- インターネット
【8インチタブレット】人気おすすめ機種や選び方を徹底解説【2021年】


総務省が公表した「令和2年版情報通信白書」によると、2019年のタブレット保有率は37.4%となっており、2010年の7.2%と比較するとその差は5倍以上です。
- 調査名「通信利用動向調査」
- 調査団 :総務省
- 調査期間:令和元年12月
- 有効回答:15,410世帯
- 調査方法:郵送およびメールによる調査票送付・回収
- 調査対象:満20歳以上の世帯主がいる世帯
学校教育のデジタル化によって全国の小中学生にタブレット端末が配布されるなど、教育の分野でもタブレットは活用されています。
タブレットのサイズは様々ですが、8インチサイズはコンパクトで持ち運びに便利です。また、タブレットはOSごとに機能やスペックも異なります。
この記事では8インチタブレット人気機種や選び方のポイントについて解説していきます。
目次
タブレットの選び方・比較ポイント

タブレットの選び方や比較ポイントについて解説していきます。
選び方1.OS・メーカー
タブレットはパソコンやスマホと同様、端末によって搭載されているOSが異なります。
OSはタブレットを操作するために必要なソフトウェアで、代表的なのはAndroidとiOS、Windowsの3種類です。
種類ごとに操作性や機能性が異なり、メーカーごとにサポート体制も様々です。
Androidタブレットのメリット
Androidはインターネット関連の製品やサービスを手掛けるGoogle社のOSです。中国のHUAWEI社や日本のNEC社といった様々なメーカーが採用しています。
メーカーや機種ごとにスペックやデザインの違いがあり、選択肢が広いのが特徴です。Googleアカウントと同期できるので、カレンダーやGmailといったGoogleサービスとの連携がスムーズに行えます。
低価格帯のものから高スペックなものまで様々な端末が発売されています。
iPadのメリット
iPadのOSにはApple社のiOSが搭載されています。他のOSに比べて操作性がシンプルで、セキュリティレベルも高いのが特徴です。
iPhoneやMacといったApple社製品との互換性に優れており、iOSに対応したアプリやサービスが多いことも魅力です。iPadには、2つのアプリを同時に起動できるSplit Viewと呼ばれる機能が搭載されています。
パソコンのサブディスプレイとしても使用できるため、プライベートやビジネスといった幅広いシーンで活躍します。
Windowsタブレットのメリット
Windowsはマイクロソフト社のOSです。WordやExcelといったOfficeソフトとの互換性があり、WindowsPCで使っているソフトウェアをそのまま使用できるのが大きな特徴です。
そのため、タブレットというよりもノートパソコンのキーボードがない端末というイメージが近いかもしれません、
動画の視聴やオンラインゲームだけでなく、WordやExcelを使った作業用として使用したい場合にもWindowsタブレットはおすすめです。
選び方2.本体の重さ
タブレット本体の重さは、基本的にサイズが大きくなるほど重くなります。
サイズ | メーカー | 機種名 | 重さ |
---|---|---|---|
7.9インチ | Apple | iPad mini Wi-Fi 64GB | 300.5g |
8インチ | NEC | LAVIE Tab E TE708 | 305g |
10インチ | HUAWEI | MediaPad M5 Lite 10 Wi-Fiモデル 32GB | 480g |
10.1インチ | KEIAN | 10.1インチ Android 10(Go edition) | 512g |
メーカーや機種によって重さは様々ですが、8インチと10インチでは200g程度の差があることがわかります。
8インチの重さは300g程度なので、片手で操作がしやすく、腕が疲れにくいのが特徴です。
選び方3.SIMフリーかWi-Fiモデルか
タブレットには主にSIMフリーモデルとWi-Fiモデルの通信方式があります。
SIMフリーモデルはスマホと同様に、端末にSIMカードを挿入してインターネットに接続するタイプです。WiFi未接続でも通信接続ができるのがメリットですが、毎月の通信料金が発生します。
一方、Wi-FiモデルはWiFi環境下でしかインターネットに接続できません。その変わり毎月の通信料金がかからないので、SIMフリーモデルより料金を抑えられます。
