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  • 更新日:2023年06月01日

楽天モバイルからpovoに乗り換える方法!メリットやタイミング、手順を解説

楽天モバイルからpovoに乗り換える方法!メリットやタイミング、手順を解説

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※カシモWiMAXは株式会社マーケットエンタープライズの関連会社、株式会社MEモバイルが運営しています。

povoはKDDIが販売している基本料0円の新料金プランです。au回線を使用しているので、全国幅広いエリアをカバーしています。

エリアや通信速度に不満があり、楽天モバイルから乗り換えを考えている人はpovoへの乗り換えがおすすめです。

ただし、povoに乗り換えることの注意点もいくつか存在します。

この記事では楽天モバイルからpovoに乗り換えるメリットや注意点を紹介し、その手順を詳しく解説します。 

楽天モバイルからpovoに乗り換えるメリット

楽天モバイルからpovoに乗り換えるメリットは、「電波が届きやすい」「利用可能エリアが拡大する」の2点です。

電波が届きやすい

楽天モバイルからpovoに乗り換えることで、地下や高い建物の近くでも電波が遮断されることなく快適に使えるようになります。

au回線は複数の周波数帯の電波を保有しており、その中にはプラチナバンドと呼ばれる700MHz~900MHzの周波数帯のものを含みます。

プラチナバンドはコンクリート壁に浸透しやすく、その他の障害物に対しても回り込む特性をもっています。

さらに5Gの周波数帯の保有枠が多いため、5G電波も届きやすいです。

利用可能エリアが拡大する

楽天モバイルからpovoに乗り換えることで、全国幅広いエリアで通信が可能です。利用可能エリアを表す指標に、「人口カバー率」があります。

全国を縦横約500メートルごとに区切った格子状の区画内で、半分以上の場所に電波が届いた場合に、そのエリア内の人口をカバーしたとみて、日本の総人口に対する割合を表すものです。

この「人口カバー率」が、楽天モバイルは2021年9月末時点で93.3%です。それに対してauは現時点で99.9%を達成していて、既にほとんどのエリアをカバーしています。

楽天モバイルからpovoに乗り換える方法は2つ

楽天モバイルからpovoへの乗り換え方法は2つあります。

  • 今のスマホのまま乗り換える
  • SIMフリースマホを新しく購入して乗り換える

1.今のスマホのまま乗り換える場合

今使っているスマホをそのまま使う場合、povoの機種対応一覧を確認しましょう。

楽天モバイルで購入したスマホはSIMロックがかかっていないので、povoで使用する場合でもSIMロック解除の必要がありません。 

ドコモ・au・ソフトバンクでは契約した会社でしかスマホを利用できないように、SIMカードにロックがかかっています。SIMロックを解除し、ほかのキャリアでも自由に使える状態をSIMフリーと言います。

2.SIMフリースマホを新規購入して乗り換える場合

povoでは端末の販売はしていません。そのため、SIMフリースマホを購入して乗り換える必要があります。

SIMフリースマホとは、どのキャリアのSIMカードでも自由に入れて使えるスマホのことです。Amazonや楽天などのECサイト、家電量販店や中古販売店などで購入できます。

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楽天モバイルからpovoに乗り換える手順

楽天モバイルからpovoに乗り換える手順、乗り換えタイミングや費用について解説します。

乗り換えるべきタイミング

楽天モバイル「最強プラン」を契約している場合、最低利用期間や、解約による契約解除料は設定されていません。

そのため、いつ乗り換えても解約費用はかかりません

また、解約までに利用したデータ量によって料金は精算されます。

格安SIMとしての楽天モバイルを契約している場合は、最低利用期間内に解約すると契約解除料がかかります。

最低利用期間や契約解除料は、申し込みプランや申込み時期によって異なります。

事前に楽天モバイルの「契約解除料について」で確認し、契約解除料がかからないタイミングで乗り換えましょう。

乗り換えにかかる費用

楽天モバイルからpovoへの乗り換えで、かかる費用はありません

通常、乗り換えには「MNP転出手数料」や「契約事務手数料」がかかります。

ですが、楽天モバイルではMNP転出手数料が無料、povoでは新規の契約事務手数料が無料です。

  • 楽天モバイルのMNP転出手数料:0円
  • povoの契約事務手数料:0円

MNP転出手数料とは現在使用している電話番号をそのまま引き継いで、他社に乗り換える際に発生する費用です。

ただし、楽天モバイルで購入した端末の分割払いが残っている場合は、引き続き支払いが必要です。

手順1.今のスマホがpovoで対応しているか確認

最初に楽天モバイルで使っているスマホ、または新しく購入予定のスマホが、povoに対応しているかを確認しましょう。

povoはiPhone6s以降、AndroidではGalaxy・AQUOS・Xperiaなど、ほとんどのスマホが使用可能です。詳しくは、povo公式サイトの対応機種一覧で確認できます。

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手順2.楽天モバイルでMNP予約番号を取得

今の電話番号をpovoでも使用するには、「MNP予約番号」が必要です。

MNP予約番号の取得手順

  1. 「my 楽天モバイル」にログイン
  2. メニューの中から「my 楽天モバイル」の「契約プラン」を選択
  3. 「各種手続き」の「他社への乗り換え(MNP)」を選択
  4. SMSやメールでMNP予約番号を受け取る

