- インターネット
- 更新日:2024年03月29日
ドコモhome 5Gとドコモ光を徹底比較!通信速度や料金をふまえたおすすめは?
※当記事はPRを含みます。詳しくはこちら。
※カシモWiMAXは株式会社マーケットエンタープライズの関連会社、株式会社MEモバイルが運営しています。
ドコモ光とhome 5Gはどちらも魅力的なサービスなので、選ぶ際はどちらのサービスがより自分に適しているのかを見極めることが大切です。
本記事では、ドコモ光とhome 5Gのメリット・デメリットを解説します。実質月額や実質速度の他、それぞれに適した人についてもお伝えするので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
ドコモ光とhome 5Gを項目ごとに比較
ドコモ光とhome 5Gにはそれぞれに長所と短所がありますが、比較する際のポイントとして、下記の内容を事前に押さえておいてください。
- 実質速度はドコモ光が速い
- home 5Gは工事がいらない
- 実質月額はhome 5Gが安い
この後各項目ごとに詳しく解説します。また、どちらもお得に使うためには契約期間を意識することが大切です。その理由もお伝えするので参考にしてください。
公式サイト |
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通信速度を比較
光回線(固定回線)のドコモ光と、モバイル回線のhome 5Gの速度を下の表で比較しています。速度には「最大速度」と「実質速度」があるので、その点に注目してみてください。
ドコモ光 (ドコモ光1ギガ) |
home 5G (HR02) |
|
---|---|---|
最大速度 | 下り最大速度:1Gbps 上り最大速度:1Gbps |
下り最大速度:4.2Gbps 上り最大速度:218Mbps |
実質速度 | 下り平均速度:269.07Mbps 上り平均速度:285.32Mbps |
下り平均速度:177.43Mbps 上り平均速度:19.15Mbps |
上の表では、ドコモ光の1ギガプランと、5G対応のHR02(home 5G)の速度を比較しています。
インターネットを利用する上で、利便性を左右する下りの速度に注目した場合、最大速度はHR02が4.2Gbpsのため勝っています。しかし、実際に注目すべき速度は「実質速度」です。
最大速度が理論上の数値であるのに対し、実質速度は実際にインターネットを使用した際に出る速度です。通信速度は回線の混雑状況などの影響を受けるため、最大速度はまず出ません。
速度重視でサービスを選びたいのであれば、最大速度ではなく端末を実際に使用した際に出る実質速度の数値に注目しましょう。実質速度は平均260Mbps以上のドコモ光が断然速いです。
ドコモ光なら上りの実質速度も200Mbps以上と速いため、動画のアップロードなども快適に行えます。より快適にインターネットを使いたいのであれば、ドコモ光がおすすめです。
速度制限を比較
無制限に使えるサービスという点ではどちらも共通していますが、回線の混雑状況など場合によっては、双方速度制限が発生することがあるので、その点は理解しておいてください。
ただし、利用者ごとに1つの回線が割り当てられている光回線(ドコモ光)の方が、受信した電波を複数人で共有するモバイル回線(home 5G)よりも、速度制限を受けにくいといえます。
特にhome 5Gでは、下記の状況や条件により、速度制限を受ける可能性があるため覚えておいてください。
- インターネットの利用者が多い夜や休日など
- 直近3日間のデータ使用量が多い場合
- 一定期間に大容量の通信を行った場合
home 5Gでは、利用者が多く回線が混雑しやすい夜などの時間帯に、速度制限が発生する場合があります。帯域を制限し、利用者に対し一定以上の通信品質を保持するためです。
また、ドコモの公式サイトに記載があるように、直近3日間のデータ使用量が多い場合や、一定期間に大容量の通信を行った際に速度制限がかかることがあります。
特に、ファイル共有ソフトの使用は制限の対象となるリスクが高いので気を付けてください。なおhome 5Gでは、具体的に速度制限が起こる使用量や期間については明言していません。
開通工事の有無や初期費用を比較
固定回線のドコモ光には開通工事がありますが、モバイル回線のhome 5Gには存在しません。工事の期間や双方の初期費用を表に記載しました。