WiFi環境下でしかタブレットを使用しないのであれば、Wi-Fiモデルがおすすめです
選び方4.処理性能・容量
タブレットは、機種ごとに処理性能や容量が異なります。
ストレージ容量
ストレージ容量によってデータをどれくらい写真を保存できるかを表しています。
【用途ごとに必要なストレージ容量の目安】
写真(1,200万画素) | |
---|---|
~16GB | 3,880枚 |
16~32GB | 7,760枚 |
64~128GB | 31,040枚 |
ストレージ容量の不足が懸念される場合は、microSDカードやUSBメモリを使用するとよいでしょう。機種によっては最初から付属されている場合もあります。
CPU
CPUとはCentral Processing Unitの略称で、スマホやタブレットの処理速度のことを表しています。1秒間に処理できる量のクロック周波数は、数値が高いほど処理速度が速く価格も高くなります。
アプリやオンラインゲームを快適に楽しみたいなら、クロック周波数が1.8GHzがおすすめですが、高めの価格帯のものが多いです。
一方で処理速度はやや劣りますが、コスパを重視したいなら1.4GHzの周波数帯のものもあります。
メモリ
メモリはデータの一時的な保存場所です。保存するデータ量が多くなるほど必要なメモリ容量も増えます。
メモリ容量はOSごとに基準が異なり、Androidは2GB以上、Windowsは4GB以上です。ちなみにiOSのメモリ容量は公開されていませんが、機種によってほとんど違いがないといわれています。
8インチタブレットの大きさ
8インチタブレットは、タブレットの中でも比較的コンパクトで、B6判の単行本と同じくらいの大きさです。重さも300g程度と軽量で、小説や漫画といった電子書籍の閲覧に最適です。
また持ち運びやすいサイズ感なので、通勤時の電車やバスの中で使用したり、旅行先に持っていくなど、様々なシーンで活躍します。
8インチタブレットの人気おすすめ機種

8インチタブレットの人気おすすめ機種について解説していきます。
※こちらで紹介する人気機種ランキングは、編集部が独自に調査したものです。
価格 | OS | CPU | メモリ | ストレージ | バッテリーの持ち時間 | |
---|---|---|---|---|---|---|
HUAWEI MediaPad M5 lite 8 | 29,800円(税込) | Android | HUAWEI Kirin 710 オクタコア:4×2.2GHz+4×1.7GHz | 4GB | 64GB | 動画:10.6時間 音楽:62時間 |
VANKYO S8 | 11,999円(税込) | Android | Spreadtrum:1.3GHz | 2GB | 32GB | 最大10時間 |
Amazon Fire HD 8 Plus | 11,980円(税込) | Android | クアッドコア:2.0GHz | 3GB | 32GB | 最大12時間 |
NEC LAVIE Tab E | 22,340円(税込) | Android | MediaTek:2.3GHz | 3GB | 32GB | 最大13時間 |
Apple iPad mini | 69,070円(税込) | iOS | A12 | 非公表 | 256GB | 最大10時間 |
※タブレットは商品により仕様が異なるため、購入元の注意書きはよくお読みになってお使いください。
1位:HUAWEI MediaPad M5 lite 8
1,920×1,200の高精細ディスプレイを採用し、鮮やかな映像が楽しめます。CPUのKirin710は前回のkirin659に比べて処理能力がアップしているため、オンラインゲームにも適しています。
バッテリーは大容量の約5,100mAhで、10.6時間程度の動画再生と62時間程度の音楽再生が可能です。音のプロが施したチューニングで臨場感を味わえるため、動画や音楽の音にこだわりがある方におすすめです。
2位: VANKYO S8
最大10時間使用可能な大容量バッテリー搭載でありながら、他のタブレットと比較しても価格帯が安いモデルです。
ディスプレイには高解像度のIPS液晶ディスプレイを採用しており、輝度やコントラストを自由にカスタマイズすることも可能です。
