- 格安SIM
- 更新日:2023年07月27日
スマホを安く使う方法とは?ドコモ・au・ソフトバンク・格安SIM別の携帯料金節約術
※当記事はPRを含みます。詳しくはこちら。
※カシモWiMAXは株式会社マーケットエンタープライズの関連会社、株式会社MEモバイルが運営しています。
MMD研究所の調査では、毎月のスマホ代の平均金額は大手キャリアが8,312円、格安SIMが4,424円という結果が出ています。
大手キャリアと格安SIMでは、毎月のスマホ代が約4,000円も違うのです。
このことから、スマホを安く使うには格安SIMへの乗り換えや安い料金プランへの変更が必要だとわかります。
そこで本記事では、スマホを安く使うコツとして、料金の見直し方法やおすすめの格安SIMを解説します。
目次
スマホを安く使う方法は2通り
毎月のスマホ代が高いと感じる場合、通信料金を見直すことで料金が節約できます。
1.通信料金を安くする
通信料金には、主に次の4つの料金が含まれています。
- 基本料
- 通話料
- オプション
- 機種代金
例えば、毎月のデータ使用量が少ない場合は小容量プランに変更するなど、より使用量にあったプランに乗り換えるとスマホ代の節約に繋がります。
通話料が高い場合は、かけ放題通話オプションに加入するとよいでしょう。
また、契約時に加入したものの利用していないオプションがある場合は解約しましょう。
2.機種代金を安くする
携帯会社でスマホを購入した場合、一括払いまたは分割払いのいずれかを選べます。
分割払いにすると基本料や通話料、オプションに端末代金が上乗せされるため、その分、毎月の支払額が高くなります。
SIMカードのみ契約してスマホを中古で購入すれば、端末セットで契約するよりも安くなります。
まずは今の利用明細を確認しよう
スマホ代を安くするためにも、まずは利用明細で契約内容を確認してみましょう。利用明細はネットから簡単に確認できます。
契約内容の中には、利用状況に見合わない料金プランや不要なオプションが含まれている可能性があります。
データ使用量や通話時間、オプションを確認し、節約できる部分がないか確認してみてください。
スマホの通信料金を安くする方法
スマホの通信料金を安くする方法は以下の2通りです。
- 携帯会社を乗り換える
- 今の携帯会社でプランを見直す
それぞれの方法について、詳しく解説します。
1.携帯会社を乗り換える
記事の冒頭でご紹介した通り、大手キャリアと格安SIMでは毎月のスマホ代が大きく違います。
そのため、スマホ代を大幅に安くしたい人は、格安SIMへの乗り換えがおすすめです。。
例えば1GBで比較した場合、大手キャリアから格安SIMに乗り換えると2,000円前後も安くなります。
〜1GB(税込) | |
---|---|
ドコモ | 2,167円 |
au | 3,465円 |
ソフトバンク | 3,278円 |
IIJmio | 528円 |
BIGLOBEモバイル | 1,078円 |
スマホを安く使うなら、格安SIMへの乗り換えが最も効果的です。
容量ごとの料金は、格安SIMの速度・料金を比較しておすすめを解説した記事をご覧ください。
2.今の携帯会社でプランを見直す
ドコモとau、ソフトバンクといった大手キャリアでは、大容量プランとライトプランに加え、中容量の新料金プランを発表しました。
新料金プランを含め、ドコモ・au・ソフトバンクで料金を見直す方法をご紹介します。
ドコモで料金プランを見直す
(税込) | データ容量 | 基本料金 |
---|---|---|
eximo | ~1G | 4,565円 |
1G~3GB | 5,665円 | |
3GB~無制限 | 7,315円 | |
irumo | ~.5GB | 550円 |
~3GB | 2,167円 | |
~6GB | 2,827円 | |
~9GB | 3,377円 | |
ahamo | ~20GB | 2,970円 |
ドコモの料金プランは、「eximo」「irumo」「ahamo」の3つです。ahamoは2021年3月より開始した、オンライン専用の料金プランとなります。
ドコモで料金を見直す場合、irumoを契約している方はahamoに変更すると月額料金が安くなります。
