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タブレットとノートパソコンを徹底比較|どちらが便利?


タブレットを利用する人が増えてきましたが、まだまだノートパソコン派だという人も少なくありません。一体どちらを選ぶのがいいのでしょうか。
実は、この問い自体がちょっと的外れだという人もいます。というのは、タブレットとノートパソコンでは全く使う用途が違ってくるからです。
本記事ではタブレットとノートパソコンの機能を徹底比較して、どのように使い分けするのがいいのかと、タブレットとノートパソコンそれぞれのおすすめをご紹介します。
目次
タブレットとノートパソコンの主な違いは?

ノートパソコンとタブレットにはどのような違いがあるのでしょうか。
実はノートパソコンとタブレットは同じような使い方ができますが、機能の点では全く違っている点もあります。
それを理解していないと、それぞれうまく使いこなすことができません。こちらでは、まずはノートパソコンとタブレットの大きな違いについて、機能とOSの点から見ていきましょう。
機能の違い
ノートパソコンとタブレットの大きな違いというのは、機能の点にあります。
どちらもWebの閲覧やSNSやメールのやり取りができるという点では、同じ機能も持っています。
しかし、ノートパソコンにはキーボードがあり、マウスポインタを使った操作が色々とできるのに、タブレットにはキーボードもマウスポインタもありません。
タブレットで文字を入力するときには、画面に表示されたキーボードを使いますが、パソコンのキーボードとは違いフリック入力が主な入力方法になります。SNSなどに短文を投稿するのならいいのですが、長文を作成するのにはちょっと不便です。
Bluetooth接続でタブレットでキーボードを使うこともできますが、パソコンではマウスポインタをマウスやタッチパッドで動かして作業するところを、すべて画面へのタッチで行わなくてはいけません。
細かい所の修正にはまだまだ画面へのタッチよりも、マウスの操作の方が便利です。プレゼン資料の作成やレポートの作成などの作業を行うのはノートパソコンの方が便利です。
一方で、タブレットは軽くて持ち運びがしやすいというメリットがあります。電子化すれば様々な書籍や冊子も軽量化して持ち運べます。
映画なども持ち歩くことができるので、移動中に電車や飛行機の中で楽しむことができます。
スマホでも同じように書籍や映画を持ち運べますが、スマホに比べるとノートパソコン並みの大きな画面で閲覧できるのも大きな魅力です。
タブレットは作業をするよりも閲覧したり楽しんだりするのに使うのにとても便利なツールです。キーボードを付けてわざわざ重くする必要性は全くないといっていいでしょう。
OSの違い
タブレットとノートパソコンでは使用しているOSも違います。
現在タブレットで使用されているOSには、iOS、Android、Windowsの3種類があります。現在のところWindowsはまだまだ少ないので、iOSとAndroidがタブレットの主流です。
しかし、iOSとAndroidはスマホ用に開発されたOSでパソコン用アプリとの互換性があまりありません。徐々にパソコンと共通して使えるアプリも出てきてはいますが、まだまだ数は少ないのが実情です。
例えばビジネスや学業に欠かすことができない、パソコンで書類やレポートを作成するのに欠かせないWordやExcelといったオフィスソフトはタブレットでは使うことができません。
WordやExcelで作った資料をPDF化するなどしてタブレットに移せば閲覧するのは簡単にできますが、これらのアプリを使って資料を作成したいのであれば、まだまだノートパソコンを使ったほうが便利です。
タブレットとノートパソコンどちらを選ぶべき

ノートパソコンとタブレットには機能やOSの違いがあります。これから購入を考えている人はどちらを選ぶべきなのでしょうか。
ここではノートパソコンとタブレットの機能の違いから、どんな人がどちらを選んで購入したらいいのか見ていきましょう。
作業メインならノートパソコン
仕事でも趣味でも、文書を作成したり、データを打ち込んで分析したり、画像や動画を作成したり加工するといった、何かの作業を行うことが多い人にはノートパソコンがおすすめです。
作業を行う上では、やはりキーボードとマウスの組み合わせは最強です。
タブレットのタッチ操作でできないわけではありませんが、作業の効率はやはりパソコンのキーボードとマウスを使ったほうがはかどります。
また文書作成やデータ入力に欠かすことができないWordやExcelといったワープロソフトや表計算ソフトや、本格的に画像や動画を作成したり、閲覧したりするソフトというのは、タブレットのアプリよりもパソコンの方が使い勝手が良く、性能も優れています。
持ち運びや開く場所をとるといった問題はありますが、タブレットでできる音楽再生や動画再生もノートパソコンで問題なくできます。
作業が多い人がパソコンからタブレット、どちらかを選ばなくていけないということであれば、ノートパソコンがおすすめです。
閲覧メインならタブレット
ノートパソコンにはないタブレットのメリットというのは、軽量で持ち運びしやすいことと、場所を選ばずにどこでも閲覧できるという点です。
イヤホンやヘッドホンも一緒に持ち歩けば、移動中の電車の中でも、音楽を再生したり映画を見ることができます。
仕事で必要な資料やカタログを電子化して、移動中にチェックすることも簡単にできます。
操作もパソコンほど複雑ではなく、IT機器に慣れていない人でも感覚的に操作できるという点も優れています。
ネット検索や、簡単なSNS投稿やメッセージのやり取り、電子書籍での読書、映画や動画の鑑賞といった、情報を閲覧することをメインで利用したい人にはタブレットがおすすめです。
おすすめタブレットを紹介

