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オーディオブックの使い方を紹介!効果的な使い方やよくある質問についても解説

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オーディオブックは、ナレーターが朗読する本を耳で聴くコンテンツです。紙の本や電子書籍を読むのに比べると手軽に内容を把握できるので、最近人気が高まっています。
しかし「使い方が難しそうだ」「どのサービスを使えばいいかわからない」という人も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、オーディオブックサービスの使い方・オーディオブックの効果的な使い方を紹介します。
併せておすすめのオーディオブックアプリと、オーディオブックに関してよくある質問とその答えもまとめました。
目次
オーディオブックの使い方

「audiobook.jp」を例にとって、オーディオブックの使い方を順を追って説明しましょう。
オーディオブックアプリが変わっても、使い方の流れはほぼ同じです。
1.オーディオブックアプリをダウンロードする
オーディオブックアプリはそれぞれのアプリストアで「audiobook.jp」や「Audible」のようにオーディオブックサービス名を入れて検索してください。
アプリのダウンロード先
- Android:Google Play ストア
- iPhone:App Store
audiobook.jpの場合、アプリをダウンロード・インストールして開くと、Facebookアカウント・Apple ID、もしくはメールアドレスでのログインができるようになっています。
Facebookアカウント・Apple IDでログインしたい場合は、そのままアカウントやID・パスワードを入力すればaudiobook.jpが使えます。
メールアドレスでログインしたい場合は、新規会員登録をした後ログインします。
2.聴きたい本の詳細ページを開く
audiobook.jpの場合、「総合ランキング」や「聴き放題ランキング」を見ると今売れているオーディオブックがわかります。何から聴けばよいかわからない人は、ランキングを上位から順に見て興味があるものを選ぶとよいでしょう。
「ビジネス」「自己啓発」のように、ジャンル別にもまとめられています。聴きたいジャンルが決まっている場合、ここから選ぶのもおすすめです。
特定のオーディオブックを聴きたければ、検索窓に本のタイトルを入れて検索できます。
本のタイトルをクリックすると、オーディオブックの詳細画面が開きます。作品紹介を読むと本の内容を把握でき、1分程度のサンプルも聴けます。
購入したい場合
- 聴き放題タイトルの場合:「ダウンロードして聴く」をタップ
- 聴き放題タイトル以外:「◯◯で購入」をタップ
- リスト
聴き放題タイトル以外は、Androidの場合は「¥◯◯で購入」と、iPhoneの場合は「C 〇〇で購入」(Cとは「コイン」のこと、〇〇は必要なコイン数が表示)と表示されますので、タップして購入します。
月額会員プランの人は毎月ポイントが付与されます。これは1ポイント1円換算で使用可能です。
「購入手続きへ」をタップすると、本が購入できるポイントを保有していれば「全額ポイントで購入」ボタンが表示されるのでタップして購入します。
3.音声データをダウンロードする
audiobook.jpでオーディオブックを購入すると、「購入を完了しました」というポップアップが表示され、その下に「ダウンロード」と表示されます。
すぐにダウンロードをする場合、「ダウンロード」をタップしてください。
後からダウンロードする場合は、画面下部の「ライブラリ」から「すべての作品」もしくは「購入済み」を開き、ダウンロードします。
4.添付資料をダウンロードする
オーディオブックによっては、図表などの添付資料をダウンロードできる場合があります。
オーディオブックの詳細画面で「図表〇枚」と表示されているものは、ダウンロードできる図表が添付されます。
添付資料のダウンロード
- 「ライブラリ」から添付資料を参照したいオーディオブックをタップ
- 「付属資料」のタブをタップ
- ダウンロード可能な添付資料のタイトルが表示される
- 「資料のダウンロード」をタップ
ダウンロードが完了した添付資料は、タイトルをタップすると表示できます。
5.プレイヤーを再生する
ダウンロードに成功すると、オーディオブックの表示画像の下に「再生」ボタンが表示されます。「再生」をタップすると全編を通して聴けます。
これとは別にオーディオブックの詳細画面に「トラック」という項目が表示され、複数チャプターで構成されているオーディオブックは、チャプタータイトルと再生ボタンが表示されます。
チャプターごとに再生したい場合は、再生したいチャプターの再生ボタンをタップしてください。
効果的なオーディオブックの使い方

