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格安SIMへ乗り換える最適なタイミングは?費用を抑える方法・手順を紹介

スマホの月々の料金を少しでも減らしたいと考えている人は多いのではないでしょうか。
とくに大手のキャリアで契約している人は、スマホ代を節約するために格安SIMへの乗り換えを検討している人もいるでしょう。
ここでは格安SIMに乗り換えるときにかかる費用や、いつが乗り換えによいタイミングなどを紹介します。
目次
格安SIMへの乗り換えにかかる費用

乗り換えするときには、先にキャリアの契約を解除します。契約解除は、手続きを行う時期によってかかる費用が異なります。
そのため事前にかかる費用を計算し、一番費用を抑えて解約できるタイミングを選ぶことが大切です。
解約時に発生する費用を確認してみましょう。
- 違約金
- 端末の残債
- MNP転出手数料
- 事務手数料
- (SIMロック解除手数料)
違約金は更新月以外での契約解除では最大10,450円(税込)の違約金がかかります。
この違約金は、契約を解除する時期を更新月に合わせることでなくなります。そのため解約の際には更新月を確認するとよいでしょう。
MNPの転出手数料は、使用中の電話番号を乗り換え先の格安SIMで使用したい場合にかかる費用のことです。大手キャリアおよび一部の格安SIMでは2021年4月より無料化していますが、MNP転出手数料が2,200円~3,300円ほどかかる携帯会社もあるので注意しましょう。
またキャリアとの契約の際に端末を分割で購入しており、その代金の支払いが終わっていない場合には、端末代金の支払いもあります。
そのほか解約月のキャリアと格安SIMの月額料金、格安SIMの契約の際の事務手数料などがかかります。
乗り換えにかかる費用を抑える方法
乗り換えのときにかかる費用で高額になる可能性があるのが違約金です。この違約金がかからないように解約できれば乗り換え費用が大きく抑えられます。
ここでは乗り換えにかかる費用を抑えるポイントを解説します。
電気通信事業法改正で違約金は大幅減額
2019年10月1日に施行された改正電気通信事業法により、ソフトバンクでは契約期間と違約金を廃止しました。
そのためソフトバンクでは、2019年9月13日以降に契約したプランでは違約金なしで解約できます。
ドコモやauでは、新料金プランの提供を開始し、定期契約なしのプランと2年契約のプランの提供を始めました。そして、2年契約のプランの更新月以外の解約による違約金を1,100円(税込)に変更しました。
ただし違約金が0円もしくは1,100円(税込)になるのは、2019年10月以降の契約の人(ソフトバンクでは2019年9月13日契約以降の人)が対象です。
新プランに変更してから解約する
電気通信事業法改正により変更された違約金ですが、契約年月は関係なく、新料金プランを適用することで改正後の違約金で解約が可能です。
そのため、旧プランの人が乗り換えをする際は、一度新プランに変更してから解約することで違約金を安く抑えられます。
ドコモ
2019年10月以降に契約する「ギガホ」「ギガライト」「ケータイプラン」から、料金や違約金が変更されています。
2年契約と定期契約なしの月額料金の差額が187円(税込)となり、定期契約なしのプランが選びやすくなりました。
また2年契約をした際の違約金も1,100円(税込)に変更されています。違約金が格段に安くなったことで他社への乗り換えがしやすくなりました。
しかし2019年9月までのプランを契約して更新月を迎えていない場合には注意が必要です。新プランへ変更しても、更新月を迎える前に解約してしまうと10,450円(税込)の違約金がかかります。
これはドコモでは旧プランから新プランへプラン変更を行っても、契約期間が引き継がれるためです。プラン変更を行ったからといってすぐに違約金が1,100円(税込)になるわけではありません。
au
2019年10月1日以降に提供を開始した以下の新プランは更新月以外の違約金が1,100円(税込)です。
- データMAX 5G
- データMAX 5G Netflixパック
- データMAX 5G ALL STARパック
- ピタットプラン 5G
- データMAX 4G LTE
- データMAX 4G LTE Netfilxパック
- ピタットプラン 4G LTE
- au データMAXプラン Netflixパック
- au フラットプラン 25 Netflixパック
- au フラットプラン7プラスN
- au ピタットプランN
- au データMAXプランPro
- au フラットプラン20N」
2019年9月30日までに契約したそれ以前に提供していたプランを契約している場合には、違約金が10,450円(税込)発生します。
旧プランから新プランへの変更は無料で行え、申込みの翌月に適用されます。
そのため乗り換えを検討する場合には、新プランへ変更してから解約を行うことで、更新月以外での解約の違約金が1,100円(税込)になります。
ソフトバンク
2019年9月13日以降に提供を開始した新プランを契約する場合には、契約期間がなく違約金が発生しません。
ただし2019年9月12日以前に提供されていたプランを契約している場合には、更新月以外での契約解除には、違約金10,450円(税込)が発生します。
この旧プランの違約金は、下記基本プランへの変更後解約することで払わずに済みます。変更後の月額基本料金も安いので、乗り換えを検討している場合にはプランを変更してからの解約がおすすめです。
プラン | 月額料金 |
---|---|
基本プラン(音声) | 1,078円(税込) |
基本プラン(データ) | 1,078円(税込) |
なお変更後のプランが適用されるのは翌請求月からなので、解約はプラン変更の翌月以降に行いましょう。
違約金が負担できるキャンペーンを利用する
格安SIMの中には乗り換えや新規契約の人を対象に、条件を満たすことでキャッシュバックが受けられるキャンペーンを行っているところがあります。
たとえばUQモバイルでは、乗り換えの人を対象にオンラインで対象のプランを契約するなどの条件を満たすと、10,000円のキャッシュバックが受けられます。
それぞれ契約時の条件がありますが、キャッシュバックが受けられると、乗り換え費用に充てられます。
このように格安SIMに乗り換えを検討する場合には、キャンペーンを利用するとお得に乗り換えられます。
こちらの記事では格安SIMのキャッシュバック・キャンペーンを紹介しているのでぜひご覧ください。
格安SIM乗り換えのベストタイミングはいつ?

