iPhoneの初期化で乗り換え時に失敗しない方法

iPhoneを初期化する前の、iPhoneを探す機能をOFFにする手順と、iCloudからサインアウトする手順、データのバックアップと復元方法を紹介しています。注意すべき点を知ることで、安心して、新しいiPhoneに乗り換えられます。
新型ihone12噂 iPhoneの初期化で乗り換え時に失敗しない方法

iPhoneの人気は根強く、最新モデルはオンライン予約の時点で、完売になるほどです。中古の買取価格も、他機種と比べて高額なため、最新モデルが出るたびに乗り換えるユーザーも多くいます。

この乗り換える際、iPhoneを初期化する作業を怠ると、データが引き継げない、個人情報の漏えいというリスクが発生します。 また、スマホ買取店などに買取してもらったときに、次にiPhoneを手にしたユーザーが、アクティベートできないというトラブルも招き兼ねません。このようなリスクやトラブルを避けるためにも、初期化の方法を、順を追って紹介します。

iPhoneを初期化したい

初期化をすると、iPhoneの動作が快適になるケースがあります。動作が重い、ブラウザやアプリケーションが開かないなどの、不具合対策に有効です。 修理に出すときも、前もって初期化をします。また、パスコードを忘れ、どうしても思い出せないときは、初期化しないといけません。

どういうときに初期化をするの

譲渡や売却、キャリアに下取りに出す場合の初期化は、とても重要です。本人に代わって、初期化を代行する中古ショップもありますが、個人情報を他人の手に預けてしまうのは、セキュリティ面において非常に危険です。

自分のプライバシーだけではなく、iPhone上にあるすべての人の情報が流出する恐れもあるので、初期化は必ず、自分の手で確実に行いましょう。

初期化の方法

iPhoneを、家族や知人への譲渡や、売却や下取りに出すことを前提にして、初期化の方法を紹介します。次の持ち主が、すぐに利用できる状態にしておくことを踏まえ、失敗のない初期化をして、iPhoneを手放しましょう。

事前にやること

初期化を実行する前に、3つの手順を踏む必要があります。どの作業にも、Apple IDのパスワードの入力があるので、インターネットが繋がる環境下で作業しましょう。

「iPhoneを探す」機能をOFF

「iPhoneを探す」には、アクティベーションロックという、紛失や盗難による第三者の使用を防ぎ、iPhoneを保護するセキュリティ機能があります。

「iPhoneを探す」をONにしたまま初期化を実行し、譲渡や下取りに出してしまうと、初期化前の利用者のApple IDとパスワードを入力しない限り、次の持ち主がアクティベートできません。アクティベートとは、iPhoneを利用する前に行う、初期設定のことです。つまり、次の持ち主は、緊急電話以外のすべての機能が利用できない状態の、アクティベーションロックが掛かったiPhoneを手にすることになるのです。

こうならないために、必ず「iPhoneを探す」機能をOFFにしましょう。

手順は、設定>最上部にある自分のApple IDをタップ>iCloudを選択>iPhoneを探すをOFF>Apple IDのパスワードを入力、これで完了です。

なお、iOS 10.3以降は、iCloudからサインアウトするだけで、iPhoneを探す機能はOFFになります。iCloudのサインアウトの手順は、次に説明します。

iCloudからサインアウトする

iPhoneと、オンラインストレージのiCloudの通信を切るために、iCloudからサインアウトしておく必要があります。iCloudからサインアウトしなければ、「iPhoneを探す」をONにしたままと同様に、次の持ち主がアクティベートできなくなります。

手順は、設定>iCloudを選択>サインアウトをタップ>iPhoneから削除をタップ>Apple IDのパスワードを入力、これで完了です。

iOS 10.3以降の手順は、設定>ユーザー名を選択>サインアウトをタップ>Apple IDのパスワードを入力>オフにするをタップ>「データのコピーをこのiPhoneに残しますか?」をすべてOFFにする>サインアウトをタップ、これで完了です。

この作業で、iOS 10.3以降は、iPhoneを探す機能もOFFになります。

必要であればバックアップを取っておく

初期化をすると、iPhoneのデータは、すべて消えてしまいます。バックアップが必要な場合は、iCloudからサインアウトする前に実行しておきましょう。バックアップには、iCloudとiTunesを利用する、2種類の方法があります。

iCloudのバックアップは、iPhoneのみで行えます。ただし、iCloudは、3G回線/LTE(4G)では利用できず、WiFi環境が必須となります。また、iCloudには容量制限があり、5GBまでは無料、それ以上は有料となります。

