iPadのストレージ空き容量を増やす方法!外付け・iCloudで容量不足を改善

iPadの空き容量を増やす方法を紹介します。iPadの容量不足対策にはiCloudやiTunes、外付けストレージの活用が有効ですが、これらの詳細な方法と必要な費用がわかります。iPadの容量に関するよくある質問とその答えもあわせて解説します。
楽天モバイル20220722 iPadのストレージ空き容量を増やす方法!外付け・iCloudで容量不足を改善

iPadはインターネットの閲覧や動画視聴だけでなく、動画や画像の編集やビジネスに用いるドキュメント類の作成など、非常に広範囲な用途に活用できます。

このように「何にでも使える」のはiPadの大きな特徴です。しかし、その分問題になりがちなのが「iPadの容量不足」です。

そこでこの記事では、iPadでのストレージの容量不足の原因を突き止める方法と、iCloud・iTunes・外付けストレージを使った空き容量を増やす方法を紹介します。

併せて、データを消しても「ストレージがいっぱいです」というメッセージが表示される場合の対策方法や、iPadの容量に関するよくある質問とその答えも紹介しています。

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iPadの容量を増やす方法

iPadの容量を増やすために「最初に確認すべきこと」と、簡単に容量が増やせる方法を3つ紹介します。

0.容量不足の原因を確認する

iPadの容量を増やしたいと思ったら、まずはiPadの容量を圧迫している原因を突き止めましょう。

iPadの主な容量

  • システムデータ
  • アプリのデータ
  • 写真や音楽・動画などのデータ
  • その他のデータ

上記4つのうち、どのデータがiPadの容量を圧迫しているかで、iPadの容量を増やす方法は変わります。

どのデータがiPadの容量を圧迫しているかは、「設定」→「一般」→「iPadストレージ」で確認してください。

一般的には、アプリデータ(「App」)と写真や動画などのデータ(「メディア」「写真」)がiPadの容量を圧迫しているケースが多いです。

1.不要なアプリ・データを削除する

「iPadストレージ」の画面には、アプリのデータ量の大きい順にアプリが並びます。サイズが大きく、使用頻度の低いアプリを適宜削除することによって、iPadの容量を増やすことにつながるのです。

アプリを削除するには、削除したいアプリをタップしてください。

表示される内容

  • Appのサイズ:アプリ自体の容量
  • 書類とデータ:そのアプリで取り扱うファイルの容量
  • リスト

さらに、その下には青文字で「Appを取り除く」(iPad上からアプリのみを削除、データは保持)、赤文字で「Appを削除」(アプリもデータも全て削除)と表示されます。

削除する順序

  1. 「Appを取り除く」で様子を見る
  2. それでもiPadの容量に余裕がない場合は「Appを削除」に進む

iPadOSのバージョンによっては「非使用のAppを取り除く」があります。

非使用のAppを取り除く」を有効にしておくと、使用していないアプリを自動的に取り除いてくれます。ついつい色々なアプリをダウンロードして放置しがちな人は、有効にしておきましょう。

2.バックアップをとってデータを削除する

iPadの容量を圧迫する要素として、最も大きいのは「写真や動画などのデータ」です。

写真や動画はiCloudやGoogleフォトなどへアップロードし、iPad本体からは削除しましょう。手元に置いておきたいものだけ残すのがおすすめです。

そうすればiPadの容量を圧迫せずに済みます。

3.iPadを再起動する

iPadの容量不足で悩んでいる場合、一度iPadの電源を切ってから再起動を試してみるのも1つの手です。

iPadに限らず、パソコンやスマホ・タブレットなどのトラブルは、再起動をすることで回復することがよくあります。

iPadの場合も、再起動をすることで余分なデータが整理・削除され、数百MBから場合によっては1GB以上の容量が増えることも少なくありません。

単純ですが簡単に効果を実感できるので、ぜひ試してみてください。

iPadのバックアップをとって容量を増やす方法

iPadの容量が不足している場合、iPadのデータを外部にバックアップし、iPad上からはそのデータを削除していくのが有効です。

iPadのデータのバックアップ先

  • iCloud
  • iTunes
  • 外付けストレージ

それぞれのバックアップ方法を紹介します。

iPadの容量を増やすのにかかる値段

iPadの容量を増やすにあたって、iCloud・iTunes、外付けストレージの利用にかかる値段をまとめました。

iCloudの利用にかかる値段

iCloudとは「Appleが提供するクラウド(=オンラインストレージ)サービス」のことです。

iCloudは、Apple IDを使ってiCloudアカウントを作成し、iOSやiPadOSがインストールされたiPhoneやiPad、パソコンからiCloudの設定をすれば使えるようになります。