ドコモ光 | home 5G | |
---|---|---|
開通工事 | あり | なし |
期間 | 2週間~ | なし |
初期費用 | 戸建タイプ:最大22,000円 マンションタイプ:16,500円 (工事費) |
71,280円 (端末代) |
ドコモ光の工事が終わり利用できるまでの期間は、早くても申し込みから2週間です。ただし、3月など申し込みが増える時期だと、1ヵ月以上も待つ場合も考えられます。
なおドコモ光の工事費は、マンションタイプが16,500円、戸建タイプが最大22,000円と高額です。
home 5Gであれば、工事費を気にする必要がないだけでなくすぐに使えるのが利点です。ドコモショップなどの店舗で契約すれば、在庫次第では当日に端末を受け取れます。
高額な工事費を払いたくない、またできるだけ早くインターネットを使いたいと考えるなら、home 5Gをおすすめします。
なお、ドコモ光の工事費やhome 5Gの端末代は、本サイト経由で申し込むとキャンペーンで無料になります。コストを抑えたい場合は、ぜひ活用してみてください。
月額料金や実質月額を比較
ドコモ光とhome 5Gの、キャンペーンや工事費(端末代)を含む実質月額を表に記載しました。
ドコモ光 | home 5G | |
---|---|---|
実質月額 | 戸建タイプ:5,372円 マンションタイプ:4,052円 |
4,533円 |
月額料金 (税込) |
戸建タイプ:5,720円 マンションタイプ:4,400円 |
4,950円 |
キャンペーン | 10,500円キャッシュバック dポイント2,000ptプレゼント 新規工事料0円 |
15,000円キャッシュバック 月々サポートで端末代実質無料 |
事務手数料 (税込) |
3,300円 | 3,300円 |
工事費/端末代 | 戸建タイプ:最大22,000円 マンションタイプ:16,500円 |
端末代:71,280円 (月々サポート×36回で実質無料) |
スマホセット割 | ドコモスマホの毎月の料金が最大1,100円割引 | ドコモスマホの毎月の料金が最大1,100円割引 |
ドコモ光およびhome 5Gは、どちらもキャンペーンで工事費もしくは端末代が無料になるため、その分実質月額を抑えられます。(※それぞれキャンペーンは2024年3月時点の内容)
なお実質月額を比較すると、4千円台で利用できるhome 5Gが5千円台のドコモ光の戸建タイプよりもお得です。
マンションタイプであればhome 5Gよりも金額を抑えられますが、マンションの場合物件によっては工事ができないことがあるので、手放しでは喜べません。
通信コストを抑えたいのであればhome 5Gがおすすめです。また、どちらもドコモスマホとのセット割が適用されるので、ドコモユーザーはぜひ利用してみてください。
なお、表に記載した各種キャンペーンは、いずれも本サイトを経由して申し込んだ際に利用できる特典です。他の申し込み窓口では、利用できない場合があるので注意してください。
契約期間や解約金を比較
ドコモ光とhome 5Gは「契約期間なし」で契約すればいつ解約しても解約金は請求されません。しかし、どちらもお得に使うためには下記の理由があるため契約期間を意識すべきです。
- ドコモ光の契約期間なしは月額7,370円~と高額(2年プランは月額5,720円~)
- ドコモ光の工事費は7ヵ月間の継続利用で無料になる
- home 5Gは3年間の継続利用で端末代が実質無料となる
上記の理由があるため、契約期間を意識した使い方を心がけましょう。ドコモ光の契約期間なしは月額7千円を超えるため高額ですが、2年プランであれば5千円台で使えます。
ただし、2年間の途中で解約すると戸建タイプは5,500円、マンションタイプは4,180円の解約金をそれぞれ請求されるため、その点は注意してください。
また、ドコモ光の1万円を超える工事費は、契約から7ヵ月間の継続利用で無料になります。同様に、home 5Gの端末代も3年間使うことで実質無料になる条件です。
解約時期 | 1ヵ月目 | 2ヵ月目… | 36ヵ月目 | 37ヵ月目 |
---|---|---|---|---|
端末代の残債 | 69,300円 | 67,320円 | 1,980円 | 0円 |
home 5Gの端末代71,280円は、毎月1,980円の割引×36ヵ月間の適用で実質無料になります。途中で解約すると上の表のように残債を請求されます。