乗り換えは、更新のタイミングに合わせると費用を抑えられます。ただし、更新月まで期間が長い場合にはその限りではありません。ここでは、乗り換え時期を見極めるポイントを解説します。
契約更新月
ソフトバンクは、違約金が発生する旧プランに契約している場合でも新プランにプラン変更することで違約金の発生を回避できます。
ドコモやauは、更新月に契約解除を行えば違約金は発生しません。ドコモの契約更新の期間は、契約満了月の24ヵ月目とその翌月25ヵ月目、翌々月の26ヵ月目の3ヵ月間です。
この期間であれば違約金がかかりません。auもドコモと同じ契約更新期間を設けています。
乗り換えの時期に余裕がある場合には、この更新期間に合わせて乗り換えを行うことで、違約金の支払いがなくなり費用を抑えて乗り換えできます。
契約更新月の確認方法
契約更新月は、各キャリアのマイページにアクセスすると確認できます。
- My docomoにアクセスし、dアカウントIDとパスワードを入力してログインする
- 「契約内容・手続き」をタップする
- 「すべてのご契約内容の確認」をタップする
- 料金プランの項目の中の「ご契約プラン」の欄にある契約満了月を確認する
【ドコモ】
- My auにアクセスし、au IDとパスワードを入力してログインする
- 「スマートフォン、携帯電話」をタップする
- 「ご契約内容/手続き」をタップする
- 「ご契約情報」をタップする
- 「料金割引サービス」の項目のすぐ下にある「次回更新期間」で確認する
【au】
- My SoftBankにアクセスし、IDとパスワードを入力してログインする
- 「契約確認」をタップする
- 基本料の項目の中の「更新期間」で確認する
【ソフトバンク】
上記の方法でスマホから簡単に確認できます。更新期間がわかると、更新期間に合わせて乗り換えできるので、余計な違約金の支払いなしで乗り換えができます。
また、ドコモ・au・ソフトバンクは、2021年春以降にMNP転出手数料を廃止します。そのため、費用を安く抑えたい場合は2021年春以降の乗り換えがおすすめです。
なお、ドコモのみ2021年3月31日までに取得したMNP予約番号を2021年4月1日以降に転出すると、手数料3,300円(税込)が発生するので注意しましょう。
月末
ドコモ、au、ソフトバンクの解約する月の月額料金は、日割り計算されず1月分の月額料金が請求されます。
それに対して、UQモバイルやワイモバイルでは契約月の月額料金は日割り計算されます。
このように、格安SIMでは契約月の月額料金が日割り計算されることが多いため、お得に乗り換えるには月末にキャリアの契約を解除するのがおすすめです。
乗り換えにおすすめの格安SIM5選
ここではお得に乗り換えができる格安SIMを紹介します。
通常、契約の際には事務手数料3,300円(税込)がかかりますが、UQモバイルやBIGLOBEモバイル、LINEモバイルでは事務手数料が無料で契約できるエントリーパッケージがあるので利用を検討してみるとよいでしょう。
ワイモバイル