料金は無料で、与えられる容量は1アカウントにつき5GBです。

5GBで足りない場合、月額料金を払うことで容量を増やせます。

容量 月額料金
5GBまで 無料
50GBまで 130円(税込)
200GBまで 400円(税込)
2TBまで 1,300円(税込)

iTunesの利用にかかる値段

iTunesとは「Appleが提供するパソコン(Windowsでも可)上で音楽やアプリを管理するソフト」のことです。

これは無料でダウンロードできるので、料金はかかりません。

外付けストレージの相場価格

外付けストレージに対応したiPadは、2019年に登場したiPadOS 13以降なので注意してください。

iPadに外付けするストレージは、一般的にUSBメモリ状のフラッシュドライブを指します。

外付けストレージの相場

  • 64GB:2,000円前後
  • 128GB:5,000円前後
  • 256GB:10,000円前後

増やしたい容量と予算に応じたものを選ぶとよいでしょう。

iCloudにバックアップをとる方法

iCloudへのバックアップ

  1. iPadの「設定」からApple IDをタップ
  2. 「iCloud」と進み、「写真」をタップ
  3. 「iCloud写真」をオンにする
  4. 全ての写真と動画を自動的にiCloud上にアップロード

この際、「iPadのストレージを最適化」に必ずチェックを入れるようにしてください。

チェックを入れておくと、デバイスにはデータの容量を小さくした写真や動画が保存され、iCloudにはオリジナルのデータが保存されます。

撮影した写真や動画をすぐにiCloud上へアップロードしたい場合、「写真」アプリを起動します。iCloud上にアップロードしていない写真・動画がある場合、ここでアップロードされます。

iCloudにアップロードした写真・動画は、ブラウザからiCloudにアクセスしてApple IDでログインして確認してください。

ここから再度iPadにダウンロードすることも、もちろん可能です。

iTunesにバックアップをとる方法

iTunesは、パソコン上でiPadやiPhoneのデータをバックアップするためのソフトです。

パソコンはWindowsでもMacでも使えます。iTunesをインストールしたパソコンとiPadやiPhoneをUSBケーブルで接続することによって、データのバックアップができます。

iTunesでバックアップできるデータ

  • 写真や動画
  • アプリのデータ
  • 設定情報
  • ホーム画面の配置
  • アプリのデータ
  • iTunes StoreやApp Storeから入手したもの

iCloudは無料なら5GBまでしかバックアップできませんが、iTunesはバックアップを行うパソコンのストレージの空き容量次第です。容量を気にせずバックアップできるのはiTunesです。

ただし、iTunesはパソコンがなければ使えず、わざわざUSBケーブルで接続しなければいけません。

外付けストレージを使う方法

「外付けストレージ」とはパソコンのUSBメモリのようなもので、これをiPadのコネクタに接続することでデータをバックアップできます。

注意点

  • iPadOS 13以降のiPadを使う
  • iPadと外付けストレージのコネクタを合わせる
  • リスト

外付けストレージを使ったバックアップは、iPadに標準でインストールされている「ファイル」アプリを使って簡単にできます。

コネクタに外付けストレージを接続した状態で「ファイル」アプリを開くと、サイドバーに外付けストレージが表示されます。ここにバックアップしたいデータをドラッグ&ドロップすればバックアップは完了です。

また、SSDやHDDなどを接続してもバックアップできますが、これらは大量の電力を消費する場合があります。大量の電力を消費する外付けストレージは、動作に必要な電力をiPadが供給できず、警告画面が出てしまいます。

これを防ぐには、外付けストレージ自体にACアダプタを通してコンセントから電源供給が可能な、セルフパワー式のものを使えばOKです。

データを消しても「ストレージがいっぱいです」になる場合

iPadのデータ量が容量の限界に近づくと「ストレージがいっぱいです」と表示されます。

iPadで「削除」した画像は、30日以内であれば復元できます。

元のデータを削除したにも関わらず、「ストレージがいっぱいです」の表示が消えない場合は、完全削除を試してみましょう。

  1. 写真アプリの「最近削除した項目」から削除した画像を選択
  2. 「削除」→「写真を削除」をタップ
  3. iPadを再起動

また、「設定」→「写真」の中の「マイフォトストリームにアップロード」の設定も確認し、オンになっている場合はオフにしておきましょう。

マイフォトストリームは、過去30日以内に撮った写真を同じApple IDでログインしている別のデバイスからも見られる機能です。

iCloudにバックアップしていれば、事実上同じことはできるので、「マイストリームにアップロード」をオフにした上でiPadを再起動すると、「ストレージがいっぱいです」の表示は消えるはずです。

iPadの容量に関するFAQ

iPadの容量が足りない、容量を増やしたいなど「iPadの容量」に関してよくある質問と、その答えを紹介します。

ストレージの「その他」って何?

iPadの容量は「設定」→「一般」→「iPadストレージ」から確認できます。確認をすると「その他」という項目が大きな割合を占めていることがあります。

「その他」の正体は、iPadOSがアプリで使う一時ファイルや、アプリを使う過程で生成されたデータなどが含まれています。

これらを減らすには、iPadやiTunesをインストールしたパソコンに接続して削除してください。

iPadストレージの「その他」を減らす方法

  1. iPadとiTunesをインストールしたパソコンをUSBケーブルで接続する
  2. iTunesを起動し、iPadとiTunesを同期させる
  3. iPadとパソコンが接続された状態で、ホームボタンと電源を長押ししてiPadを再起動する
  4. 再起動後に再度iPadとiTunesを同期させる