ストレージは32GBですが、別売りのmicroSDカードを利用すれば128GBまで拡張できます。
3位:Amazon Fire HD 8 Plus
クアッドコアのCPUと3GBのメモリを搭載しているため、処理能力が速くストリーミングやダウンロードがスムーズに行えます。
これまでにはなかったゲームモードが追加されており、オンラインゲームを楽しむ機会が多い方におすすめです。ストレージ容量は32GBですが、別売りのmicroSDカードを利用すれば最大1TBまでの拡張が可能です。
ワイヤレス充電にも対応しており、ワイヤレス充電中でもAlexaを起動できます。(専用充電スタンドは別売)
4位:NEC LAVIE Tab E
NEC社のLAVIE Tab Eは、NEC Direct限定モデルです。ディスプレイには広視野角のIPS液晶を採用しているため、どの角度からも美しい画面を楽しめます。
自動調整バッテリー機能は使用頻度が低いアプリの電池消耗を自動で制限してくれるため、省エネモードで使用できます。
OSはAndroidですがマイクロソフト社のOfficeソフトを搭載しているので、WordやExcelがすぐに利用可能です。
5位:Apple iPad mini
iPad miniは、画面上に文字を書いたりイラストを描いたりできるApple Pencilに対応しています。
CPUのA12 Bionicチップは処理性能が優れており、前回よりも40%アップしています。多くのiPhoneシリーズと同様に指紋認証のTouch IDが利用できるので、セキュリティ面でも安心です。
また、7.9 インチのコンパクトサイズで持ち歩きに便利です。
安く手に入れるなら中古タブレットもおすすめ
中古タブレットの購入におすすめのショップと、中古端末を購入する際の注意点について解説していきます。
中古タブレットは「イオシス」がおすすめ
イオシスは、年間販売台数400,000台以上、創業20年以上と実績豊富な販売店です。スマホやパソコンといった中古品を数多く取り扱っており、タブレットの在庫数は6,000台を誇ります。
商品の自社管理を徹底しており、仕入れから再商品化までを一括で行うことで、価格帯を抑えて販売しています。
故障やネットワーク制限といったトラブルには専門スタッフが対応しており、保証内容や保証期間といったアフターサービスも万全です。
中古タブレットを購入する際の注意点
中古タブレットは新品に比べると安く購入できる一方で、トラブルに繋がるケースもあります。中古タブレットの購入時に注意したい点をまとめました。
発売時期の確認
タブレットを快適に使用するためには、OSがきちんとバージョンアップされていることが重要です。
中古タブレット市場では古い機種も出回っており、バージョンアップが行われていないこともあります。OSが古い場合はセキュリティ問題や、アプリのダウンロードに対応していないといったトラブルが発生しやすいです。
利用したいアプリがある場合はあらかじめ推奨環境を確認し、バージョンに対応したタブレットを選びましょう。
SIMロックまたはSIMフリーの確認
キャリアで購入した端末にはSIMロックがかかっているため、SIMロック解除しなければ使用できない場合があります。
SIMロック解除されているか調べるには、商品情報欄に「SIMロック解除済み」と記載されているかを確認しましょう。
また、赤ロムと呼ばれる状態のものには注意が必要です。
赤ロムとは前のユーザーが端末を分割払いで購入したものの、支払いが滞ったことでネットワークの利用制限をかけられた状態です。
正式な中古販売店でこの赤ロムが販売されていることはほとんどありません。しかし、個人間での取引の場合は赤ロムでないか注意が必要です。
想定される用途に応じたOSや処理性能のタブレットを選ぼう

8インチのタブレットは手軽に持ち運びができる点が魅力で、様々なシーンで気軽に利用できます。
機種によって搭載されているOSや機能は異なります。AndroidはGoogleサービスとの連携がしやすく、低価格帯のものから高価格帯まで様々なタブレットがあります。
一方iOSではiPhoneやMacとの互換性が強く、WindowsではWordやExcelといったOfficeソフトとの互換性が強いのが特徴です。
このように様々なメーカーから8インチサイズのタブレットは発売されています。普段使っているスマホやパソコンとの相性も1つ選択肢にいれてもよいでしょう。
公開日時 : 2021年07月05日