home 5Gの場合解約金は必要ありませんが、解約時期によっては高額な残債を請求されるため注意してください。
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ドコモ光のメリット・デメリット
ドコモ光には、速度が安定して速いといった長所の他、開通工事に時間がかかるなどの短所もあります。ドコモ光のメリット・デメリットを詳しく解説するので参考にしてください。
ドコモ光のメリット
ドコモ光の長所である、通信速度が安定して速い、また20社以上のプロバイダから選べるなどのメリットを解説します。
通信速度が安定して速い
固定回線(光回線)のドコモ光は、通信速度が安定して速いのがメリットです。
ドコモ光に限った話ではありませんが、光ファイバーケーブルを直接宅内に引き込む光回線の場合、home 5Gのようなモバイル回線と異なり安定した速度でインターネットが使えます。
固定回線であれば、天候や電磁波などの影響を受けにくく通信品質を保てます。実際にhome 5G(HR02)の下り平均速度は177.43Mbpsですが、ドコモ光は269.07Mbpsでした。
ドコモ光なら、回線の混雑により速度が落ちるリスクもホームルーターと比較して低いため、快適にインターネットを使いたいのであればドコモ光を選んでみてください。
20社以上のプロバイダから選べる
ドコモ光は、20社以上の中から好みのプロバイダを選べるのがメリットです。ドコモ光のプロバイダは、大きくタイプAとタイプBに分けられます。
プロバイダタイプ | プロバイダ |
---|---|
タイプA |
OCNインターネット GMOとくとくBB @nifty andline SISなど |
タイプB |
@TCOM TNC Asahi Net チャンプルネット WAKWAKなど |
それぞれWiFiルーターの無料レンタルや、無料サポート、その他セキュリティソフトの無料サービスなどを行っています。また、プロバイダ独自のキャッシュバックも魅力的です。
特に、GMOとくとくBBは2024年3月現在、最大6万円以上もらえるキャッシュバックを実施しているため利用しない手はありません。コストを抑えたいならおすすめです。
マンションタイプはhome 5Gよりも安い
住んでいる物件によっては契約できない場合もありますが、ドコモ光のマンションタイプであれば、home 5Gよりもコストを抑えられます。
マンションタイプの場合、物件に住んでいる住人で光回線を共有するため、戸建タイプと比較して月額費用を抑えられます。
ドコモ光の戸建タイプが月額5,720円のところ、マンションタイプはひと月4,400円です。home 5Gが月額4,950円なので、よりコストを抑えたいならマンションタイプがおすすめです。
ただし、マンションタイプでは光回線を共有しているため、戸建タイプと比較して回線の安定度が劣ります。その点は注意してください。
ドコモ光のデメリット
通信速度が速い点はドコモ光のメリットですが、開通工事に時間がかかるなど、デメリットもあるので解説します。
開通工事に時間がかかるためすぐには使えない
ドコモ光を契約する際は、基本的に開通工事が必要です。工事が終わりインターネットが使えるようになるまで、最短で2週間かかります。
申し込みが増える時期だと、1ヵ月などさらに時間がかかることが予想されるため、その点は注意してください。
なお、GMOとくとくBBなどプロバイダによっては、開通工事完了までの間、ポケット型WiFiをレンタルできる場合もあるので事前に確認しておきましょう。
最高額のキャッシュバックを得るためのハードルが高い
ドコモ光のプロバイダであるGMOとくとくBBでは、6万円以上もらえるキャッシュバックを実施していますが、上限額である最大65,000円をもらうための適用条件が厳しいです。
キャッシュバック | 適用条件(セット申し込み) | 契約期間 |
---|---|---|
65,000円 |
ドコモ光 Lemino ひかりTV DAZN for docomo |
2年(2年定期契約プラン) |
35,500円 |
ひかりTV (2年割) DAZN for docomo |
|
18,500円 | ひかりTV (2年割) | |
15,500円 |
DAZN for docomoまたは スカパー! (1,800円以上の商品) |
|
12,500円 | Leminoまたはdアニメストア | |
10,500円 | なし |