これでiPadストレージに「その他」が占める割合は、多少小さくなるはずです。ゼロにはなりません。

ただし、元々「その他」の容量がそれほど大きくない場合は、容量が減らないこともあります。

iPadの容量はどれくらいあればいい?

iPadはmicro SDカードなどを使って容量が増やせません。予算が許すのであれば、より容量の大きいiPadを選んだ方がよいでしょう。

判断の目安は「動画をどれだけ扱うのか」「バックアップにパソコンを使えるのか」です。

iPadの容量の選び方

  • 予算が許せば大容量のものを買う
  • 動画の保存・編集をするならできるだけ大容量
  • パソコンでバックアップをするなら小容量でも大丈夫

動画は非常にサイズが大きいです。そのため、特にiPad上で動画を編集する人は、元の動画データと編集した動画データの両方を保持する必要があったりするので、なおさら容量が大きいモデルは必須でしょう。

また、動画データはiCloudやiTunesを使ってバックアップ可能です。iTunesを使えばパソコンでバックアップができます。

iTunesを使ったパソコンでのバックアップは、パソコンのストレージの容量に応じてバックアップの上限が変わります。iTunesを使ったパソコンでのバックアップができれば、iPad自体の容量はそれほど大きくなくてもよい、という考え方もできるでしょう。

パソコンを持っておらず、iCloudを始めとするクラウド上にしかバックアップができない人は、iPadの容量はできるだけ大きい方がおすすめです。

iPadの容量別おすすめの人

  • 128GB:動画はストリーミングで視聴するだけで保存や撮影はしない
  • 256GB:動画の編集はしない
  • 512GB:動画の編集もする
  • 1TB/2TB:セミプロもしくはプロユース、本格的に動画や音楽、写真を編集も含めて触る

以下に、現在発売中のiPadの容量と価格を表にまとめました。こちらも参考にしてください。

      
機種名 iPad Pro(第5世代)iPad Pro(第3世代) iPad Air(第4世代) iPad(第9世代) iPad mini(第6世代)
画面サイズ 12.9 11 10.9 10.2 8.3
64GB(Wi-Fiモデル) × × 69,800円(税込) 39,800円(税込) 59,800円(税込)
64GB(Wi-Fi + Cellularモデル) × × 85,580円(税込) 56,800円(税込) 77,800円(税込)
128GB(Wi-Fiモデル) 129,800円(税込) 94,800円(税込) × × ×
129GB(Wi-Fi + Cellularモデル) 147,800円(税込) 112,800円(税込) × × ×
256GB(Wi-Fiモデル) 141,800円(税込) 106,800円(税込) 87,780円(税込) 57,800円(税込) 77,800円(税込)
256GB(Wi-Fi + Cellularモデル) 159,800円(税込) 124,800円(税込) 104,280円(税込) 74,800円(税込) 95,800円(税込)
512GB(Wi-Fiモデル) 165,800円(税込) 130,800円(税込) × × ×
512GB(Wi-Fi + Cellularモデル) 183,800円(税込) 148,800円(税込) × × ×
1TB(Wi-Fiモデル) 213,800円(税込) 178,800円(税込) × × ×
1TB(Wi-Fi + Cellularモデル) 231,800円(税込) 196,800円(税込) × × ×
2TB(Wi-Fiモデル) 261,800円(税込) 226,800円(税込) × × ×
2TB(Wi-Fi + Cellularモデル) 279,800円(税込) 244,800円(税込) × × ×

iPadは工夫すれば空き容量を増やせる!

iPadの空き容量を増やす3つの方法を紹介するとともに、バックアップの取り方の詳細、「ストレージがいっぱいです」が表示された場合の対処方法、iPadの容量についてよくある質問とその答えも併せて紹介しました。

iPadは使っていくうちに、どうしても容量が減ってしまいます。データを保存している意識がなくても、アプリやブラウザを使っていればどうしてもキャッシュなどのデータが溜まってしまうからです。

容量不足を防ぐには、まずはこまめにiPadを再起動して不要なデータを自動的に削除すること、次に使っていないアプリなど不要なデータを積極的に削除すること、最後にiCloudやiTunesを使ったバックアップを取得した上での、データ整理という順に対策を進めてみてください。

それでも容量が足りなくなってしまったら、より容量が大きい最新のiPadへの買い替えを検討することをおすすめします。

その際の容量選択は「動画をどの程度扱うのか」と「バックアップにパソコン + iTunesを使うか」です。

この記事で紹介した容量不足対策を参考にして、快適にiPadを使ってください。

公開日時 : 2021年11月01日

二階堂卓也 ― ライター
二階堂卓也 ― ライター

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