バックアップの手順です。

まず、WiFiに接続します。

設定>WiFiを選択>WiFiをONにする>使用するネットワークを選択>WiFiのパスワードを入力します。

次に、バックアップに進みます。設定>ユーザー名を選択>iCloudを選択>iCloudバックアップをオンにする>「今すぐバックアップ作成」をタップで、バックアップが始まります。 前回のバックアップの右側に、バックアップをした時間が表示されて、完了です。

iTunesのバックアップは、iPhoneを付属のUSBケーブルで接続した、iTunesのアプリがダウンロードされた状態のPCで行います。iTunesは、Appleのウェブサイトから無料でダウンロードできます。容量制限は、PCのハードディスクに空きがある限り、いくらでも保存できます。

ここでは、Macによるバックアップの手順を説明します。対応OSは、X10.6.8以降になります。

iTunesを起動する>Tunesをクリック>環境設定を選択>デバイスをクリック>「iPod、iPhoneおよびiPadを自動に同期しない」にチェックを入れる>OKをクリック>iPhoneをケーブルでMacに接続する>iPhoneマークをクリック>概要を選択>バックアップをクリックで、バックアップが始まります。

バックアップの容量やネット状況により、時間が掛かる場合があります。Appleマークのりんごが表示されると、バックアップが完了です。 バックアップが終わったら、再度iTunesを起動し、iTunesをクリック>環境設定を選択>デバイスをクリックして、デバイスの右にバックアップした日時の表示があるかどうかを確認しましょう。表示があれば、正常にバックアップが終了しています。

iCloudとiTunes(WindowsPC)で行うiPhoneのバックアップの手順は下記ページをご参照ください。

ご自宅にWiFi環境やパソコンが無い場合はバックアップをとるためにWiMAXを契約するとインターネット回線や無線LANの手配をすることなくWiFiを使えるので便利です。

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初期化の手順

iPhoneの初期化は、本体のみで実行できます。

手順は、「設定」→「一般」を選択

「リセット」を選択

「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップ

パスコードを入力→「今すぐ消去」をタップ

「iPhoneを消去」をタップ

もう一度「iPhoneを消去」をタップ

最後にApple IDのパスワードを入力するし、消去をタップして完了です。

初期化の後にデータ復元する方法

iPhoneのデータ復元方法はバックアップの取り方と同様、iCloudからの復元と、iTunesからの復元の、2種類があります。

iCloudからの復元の手順は、

iPhoneを起動する>アクティベートを進める>WiFiネットワークを選択する>WiFiのパスワードを入力>接続をタップ>位置情報サービスのオンオフを選択して「OK」をタップ>「iCloudバックアップから復元」をタップ>バックアップをしたときと同じApple IDとパスワードを入力して「次へ」をタップ>利用規約を確認する>同意をタップ>もう一度「同意する」をタップ>画面が切り替わるまでしばらく待つ>復元したいバックアップデータを選択してタップをし、復元が完了します。

MacによるiTunesからの復元の手順を説明します。

iTunesを起動する>環境設定を選択>デバイスをクリック>「iPod、iPhoneおよびiPadを自動に同期しない」にチェックを入れる>OKをクリック>iPhoneをケーブルでMacに接続する>iPhoneマークをクリック>「バックアップを復元」をクリック、この作業の後、概要画面が表示された場合は、「バックアップ復元」をクリック>復元したい日時を確認して「復元」をクリックします。

また、新しいiPhoneへようこそと表示された場合は、>「このバックアップから復元」をクリック>バックアップデータを選択する>復元したい日時の表示があれば「復元」をクリック>続けるをクリック>iPhoneが再起動する>PCにAppleマークのりんごが表示されると、完了です。

iPhoneのデータ復元の手順は下記ページもご参照ください。

初期化の注意点

初期化の方法を、iPhoneの本体で行う手順で紹介しましたが、iTunesを使って初期化する方法もあります。ただ、iTunesで初期化する場合、自動的にiOSが最新になります。最新のiOSを避けてiPhoneの利用を続けたい場合は、本体で初期化をしましょう。

まとめ

初期化後、アクティベートができない状態で譲渡や個人売買をしてしまった場合、先方に、Apple IDとパスワードを安易に教えてはいけません。新しい持ち主が近くにいる場合は、自分の手でApple IDとパスワードを入力し、アカウントを削除しましょう。自分の手でできない場合は、iCloud.comにサインインし、iPhoneを探す機能を使うことで、アカウントを削除できます。例え、iPhoneを第三者に手放したとしても、その中の情報は、決して手放さないようにしましょう。

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公開日時 : 2017年07月30日

菅野 辰則 ― ライター
菅野 辰則 ― ライター

最新ガジェット、家電、デバイスが大好物。秋葉原、ネットショップでコスパの高い中古端末に目を光らせている。iPhone・iPadを格安SIMとWiMAXで利用中。趣味はダンス、週4日のトレーニングを欠かさない。

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