irumoは最大9GBで3,377円(税込)なのに対し、ahamoは20GB使えて2,970円(税込)なので圧倒的に安いです。
20GBでは足りない方は、使うデータ容量によって「eximo」を選びましょう。
ahamoへのプラン変更を考えている方は、ahamoのメリット・デメリットを解説した記事をご一読ください。
auで料金プランを見直す
容量 | 月額料金(税込) | |
---|---|---|
スマホミニプラン 5G/ 4G | 〜1GB | 3,465円 |
〜2GB | 4,565円 | |
〜3GB | 5,665円 | |
〜4GB | 6,215円 | |
使い放題MAX 5G | 無制限 | 7,238円 |
povo | 20GB | 2,700円 |
auの料金プランは、「使い放題MAX 5G/4G」「povo」「スマホミニプラン 5G/4G」の3種類です。
povoは、2021年3月にサービスを開始したauのオンライン専用ブランドになります。
容量ごとの料金を見てわかる通り、auでプラン変更するなら「povo」がおすすめ。povoなら、20GB使えて月額2,700円(税込)です。
さらにpovoなら、24時間限定でデータ使い放題になるオプションも付けられます。
20GBでは足りない方も、オプションをつければpovoでも十分足りるはずです。
乗り換える |
乗り換える |
povoのメリット・デメリットや評判が知りたい方は、こちらの記事でまとめています。
ソフトバンクで料金プランを見直す
容量 | 月額料金(税込) | |
---|---|---|
ミニフィットプラン+ | 〜1GB | 3,278円 |
〜2GB | 4,378円 | |
〜3GB | 5,478円 | |
メリハリ無制限 | 無制限 | 7,238円 |
LINEMO | 20GB | 2,728円 |
ソフトバンクで毎月のデータ使用量が5GB以上の場合、段階制のミニフィットプランよりもメリハリ無制限の方がお得です。
また、中容量の料金プランLINEMO(ラインモ)も提供されています。
LINEMO(ラインモ)は月額料金2,728円(税込)でデータ容量は20GB、LINEがギガノーカウントで利用できます。
ソフトバンク回線を利用しているため、回線速度や安定性も心配ありません。
ソフトバンク「LINEMO」のメリット・デメリットや評判を解説した、こちらもあわせてどうぞ。
機種代金を安くする方法
スマホを安く使用したいときは、機種代金をなるべく安く抑えるのもポイントです。
- 今のスマホを使い続ける
- 中古スマホやSIMフリースマホを使う
機種代金を安くするための、2つの方法について1つずつ解説します。
1.今のスマホを使い続ける
「携帯会社を乗り換える=スマホも買い換える」と思われがちですが、実はそうではありません。
携帯会社を乗り換える場合でも、今のスマホをそのまま使うことが可能です。
ほとんどの会社では、乗り換え時に「スマホとSIMカード」「SIMカードのみ」の契約か選べます。
今のスマホのまま乗り換える場合は、「SIMカードのみ」で契約するだけです。
今のスマホがまだ使える方、使い続けたい方は、ぜひ乗り換え先でもそのまま使ってスマホ代を安くしましょう。
2.中古スマホやSIMフリースマホを使う
機種代金を安く抑えるには、中古スマホやSIMフリースマホもおすすめです。
1万円以下で購入できるスマホもあり、キャリアで機種変更するよりも格段に安く抑えられます。
中古スマホはオークションや中古スマホ販売店などで購入できますが、キャリアのスマホ保険に加入できません。
そのため、万が一スマホが故障してしまった時は、急遽修理代金が必要となります。
モバイル保険
故障に備えてスマホに保険をかけておきたい方は、中古スマホやSIMフリースマホも加入できる「モバイル保険」がおすすめです。
モバイル保険なら、年間10万円までなら何度でも補償してくれます。もちろん、修理時の負担金は0円です。
詳しい補償内容や、モバイル保険の評判・口コミはこちらの記事をご覧ください。
スマホが安く使えるおすすめ格安SIM
ここからは、スマホが安く使えるおすすめ格安SIMについて解説します。
スマホ料金比較一覧
スマホが安く使えるおすすめ格安SIMは、主に次の6社です。
音声通話SIMの料金比較