ワイモバイルは、ソフトバンクが運営するサブブランドという位置付けです。ソフトバンクの高品質な回線を利用できる上に、キャリアよりもお得な料金プランで人気を集めています。
価格とサービス内容のバランスが取れているので、初めて格安SIMを契約する方でも安心です。
ワイモバイルの月額料金プラン
ワイモバイルは、2021年2月18日より新料金プラン「シンプルS/M/L」の提供を開始しました。追加料金なしで5Gサービスを利用できるお得な料金プランを見ていきましょう。
プラン名 | シンプルS | シンプルM | シンプルL |
---|---|---|---|
データ通信容量 | 3GB | 15GB | 25GB |
月額料金(税込) | 2,178円 | 3,278円 | 4,158円 |
割引後 月額料金(税込)(※) |
990円 | 2,090円 | 2,970円 |
速度制限時の 通信速度 |
最大300Kbps | 最大1Mbps | 最大1Mbps |
※家族割引サービス適用時
シンプルS/M/Lは、データ容量3GB・15GB・25GBの3種類のプランから選択できます。旧プランよりもデータ容量が増え、料金が安くなっているので、幅広いユーザーが満足できるサービス内容と言えるでしょう。
「おうち割光セット(A)」または「家族割引サービス」が適用されるので、シンプルSなら990円(税込)/月から契約可能です。
UQモバイル

UQモバイルは、auのサブブランドという位置付けの格安SIMです。格安SIMの中でも安定した通信速度を実現しているため、キャリアから初めて格安SIMに乗り換える方にも適しています。
UQモバイルの月額料金および実施中のキャンペーンは、以下を参考にしてください。
UQモバイルの月額料金プラン
UQモバイルの料金プランは、音声通話SIMが3種類、データ専用SIMが1種類です。音声通話SIMは、2021年2月1日より新料金プランの「くりこしプラン」が登場しました。
プラン名 | くりこしプランS +5G |
くりこしプランM +5G |
くりこしプランL +5G |
---|---|---|---|
データ容量 | 3GB | 15GB | 25GB |
料金(税込) | 1,628円 | 2,728円 | 3,828円 |
速度制限時 or 節約モード時 |
最大300kbps | 最大1Mbps | 最大1Mbps |
くりこしプランは、データ容量に合わせての3つのプランを用意しており、余ったデータ容量を翌月に繰り越して無駄なく使えることが特徴です。
家族割引や光回線とのセット割引などはありませんが、旧プランよりも基本料金が安いため、1人でもお得に利用できます。
それぞれ、データ容量の上限を超えると速度制限にかかりますが、くりこしプランSは最大300Kbps、くりこしプランM/Lは最大1Mbpsです。1Mbpsは、標準画質の動画が問題なく見れる程度なので、日常生活で困ることは少ないでしょう。
また、データSIMは、データ高速プランとデータ無制限プランとなっています。データ無制限プランは、データ容量使い放題ですが、通信速度が最大500Kbpsに制限されるので注意しましょう。
こちらの記事ではUQモバイルの口コミ・評判を解説しているので、参考にしてみてください。
BIGLOBEモバイル

