auピタットプランとUQモバイルの料金プランを比較し、どちらがお得なのかをまとめました。auピタットプランとUQモバイルのおしゃべりプラン等を比較し、メリットやデメリットをご紹介します。違いがわからない方、乗り換え(MNP)で後悔したくない方必見です。
2019年7月にauが開始した「新auピタットプラン」。普段あまりデータ通信を利用しない方は料金を抑えられるとのことで人気を博しています。
auのサブブランドであり、格安SIMの「UQモバイル」とどちらがお得か悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
本記事では、新auピタットプランとUQモバイルを比較していきます。自分にとってお得な携帯プランを探している方は参考にしてください。
新auピタットプランとは
まずは新auピタットプランがどのようなプランなのか見ていきましょう。
新auピタットプランの料金システム
新auピタットプランは毎月の通信料金が決まっているプランではなく、利用した通信量に応じて料金が増減されるプランです。
料金は「0GB~1GB未満」「1GB~4GB未満」「4GB~7GB」の3段階に分かれており、自動的に定額料が変動していくシステムです。
※2年契約適用時
新auピタットプランのメリットは、あまりデータを使わなかった月は無駄に通信料を支払わなくてもいい点です。
スマホユーザーの中には、月によってデータ使用料がばらついている方も多くいらっしゃいます。
他社の定量・定額制のプランで、「4GBしか使っていないのに7GB分の料金が取られた……」といった経験がある方も、新auピタットプランなら支払い量が最適化されるため、大変おすすめのプランになっています。
auの新料金プランについて、新auピタットプラン以外も詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
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通話料金オプションについて
新auピタットプランでは家族間通話は無料で行うことができますが、その他の通話は30秒22円(税込)の通話料がかかります。
仕事などで家族以外の方に電話をかけることが多いという方は、1回5分以内の国内通話が24時間かけ放題になる「通話定額ライト2」や24時間かけ放題の「通話定額2」オプションに、自身の通話頻度に応じて加入するのがよいでしょう。
値段は以下の表をご確認ください。
通信量の上限を設定することもできる
新auピタットプランで無駄な支払いがなくなるのは嬉しいけど、気付くと料金が上がるのが怖いと思う方もいるのではないでしょうか。
設定をすることで、次の料金段階(STEP)に上がる際にメールで通知が来るようにすることもできます。自分の中で上限を決めておけば、通知が来た時に利用を控えて通信料を抑えることもできるでしょう。
次のSTEPに上がる際にEメールで通知のお知らせが飛んでくる機能は、「デジラアプリ」か「データチャージサイト」のどちらかから設定可能です。
デジラアプリでの設定方法
- デジラアプリを起動し、画面左下の「MENU」をタップ
- 「アプリ設定」をタップ
- 「Eメール通知設定」をタップ
- 「個別に設定する」をタップ
- 画面をスクロール。下部にある「変動前(残データ容量5%)」と「変動する際」が「ON」になっていることを確認
- 設定完了ボタンを押し、Eメール通知設定完了画面の表示を確認
データチャージサイトでの設定方法
- 「データチャージサイト」へアクセス
- 「メール通知の設定変更はこちら」を選択
- 「Eメール通知設定」をタップ
- 定額料変動の通知の「①定額料変動前(残データ容量が5%)」「②定額料変動時」の設定を「受け取る」に変更
- 画面をスクロール。「設定完了」ボタンを押す
以上の設定でデジラアプリ、データチャージサイトともにEメールでSTEPが変更される前に通知が飛んでくるようになります。急に料金が高くなるのが怖いという方は設定しておいて損はないはずです。
新auピタットプランでスマホ代を節約する
UQモバイルの3つのプラン
出典:UQモバイル
- プランS(3GB):1,628円(税込)
- プランM(15GB):2,728円(税込)
- プランL(25GB):3,828円(税込)
UQモバイルは、2019年10月1日より新料金プランになりました。新料金プランでは2年縛りといった契約期間の縛りがないため、いつ乗り換え・解約しても契約解除料がかかりません。
データ容量によってプランS・M・Lの3種類があり、それぞれ1,100円(税込)づつ料金が違っています。最安で1,628円(税込)から使うことが可能です。