最大65,000円のキャッシュバックをもらうためには、ドコモ光+Lemino+ひかりTV+DAZN for docomoのセット申し込みが必要です。また、2年間の継続利用が求められます。
各種オプションサービスへの加入が無理な場合は、10,500円のキャッシュバックのみとなり、金額が下がってしまうのでその点は注意が必要です。
プロバイダ選びが面倒に感じる
自分の希望するプロバイダを、複数の中から選べる点はドコモ光の強みですが、一方で数が多くて迷ってしまうと感じることがあるかもしれません。
ドコモ光のプロバイダを決める際は、下記の点を基準に選んでみてください。
- キャッシュバックなどのお得なキャンペーンを行っているか
- WiFiルーターの無料レンタルはあるか
- セキュリティやサポートなどの無料サービスは利用できるか
プロバイダの中には、GMOとくとくBBのように高額キャッシュバックを行っているところがあります。条件が厳しく満額もらえないとしても、間違いなくコストを抑えられるためお得です。
またWiFiルーターの無料レンタルや、セキュリティソフト、そしてサポートの無料サービスが利用できる場合もあるので、その点にも注目してみてください。
home 5Gのメリット・デメリット
home 5Gには端末代が実質無料になるなどの長所がある他、ドコモ光よりも遅いなどの短所もあります。メリット・デメリットをそれぞれ詳しく解説していきます。
home 5Gのメリット
工事不要ですぐに使える、そして高額な端末代が実質無料になるなど、home 5Gのメリットを解説します。
工事不要でコンセントに挿すだけですぐに使える
home 5Gに限った話ではありませんが、ホームルーターは工事不要、そしてコンセントに挿すだけですぐにインターネットが使えます。
固定回線のように工事日を決めたり、また作業員が自宅にやってきたりといったことはありません。当然、別途高額な工事費を請求されることもないです。
面倒な工事を避けたい、すぐに使いたい、また工事ができないマンションやアパートで利用したいという場合は、home 5Gの申し込みを検討してみてください。
以下の記事では、工事不要WiFiのおすすめ5選を紹介しています。こちらもご覧ください。
高額な端末代が3年間の利用で実質無料になる
home 5Gの7万円以上する端末代は高額なのでデメリットですが、一方で3年間の継続利用で実質無料になるのがメリットです。
端末代が無料になる月々サポートでは、毎月1,980円ずつ3年間(36回)割引が適用されます。途中で解約すると残債を請求されるため注意が必要ですが、実質無料のメリットは大きいです。
なお月々割の特典は、home 5Gの最新端末であるHR02でも利用できるため、ぜひキャンペーンが行われている期間に申し込みください。
実質速度が他社ホームルーターと比較して速い
home 5Gは、他社ホームルーターと比較して速いのもメリットです。下の表では、各サービスの最大速度と実質速度を比較しています。
サービス名称 | 最大速度 | 実質速度 |
---|---|---|
home 5G (HR02) |
下り最大速度:4.2Gbps 上り最大速度:218Mbps |
下り平均速度:177.43Mbps 上り平均速度:19.15Mbps |
WiMAX (Speed Wi-Fi HOME 5G L13) |
下り最大速度:4.2Gbps 上り最大速度:286Mbps |
下り平均速度:157.97Mbps 上り平均速度:25.35Mbps |
ソフトバンクエアー (Airターミナル5) |
下り最大速度:2.1Gbps 上り最大速度:非公開 |
下り平均速度:114.01Mbps 上り平均速度:11.2Mbps |
モバレコエアー (Airターミナル5) |
下り最大速度:2.1Gbps 上り最大速度:非公開 |
下り平均速度:114.01Mbps 上り平均速度:11.2Mbps |
home 5Gは下り最大4.2Gbpsに対応しているだけでなく、下り平均速度が170Mbpsを超えており、他社ホームルーターと比較して圧倒的に速いのがわかります。
通信速度は使用する環境によっても変化しますが、より速いホームルーターを選びたいのであれば、home 5Gがおすすめです。
またhome 5Gは、ソフトバンクエアーやモバレコエアーでは使用できない、プラチナバンドが標準で使えるのもメリットです。