BIGLOBEモバイルは、動画や音楽を思う存分楽しみたい方におすすめの格安SIMです。
対象のサービスをどれだけ使ってもデータ容量を消費しない「エンタメフリー・オプション」が、音声通話SIMは月額308円(税込)、データSIMは月額1,078円(税込)で利用できます。
対象サービスには、YouTubeやApple Music、dマガジンなどが含まれているので、各種配信サービスを契約している方にぴったりです。BIGLOBEモバイルの月額料金は、以下を参考にしてください。
BIGLOBEモバイルの月額料金プラン
(税込) | 音声SIM | データSIM | |
---|---|---|---|
- | SMSあり | SMSなし | |
1GB | 1,078円 | - | - |
3GB | 1,320円 | 1,122円 | 990円 |
6GB | 1,870円 | 1,727円 | 1,595円 |
12GB | 3,740円 | 3,102円 | 2,970円 |
20GB | 5,720円 | 5,082円 | 4,950円 |
30GB | 8,195円 | 7,557円 | 7,425円 |
BIGLOBEモバイルの料金プランは、1GB・3GB・6GB・12GB・20GB・30GBのプランから選択できます。20GB以上は月々5,000円を超えてしまうので、6GB以下の小容量プランを希望する方におすすめです。
また、現在月額料金が1年間割引になるお得なキャンペーンを実施しています。キャンペーンを利用すると、3GBプランが770円(税込)で契約できるので、この機会にぜひチェックしてみてください。
IIJmio

IIJmioは、月額料金や通話料金の安さが魅力の格安SIMです。2021年4月1日から提供開始の「ギガプラン」は、複雑な条件がなくわかりやすいプランとなっています。
さっそく、IIJmioの料金プランを見ていきましょう。
IIJmioの月額料金プラン
(税込) | 音声SIM | SMS専用SIM | データSIM | eSIM (データ専用) |
---|---|---|---|---|
2GB | 850円 | 820円 | 740円 | 440円 |
4GB | 990円 | 970円 | 900円 | 660円 |
8GB | 1,500円 | 1,470円 | 1,400円 | 1,100円 |
15GB | 1,800円 | 1,780円 | 1,730円 | 1,430円 |
20GB | 2,000円 | 1,980円 | 1,950円 | 1,650円 |
IIJmioは、音声SIM・SNS専用SIM・データ専用SIM・eSIMの4つのSIMタイプを用意しています。データ容量は、2GB・4GB・8GB・15GB・20GBから選択可能です。
2GBプランや4GBプランは、それぞれ他社の1GB・3GBプランと変わらない価格なのでお得に感じます。2GBプランの場合は月額825円(税込)と、小容量プランを希望する方に嬉しい価格設定です。
また、データ容量をたくさん使いたい方でも、20GBプランが月額2,068円(税込)となっています。さらに、5G通信も無料で利用できるので、5Gスマホを使っている場合もお得に感じるでしょう。
IIJmioの通話料金は通常22円(税込)/30秒ですが、「みおふぉんダイアル」アプリを使うと11円(税込)/30秒まで値下げされます。
家族で契約すると「ファミリー通話割引」が適用されさらに安くなるので、この機会に検討してみてはいかがでしょうか。
「もっと比較してから決めたい!」方は、格安スマホはどこがいいのかおすすめランキングの記事をご覧ください。
格安SIMに乗り換える際のポイント

