの差は大きいでしょう。
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モバイル保険とApple Care+を比較
モバイル保険とApple Care+の内容を比較してみましょう。
モバイル保険 | AppleCare+ | |
---|---|---|
料金 | 700円(非課税) | 機種に応じて料金変動 (iPhone 13 Proの場合) 一括購入:24,800円(税込)〜 月額料金:1,250円(税込)〜 |
保証内容 | ・自然故障 ・外装破損 ・画面割れ ・水漏れ破損 ・全損 ・故障 ・盗難 |
・自然故障 ・外装破損 ・画面割れ ・水漏れ破損 ・バッテリー交換 |
保証期間 | 加入している間 (年間10万円まで何度でも) |
2年 (1年間に2回まで) |
保証端末 | 3台(主端末1台/副端末2台) 無線通信可能端末が対象 |
1台 |
保証できる端末
モバイル保険はiPhone以外にもタブレットやPC、ゲーム機器など、無線通信に対応したデバイスであれば保証の対象です。また1契約で3台まで保証が適用できます。
一方でApple Care+は1端末しか適用されません。
ほかにもApple製品に保険をかけたい場合は、別途加入が必要です。2つ加入すれば、月額料金も2倍かかります。
複数デバイスの保険加入を検討している方は、モバイル保険がおすすめです。
保証内容
モバイル保険は主端末が最大10万円、副端末が2台合計で最大3万円まで保証されます。また修理不能や盗難の場合であっても、主端末は最大25,000円、副端末は最大7,500円の保証が適用されます。
上記は年間を通しての金額のため、保証の回数に制限はありません。
Apple Care+の場合は画面・背面ガラスの損傷が3,700円(税込)、その他の損傷は12,900円(税込)で修理できます。またバッテリーの蓄電容量が80%未満に劣化した場合は、無償で電池交換もできます。
ただ、Apple Care+は全損や修理不能は保証対象外になるため気をつけてください。年間2回までの回数制限にも注意が必要です。
料金
料金はモバイル保険が月額700円(非課税)、Apple Care+が月額480円(税込)〜月額1,250円(税込)と機種に応じて変わります。
モバイル保険はどのデバイスでも料金が統一されているため、最新端末であるほどお得です。
例えばiPhone 13 ProでApple Care+に加入した場合、24,800円(税込)かかります。月額料金は1,250円(税込)です。
一方モバイル保険に2年間加入した場合は、16,800円(非課税)です。金額に8,000円の差があり、モバイル保険のほうがお得だとわかります。
また3台まで保証されるため、1台あたりに換算した場合は約233円/月とかなりお得です。
保証期間
Apple Care+の保証期間は、購入方法により異なります。一括で購入した場合は2年間、月額払いにした場合は解約しない限り、保証期間が続きます。
ただApple Care+は端末のシリアル番号に紐づくため、機種変更をした場合は新たに加入手続きが必要です。
モバイル保険は一括購入の選択肢はなく、月額払いのみです。Apple Care+同様に加入している間は保証期間が続きます。
またモバイル保険はApple Care+とは異なり、「人」に紐づくサービスです。そのため機種変更した際は、ネット上で登録端末の変更するだけで保証が継続されます。
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モバイル保険とApple Care+はどんな人におすすめ?

モバイル保険とApple Care+は、どんな人におすすめなのか紹介します。
モバイル保険がおすすめな人
- 複数端末の加入を考えている
- 料金を安く抑えたい
モバイル保険は対象端末の幅も広いため、組み合わせは自由です。イヤホンや仕事用の個別PCなどを、副端末として登録してもよいでしょう。
副端末から主端末への変更はできないため、対象端末はきちんと選んでから登録してください。
Apple Care+がおすすめな人
- 頻繁に海外へ行く
- 日常的にiPhoneを使う機会が多い
Apple Care+は世界展開しているのがかなり強みでしょう。海外出張や海外旅行する際も、安心して利用できます。
またバッテリー交換に対する保証もあるため、iPhoneをよく使う方にもApple Care+はおすすめです。
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モバイル保険とApple Care+のよくある質問
モバイル保険とApple Care+のよくある質問を解決しましょう。
モバイル保険とApple Care+の併用はおすすめ?
修理費用をできるだけかけたくない方は、保険を併用するのも1つの手です。
例えばApple Careを利用した際に発生する修理代金も、モバイル保険に加入していればすべて補えます。
ただ保険料が二重にかかってしまうため、予算や使い方にあわせて組み合わせましょう。
モバイル保険でiPhoneのバッテリー交換はできる?
モバイル保険はバッテリー交換に対する保証ありません。
その点Apple Care+は蓄電容量が80%以下になった場合に、無償交換してくれる保証があります。
ただ2年ごとに新機種に替えるような方は、あまりバッテリー交換の恩恵を感じられないかもしれません。
iPadも保証される?
モバイル保険、Apple Care+どちらであっても、iPadに対する保証は受けられます。
Apple Care+の場合、iPhoneとiPadで個別の加入が必要です。一方でモバイル保険の場合は主端末にiPhone、副端末にiPadのように登録ができるため、出費が抑えられるでしょう。
ただ主端末と副端末で負担される金額の上限が異なるため、登録の際は気をつけてください。
Apple Care+でiPadを修理した場合の料金は?
iPadが壊れた場合、Apple Care+に加入していれば一律4,400円(税込)で修理できます。
Apple Care+に加入していない場合、iPadの上位モデルでは10万円近くの修理費が発生します。心配な方は加入したほうがよいでしょう。
ただお得な保険を探している方は、モバイル保険がおすすめです。
主端末に登録しておけば最大10万円まで負担してくれるため、実質支払う修理費は0円です。
Apple Care+の期限が切れた場合は?
Apple Care+の期限は2年間で、2年経過した日から30日以内に再度購入手続きをすれば延長ができます。
もしApple Care+の延長をせず期限切れで修理した場合、修理費は全額自己負担になるため注意しましょう。
分割でApple Care+へ加入した場合は、解約しない限り毎月更新されます。
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【結論】モバイル保険がおすすめ
2つの保険を比較すると、圧倒的にモバイル保険がお得だとわかります。
月額料金700円(非課税)で、最大3台まで端末登録ができる点はかなり魅力です。
年間を通して10万円の保証金は、翌年になればリセットされます。大きな修理費を払うことはなくなるでしょう。
Apple Care+とモバイル保険、どちらに加入するか迷っているなら、モバイル保険に加入したほうがお得です。
最新端末を持っている方こそ、モバイル保険への加入を検討してみてください。
公開日時 : 2019年08月05日

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