プラチナバンドに対応したhome 5Gであれば、より快適にインターネットが使えます。なお、WiMAXでもプラチナバンドが使えますが、使用した際は別途1,100円かかるのが欠点です。
料金を気にせず快適に使えるホームルーターを求めるなら、home 5Gをおすすめします。
home 5Gのデメリット
home 5Gには、通信速度がドコモ光には勝てない、また5G対応エリアが限られているなどのデメリットがあるので解説します。
通信速度や安定性はドコモ光に勝てない
他社ホームルーターと比較して圧倒的に速いhome 5Gですが、一方でドコモ光をはじめとした光回線(固定回線)には勝てません。
下り平均速度が170Mbpsを超えるhome 5Gですが、一方でドコモ光は270Mbpsに近い数値が出ます。実際に、home 5Gと光回線の速度を比較したので参考にしてください。
サービス名称 | 回線種類 | 最大速度 | 実質速度 |
---|---|---|---|
home 5G (HR02) |
モバイル回線 |
下り最大速度:4.2Gbps 上り最大速度:218Mbps |
下り平均速度:177.43Mbps 上り平均速度:19.15Mbps |
ドコモ光 | 光回線 |
下り最大速度:1Gbps 上り最大速度:1Gbps |
下り平均速度:269.07Mbps 上り平均速度:285.32Mbps |
フレッツ光 |
下り最大速度:1Gbps 上り最大速度:1Gbps |
下り平均速度:252.06Mbps 上り平均速度:249.21Mbps |
|
@nifty光 |
下り最大速度:1Gbps 上り最大速度:1Gbps |
下り平均速度:230.03Mbps 上り平均速度:269.94Mbps |
|
ビッグローブ光 |
下り最大速度:1Gbps 上り最大速度:1Gbps |
下り平均速度:240.87Mbps 上り平均速度:264.23Mbps |
表ではフレッツ光、そしてドコモ光をはじめとした主要な光コラボと比較していますが、実質速度を見るとわかるように、どれもhome 5Gよりも速いです。
そのため、自宅で快適にインターネットを使いたいと考えるなら、ドコモ光をはじめとした光回線をおすすめします。
なお、表の下り平均速度に注目するとわかりますが、ドコモ光の数値が269.07Mbpsとなっており他と比べて頭1つ抜けています。
通信速度は混雑状況などの影響で変わりますが、それでもより速度にこだわりたいならドコモ光を選んでみてください。
5G対応エリアが限られている
home 5Gの人口カバー率は99%のため、国内の広いエリアで利用できますが、5G対応エリアは現状まだ限られています。
なおhome 5Gは、5G対応エリアでなく4Gエリアでも利用できますが、下のHR02の速度を見るとわかるように、最大速度そして実質速度がそれぞれ劣ります。
通信モード | 最大速度 | 実質速度 |
---|---|---|
5G |
下り最大速度:4.2Gbps 上り最大速度:218Mbps |
下り平均速度:177.43Mbps 上り平均速度:19.15Mbps |
4G LTE |
下り最大速度:1.7Gbps 上り最大速度:131.3Mbps |
下り平均速度:40Mbps程度 上り平均速度:4Mbps程度 |
4G LTEの下り最大速度は1.7Gbpsとなっており、最大4.2Gbpsの5Gの半分以下の数値です。そのため、5Gのエリア外だと遅いと感じる可能性があります。
なお、みんなのネット回線速度のデータを参考にすると、4G使用時の下り平均速度は40Mbps前後といった感じでした。
5Gと比較して劣りますが、4Kの高画質動画を視聴する際に必要な速度の目安が20Mbpsほどなので、4Gエリアであっても遅くて使い物にならないということはないです。
設置場所の住所以外では使えない
home 5Gの端末は、契約時に申告した住所以外では使用することができません。
home 5Gの端末は小型なので、バッグなどに入れて旅行に持って行きたいと思うかもしれませんが、ルール違反なのでやめましょう。
バレると最悪強制解約させられる恐れがあります。なお、他社だとWiMAXなら自宅以外でも使用できます。
まれに旅行や実家などで使いたいと考えるなら、WiMAXのホームルーターの利用も検討してみてください。
また引越し先でhome 5Gを使う際は、オンラインやドコモショップなどで住所の変更手続きが可能なので、事前に済ませておきましょう。
ドコモ光とhome 5Gはどっちがおすすめ?