格安SIMに乗り換えるときには、少しでもスムーズに乗り換えるためにMNPの手続きが即日でできるところを選んだり、SIMロック解除の手続きの必要がない格安SIMを選んだりするとスムーズに乗り換えられます。
ここでは乗り換えをスムーズに行うポイントを解説します。
即日MNPができる格安SIMを選ぶ
スマホが使用できない期間があると困るという人は多いのではないでしょうか。
MNPの手続きは手続きのタイミングによっては、スマホが使用できない期間ができてしまいます。
近頃では、このスマホの使用できない期間を少しでも減らすために、格安SIMでは即日MNPに対応しているところが増えています。
この即日MNPに対応している格安SIMを選ぶと、格安SIMからSIMカードが届いたタイミングで開通手続きが行えます。
基本的にMNP予約番号を取得しても、開通手続きが完了するまでは元のキャリアのスマホが使えます。
そのため、SIMカードの受け取りと開通手続きのタイミングを合わせることで、スマホが使えない時間を最小限に抑えられます。
【即日契約が可能な格安SIM】
- UQモバイル
- b-mobile
- ワイモバイル
- DTI SIM
- エキサイトモバイル
使えない時間を最小限にする手順で行う
MNPを利用して乗り換えをする場合には、手続きの順番に気をつけましょう。ポイントは格安SIMのSIMカードを入手するまで元のキャリアの解約を行わないことです。
乗り換えのスムーズな手順は次の通りです。
- 契約中のキャリアでMNP予約番号を取得する
- 乗り換え先の格安SIMでMNP予約番号を伝えて申し込む(この際MNP転入で申し込む)
- 新しいSIMが届いたら、回線切り替え手続きを行う
- 完了
乗り換え先の申し込みの際に、MNPを利用することを伝えて申し込むみ、回線切り替え手続きは、SIMカード入手後に行えばスマホが使えない時間は最小限に抑えられます。
なおキャリアとの契約は、回線が乗り換え先の格安SIMに切り替わった時点で契約解除となるので、手続きを行う必要はありません。
同じ回線ならSIMロック解除なしで使える
使用中のスマホをそのまま使いたい場合は、格安SIMの回線を契約中のキャリアと同じにするのがおすすめです。
同じ回線でない場合にはスマホのSIMロック解除が必要です。この手続きをしないと、異なる回線ではスマホが使用できません。
スマホのSIMロック解除手続きは、キャリアのショップやマイページから行えます。
ただしSIMロック解除には条件があります。端末代金の残債の有無や購入後101日を経過していないといけないといったことがあるため、端末がSIMロック解除できる状況なのか確認しておきましょう。
また乗り換え先の格安SIMではスマホの動作確認を行っており、スマホが引き続き使える端末なのか、SIMロック解除の必要があるかを確認できるので、こちらも申し込み前にあわせて調べておきましょう。
SIMロック解除はオンラインで行えば無料
SIMロック解除の手続きは、各キャリアの店舗やマイページから行えます。店舗で行う場合には、手数料3,300円(税込)がかかります。
なお各キャリアのオンラインページのMy docomo、My au、My SoftBankのマイページからの手続きであれば手数料無料で手続きができるのでおすすめです。
それぞれのマイページにログインして、SIMロック解除の手続きを選択すると簡単に手続きが行えます。ドコモやソフトバンクでは、IMEI番号が手続きに必要なので手続きを行う前に確認しましょう。
IMEI番号の確認方法は、電話アプリを開き番号を入力する画面で「※#06#」と入力するとIMEI番号が表示されるので、メモを取ってから手続きを行うと、スムーズに手続きが進められます。
格安SIMに乗り換えるタイミングは一つではない
スマホの乗り換えには違約金や事務手数料などなにかと費用がかかるものです。
乗り換えのタイミングは更新月の月末が解約金がかからないためベストといえます。しかし結局この「更新月」がネックになっている人も多いのではないでしょうか。
そのため次の更新月までの期間が長い場合は、思い切って格安SIMへ乗り換えてしまうのもおすすめです。これは更新月まで待つよりも乗り換えた方が結果的に安い場合があるためです。
本記事で紹介したように、電気通信事業法改正により違約金が大幅に下げられたため、以前よりは格安SIMへの乗り換えのハードルは低くなっているといえます。
旧プランの人は一度、新プランへの契約変更の手続きが必要となるため、ひと手間かかるものの違約金を安く抑えるためには有効な方法です。
とくにソフトバンクの人であれば解約金がかからないため、更新月まで待つ必要がなくなります。
このように格安SIMに乗り換える際には、まず自分の契約プランの違約金がいくらなのか確認してみることが大切です。
さらに更新月をチェックして、更新月まで期間のある場合は、今のプランと乗り換え先のプランの差額を割り出し、更新月まで利用した場合の合計を計算して比較してみるとよいでしょう。
またキャンペーン等で乗り換え費用が抑えられることもあるため、あわせてチェックしておくことをおすすめします。
公開日時 : 2021年06月20日

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