ここでは、音声通話SIMの料金を比較しながら解説していきます。
1~5GB | 6~10GB | 11~20GB | 大容量 | |
---|---|---|---|---|
UQモバイル | ‐ | – | 20GB:3,278円 |
‐ |
DTI SIM | 1GB:1,320円 3GB:1,639円 5GB:2,112円 |
10GB:3,080円 | – | – |
イオンモバイル | 1GB:858円 2GB:968円 4GB:1,188円 |
6GB:1,408円 8GB:1,628円 10GB:1,848円 |
20GB:1,958円 | 30GB:3,058円 40GB:4,158円 50GB:5,258円 |
IIJmio | 従量制プラン: 528円~ 5GB:990円 |
8GB:1,672円 | 14GB:2,816円 | – |
トーンモバイル | – | – | – | 無制限:1,100円~ |
LIBMO | 3GB:980円 | 8GB:1,518円 | 20GB:1,991円 | 30GB:2,728円 |
トーンモバイルにはデータ容量無制限プランがあります。
イオンモバイルはデータ容量に応じて料金プランが細かく設定されており、小容量から大容量まで利用状況にあわせて選びやすいです。
なお、UQモバイルには「トクトクプラン」「コミコミプラン」「ミニミニプラン」と3つプランがありますが、音声通話があるプランはコミコミプランのみとなります。
他2つのプランでも、音声通話オプションの加入はできるので、どうしてもUQモバイルに決めたい方は検討してみましょう。
データSIMの料金比較
ここでは、データSIMの料金を比較しながら解説していきます。
(税込) | 1~5GB | 6~10GB | 11~20GB | 大容量 |
---|---|---|---|---|
DTI SIM | 1GB:660円 3GB:924円 5GB:1,342円 |
10GB:2,310円 | – | – |
イオンモバイル | 1GB:528円 3GB:858円 5GB:1,078円 |
6GB:1,188円 8GB:1,408円 10GB:1,628円 |
20GB:1,738円 | 30GB:2,838円 40GB:3,938円 50GB:5,038円 |
IIJmio | 5GB:990円 | 8GB:1,672円 | 14GB:2,816円 | – |
トーンモバイル | – | – | – | 無制限:1,100円~ |
LIBMO | 3GB:858円 | 8GB:1,320円 | 20GB:1,991円 | 30GB:2,728円 |
データSIMの月額料金は、音声通話SIMに比べて安く設定されています。イオンモバイルでは、1GB、528円(税込)で利用可能です。
データ容量無制限の料金プランを用意している格安SIMは、トーンモバイルのみです。
音声SIMのおすすめ:LIBMO
出典:LIBMOLIBMOは、東海エリアを中心に通信サービスを提供するTOKAIコミュニケーションズが運営する格安SIMです。
大手キャリアのドコモ回線を利用しているため、高い通信品質のサービスを全国各地で利用できます。
LIBMOの音声通話SIMの料金プランは次の通りです。
料金プラン | 容量 | 月額料金(税込) |
---|---|---|
3GB | 3GB | 980円 |
8GBプラン | 8GB | 1,518円 |
20GBプラン | 20GB | 1,991円 |
30GBプラン | 30GB | 2,728円 |
最低利用期間や契約解除料の設定がないので、一度お試しで利用するにも契約しやすいのが特徴です。
データSIMのおすすめ:イオンモバイル
出典:イオンモバイルイオンモバイルは、イオンリテール株式会社(イオングループの中核会社)が格安SIM事業としてサービス提供を開始した格安SIM会社です。
全国に多数あるショッピングセンターのイオンに実店舗を構え、買い物のついでに足を運びやすくスタッフに気軽に相談できることで人気があります。
イオンモバイルの格安スマホのプランと料金体系は大きく分けると、「データプラン」「音声プラン」「シェア音声プラン」の3種類あります。
イオンモバイルの料金プランは次の通りです。