双方ドコモスマホのセット割が使える点では同じですが、料金をはじめ特徴が異なります。ここでは、それぞれおすすめな人を解説します。
ドコモ光がおすすめな人
ドコモ光がおすすめなのは、通信速度や安定性を重視したいなど、下記の条件に当てはまる人です。
- 通信速度や安定性を重視したい
- 速度制限を気にせず使いたい
- 無制限に使えるインターネットを探している
- home 5Gよりも料金が安いマンションタイプを契約したい
- オンライン申し込み限定のキャンペーンを利用したい
上下平均200Mbpsを超える高速通信、そして固定回線の安定した通信に魅力を感じる人は、ドコモ光がおすすめです。
また無制限に使える点や、速度制限が起こる可能性がhome 5Gと比べて低いため、夜でも快適に使いたい人に適しています。
そして、ドコモ光はマンションで契約できる人にもおすすめです。マンションタイプの実質月額は4,052円なので、home 5Gの4,533円よりも金額を抑えられます。
なお、自分のマンションでドコモ光が利用できるかわからない場合は、フレッツ光が導入されているか、また契約できるかなどを大家さんや管理会社に質問してみましょう。
他にも、ドコモ光はオンライン限定のお得なキャンペーンを利用したい人にもおすすめです。店舗契約では得られない、最大6万円のキャッシュバックなど魅力的な特典が利用できます。
以下の記事では、ドコモ光の評判を紹介しています。メリット・デメリットも解説していますので、こちらもお読みください。
home 5Gがおすすめな人
home 5Gは、申し込み後すぐに使いたいなど、下記の条件に当てはまる人におすすめです。
- 契約後すぐに使いたい
- 通信コストを抑えたい
- 光回線の工事ができない物件に住んでいる
- 引っ越しが多い
- オンライン限定のキャンペーンを利用したい
home 5Gでは、時間のかかる開通工事が不要なため、インターネットをすぐに使いたい人に適しています。
端末は、申し込み後1週間程度で届きます。光回線の場合、申し込みが多い時期だと1ヵ月以上待つ場合もあるため、すぐに使えるのがhome 5Gの強みです。
また、実質月額4千円台で使えるhome 5Gは、5千円以上するドコモ光の戸建タイプよりもお得です。そのため、戸建タイプよりもコストを抑えたいならhome 5Gをおすすめします。
その他、工事不要のhome 5Gであれば光回線の工事ができない物件に住んでいる人や、出張などで引っ越しが多い人にとっても都合がいいでしょう。
なお、ドコモショップでも契約できるhome 5Gですが、キャンペーンサイト限定のキャッシュバックなどを利用するためにも、オンライン申し込みが可能な人に適しています。
以下の記事では、ドコモ home 5Gの評判を紹介しています。実際の口コミも検証していますので、参考にしてください。
ドコモ光とhome 5Gの申し込み方法
ドコモ光とhome 5Gの申込みの流れを解説します。なお、申し込みは高額キャッシュバックなどのお得な特典が得られる「オンライン申し込み」について解説します。
店舗での申し込みは、直接担当者に相談できるのが強みですが、ドコモ光の最大6万円などの高額キャッシュバックは得られません。費用を抑えるならオンライン申し込みがベストです。
なお、ドコモ光とhome 5Gのお得なキャンペーンを利用する際は、本記事を経由して申し込むようにしてください。他の申込窓口だと利用できない場合があるからです。
またここでお伝えする流れは、2024年3月時点で公表されているキャンペーンの情報・条件をもとに解説しているので、その点は気を付けてください。
公式サイト |
公式サイト |
ドコモ光の申し込みから利用開始までの流れ
ドコモ光キャンペーンサイトからの申し込み方法、そして利用開始までの流れを解説します。
ドコモ光の申し込みから利用開始までの流れ
- ドコモ光のキャンペーン専用サイトから申し込む
- サービスの案内・申込内容の登録
- 回線工事後利用開始
1.ドコモ光のキャンペーン専用サイトから申し込む
高額キャッシュバックを得るために、ドコモ光のキャンペーン専用サイトから手続きを進めましょう。なお申し込みにあたり、下記の情報が必要となるため確認してください。
- ドコモの携帯番号
- 設置住所
- 転用承諾番号(※現在フレッツ光を利用している人)
キャンペーン専用サイトから申し込む際は、必ずドコモの携帯番号が必要です。現在他社を利用している場合は、ドコモへの乗り換えもしくは新規契約が必要です。
