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Apple Watchが充電できない原因と対処法!画面/電源がつかない・修理方法まとめ


Apple Watchが充電できないのはどうしてなのか、考えられる原因と対処法を見てみましょう。
Apple Watchはトレーニングや健康管理もできるとても便利なアイテムです。しかし、充電ができなければもちろん使えません。
充電につないでも画面や電源がつかない、充電が100%にならない、このアクセサリでは充電できないと表示されるときは、充電ケーブルやOSを調整するだけで解決するかもしれません。
Apple Watchを修理に出す前に、自分でチェックできるポイントを確認していきましょう。
目次
Apple Watchが充電できない場合の対処法

Apple Watchは耐水性能があり、どこででも利用できるタフなつくりです。それでも精密機械なのでちょっとしたことがきっかけで不具合が生じる可能性もあります。
充電できないときや、充電しても電源が入らない・画面が真っ暗のままというときは、以下のステップを確認してみてください。
Apple Watchが充電できないときは
- 充電状態かどうか確認する
- 再起動する
- 別の充電ケーブルや充電アダプタを使ってみる
- 最新のwatchOSにアップデートする
1.充電中かどうか確認する
Apple Watchの充電方法が正しいかどうか、Apple Watchが充電できているかどうか確認しましょう。
Apple Watchの充電方法のチェック
- Apple Watchの充電ケーブルがUSB電源アダプタにしっかりと接続されているか
- 電源アダプタの差込口がコンセントにしっかりと接続されているか
- Apple Watchと接触する充電器の表面に汚れがないか
- 充電器の正しい位置にApple Watchを置いているか
Apple Watchの充電器に接する面が汚れていると充電を妨げることがあります。
また、一度も使ったことがない場合は、貼られているプラスチックのシールを剥がしてから使いましょう。
意外とこうした基本的なステップで充電ができない原因があるかもしれないので、見直しは肝心です。
充電ケーブルと接続された充電中のApple Watchには、緑色の稲妻のアイコンが表示されます。

赤い稲妻アイコンが文字盤に表示されているときは、充電が必要であることのお知らせで省電力モードになっています。
通常Apple Watchを充電ケーブルに接続すると、赤いアイコンは緑に切り替わります。しかし、充電ケーブルに接続されている赤い稲妻アイコンが表示されている間は、Apple Watchの充電が空で、起動できるほど充電ができていない状態です。
30分ほど充電すると電源が入るようになるでしょう。充電をしていても画面が真っ暗の場合も、しばらく充電して様子を見てから再度試してみてください。