ここからは具体的な商品を紹介していきましょう。
まずはおすすめのタブレットをご紹介します。タブレットには格安のものから、高額なものまであります。
やはり高額なタブレットの方が機能性は高いのですが、格安タブレットでも十分に使えるものも多いものです。
こちらでは十分な性能がありながら、600g以下と軽量で持ち運びに便利なもの、という観点から商品を選んでみました。
ASUS ZenPad S 8.0 Z580CA
こちらはデザインにこだわって作られているタブレットで、どの方向から眺めても上品さを感じる美しいデザインが特徴です。カラーは白と黒から選べます。
画面は7.9型ワイド画面で、縦に長く横に短いタブレットです。電子書籍を読むのに快適に使うことができるタブレットです。
重量は約300gと、この画面サイズからは考えられないほど驚くほど軽く、鞄に入れてどこにでも持ち歩きたくなるタブレットです。
Apple iPad mini 4
iPadのコンパクト版の4代目に当たります。価格は5万円近くとタブレットの中では高額ですが、性能や使い勝手の面では価格以上の価値を誰もが感じられます。
画面は7.9インチで、厚みはわずか6.1mmという驚きの薄さ。重量も約300gとこちらも驚きの軽さですが、タッチパネルの使いやすさや画質の良さというのは、Androidタブレットでは感じられない心地よさかもしれません。
Huawei MediaPad M3 Lite 10 wp
格安スマホを販売しているということで、世界中で人気の高いHuaweiから発売されているのが、こちらのタブレットです。10インチタブレットとしては最安モデルになります。
価格は安いのですが、Webの閲覧や動画の再生には全く問題がありません。価格以上の使い勝手に驚くことでしょう。
また、防塵耐水性に優れていて、雨が降っている中やプールや海の中での写真や動画の撮影にも利用できます。
Apple iPad 2018年モデル
タブレットの先駆けともいえるiPadですが、高額なのが難点でした。
しかし、2018年モデルは定価で41,580円(税込)からと驚くほど価格を下げて登場しました。安くなっても性能は格段にアップしています。
タッチペンを使えるようになったことから、ペンでメモを取るのと同じ感覚で書き込みができるようになったのは、驚くべき進化です。
おすすめのノートパソコンを紹介

次におすすめのノートパソコンをご紹介します。
ノートパソコンにはタブレットの機能のほかに、キーボードとマウスパッドが必要になるのでどうしても重量は重くなり、価格もタブレットよりも高額です。
しかし、やはり作業を行う上では欠かすことができないツールです。こちらでおすすめする上で、総重量は3㎏以下、充分な性能を持つ品質の高いものを厳選しました。
マイクロソフト Surface Laptop 2
今や全世界のパソコンのOSの90%近くを占めているWindowsを販売しているマイクロソフトのノートパソコンです。
価格だけを見ればもっと安いものもたくさんありますが、作業に欠かせないマイクロソフトオフィスソフトの純正版が入ってこの価格と考えれば、コスパは悪くありません。
デザイン性も機能性高く、重量も1.2㎏からと持ち運び安いのがおすすめの理由です。
HP Pavilion 15-cu0000
最もスタンダードなタイプの15インチのノートパソコンの中では最も軽量でコンパクトなのが特徴です。
折り畳んだ時の厚さはわずか2.5cm程。重量も約2.2kg、15インチでも充分に持ち運びできます。
高速SSDと大容量HDDの両方を搭載しているので、使い勝手は早く快適なのに、容量不足の心配もありません。快適なパソコンライフを送りたい人におすすめです。
東芝 dynabook AZ45/G
ノートパソコンとしてはとても良心的な価格です。スペックは価格と比べると十分すぎるものがあり、一般的なユーザーには十分使えるものになっています。
体験版のソフトも豊富に用意されているので、色々なことを試してみたい人は好奇心をたっぷりと満たせるパソコンです。
dynabookはデザインやカラーが豊富に展開されているので、自分に合った色やデザインを選びたい人におすすめです。
Apple 13インチ MacBook Air
Windowsが全世界で9割を占めていても根強いファンがいるのがMacです。
MacBook Airはその名の通り、まるで空気を操るかのように軽い使い心地が多くのファンを魅了しています。
閉じた時の厚みはわずか1.56cm。重量はわずか1.56kg。ノートパソコンとは思えないほどのコンパクトさなのに、スペックは最高峰です。
自分に合った機能を選ぼう

この記事ではタブレットとノートパソコンの違いと、それぞれのおすすめ商品についてご紹介してきました。
記事の中で見てきたように、タブレットとノートパソコンはそもそも全く使う目的が違って作られています。
閲覧するだけの人ならタブレットだけでもいいですが、作業が多い人は両方使いこなすことで、より快適なIT生活を送ることができるのではないでしょうか。
あなたがどんな場面で使うのかいろいろと考えて検討してみるといいでしょう。
公開日時 : 2018年12月23日

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