また、現在フレッツ光を利用している場合は、ドコモ光への転用で転用承諾番号が必要になります。該当する場合は、事前にNTT東西日本に問い合わせてみてください。
必要な情報が用意できたら、Webフォームもしくは電話にて申し込みます。
2.サービスの案内・申込内容の登録
申し込みフォームからの手続き後、担当者より電話がかかってきます。電話では、料金プランやサービス、そしてキャンペーンについての説明があるので確認してください。
その後、プロバイダ(GMOとくとくBB)とNTTドコモで契約者情報の連携を行います。連携の作業には1日ほどかかるので待ちましょう。
なお、ドコモ光で選べるプロバイダは20社以上ありますが、高額キャッシュバックや無料の訪問サポートなどのメリットで選ぶならGMOとくとくBBがおすすめです。
通信速度については、プロバイダごとで大きく異なることはないので安心してください。
3.回線工事後利用開始
契約者情報の連携後、ドコモ光サービスセンターから電話がかかってくるので、そこで開通工事の日程を決めましょう。開通工事が終われば、いよいよインターネットが使えます。
なお、特典で得られる高額キャッシュバックの受け取りについては、開通工事月を含む4ヵ月目にGMO専用アドレス宛てにメールが届くので確認してください。
内容を参考に、キャッシュバックの受取口座情報を登録します。口座情報を登録した翌月末に金額が振り込まれる流れです。
home 5Gの申し込みから利用開始までの流れ
home 5Gの、申し込みから利用開始までの流れを解説します。
home 5Gの申し込みから利用開始までの流れ
- home 5Gのキャンペーン専用ページから申し込む
- 申し込み内容の確認
- ホームルーターの発送・利用開始
1.home 5Gのキャンペーン専用ページから申し込む
2024年3月時点で行われている15,000円の高額キャッシュバックを得るためにも、home 5Gはキャンペーン専用ページから申し込むようにしましょう。
Webフォームより、契約者情報や電話番号などを登録していきます。Webフォームの送信後、担当者から確認のために折り返しの電話がかかってきます。
2.申し込み内容の確認
折り返しの電話の後、申込者の自宅宛てに申込書類キットが届くので、必要事項を入力し同梱されている返信用封筒に入れて一式を返信してください。
その後NTTドコモ側で確認し、問題がないようであれば、再度最終確認のために電話がかかってきます。
3.ホームルーターの発送・利用開始
最終確認の電話のあと、契約書類とhome 5Gの端末が契約時に登録した住所宛てに届きます。
端末を受け取った後は、電源アダプターを本体につなぎ、反対側もコンセントに挿しましょう。そして、インターネットを使いたいPCなどの機器側でWiFi設定を行えば完了です。
インターネットを利用するために、特別難しい工程はありません。誰でも簡単に使えるのがhome 5Gの魅力です。
なお、特典のキャッシュバックは、課金開始月の翌月末に指定された口座宛てに振り込まれます。(※キャッシュバックの振込先口座は、電話確認の際に担当者より尋ねられる)
home 5Gのキャッシュバックは、ドコモ光のように受け取りまで4ヵ月もかかりません。特別な受取手続き不要で、最短で申し込みの1ヵ月後に振り込まれるのがメリットです。
ドコモ光とhome 5Gに関するよくある質問
それぞれオンラインゲームは快適に遊べるのか、その他対応サービスエリアは異なるのかなど、ドコモ光とhome 5Gのよくある質問にお答えします。
ドコモ光とhome 5Gはどちらもゲームができる?
ドコモ光とhome 5Gは、どちらもオンラインゲームが遊べます。
ただし、ドコモ光と比較して応答速度(PING値)が遅いhome 5Gは、FPSのように激しい動きが求められるゲームだと、快適に遊べない恐れがあります。
応答速度とは、画面の色が切り替わるのにかかる時間のことであり、FPSを快適にプレイするために必要な目安は15ms以下です。
応答速度は、値が小さいほど速いことを意味しますが、home 5Gの平均PING値は50.23msと大きいです。つまり、快適にプレイできる速度ではありません。
そのため、home 5Gでゲームを遊んだ場合、カクつくなどスムーズにプレイができない可能性があります。
オンラインゲームをより快適に遊びたいのであれば、平均応答速度が18.64msと速い、ドコモ光がおすすめです。
以下の記事では、オンラインゲーム用のおすすめWiFi回線を紹介しています。こちらも参考にしてください。
ドコモ光とhome 5Gの対応サービスエリアは異なる?