さらに、余ったデータは翌月に繰り越すことができるので、無駄なくギガを使い切ることができます。
UQモバイルでスマホ代を節約する
UQモバイルの通話プラン
仕事やプライベートでよく電話をかける方なら、基本プランに通話オプションをつけるのがおすすめです。
通話オプションをつけないと30秒で22円(税込)の通話料がかかるため、10分通話しただけで440円(税込)もかかってしまいます。2~3回通話しただけで1,000円以上の通話料が発生するので、とてももったいないですよね。
UQモバイルの通話オプションには、「1回10分以内の通話がかけ放題」と「月に60分以内の通話パック」、「国内通話かけ放題」の3種類があります。
- かけ放題(770円(税込)/月):1回10分以内の通話がかけ放題
- 通話パック(550円(税込)/月):月に60分以内の通話が定額
- 国内通話かけ放題(1,870(税込)/月):24時間いつでも通話がかけ放題
かけ放題プランは、1回の通話時間が10分以内であれば何度でも電話がかけられるプランです。もう1つの通話パックはかけ放題ではなく、月間60分以内の通話が550円(税込)でかけられます。
細々した用事や連絡で電話を使う方には、かけ放題プランがおすすめです。逆に、通話時間を気にせず話したい、一度電話をかけると長電話してしまうという方には通話パックが合っているでしょう。
ちなみに、通話オプションに加入して「au ID」を登録すると、基本プランのデータ容量を無料で増やすことができます!以下、通話オプション加入時のデータ容量です。
- スマホプランS:3GB→4GB
- スマホプランM:9GB→12GB
- スマホプランL:14GB→17GB
プランが大きくなるほど、増加されるデータ容量も大きくなっていてお得です。スマホプランS・M・Lに加入する際は、ぜひ通話オプションに加入しましょう!
UQモバイルの家族割引でさらにお得
UQモバイルはさらに家族割引を使って料金を下げることもできます。
なお、くりこしプランには、UQ家族割引が適用されません。ただし、18歳以下の利用者とその家族が対象の学割は適用されるので、該当する方はチェックしてみましょう。
UQモバイルなら通信速度も安心
UQモバイルもいわゆる格安SIMですが、格安SIMを利用するのに通信速度が不安という方もいるのではないでしょうか。
格安SIMは一般的にキャリアから通信設備を借りてサービスを提供するという「MVNO」という形式をとっているため、ユーザーが増えると通信速度が低下してしまいます。
そのため、新たに通信設備を借りているのです。UQモバイルはどうかという、格安SIMではありますが「MVNO」ではありません。
UQモバイルはauのサブブランドであるため、KDDIの通信設備をそのまま使っているのです。そのため、通常の格安SIMに比べてUQモバイルの通信速度は速いところで安定しています。
ケータイ代を抑えたいけど、通信速度が低下するのは困るという方にもおすすめできる格安SIMといえます。
UQモバイルでスマホ代を節約する
携帯利用にバラツキがある人は新auピタットプランがおすすめ
新auピタットプランとUQモバイルを比較してきましたが、総合的に見るとUQモバイルの方がお得だと感じた方が多いのではないでしょうか。
同じ料金であればUQモバイルの方が大きい容量で利用できますし、家族で使えばより料金を下げることも可能です。通信速度も大差ないとなれば、UQモバイルを利用するのに大きな不安はないでしょう。
また、キャリアにはないデータ通信専用のプランがあるのもポイントです。今やSNSなどによるIP電話が発生しているため、電話番号が必要ないと考えている方もいるでしょう。
キャリアでは電話が前提になっているため、電話が必要ない方でも、通話プランがつきまといます。UQモバイルなら必要に応じて通話プランを外せるので、その分ケータイ代を抑えられます。
それでも新auピタットプランをおすすめしたいのは、毎月のデータ通信料にバラツキのある方です。
ある月は5GBも使うのに、ある月は1GB程度しか使わないとなると、1GBの月は無駄に料金を払っていることになります。
かといって1GBのプランに変更するとなると、データ通信を使いたい時は追加で購入しなければならず割高になってしまいます。
どちらにしても無駄な料金が発生してしまうので、新auピタットプランがおすすめです。使った分だけの料金になるので、無駄な支払いが発生しません。
新auピタットプランでスマホ代を節約する
UQモバイルでスマホ代を節約する
鈴木光平 ― ライター
鈴木光平 ― ライター
フリーのライター、趣味は料理とダンス。たまに公園で踊ってます。見かけたら声かけてください。喜びます。結婚してからは料理男子。妻の美容と健康のために頑張ったらハワイでモテる身体に近づけてしまいました。