オーディオブックは、耳で聴くだけで本の内容を把握できます。
紙の本や電子書籍と違い、手で保持したりページを指でめくったり、文字を目で追う必要もありません。
ここからは、そんなオーディオブックの効果的な使い方を紹介します。
隙間時間に聴き知識量アップ
オーディオブックは通勤・通学時間や、入浴時に湯船に浸かっている時間、車の運転中や料理中など隙間時間に気軽に聴けます。
満員電車の中で本を読むのは大変ですし、徒歩中や車の運転中に本を読むのは厳禁です。
しかしオーディオブックなら耳を傾けているだけで内容を把握できるので、いわゆる「ながら聴き」ができます。
上手に使えば、隙間時間を活用してより多くの知識を吸収できるでしょう。
倍速再生で情報処理能力・集中力アップ
オーディオブックアプリの多くは、オーディオブックの再生速度を遅くしたり速くしたり自在に調節できます。
再生速度を速くすれば、より短時間で内容を把握できるでしょう。その分多くのオーディオブックを聴けるようになるので、「速聴」は「多聴」につながります。
速聴は、慣れるまでは内容を把握するのに骨が折れるかもしれません。しかし一旦速度に耳が慣れてしまえば、その後は速く聴くのが当たり前になります。
再生速度が速くなれば、その分集中して聴く必要があります。そのため集中力も向上するので、倍速再生はメリットが多いです。
語学の本を聴きリスニング能力アップ
オーディオブックは、語学の勉強にぴったりです。
語学勉強の教材はネイティブのナレーターが内容を読み上げることが多く、そのままリスニングの勉強に直結します。
目的に合わせて使い分けるとよいでしょう。
向上させたい能力に合わせた選び方
- 読み書き:紙の本や電子書籍
- リスニング:オーディオブック
- 読み書き、リスニング両方:CD付きの本や添付資料つきのオーディオブック
何度も聴けるため記憶の定着率アップ
オーディオブックはスマホアプリにたくさんダウンロードしておけば、過去に1度聴いた本でも気軽に何度でも聞き返せます。
「電子書籍でも同じだろう」といわれそうですが、オーディオブックは電子書籍に比べて隙間時間での利用が容易です。つまり電子書籍に比べると、何度も内容に接しやすいといえます。
本の内容は接する機会が多いほど記憶に定着されるといわれています。仕事で必要な知識が書かれた本などは、オーディオブックの利用が向いているでしょう。
おすすめのオーディオブックアプリ
おすすめのオーディオブックアプリを3つ紹介します。
audiobook.jp
株式会社オトバンクが運営する「audiobook.jp」の特徴と概要をまとめました。
audiobook.jp | |||
---|---|---|---|
料金形態 | 定額プラン | 月額プラン | 月額880円(税込) |
年額プラン | 年額7,500円(税込) | ||
月額会員プラン | 月額550円(税込)~33,000円(税込) | ||
1冊ずつ購入 | |||
配信数 | 非公表 (聴き放題対象は約15,000冊) |
||
対応OS | iOS Android ダウンロード |
||
速度調節機能の有無 | 有:0.5倍~4倍 |
audiobook.jpのおすすめポイント
- 日本語作品のラインナップが充実
- 1ヵ月あたり625円(税込)で聞き放題
- MP3プレイヤーやオフライン環境でも自由に作品が聞ける
audiobook.jpの特徴は、何といっても日本語作品のラインナップが充実している点にあります。
AudibleやGoogle Play ブックスは、海外で展開しているサービスを日本に持ってきています。そのため、どうしても外国語のオーディオブックが多くなりがちです。
そしてaudiobook.jpには、聴き放題プランが用意されています。これは月額880円(税込)で聴き放題対象作品がすべて聴き放題になるのでお得です。聴き放題の対象となっているのは、現在約15,000冊です。
聴き放題プランには年額7,500円(税込)の「年割プラン」も用意されています。こちらはひと月あたり625円(税込)なので、1年以上使う予定の人は年割プランがおすすめです。
また、audiobook.jpはオーディオブックの音声ファイルをMP3形式でダウンロードして、オーディオブックアプリ以外のアプリで聴くこともできます(聴き放題対象作品は除く)。
例えば携帯型デジタルオーディオプレイヤーなどに移して聴くこともできるので、スマホやパソコン以外の機器でも聴きたい人にはとても便利です。
Kikubon
株式会社アールアールジェイが運営する「Kikubon」の特徴と概要をまとめました。
kikubon | ||
---|---|---|
料金形態 | 1冊ずつ購入 | |
プレミアム会員 | 月額550円(税込)~5,500円(税込) | |
配信数 | 約600冊 | |
対応OS | iOS Android パソコン |
|
速度調節機能の有無 | なし |
Kikubonのおすすめポイント
- 小説に特化している
- 作中に効果音が入るなど作品に没入てきる仕掛け
- 著作権が切れている過去の名著が無料でたくさん聞ける
- 決済方法が多数選べる
Kikubonでは小説の朗読に、演技力に定評のある声優やナレーターを起用しています。そのため抑揚のつけ方などが絶妙で、聴いていると内容にぐいぐい引き込まれていきます。
作品によっては作中に効果音が入ることもあり、没入感もとても高いです。
そしてKikubunには、明治・大正・昭和初期の日本の名著と呼ばれる小説がたくさん揃っています。
これらの作品は作者の死後70年以上が経過して既に著作権が切れているため、無料で聴けます。
現時点でKikubunで無料で聴ける作品は約230本にも及ぶので、お金を掛けずにオーディオブックを体験してみたい人におすすめです。
また、クレジットカードを持っていない人でもWebコンビニ払いやPay-easyなどで支払うことによって、Kikubonを使えます。
Kikubunに聴き放題プランはありません。1冊ずつ購入するか、月々決まったポイントを購入して本を購入する形です。