2.強制再起動する
充電方法のステップを見直しても充電できない場合は、強制再起動を試してみましょう。再起動することで不具合の原因が解消されることもあります。
Apple Watchは、サイドボタンとDigital Crownの両方を同時に長押しして再起動できます。
長押しの長さは、10秒程度です。Apple ロゴが表示されるまで長押ししてください。
3.充電ケーブル・アダプタを交換する
充電ケーブルや充電アダプタが抜けていないか、プラグの差し込み口にほこりなどがたまっていないかなどを確認しても改善されないなら、ケーブルそのものを別のものに交換してみましょう。
特にApple以外の製品を使っている場合は、互換性に問題があるのかもしれません。Apple Watchを購入した際に同梱されていた純正の充電ケーブルを使いましょう。
ケーブルやアダプタが古くなっているなら、新品のものに交換してみるのもおすすめです。
使ったことのない純正の充電ケーブルを使うときには、保護テープに要注意。保護テープがついていると充電ができないので、はがし忘れないよう注意しましょう。
4.watchOSをアップデートする
watchOS 7.2や7.3の場合、 Apple Watch Series 5またはApple Watch SEで充電のできない事例があるようです。
省電力モードの赤い稲妻アイコンの表示になったあと、充電のできない状態が続くなら、30分間以上充電ケーブルにつないでみましょう。それでも充電できないときはOSに関するトラブルが生じているかもしれません。
すでにリリースされているwatchOS 7.3.1にアップデートされているか確かめましょう。
使っているApple Watchのバージョンの確認と、アップデートを行ってください。バージョンは、iPhoneのWatch Appから確認できますが、Apple Watchからもチェックできます。
watchOSのバージョンの確認方法
- Apple Watchの「設定」を開く
- 「一般」を開く
- 「情報」を開く
- 「バージョン」を確認する
watchOSアップデート方法
- iPhoneでWatch Appを開く
- 「マイウォッチ」を開く
- 「一般」を開く
- 「ソフトウェアアップデート」を確認する
- 画面に従って最新OSをインストールする
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Apple Watchの修理方法
充電方法が間違っているわけではなく、充電ケーブルや最新OSに問題がないのに充電できない不具合が解決できないなら、Apple Watchが故障しているのかもしれません。
プロに調査してもらって原因を確かめてみる必要があるでしょう。
Apple Watchの修理方法
- Appleにより正式に認定されている修理業者に出す
- 他の非正規修理業者にみてもらう
修理の流れや費用、メリットデメリットなどについて詳しく見てみましょう。
Apple認定修理に出す場合
Apple Watchの修理はAppleリペアセンターで行われます。Appleサポートに直接電話をして配送修理してもらうこともできます。
また、近くにAppleストアがあれば来店持ち込みも可能です。AppleストアからAppleリペアセンターへ送られ、修理後にまたストアで受け取れます。
さらに、ビックカメラやカメラのキタムラなどにApple製品カウンターが設置されている場合、Apple正規サービスプロバイダなので安心して修理を依頼できるでしょう。
他の非正規業者より費用は高くなりますが、製品についての知識があり、純正の部品を使うという点でメリットが高くなります。確実に安全に直したいならAppleストアもしくは正規サービスプロバイダを通して修理しましょう。
修理費用はApple Watchのモデルや使われているケース素材によって幅があります。Apple Care+の保証が適用されるかどうかで大きく値段が変わるでしょう。
Appleで設定されている料金と、サービスプロバイダの料金が少し異なることもあります。修理費用は以下を参考にしてください。
Apple Care+対象 | Apple Care+対象外 | |
---|---|---|
Apple Watch SE | 9,200円(税込) | 24,860円(税込)~29,480円(税込) |
Apple Watch Series 7 | 9,200円(税込) | 36,980円(税込)~61,080円(税込) |
Apple Watch Series 6 | 9,200円(税込) | 36,980円(税込)~61,080円(税込) |
Apple Watch Series 5 | 9,200円(税込) | 36,980円(税込)~93,280 円(税込) |
Apple Watch Series 4 | 9,200円(税込) | 36,980円(税込)~48,780 円(税込) |
Apple Watch Series 3 | 9,200円(税込) | 17,380円(税込)~93,280 円(税込) |
Apple Watch Series 1または2(第2世代) | 9,200円(税込) | 22,880円(税込)~93,280円(税込) |
詳しいApple Watchのモデルと修理費用についてはAppleの公式サイトもご覧ください。
修理業者に依頼する場合
Appleの認証を受けていない修理業者では、格安の費用で修理できます。料金面で困っているときに頼れる選択肢でしょう。
iPhoneやiPadの修理業者でApple Watchも同時に扱っているところに依頼できます。
総務省登録修理業者なら、修理のトラブルやリスクを避けて修理できるでしょう。修理部品に純正品を使ってほしい場合や、より安全安心の修理を望む人には正規サービスプロバイダがおすすめです。
とにかく安く早く直したいという場合は非正規業者のサポートを探してみましょう。
ジーニー(GENIE)
全国各地の都市にあるiPhone・iPadの修理専門店「GENIE」は、Apple Watchのバッテリー交換と画面割れ・タッチ不良・液晶不良などの不具合の修理を、比較的安い価格で提供しています。
総務省登録修理業者なので安心して修理できるでしょう。各店舗で修理サービスや修理代金が異なります。
「GENIE」吉祥寺店での修理費用の一例
- Apple Watch SE:19,800円(税込)~29,800円(税込)
- Apple Watch Series 6:24,860 円(税込)~29,480 円(税込)
- Apple Watch Series 5:19,800円(税込)~29,800円(税込)
- Apple Watch Series 4:19,800円(税込)~29,800円(税込)
- Apple Watch Series 3:18,800円(税込)~23,800円(税込)
- Apple Watch Series 2:14,800円(税込)~19,800円(税込)
- Apple Watch Series 1:9,800円(税込)
詳しいサービスや料金については各店舗の公式サイトをご覧ください。
iPhone修理工房
全国でスマホやタブレットの修理を行う「iPhone修理工房」は、iPhoneはもちろんApple Watchのトラブルにも対応しています。
フロントパネル破損・ガラス割れなどの修理やバッテリー交換が可能で、Apple Watchの汚れやすいベルト部分のクリーニングもできます。
費用は以下の通りです。サービスや費用についての詳細は公式サイトをご確認ください。
「iPhone修理工房」でのフロントパネル修理費用の一例
- Apple Watch SE:32,780円(税込)~36,080円(税込)
- Apple Watch Series 6:36,080円(税込)~39,380円(税込)
- Apple Watch Series 5:32,780円(税込)~36,080円(税込)
- Apple Watch Series 4:32,780円(税込)~36,080円(税込)
- Apple Watch Series 3:21,780円(税込)~25,080円(税込)
- Apple Watch Series 2:19,580円(税込)~21,780円(税込)
- Apple Watch Series 1:10,780円(税込)~
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Apple Watchの充電に関するFAQ

Apple Watchを充電しているのに画面が何も表示されないときや、充電で本体が熱くなるときの対処法を紹介します。
Q.充電しても画面に何も表示されないのはなぜ?
充電が完全に切れて電源が切れた場合、バッテリー容量がある程度充電されるまで画面がつかないことがあります。
画面が真っ暗で何も表示されなくても、焦らなくて大丈夫。しばらく充電されたら、充電中の稲妻アイコンが表示され、電源をつけられるようになるでしょう。
Q.充電中に熱くなるのは大丈夫?
充電中にApple Watch本体の温度が高くなるのはよくあることです。ただし、あまりに温度が高くなるとアプリ動作や充電そのものを妨げることがあります。
Apple Watchをスリープ状態にせずに充電していると本体が熱くなってしまう可能性が高いようです。充電時にはスリーブ状態にしてあるか確認しましょう。
高温状態はApple Watchによくない環境です。高温になりすぎていると感じたら充電器から離し、熱を冷ましてから再度充電を行ってください。
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Apple Watchが充電できない場合まとめ

Apple Watchの充電ができないときは、焦らず対処法を試してみましょう。充電器側の問題は交換や清掃で解決できます。
Apple Watchの充電側の面の汚れを除去したり、watchOSのアップデートをしたりして対処できることもあります。
対処法を1つずつ試し、30分以上充電しても画面が動かない場合は、Appleサポートに連絡しましょう。
公開日時 : 2021年10月30日

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