(税込) | 音声プラン | シェア音声プラン | データプラン |
---|---|---|---|
500MB | 803円 | - | - |
1GB | 858円 | 1,188円 | 528円 |
2GB | 968円 | 1,298円 | 748円 |
3GB | 1,078円 | 1,408円 | 858円 |
4GB | 1,188円 | 1,518円 | 968円 |
5GB | 1,298円 | 1,628円 | 1,078円 |
6GB | 1,408円 | 1,738円 | 1,188円 |
7GB | 1,518円 | 1,848円 | 1,298円 |
8GB | 1,628円 | 1,958円 | 1,408円 |
9GB | 1,738円 | 2,068円 | 1,518円 |
10GB | 1,848円 | 2,178円 | 1,628円 |
20GB | 1,958円 | 2,288円 | 1,738円 |
30GB | 3,058円 | 3,388円 | 2,838円 |
40GB | 4,158円 | 4,488円 | 3,938円 |
50GB | 5,258円 | 5,588 円 | 5,038円 |
スマホを安く使うコツ・通信料の節約術
ここでは、スマホを安く使うコツや通信量の節約方法について解説していきます。
- 自宅WiFiやフリーWiFiでギガを節約する
- LINE電話を使って通話料を節約する
- 不要なオプションを解約する
自宅WiFiやフリーWiFiでギガを節約する
データ容量の少ないプランの方が料金は安くなりますが、ゲームをしたり、動画を視聴する人はすぐに速度制限がかかってしまいます。
このような場合、WiFiを活用することでデータ容量が節約できます。
- 自宅でWiFi環境を構築する
- 全国の様々な場所に設置されているフリーWiFiを利用する
フリーWiFiは誰でも利用できるネットワークなので利便性が高い一方、不正アクセスといったセキュリティ面が懸念されています。
そのため、暗号化されていない簡単に接続できるWiFiへの接続は、なるべく避けた方がよいでしょう。
LINE電話を使って通話料を節約する
通信料金のうち通話料が高い場合は、各携帯会社が用意しているオプションに加入するのも手段の一つです。
また、通常の音声通話ではなく無料通話アプリのLINEを利用すれば通話料金がかかりません。
メッセージのやり取りもLINEで行えば、メールやSMSの送受信料も節約できます。
LINE通話はデータ容量を消費しますが、実際に使用するデータ容量は1時間の音声通話で18MB程度と、そこまで多くありません。
不要なオプションを解約する
スマホを安く使うためには、利用明細を確認し不要なオプションを解約しましょう。
複数のオプションに加入している場合、不要なオプションを解約することで料金を下げられます。
解約方法は携帯会社ごとに異なりますが、マイページや電話で手続きできます。
まずは今の利用状況を見直してみよう
スマホの料金を安くするためには、まずは今の利用状況を見直し、契約時に加入した不要なオプションがある場合は解約しましょう。
データ通信をあまり使っていないのに大容量プランに入っている場合は、プラン変更で料金を安くできます。
スマホを安く使う方法
- 通信料金を安くする:格安SIMへの乗り換え、プランやオプションの見直し
- 機種代金を安くする:今のスマホを使い続ける、中古スマホの利用
また、より自身のデータ容量や使い方にあった携帯会社に乗り換えるのも1つの方法です。
格安SIMでは最低利用期間や解約違約金を設定していないところもあります。
ただし、1ヵ月のデータ使用量を把握していないと、何回もデータチャージをすることで結果的に料金が上がる可能性もあります。
そうならないためにも、現在のデータ通信量や通話料金などをしっかり把握しておきましょう。
最新ガジェット、家電、デバイスが大好物。秋葉原、ネットショップでコスパの高い中古端末に目を光らせている。iPhone・iPadを格安SIMとWiMAXで利用中。趣味はダンス、週4日のトレーニングを欠かさない。
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