Audible
アマゾンが運営する「Audible」の特徴と概要をまとめました。
Audible | |
---|---|
料金形態 | 月額1,500円(税込) 自由に選べる1冊+ 月のボーナスタイトル1冊 |
配信数 | 約40万冊 (日本語で聴ける作品は約16,000冊以上) |
対応OS | iOS Android パソコン |
速度調節機能の有無 | 有:0.5倍~3.5倍 |
Audibleのおすすめポイント
- 約40万冊の配信数はオーディオブック界随一
- 毎月自由に選べる1冊に加え、無料で聞けるボーナスタイトルが1冊もらえる
- 多くの人にとって使い慣れているアマゾンブランド
Audibleで配信されるオーディオブックの数は、何と約40万冊を超えます。これはオーディオブック界随一です。
ただし、日本語以外の多言語のオーディオブックも含まれます。Audibleは38ヶ国の言語に対応しているからです。
現時点日本語で聴けるオーディオブックの数は、全タイトル約40万冊のうち約16,000冊です。
Audibleの料金プランは、月額1,500円(税込)で好きなオーディオブックが1冊購入できるコインが1枚もらえ、さらに毎月アマゾンが選ぶ「ボーナスタイトル」が1冊もらえます。
つまり実質2冊手に入る、ということです。
さらに聴きたい場合は、3枚3,600円(税込)で追加コインを買うか、1冊ごとにお金を出して購入します。コインは1枚あたり1,200円相当なので、1,200円以上のオーディオブックであればコインで購入した方がお得でしょう。
アマゾンのアカウントがあれば、Audibleは簡単な手続きですぐに使い始められます。
オーディオブックのよくある質問

オーディオブックに関してよくある質問とその答えを紹介します。
オーディオブックは音声のみ?
オーディオブックは、本をナレーターや声優が読み上げる音声で聴くものです。
オーディオブックによっては本の内容の理解をより助けるために、PDFファイルなどでダウンロードできる添付資料が用意されていることがあります。
そのため、オーディオブックのコンテンツは必ずしも音声のみとは限りません。
本のダウンロードは何回もできる?
オーディオブックサービスの多くは、オーディオブックを何回もダウンロードできます。
ただしこの「ダウンロード」したオーディオブックは、オーディオブックサービスのアプリでしか聴けないものと、オーディオブックサービスのアプリ以外でも自由に聴けるものがあります。
例えばAudibleは、Audibleのアプリでしか聴けません。逆にaudiobook.jpでは、聴き放題対象作品以外のオーディオブックは、ダウンロードしたものを他のMP3対応機器で自由に聴けます。
機種変更したら聴けなくなる?
オーディオブックは機種変更しても聴けます。
新しいスマホにも専用アプリをダウンロード・インストールして、同じアカウントでログインすればまた同じように聴けます。
ただしオーディオブックサービスによっては、同一アカウントでログインできる端末の数に制限を設けているところもあります。詳細は各オーディオブックサービスのヘルプで確認してください。
オーディオブックの使い方は簡単!

オーディオブックの使い方・効果的な利用方法・おすすめのオーディオブックアプリとオーディオブックについてよくある質問とその答えを紹介しました。
オーディオブック自体の使い方はとても簡単です。特にマニュアルや説明などを読まなくても、日常的にスマホを使っている人であれば直感的に使えます。
また「耳で聴く本」という特性から、紙の本や電子書籍にはない色々な効果的な使い方があります。特にながら聴きや倍速再生ができる点は、読書効率が飛躍的に向上するでしょう。
ぜひ生活の中にオーディオブックを取り入れて、新たな読書の楽しみ方を体験してみてください。
公開日時 : 2022年01月27日

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