MNP予約番号には、15日の有効期限があります。

povoの申し込みにはこの有効期限が13日以上残っている必要があります。有効期限が残り13日未満になってしまった場合には、再度取得手続きをしましょう。

手順3.povoに申し込む

povoへの申込に必要なものを準備しましょう。

  • 本人確認書類
  • クレジットカード情報
  • 利用スマホ

本人確認書類は、運転免許証・マイナンバーカード・在留カードの中のいずれか1つを用意しましょう。

必要なものが揃ったら povo2.0アプリからアクセスし、次の手順で申し込みます。

  1. メールアドレスの登録
  2. 契約内容の入力
  3. 契約内容・同意事項の確認
  4. eKYCによる本人確認の実施

メール登録後は「eSIM」または「au ICカード(SIMカード)」のどちらかを選択し、MNP予約番号の入力や通話オプションの選択をします。

eSIM」とは端末本体に内蔵されたSIMのことです。eSIMは乗り換えの際、SIMカードの差し替えが不要、1台で複数回線の使い分けができるといったメリットがあります。

次にpovoの規約、auサービスについての注意事項を確認します。

最後は本人確認です。本人確認書類と顔の撮影が必要な「eKYC」を行います。

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手順4.回線手続きを行う

SIMカードが届いたら、次の2点を準備して回線の切り替え手続きをします。

  • SIMカード
  • 使用するスマホ

回線切り替え手順

  1. 「SIMカードを有効化する」をタップ
  2. カメラでバーコードをスキャン
  3. 「SIMカードを有効化する」をタップし、カメラ起動後スキャン
  4. SIMカードの有効化されるのを待つ
  5. 有効化されると登録メールとアプリに通知が届く

20時~翌9時30分の間にSIMカードの有効化を行った場合は、翌9時30分以降順次有効化が完了します。

この切り替え手続きが終了すると、楽天モバイルの通信サービスは使えなくなります。

手順5.SIMカードを入れ替える

SIMカードを台紙から取り出し、スマホに挿入します。楽天モバイルで使っていたスマホを使う場合は、楽天モバイルのSIMカードを取り出して、povoのSIMカードと入れ替えましょう。

楽天モバイルで使用していたSIMカードは、地域に合わせた分別方法で破棄します。

楽天モバイルで破棄をしてほしい場合は、SIMカードを普通郵便で返却しましょう。着払いでは受付されないため、注意してください。

送付先

  • 〒143-0006
  • 東京都大田区平和島3-5-1 B棟2F
  • 楽天モバイル RSIM回収係

なお、楽天モバイルショップへの返却はできません。

手順6.APN設定を行う

APNとは「Access Point Name」の略で、インターネットの接続を中継するポイントのことです。

APNを設定することで、通信サービスごとに決められている接続先を指定し、インターネットが使えるようになります

iPhoneの場合

iPhoneの場合は、手動でAPN設定する必要はありません。SIMカードを挿入すると自動的に設定が行われます。

ただし他社のAPN構成プロファイルが既にインストールされている場合には、削除が必要です。

APN構成プロファイルの削除方法

  1. 「設定」の「一般」から「VPNとデバイス管理」を開く
  2. 「プロファイル」を開く
  3. 他社の構成プロファイルを選択
  4. 「プロファイルを削除」をタップ
  5.     
  6. パスコードを入力後「削除」をタップして完了

他社のAPN構成プロファイルが、表示されないことを確認してください。

Androidの場合

Androidでは使用するスマホやOSのバージョンによっては、操作方法が異なる場合があります。

  1. 「設定」から「ネットワークとインターネット」をタップ
  2. 「モバイルネットワーク」をタップ
  3. 「詳細設定」をタップ
  4. 「アクセスポイント名」タップ
  5. 「新しいAPN」または「+」を選択
  6. APNの情報を入力
項目 入力内容
名前 povo2.0
APN名 povo.jp
ユーザー名 (設定不要)
パスワード (設定不要)
認証タイプ (設定不要)
APNプロトコル IPv4 / IPv6
APNタイプ (設定不要)

手順7.SIM開通手続きを行う

SIMの開通手続きは、発信テスト用番号「111」に発信し、ガイダンスを最後まで聞いて電話を切ります。開通手続きが完了すると、povoのサービスが利用可能です。

Wi-Fiを切ってからブラウザを起動し、モバイルデータ通信を利用してWebサイトが閲覧できるかどうかを確認しましょう。

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楽天モバイルからpovo乗り換え時の注意点

楽天モバイルからpovoに乗り換える際の注意点は2つです。

  • povoでは端末を購入できない
  • 対応端末に注意

それぞれ詳しく見ていきましょう。

povoでは端末を購入できない

povoでは端末を販売していません。乗り換えのタイミングで新しい端末を使用したい場合は、povo対応のSIMフリー端末を用意する必要があります。

SIMフリー端末はAmazonや楽天などのECサイト、家電量販店やメーカーのショップで購入できます。

対応端末に注意

povoはiPhone6s以降、AndroidはGalaxy・AQUOS・Xperiaなど、ほとんどのスマホに対応しています。

楽天モバイルで使っていたスマホがpovoでも使えるかを確認するために、公式サイトの対応端末リストは必ずチェックしましょう。

【povo公式】詳細はこちら

楽天モバイルからpovoへの乗り換えで繋がりやすく

povoはau回線エリアを基本料0円で使える新料金プランです。

楽天モバイルから乗り換えることで、全国に広がっているau回線エリアを使って、自由に高速通信できます。

地下や高いビルの近くなど、楽天モバイルでは繋がりにくいと感じる場所でも、povoならスムーズにインターネットが使えるようになるでしょう。

この記事でわかったこと

  • 楽天モバイルからpovoへ乗り換えると繋がりやすくエリアが拡がる
  • povoではスマホ販売はないので自分で用意が必要
  • 乗り換えのタイミングはいつでもよい

この記事で紹介した乗り換えるメリットや注意点を参考に、povoが自分に合っているか判断してみてください。

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iPhone格安SIM通信 編集部 ― ライター
iPhone格安SIM通信 編集部 ― ライター

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