ドコモ光とhome 5Gは、どちらも全国エリアで利用できます。ドコモ光(フレッツ光)のエリアカバー率は96.9%、そしてhome 5Gの人口カバー率は99%です。
しかしモバイル回線のhome 5Gは障害物に弱いため、対応サービスエリア内であっても、周りに高層ビルなどの電波を遮る建物が多いと快適に使えない場合があります。
安定、そして快適に使えるインターネットサービスを求めるなら、固定回線のドコモ光がおすすめです。
ドコモ光とhome 5Gはスマホセット割が利用できる?
それぞれサービスの名称は異なりますが、ドコモ光とhome 5Gはどちらも、ドコモスマホとのセット割が利用できます。
ドコモ光とドコモスマホの対象プランを併せて使うことで「ドコモ光セット割」が適用され、毎月のスマホ代が最大1,100円割引されます。
また、home 5Gとドコモスマホの対象プランをセットで使うと「home 5Gセット割」が適用され、こちらも毎月のスマホ代が最大1,100円割引されるのがメリットです。
ドコモユーザーであれば通信コストを抑えられるチャンスなので、ぜひセット割を活用してみてください。
以下の記事では、ドコモ光のセット割について解説しています。こちらもあわせてお読みください。
ドコモ光とhome 5Gはそれぞれどんなキャンペーンが利用できる?
ドコモ光とhome 5Gでは、それぞれキャッシュバックをはじめとしたお得なキャンペーンを行っています。下の表は、2024年3月時点で利用できる特典の一部です。
サービス名称 | キャンペーン名称 |
---|---|
ドコモ光 |
新規工事料0円 最大65,000円キャッシュバック 他社解約違約金15,000円還元 1ギガプラン申し込みでdポイント2,000ptプレゼント 訪問無料サポート WiFiルーターレンタル0円キャンペーンなど |
home 5G |
15,000円キャッシュバック home 5G新生活応援キャンペーン 他社解約金分dポイント上限22,000ptプレゼント 満29歳以下限定12ヵ月間1,760円割引き 端末代実質無料など |
それぞれ、高額な端末代や工事費が無料になるお得な特典の他、他社からの乗換え時に発生する解約金の還元を目的としたキャンペーンも行われています。
他にも、年齢制限が設けられた割引特典などもあり、条件に当てはまれば大きく通信コストを抑えられるのが魅力です。
なお、ドコモ光とhome 5Gのお得なキャンペーンは、他の窓口からだと利用できない場合があるので、利用する際は必ず本サイトを経由して申し込むようにしてください。
以下の記事では、ドコモ光のおすすめ申し込み窓口を紹介しています。キャンペーンでお得に契約したい方は、こちらもお読みください。
ドコモ光とhome 5Gは両方契約できる?
ドコモ光とhome 5Gは両方契約できます。
ただし、同一ファミリー割引グループ内でドコモ光とhome 5Gをそれぞれ契約しても、割引が適用されるのはドコモ光セット割かhome 5Gセット割のどちらか1つのみです。
ドコモ光とhome 5Gの解約方法は?
ドコモ光およびhome 5Gの解約方法(解約窓口)を下の表に記載しました。
サービス名称 | 解約方法 |
---|---|
ドコモ光 |
オンライン ドコモショップ・d garden 電話 |
home 5G |
オンライン ドコモショップ・d garden |
どちらも、ドコモの公式サイトまたは店舗(ドコモショップ or d garden)で解約手続きが行えます。
なお、ドコモ光は電話での解約も可能ですが、home 5Gはできないためその点は注意してください。
以下の記事では、ドコモ home 5Gの解約方法を解説しています。こちらもあわせてお読みください。
公式サイト |
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まとめ
ここまでドコモ光とhome 5Gについて、どちらがおすすめなのかを解説してきました。なお、双方にメリットとデメリットがあるので、どちらか一方が絶対に良いとはいえません。
本記事ではそれぞれ向いている人を詳しく解説してきましたが、シンプルに考えた場合、速度や安定性を重視するならドコモ光を、一方でコストを抑えたいならhome 5Gがおすすめです。
「通信速度」および「料金」に注目して選んでみてください。
なおドコモ光とhome 5Gでは、それぞれお得なキャッシュバックや、他社解約金の還元などのキャンペーンが利用できるので、ぜひ活用してください。
本記事で紹介した主なキャンペーンは、本記事経由で申し込んだ際に利用できる特典なので、その点は注意してください。
以下の記事では、自宅におすすめのWiFi13選を紹介しています。契約手順も解説していますので、ぜひチェックしてみてください。
公式サイト |
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